1話 プロローグ的な?
初めての、連載小説(?)です!
作品としては2作目ですが、まだまだ新米なので、暖かい目で見守って下さい!
《勇者》、《魔王》要素はまだ出ません!
後に、新しい 要素が加わるかもv( ̄∇ ̄)ニヤッ
「リン~!行ってくるよ!」
「行ってらっしゃい!」
毎朝の習慣だ。
俺は、ダンジョンシ―カー、略して「シーカー」と呼ばれる仕事をやっている。
今日も、ダンジョンに潜って娘のために生活費を稼ぐ。
そんな、日常。俺は今年で 36、のんびり生きてきたけど。。。
のんびりし過ぎたのかもしれない。
同期の多くは死に。
残った同期は、圧倒的に上にいる。
はぁ~...
まぁ、そんな日常を過ごす。
そんなことを考えてるうちに、ダンジョンの入り口まで来た。
「今日も頑張るか!」
ピュン‼
何かが降ってきた... 周りには俺以外 誰もいない。
体中が痛い。
いざこざとかを避けるために、日が明ける前から潜っているのがダメだったのかもしれない。
俺は、意識がどんどん薄れていくのを感じていた。。。
「あ~あ... どうしよう! 間違えちゃった、 怒られちゃう~!!」
俺の周りを頭を抱えながら回っている。
目の前で人が死にそうなのに、なにやってるんだ この嬢ちゃんは...
完全に、意識が切れた...
▪▫▪▫
俺は、目を覚ました。
周りには、さっきまで居たダンジョンの入り口がある。
あぁ、分かってたよ 夢だったんだ。俺は、いつ眠っちまったんだ?
そんな年だっけ?
年は取りたくないもんだ。
いつも通り、ダンジョンに入る。
モンスターを見つけた。 ゆっくり近づいて、売り物になるように
綺麗に刺す。そして、解体。
「やっぱり、この感触はいつまで経ってもなれないんだよなぁ。。。」
俺は、解体が苦手だ。 モンスターにナイフを入れ綺麗に部位を分ける、 気持ち悪いのだ。
わざわざ、雇って解体を任せる奴がいるほど、 不遇の仕事だ。
しかしいつもと違う。
「おっかしいな、、、 《ホーンラビット》の肉ってこんなに柔らかかったっけ?ていうか、いつもより弱い、、、レッサーだったりして、、、」
そう思う。しかし、今日採ったモンスター全部がそうなのだ。 レベルでも上がったのか? たまに、気が付かない事もあるからな~。
「じゃあ、久しぶりに無理をしない程度に、登るか!」
彼は、久しぶりに登る。 安全第一の彼は、滅多に新たな層へ行くことをしないのだ。
もし、1レベルあがったとしたら。前回登った時より、5レベルあがったと言う事
だ!
「よし! 準備完了!」
彼は5レベル毎には必ず登るのだ。
▪▫▪▫
「おぉ~! 今日は調子がいいなぁ~!!」
そんなことを言っているうちに、前回来てすぐ帰った。ボス部屋に来た。ここは、50階。
50階からボスのレベルは一気に上がると言われている。 俺みたいなソロには厳しい。
しかし、行ける気がした。
彼にとってそれは〔異常〕なこと。
しかし、《直観》で生き残ってきたといっても過言ではない彼は、迷いもなく戦うことにした。
「うぉぉぉぉぉおおお!」
ボスに突っ込んだ、何故だか分からない。 しかし、分かるのは 自身の力量が以上に上がった...ということと、、、ありえない感覚だ。
「あれ? 弱い・・・?」
一撃で倒れた。 そう、一撃だ。 信じられない。 彼がそう思うのも仕方がない。 本来ボス部屋とは、パーティーで挑むものなのである。。。
「限界まで登るか!」
彼は、笑っていた。 そう、夢だとしても、今だけは!今だけは! 登るのだ。 それが、シーカーという 職の本来の姿かもしれない。
~数時間後~
「ここまでが、限界かな、、、」
彼が、現在居るのは、150階層。 トップシーカーのみに行くことを許された場所だ。 持っていた武器が全部、使い物にならなくなってしまったから戻る...
そして、やはり疑問に思う。
「俺、こんなに強かったっけ?」
そう思い、ステータスを確認してみた。
「《ステータスオープン》」
ーーーーーーーーーーーーー
《ステータス》
名前:アシク・ローレシュタイン
種族:人族
クラス:武の匠
Lv.365
HP:35675/46400
MP:29000/30160
腕力:25845
敏捷:28625
器用:18765
知力:23625
体力:23200
精神:16789
運:500
スキル
AS
《全武術》Lv.Max 《解体》Lv.6
《念話》Lv.Max 《身体強化》Lv.Max
PS
《成長速度増加》 《身体補正》
《沈静化》
加護:《迷宮の女神の加護》
称号:《神に救われし者》《超越者》
《蘇りし者》《武を極めし者》
ーーーーーーーーーーーーー
・・・
唖然... それの一言、夢だったんじゃないかと思う程ありえない事が起きたのである。
「あはは、、なんだよこれ」
今の彼...いや、アシク・ローレシュタインのステータスは 今日の朝までの数倍~数十倍 かある。 それに、謎の称号。
新しいクラス。新しいスキル。
まだまだ若いシーカーなら、浮かれるかもしれない。 しかし、これは一大事だ。
もう、一度言う 一大事だ。
そう! 目立つのだ! 面倒臭い。
「でも、行かなきゃいけねーよな...」
換金する為には、ギルド嬢にプレートを見せなくてはならない。
《プレート》とは、ギルドによって内容は違うが、シーカーギルドの内、《到達領域》と《レベル》が載っているのである。
まぁ、どちらにしても行かなくては リンを養えない。 彼は1人では無いのだ。
「行くか...」
シーカーギルドへと向かった。
▫▪▫▪
《神界》
『お主、、何やっとるんじゃー!!!』
謎の女神が、彼女の数倍かはある 男の神から怒られていた。。。
「本当に、すいませんでした...」
女神は、orz の体制になって、何回も何回も言っている。。。異様な光景だ。
「しかしなあ、、、 これどうするじゃ? 殺すか?生かすか? お前がやったんじゃ、お前さんが決めるんじゃ...」
「あ、、、生かします、、、 私の責任ですし。 ちゃんと 見守ります!」
男の神は、 少し考えて言った。
「分かった。 その代わり何かあったらお前さんの責任じゃよ?」
男の神が嫌味ったらしい顔で聞いてくる。
「もちろんです!」
女神は、即答した。 男の神は少し残念そうたったが、いつも通りの表情に戻った。
「では、後は任せたぞ。」
「はい!」
人だと、ステータスをどうするかって悩みますよね...
どうでしたか?
次もお楽しみに! 誤字とか、感想とか ウェルカムです!ボンボン書いちゃって下さい( •̀∀•́ )b