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第七話 姉の帰宅、ヤンデレ成分三倍ぇだぁぁ!(界◯拳風)

以前チョロっと話していた姉が一ヶ月ごとに帰宅する日、それが今日だ。


なので今フラウと歓迎のための準備をしている。


「あ、ちょっと!誰?イチゴをつまみ食いした人!これケーキに使うやつなんだよ!」


「え!それは大変ですね!モグモグモグ、いったい誰がそんなモグモグモグことを!」


「お前だよ!せめて口を動かすのをやめろ!」

はぁ~しょうがない


必殺!デコッピン!


「あ!リオンさんがぶった!お母さんにもぶたれ(以下略)!女の子をぶつなんて最低です!」


「お前性別無いだろうが!イチゴを食べるんじゃない!」


「こーら!ケンカしないの!」


母さんの登場&叱られてしまった。今回に関してはほぼ僕悪くないのに!


「「それはあっちが……!」」


「ほらお姉ちゃんの歓迎が間に合わなくなるわよ。ケンカしてないで早くやりましょう?」


「「は、はーい」」


笑顔なのに怖いよお母様!


ーーーーーーーー


「ただいまー!リオーー!!!お姉ちゃんが帰ってきたよーー!!!」


「おかえり!ハル姉!」


歓迎会の準備もなんとか終わり一ヶ月ぶりに姉が帰ってきた。


「リオ寂しくなかった??寂しかったよね??わたしは寂しかったよ~!」


「あら……またシスコン拗らせているわね~。

前よりひどくなってないかしら?」


ハル姉は寂しがってくれたみたい。


僕も寂しかったから素直にうれしい。


「それじゃあ早速歓迎会を始めましょうか。腕によりをかけて皆で作ったのよ〜!ハルナの大好きな蹴りウサギのお肉もあるわ!」


「やったーー!!あ、でもその前に一ついい?そこの精霊さんはどうしたの?」



「はじめまして!フラウと言います!行き倒れになっていたところをそこのリオンさんに助けて頂きました!あなたもリオンさんの番ですか?」


「いや前にも言ったけどこの人も違…「そうよ!流石精霊さん!見る目があるね!」……

……違うけど?!」


何故か無い胸を張って誇らしげにしている。


姉弟だから絶対違うでしょ、何で嘘つくのさ。


………まあ久々に会ってテンションがおかしくなっているのかもしれない。


「あ、でも他にも三人も番が居ましたよね?そう言えば誰が本妻なんです?」


その瞬間、雰囲気が変わった………気がする。


具体的に言うと母さんとリオン姉から冷気が吹き出ているような……。


あと何故か隣の家からも。


フラウもそれに気が付いたらしい。

すぐに撤回しようと


「あ、やっぱり言わなくてだいじょう「「それは私よ精霊さん」」あ、はいそうですね。」


駄目だったみたい。


今にも喧嘩が始まりそうになっている。


「あらお姉ちゃん何を言っているのかしら?冒険者になって頭をケガしちゃったのかな?」


「お母さんこそ何言ってるの?リオの本妻は私よ。」


ちょちょちょ待ーーった!


ストップストップ!


どっちとも家族愛が暴走している!


とりあえず止めないと……


「二人ともご飯を……「「リオンは黙って「て」「いなさい」」あ、はいそうですね。」


さっきのアホ精霊みたいになってしまった


…………くっ、なら最終手段!


「二人が仲良くしてくれないと〜リオン、泣いちゃう。」


グハッ心が………


高校生+この人生でもう三十路になりそうなくらいなのに!


でもこれしか方法がなかったんだ……


だからそこの精霊!こっちを引いた目で見るんじゃない!


そもそも君のせいでしょ!


だが効果はバツグンだ!


「「かっわいい〜!喧嘩なんてしないよ!仲良し仲良し!!」」


……それは、良かったです……………


ーーーーーーーー


「蹴りうさぎのお肉美味し〜!」


仲直りしたあとは予定通り用意してたご飯を食べることになった。


ハル姉の口に合っていたようで安心した。


僕も食べてみる。


うん、美味しい。


地球で言う胡椒みたいなものが柔らかいお肉とよく合っている。


それからしばらく経ってから、冒険者について聞いてみた。


「最近はね、やっとCランクになったんだ。パーティーじゃなくてソロだからランク上げにくくてさ~。リオンの予想してたランクよりも低いかも。」


そう話すが一般的にCランクはベテラン冒険者だと言われている。


つまり僅か1年で、しかもソロでCランクになることができたハル姉は天才ということだ。


うん、絶対に喧嘩にならないようにしよう。


「あ、そう言えば王女様が探している人がいるんだってー。その特徴がリオンに似ているんだけど、みんなから時々聞いた話からは一度も会っていないはずだし……お母さん何か知らない?」


え、ウソ?子供の頃に助けたあの人だよね?


今までそんな話聞いたことなかったからもう大丈夫だと思っていたんだけど……………


勝手に外に出たのバレるかな?


「ん~~お母さんもそれ聞いたことあるけど本当に分からないのよね。リオンが外に出たのはまだ1回だけで、その時もそんな女の匂いはしなかったしね~。」


あ、大丈夫そうだね。


「ふ~ん、そっか。まあいいや。

あ!そうだ!言い忘れていたけどしばらく休みもらったよ!だからずっと一緒にいられるね、リオ!」


………話進むスピードも言い出すのも早いな?!


流石Cランク冒険者、なのかな???

読んでいただきありがとうございます。


これからもよろしければ本作品をよろしくお願いします。


また、『ブックマーク』と『いいね』と『レビュー』をよろしくです。


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