38.結晶合成
結晶合成なるシステムの解説が始まったのは夜であった。
採集が終わった後にケージ作りが始まり、完成したのが夕方で、ご飯を食べてようやく解説に入る。
さほど急ぎでもなかったので木村も気にしていない。ゾルやおっさんらが楽しそうに作業しているのを彼も手伝った。
今まで、採ってきた素材はブリッジの空きスペースに置いていた。
しかし、スペースがさすがに狭くなったのと、虫やらなんやらがわさわさするので、部屋を新たに一つ作った。
コストの異常に低い鑑賞室とやらがあったのでそれである。
絵やら工芸品を飾る部屋だろうが、鉱石や昆虫、植物の置き場になってしまった。
本来の観賞物とは明らかに違うのだろうが、絵や工芸品を見る趣味などないのでどっちでも良い。
おそらくこの鑑賞室とは、本来のソシャゲシステム的には過去のイベント絵や音楽を聴くポジションではないかと木村は予想している。
各種の採集素材を管理する人物も決めた。
鉱石に関してはズェーダとスメラの兄妹が管理し、花や作物、種苗に関してはペイラーフとゴードンが管理を行う。
昆虫といった生ものに関してはゾルとテイの二文字コンビが管理するようである。
さて、この鑑賞室のド真ん中に怪しげな装置がある。
二人の人間が背中部分でくっつけられ、互いに逆向きに上を向いて、口を開けている不気味なオブジェだ。
質感も人の感じもすごいリアルだが、まさか剥製ではないだろうかと木村は疑っている。
みんな気持ち悪がるが、不気味さのあまり誰も何も尋ねない。
見て見ぬ振りを決め込んでいる。
「これが結晶合成装置だぞ」
おっさんがついに不気味なオブジェクトの解説を始めた。
「これが?」
「そうだぞ。これに採集素材を入れるんだ」
おっさんが装置、もとい人間オブジェの口に手に持っていた花を投入した。
人間オブジェの口が動き、花をごくりと飲み込む。喉も嚥下に合わせて動いており、本当に気持ちが悪い。
飲み込むと人間オブジェの口が閉じた。おっさんは反対側の人間オブジェの口にも鉱石を入れる。
「採集素材を投入すると結晶合成装置が作動するぞ。これで下から結晶が、」
「アァーーーーーー」
人間オブジェの口がわずかに開き、隙間から不気味な声が漏れ出てくる。
おっさんの解説も止まってしまうが、オブジェに対しておっさんは何もコメントしない。
「む?」
人間が一通り唸った後で、人間の繋がれた胴体部分がパカリと開いた。
中も臓器を真似ているのか、鮮烈なほどの赤に、不気味な生々しい器官が見えている。
そこから投入した採集素材がそのまま出てくるではないか。
「……これが結晶?」
「いや、元の素材のままだな。おかしいぞ」
おっさんも首をかしげている。
問題が起きているようだ。
おっさんは出てきた採集素材を手にする。
もう一度、人間オブジェの口に採集素材を投入していった。
「アァーーーーーー」
二人分のうめき声がこだまし、胴体から出てきたのはやはり素材そのままだ。
おっさんも珍しく困り顔である。
「すまないな。席を外すぞ」
おっさんは鑑賞室から出て行った。
ゾルはこちらに興味がないようでカブトとクワガタを交互に見ている。
ゾルと一緒にクワガタのケージ前で、クワガタたちの交尾を見ているとおっさんが戻ってきた。
「キィムラァ、わかったぞ。どうやら本来の仕様と大きく変えられているようだ」
「仕様を変える? どういうこと?」
なんでも本来の結晶合成装置は、カゲルギ=テイルズのアイテムだけが対象である。そりゃそうだ。
それでは困るので異世界のアイテムでも対応できるよう、とある存在に装置の改修を行わせたが、外見だけでなく作動上の仕様も変更されてしまったらしい。
「希少度が5以上のもの同士でしか結晶合成ができないようだ」
「それってどれくらいなの?」
「今、この部屋にあるものならあのマッカックワだけだぞ」
あの赤いクワガタはすごいレアらしい。
立派な角をもっているし、大きさもかなりある。
なによりレベルが一気に2も上がったことで納得できてしまう。
「青いカブト虫は違うの?」
「当然だろう。カブト虫だぞ? 大きさもかなり小さいからな」
何が当然なのかさっぱりわからない。
大きさが小さいと言うが、木村の見た感じではかなり大きい。
あれでも小さい個体ならば、大きい個体になったらもはや魔物と区別が出来なくなりそうだ。
「装置は直してもらえないの」
「難題を突きつけられてな、それが解決するまではこのままだろう。すまないな」
「いや、別にいいんだけど、どんな難題なの?」
「……移住者を探してくれというものだ」
「移住者?」
おっさんは疑問に答えず、眉間のあたりを揉んでいる。
どうやらかなりの難題のようだ。
「ひとまずできるもので合成してみるとするか」
おっさんがクワガタのケージの側に近づき、交尾中のクワガタを手にした。
重なっていたので一気に二体をつかみあげてしまう。
ちなみにクワガタが重なっているのは、交尾をしていたわけではない。
番となったクワガタの雄は、雌を守るため体を盾にして守る。
メイトガートと呼ばれる習性によるものだ。
この習性はカブト虫には見られない。
ゾルもおっさんについてきて、何をするつもりなのかと尋ねている。
おっさんは結晶合成だと話すが、ゾルは首を捻っていた。
ウィルもタイミング良くやってきて様子を見る。
「それでは気を取り直してやってみるぞ」
クワガタの角が小さい方を片方の人間オブジェにいれる。
反応が違う。人間の目がグワッと開き、金色に輝き始めたではないか。
おそらく投入したモノの希少度が高いときの特殊エフェクトだと思うが、もうちょっとマシなエフェクトはなかったのか。
「趣味が、とても悪いですね」
極めて感情を押し殺した声でウィルがぼやいた。
彼は冷たい目で合成装置を見ている。
おっさんは気にしない。
もう一匹の立派な角がある方をもう一体の人間オブジェに入れた。
こちらも目が金色に光っている。
目の輝きが強まり、天井に金色の光を射し、合成が終わったようで光が徐々に収まっていく。
胴体が開き、金色の光とともに一匹のクワガタが出てきた。
金色に輝いて、角が四本もあるクワガタである。
姿だけは先ほどよりもずっと大きい。
「これが結晶?」
結晶とやらが出ると思っていたのだが、なんか合成されただけのクワガタに見える。
「違うぞ。これではただの合体だ。すまないな、まだ問題があるようだ」
おっさんは「尋ねてくる」と、またしても部屋を出て行った。
ゾルはとても喜んで金色のクワガタを手にしている。
「これ、何ですか?」
「結晶合成装置ってやつらしいけど、よくわからない問題が起きてるらしい」
「何が起きてるか、わかってますか?」
「そりゃ……、合成でしょ?」
ウィルの顔を見ると、血の気が引いている。
血色が見たことがないほど良いゾルとは対照的だった。
「今のは合成と呼べないですよ。少なくとも僕の知る属性付与や性質転与、織り込みとか呼ばれる類いでもないですね」
「じゃあ、なんて言うの?」
「わかりません。……この異常性を何と説明すれば良いんでしょうか。まず、僕の知る合成というのはある物に対して別の物の性質付与することです。さらに神気の量は、元の二つを足した総和よりも少なくなるはずです」
「なんとなくわかる」
剣に、炎の石を合成すると炎の剣になるくらいの理解だ。
神気の量はよくわからないが、一足す一が二にはならず、どこかでエネルギーを食って二未満になるくらいの話だろう。
「第一に、僕の理解では生物は合成できません。やったという例はありますが、あんなに綺麗な形になり得ません。もっとぐちゃぐちゃの惨い状態になります」
「えっ、そうなの?」
「はい。合成というのはあくまで物だけです。合体などと軽く言われていましたが、言うほど簡単ではありません。第二に、あの金色の生物の神気総量が、明らかに前の二体の和よりもずっと多いです。もはや意味がわかりません」
木村はゲームやアニメでも、モンスター同士の合成を見たことがある。
二体をうまく合わせると、元のモンスター以上に強くなることだって別におかしいとまでは思わない。
二つの力を組み合わせることで、さらなる力を得る――よくある展開だ。
「とてつもなくすごい合成なんじゃないかな」
「僕も最初はそう考えたのですが、よくよく考えると逆かもしれません」
「逆?」
「はい。洗練されすぎて物しか掛け合わせられなくなった合成ではなく、もっと原始的な練り合わせと言いますか。二つを溶かして混ぜ合わせ、何かまったく別のモノを造っている。そんなものではないかと」
「合成ではなく混合?」
ウィルも小さく頷く。
「この装置もそうです。本物の人間を使っていると思われます」
「……やっぱりそうなのか?」
なんとなくこの人間は作り物じゃなくてマジモンじゃないかと思っていた。
深く考えないことにしていただけだ。衝撃というか、納得してしまう話である。
「神気の在り方が変質してしまっていますが、元は人間のはずです。この人間が混合のキーになっているのかもしれません。凄まじい神聖術ではあります。しかし、やはり僕の肌に合いません」
木村も同意見だと頷く。
実際の人間を素材にした装置が置かれている主人公の乗り物とかない。
……よく考えればそんなこともなかった。
割と過去の仲間や重要人物をコアにしている乗り物はけっこうあった。
それでも、かなり重要な物だ。
核や頭脳といったメインとしておかれているのである。
鑑賞室の真ん中に、誰かも知らないオブジェとして置かれることはたぶんない。
「こういったモノを見ると、教授の仰っていた――『神聖術は決して神聖なものではなく、歪みしかない“魔法”である』という意味がわかってしまう気がします」
こちらには木村は、「うん」とも「いいえ」とも反応を示すことができなかった。
金色のクワガタが鑑賞室の空を飛んでいる。
クワガタをつかんでいるゾルも一緒に空を飛んでいた。
出力がおかしいほど上がっており、この生命体を入れるケージはないのではないかと木村は考える。
けっきょくこの日は合成装置が直ることはなかった。
翌日になり、合成装置を見ると外見が大きく変わっていた。
人間の姿がなくなっており、非常に無機物的なものに見た目が変わっている。
二つの投入口と一つの排出口があり、それ以外に装飾が一切なく継ぎ目すらも見えない。
色も白で清潔感があり、触り心地もつるつるしており光沢がある。
昨日よりもだいぶ見た目が良い。
「どうしたの、これ?」
「原因がわかった。抽出の方が弱かったようで、合成に耐えきれなかったようだ。抽出が得意な奴に頼んだら、一晩でやってくれたぞ。デザインもそいつ寄りに変えられて、やや面白みがなくなったな。元に戻すこともできるぞ」
「いやいや! これで良い! こっちの方がずっと良い! 素晴らしいと思う!」
「わかった。素晴らしい意匠だったと伝えておくぞ。さて、結晶合成のチュートリアルをしようにも希少度5以上の素材がなくなってしまったな。採りに行くとするか」
おっさんが出て行くと、ゾルも「一緒に行く」と張り切って出て行った。
部屋に木村と、無言のウィルが残る。
「昨日よりもだいぶマシになったな」
ほっと息を吐いて、ウィルを見た。
ウィルは真顔で装置を凝視し続けている。
「どうかしたのか?」
「これ、何でしょうか?」
ウィルが装置を触りながら尋ねた。
昨日と同じような質問だ。
装置の役割は昨日話をしたので、合成に関して話をしているわけではないだろう。
そうすると、この白い外装が気になっていることになる。
「陶器かな?」
地球で言えば、便器に近い。
便器はひどいが、木村の知っている中で一番近いものであることは間違いない。
この世界にはこういったものはなかっただろうか。見たような気もするが思い出すことはできない。
「何が気になってるんだ? 少なくとも昨日のアレよりはずっとマシに見えるけど」
「綺麗すぎます。神気にまったく乱れがない。ブレがいっさいないんですよ」
神気のことはよくわからない。
とりあえず続きを聞く。
「どんなモノであれ、神気にブレはあります。教授も言われていましたし、僕ですら感じることはできます。えっと……、どれだけ見た目が綺麗なモノでも触れば神気が乱れたり、混じりけを感じるんです。ですが、これはブレが一切ない。一つのモノが最初からこの形で、このためだけに生まれたようなモノです。あまりにも機能的――純粋すぎる」
興奮しているのか怖れているのかわからないが、額に汗が伝っている。
よくわからないけどすごいことなのだろう。
木村としては、昨日のものよりはこちらの方がずっといいので、これ以上は追及しないことにした。
とりあえず悪趣味よりも機能的すぎる方が、今回の場合はずっとマシである。
採集のため朝からさっそく外に出る。
アコニトは昨日の件でうんざりして今日は付いてこようともしなかった。
木村もあまりにも可哀相と感じたため誘わないでおいた。
代わりにペイラーフとテイが付いてきている。
この二人はかなり精力的にあちこちへ移動するので、個人的にはボローか、やはりアコニトの方が助かる。
ボローは外での連続運転に堪えられず、アコニトはもうすでに頭がトンでいる。
昼過ぎにはすでに木村の体力が持たずリタイアしてしまう。
外出組はそれなりに成果に満足したようで、鑑賞室という名の保管庫でそれぞれの管理物を置いている。
「よし。キィムラァ、遅れたが結晶合成のチュートリアルを始めるぞ」
「よっしゃあ!」
「おー!」
ペイラーフとテイはノリノリで合いの手を入れている。
アウトドア派の体力とノリに、インドア派の木村にはついて行けない。
外で新たに手に入れたマッカックワを二匹ほど投入する。
音も光も何もなく、排出口から赤い結晶がストンと落ちてくる。
自動販売機や証明写真機でも、もうちょっとマシな反応がある。
しかし、人間オブジェに戻すのはいろいろと憚られるものがあるのも事実。
「結晶合成が無事に完了したな」
おっさんも良かったと一息ついている。
「安心してるところで申し訳ないんだけど、見た目って前回のやつといいとこ取りってできないかな」
この外装で光や音が出れば最高だ。
今のままではあまりにも反応がなさすぎてやや物足りない。
「わかった。尋ねてみるぞ」
おっさんが手に小さな赤い結晶を持って木村に見せてくる。
結晶は赤く煌めき、教科書で見たような雪の結晶の形をしていた。
「たしかに結晶だ。これがどうなるの?」
「これを使用することでステータスがアップするぞ。効果があるものもある。赤は物理攻撃だな。結晶の形から、攻撃速度アップも付いているぞ。一人一種類しか使用できないからな。新しいものを使うと古いものが上書きされるから注意するんだ」
なるほど。
見たことがあるようなシステムだ。
ルーンとか刻石とか、各ゲームでいろいろな名前がある。
このルーンのステータス上昇度や追加効果にブレがあり、上級者はひたすらステージを周回しなければならない。
木村のようなプレイヤーにとっては、とりあえずデメリット無しでステータスを上昇させることができる便利なアイテム程度だ。
そこまで必死になって選別をすることもない。
さっそく使ってみることにした。
効果はゾルにぴったしであり、近くにいるのもタイミングが良い。
「……これ、どうやって使用するの?」
ゲームなら使用するボタンで一発だ。
しかし、システムで見てみても使用するなんてコマンドはない。
おっさんが口にしていた物理攻撃上昇と攻撃速度アップの解説が載っているだけである。
「細かく砕いて煎じて飲むんだぞ」
嫌な使い方だ。
どんな味がするのか想像ができない。
「かして」
ゾルが寄ってきたので、結晶を渡す。
彼女は手で結晶を握りつぶし、そのまま口に持っていって飲み込んだ。
「マーとミーの力は私が引き継ぐ」
どうやらクワガタに名前を付けていたらしい。
飲み方と台詞の言い方はワイルドで格好良いが、名前がいい加減すぎた。
「キィムラァ、どうやら隠し効果があったようだぞ」
「本当に?」
これは嬉しい話だ。
さっそく木村もゾルのステータスを開いて見てみる。
“クワガタの心:クワガタムシ科と心が通じるようになる”
「……あ、ふーん」
どうでも良さそうな効果だった。
おそらくクワガタ二匹を素材にしたからだろう。
「いや、待てよ」
冷静に考えると、この効果はともかくとして、これは有用な情報ではないか。
すなわち、花や鉱石同士の合成により、似たような隠し効果が手に入るかもしれないということだ。
そのような効果を得ることができれば、今後の採集や戦闘で有利になりうる。
とりあえず合成の☆5以上という縛りは健在のようなので、該当素材を二つ以上手に入れれば積極的に合成してみることにする。
翌日になり、カクレガは移動を始めている。
久々に大きく東へ移動することにした。
「キィムラァ。合成装置の見た目を変えてもらったぞ」
「えっ、本当」
仕事が速い。
あの無機質すぎる装置が改善されるのは良いことだ。
さっそく見に行くことにした。
鑑賞室の扉を開けると、装置が目に入る。
人が接合された姿で、全身余すところなく真っ白だ。
「どうだ。互いの良いところが引き継がれているぞ」
「いや、こうじゃないんだなぁ」
言葉が足りてなかったかもしれない。
もしかして良いところ取りしか言わなかったか。そうかもしれない。
そうか良いとこ取りだとこうなってしまうのかぁ。感性の違いは埋められないものがある。
基本の見た目は白い外装で、光だけ出してくれれば良かった。
これはおそらく白い人型で音も光も出ない。悪いところだけが引き継がれている。
「なるほどな。逆だったか。また伝えておくぞ」
「頼む」
けっきょく合成装置は、白く簡素な見た目に戻っただけだった。
音や光は出てこないようである。
どうも光や音といったエフェクトは、趣味の悪い存在しか付けることができないらしい。
その存在が見た目が悪いと言われ、へそを曲げてしまったようである。
移住者を探さなければ絶対に付けないと言われたようだ。
そもそも改修してくれた存在たちはどこにいて、どういう存在なのかはわからない。
もちろん連絡を取る手段も想像がつかない。まさか電話じゃあるまい。
おっさんもまったく答える気がなく、無言を通している。
ピッピコーン!
そんなときにこの音が鳴った。
久々に聞いたので体が硬直してしまう。
おっさんから手紙を受け取って読む。
外ではまだ続いていたイベントが、ようやく終わったらしい。
ピッピコーン!
連続でやってくる。
前回のパターンから、この可能性は考慮していた。
「“討滅クエスト開催”」
手に汗が出たことを木村は実感した。
何度も悔しい思いをさせられた異世界における糞イベントだ。
しかし、今回は周囲に人の住む集落はない。
巻き込む存在はないのだ。
カクレガの進行を止めさせる。
そして、木村は手紙を握りしめ、主な戦闘メンバーに声をかけに行く。
為す術なくやられたあの時とは違う。
周囲に気にかけるものはなく、さらなる力も手に入れた。
雪辱を果たすときが来たのだ。




