Long dream
あたしは近頃よく夢を見る。
あたしは夢の中で「涼介」って言う名前の男の子だ。
「涼介」はあたしと正反対で、
友達にいつも囲まれている、かっこよくて元気な男の子だ。
あたしは「涼介」に憧れている。
あたしは夢を見るのが楽しみで仕方ない。
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俺は近頃同じような夢を見る。
俺は夢の中で「七海」っていう女の子だ。
「七海」は俺と正反対で、
成績優秀で生徒会長もしている、かわいくて優秀な女の子だ。
俺は「七海」に憧れてたりする。
俺は夢を見るのが楽しみでしょうがない。
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とてもリアルな夢・・・。
あたしは「涼介」が実在しているような気がする。
いや、実在して欲しい。
「涼介」の夢を見なくなって1週間。
知らぬ間にあたしは元気を「涼介」にもらっていた。
「涼介」に会いたい。会えるならば・・・会いたい!
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リアルな夢だった・・・。
俺は「七海」が存在してるような気がする。
いや、存在して欲しい。
俺は「七海」の夢をもう1週間見ていない。
俺は「七海」のおかげで元気に過ごせた。
「七海」に会いたい。会えるならば・・・会いたい!
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ある本にこう書いてある―
『ある所に2人の神様がいました。
1人の神様はいたずら好きでした。
もう1人の神様は優しい方でした。
1人の神様は、ある日ある女の人から生まれる予定だった双子を離れ離れ
にして、1人を他の女の人から生まれるように運命を変えてしまいました。
ぐうぜん、それを知ったもう1人の神様が離れ離れにされた双子を可愛そう
に思いました。しかし、もう元には戻りません・・・。そこで、もう1人
の神様がお互いを切り離さないように、と双子におまじないをかけました
―双子が12歳を境にしてお互いの夢を見るように―』と
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あたしは「涼介」を探してみた、けど見つからない・・・
夢で見る学校はあたしの学校と同じなのに見つからない。
気晴らしにあたしは友達と街に買い物に出かけることにした。
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俺は「七海」を探した!なのに見つからない、なぜだ?
夢で見る学校は俺の学校と一緒なのに見つからない。
ちょっと羽を伸ばすため俺は親友と街に出かけた。
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あたしは友達と噂話をしながら歩いていた。
俺は親友と一緒にゲームの話をしながら歩いていた。
だれかとすれ違った―自分が憧れている人に―
2人は一緒にお互いの方を振り向いた。
ある本の続きにはこう書いてある―
『夢を見なくなった2人は悲しみ、元気を無くしてしまいました。
可愛そうな2人に、もう1人の神様がもう1つおまじないをかけました――
――2人がめぐり合えるように――』
ー:−あとがきー:−
弥生です!!結構がんばったんですが〜
どうでしょう?!感想お願いします。