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第二話 ここが異世界!

僕はあの性格の悪い駄女神様に落とされ、その後意識が戻ると赤ちゃんの魂として宿ったことが確認できた。


子宮の中でも意識はあったがずっと眠たい状態で常にまどろんでいるような感覚で何かを考えることはほぼできなかった、だけど!


ついさっき、とうとうこのグロウアースという名前の異世界へと生まれ落ちて、リオンという新しい名前を授かることができた!


僕には父はいないようだ。だが母と姉がいるらしい。

つまり母と姉と僕の三人ぐらしになるわけだ。


母の名前はリオネールといい真紅の綺麗な目と髪をしている。


最近30代に入ったばっかりらしいが小ジワや白髪の少しもなく我が母ながら、とても美しい。


そして姉の名前はハルナ。


母からはハルと呼ばれている。母親譲りの真紅の目と髪をしていて、3歳だが母としている会話が割と饒舌なことから年不相応に少し賢い子のよう。


前世のようにギスギスした感じはしないし家族仲は良さそうだ。


よし、今度こそ僕はこの世界では幸せに生きてみせる!


ーーーーーーーーーーーーーーー


そして現在ピンチを迎えております!


あ、ピンチと言ってもみんなが考えるような肉体的に危ないものではないよ?


精神的というか道徳的なピンチというか


察しのいい人はこれだけでわかってしまったと思うんだけど


そう、、、、、お乳問題である!


いやふざけているわけじゃないって!


確かに前はこれこそがテンプレだろぉ!とかでお乳の例を出したがあれはあくまで焦りが出たからこそ出た例だ。


素の僕は割と小心者でなおかつ性格も悪くはなかった、はず。


だからこういう道徳的にどうなの?って言うものは困る!


「ほーら、リオン。お乳ですよ〜いっぱい飲んで大きくなるのよ~」


どうしよう?!ほんとにどうしよう?!


「あれ?どうしたのかしら?ねえハル、リオンがお乳を飲んでくれないわ」


「え、もしかして病気とかで飲めないとかじゃないよね?」


姉にも心配されているし、、、


くっこれは覚悟を決めてお母様のお乳を飲むしかないのか!


まあ僕は道徳的に本当は嫌なんだよ?


でもお母様が飲んで大きくなれと言ってくれてるし、何よりお腹が空いた!

ということでこれは不可抗力だよね?


グヘヘ、まあしょうがないよね!


「あ、ならお母さん、確か棚に粉ミルクなかったっけ?飲ませてみようよ!そっちなら大丈夫かもしれないし!」


「ハルの時に使っていたモノね!確かにいい案ね!やってみましょう!」


ハルナお姉ちゃーーーーーん??!!!!


いや僕はがっかりなんてしてないよ?


この手が握りこぶしを作っているのは悔しさを表しているんじゃなくて喜んでいるだけだよ?

やったぁーって


そうって言ったらそうなんです!


うう、粉ミルク美味しい、、、、、


ーーーーーーーーーーーーーーーー


それからしばらく立ち僕は5歳、姉は8歳になった。


「リーオーン!遊ぼ〜!って、もう!またリオンたら魔術書なんか読んでる!」


「だって魔法ってとても興味深くて面白いんだよ?」


異世界という時点で割とお察しだがここは剣と魔法の世界だということがわかった。


お母さんが小さい子用のおかゆを作るため、火が必要だったとき普通に手から出したんだよね。


あの時はすごく驚いた。


僕は前世では小説オタクだったため人一倍魔法というものに関心が高くそれからというものの時間さえあれば魔術書を読む魔法オタクへとなってしまった。


そんな僕には姉のハル姉にも見せたことがない特別な魔法が使える。


それは空間魔法という魔法だ。


そうあのファンタジーで皆お馴染みの強力な魔法!


僕は駄女神様にスキル一覧を見せてもらったときこれを見た瞬間に選んだ。


だってマジックバックとか瞬間移動とかいかにもファンタジーって感じがしない?!


他の魔法が使えないとか言うなら全魔法を使えるようにするとかを選んだけど

駄女神曰く転生者は魔法に対する適性が高くどんな属性の魔法も練習さえすれば使えるようになるらしいからね。


そういうこともあり僕は空間魔法というユニーク魔法を手に入れた。


「ぶー!リオンは私と魔法どっちのほうが好きなのー?!」


「もちろん、どっちも大好きだよ。魔法は面白いしハル姉は優しくて一緒にいて凄く楽しいからね」


「///////魔術書読むくらい許しちゃうー!ハルもリオンのこと大大大大好きだよー!!!」


「ありがとう、ハル姉!」


前世の僕は整ってはいたもののどこにでもいるようなモブって顔だったが今世の僕はお母様のあの美しい顔に男らしさを付け加えたかのようなハイパーイケメンなのだ!


つまりどうするか?


小説みたいにハーレムを作るんだよ!


そしてその第一歩として姉の好感度を高めようとしている。


姉との交際は兄弟のため無理に決まっているが

好感度を高める練習にはなるし、何より純粋に僕は家族としてハル姉のことは好きだからだ。


決して微エロ展開を期待してるわけではない!


断じて無い!


ということで


「じゃあハル姉、僕と一緒に見ようよ!」

「うん!リオンと一緒に見るー!」


グヘヘ、ハーレムを作ってみせる!

読んでいただきありがとうございます。


これからもよろしければ本作品をよろしくお願いします。


また、『ブックマーク』と『いいね』と『レビュー』をよろしくです。


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