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女神に殺されて強くなった件   作者: いくまろ兵士
1章 - 始まり 〜旅に出るまで〜
2/8

2話 始まり

あぁ~、2話も読もうして頂きありがとうございます!!


2話! 始まり!


意外と、タイトルの意味、深いかも(  ̄▽ ̄)v

「お、着いた着いた... 足の速さも可笑しいな・・・」


彼は、シーカーギルドの目の前に立っていた。

いつもなら 1時間掛かる道を数分で来たのだ。 やはり、可笑しい。


ここまで違うのだ・・・


(いつも通りに、いつも通りに。。。)


入ってすぐに、俺に気がついた受付嬢が言った。


「あ!アシクさん! 面白い話題が入ってきたんですよ!! 北のダンジョンが 150階までクリアされたらしいです! アシクさんも登ってましたよね?見てませんか?」


あ、俺の事だ... 心臓の音がバクバク聞こえる。 落ち着け落ち着け...


《沈静化》


あれ? 何か冷静になって来た、、、このスキルのお陰か? 便利だな。


よく考えてみろ。 俺は〔知っている〕が、〔見てはいない〕。


「見てませんよ。」


後は、目立たないようにして貰えば完璧、、、なはずだ。


「そっか~...残念です。」


その後、その受付嬢が 先輩に怒られたそうだ。

職場での私語は厳禁らしい。


そんなことは気にせず。

俺はギルド嬢のカウンターに向かった。


「買い取りお願いします。」


そう言って、ミンさん(換金担当)にプレートと今回の獲物を渡す。


「えっと、、、 アシク様でよろしいですね? 」


「あ、はい。合ってます。」


「今回の買い取り金額は10万バリカです。 ご確認下さい。」


あ、よかった。

さっきの子だったらどうなっていたか……

あれ?金多くね?これだけで、小金持ちだぞ...


「... アシク様?どうかなさいましたか?」


「あ、大丈夫だ。」


こう言って、俺はカウンターを後にした。


何か、ミンさんが ほかの受付嬢 達と何か話していたが、 大丈夫だろうか。


俺は家に向かった。

少しいつもより早いが良いだろう。



▪▫▪▫



~家~


「あ、お父さんお帰り! 今日は早いんだね!」


「リン、ただいま。今日は早く終わってね。 」


「そうなんだ! フフ~ン♪」


彼女の名前は レナ 獣人だ。 子供だったのを拾って娘にした。狐族で 耳と尻尾がトレードマークだ!

今年で、14歳。 大きくなって...


自分で言うのもなんだが、美人で頭もいい。 学校に通わせようとしたが、 「大丈夫!」と言ってくれた。 優しい子だ。


(今日は、お父さん早く帰って来た! ラッキ~!)


実はリン、相当なファザコンである。 学校に行かないのも、父と多く会うためと、1秒でも早く シーカーとなって一緒に働くためである。



「水浴びてくる。」


「あ、お父さん!

久しぶりに、私も一緒に入ろっか?」


「はは! 面白い冗談だな! お前もうそんな年じゃないだろう。 お父さん、襲っちゃうかもしれないぞ~。」


(本気なのに...)


リンは本気であるが、いつもハブられてしまう。 まぁ、仕方のないことだ。


アシクは、親バカだが ちゃんと 子離れはさせる派だ。


それに、アシクには即急に解決しなければならない問題がある。





パキッ!


「またやっちまった...」


力のコントロールだ。 数十倍になった彼の力は 簡単に大木すら折ってしまう。


そして、水浴びをしながら 石を投げて 力のコントロール中だ。 なかなか難しい。



~数十分後~


「お父さん~? 長いけど大丈夫?」


「大丈夫だから、家に戻りなさい~!」


「は~い...」


(あ、チャンスを不意に... バカバカバカバカ)



《川付近》


「やっと、、、 やっと 制御できたぞ! うぉーー!」


苦節数十分! やっと! 制御に成功した!


嬉しさのあまり、1発本気で投げてしまった。


「あ、」


ドッカーン!


ササッ、 アシクは逃げた。


翌日、近くの山に 大きな穴が空いていたそうだ。


「どっかの魔術研究所の実験だって、、」

「俺が聞いた話だと、 神様が怒ったって言ってたぞ。」


など、様々な憶測が流れたが、 人間1人のうっかりミス 、、という噂は流れなかった。




~家~


「お! いい匂いだな~、今日の飯も美味そうだ! 」


「あ、お父さん戻ってきたの? 早く言ってよ~、お皿は自分で出してね!」


「了解~! やっぱり、リンは偉いなぁ~」

レナの頭を撫でる。 人なら可笑しい光景かもしれないが、獣人の家族では普通のことらしい、だから大丈夫だ!


(お父さん、さいこう~!グヘヘ)

リンが、料理をする理由はこれにある。 父の顔を見るのもいいが、これが最高だ。 顔が蕩けそうになってしまうが...



~数分後~


「盛り付け完了!」


レナがそう言った。


「やばい、よだれが美味そう...」


「お父さん~、はしたないよ~!」


それにしても、本当に美味そうだ... リンも楽しそうだし! 最高だ!

飯も美味いし見た目もいい、性格もいい!どこに嫁にだしても大丈夫だな!

寂しいが...


そんなことを思う、父であった。


「「いただきます!」」




こんな風に、いつも通りにご飯を食べ、布団に入った。


(そういえば、いい歳で一緒のベッドで、寝るのは大丈夫なのだろうか... )


アシクは、たまにリンの頭を撫でたりしている。 耳がぴくぴく動いて可愛いし、毛並みもいいからだ。 自重はしている。


(あ~、寝るか)


▪▫▪▫


《翌朝》


「あ~、よく寝た!」


アシクは、日が登る前に起きるが レナよりは早くない...どうやって起きてるのか見当もつかない、、、謎だ。


「お父さん、おはよう!」


「おぅ! おはよう!」


レナは、どんな男もイチコロ出来そうな、笑顔! こんな、美女がうちに居て良いのだろうか。 幸せだ。


そして、いつも通り、ご飯を食べて歯を磨いて...


「じゃあ!行ってくる!」


「行ってらっしゃい!」


いつも通りの光景だ・・・


今日も何もなければいいが...

2話も読んで頂きありがとうございます(((o(*゜▽゜*)o)))


アシクさんから、しっかり《フラグ回収》しました!


感謝感激雨霰です!(古いかな?)


余談ですが、一応《風呂》はあります。 レナは、《魔導師》なので

1人分なら、ギリギリ 出来ます!


単語の説明とか、どこに書くか検討中です!

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