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第三話 『三十年越しの喝采』

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします!

 ――どす黒い澱に呑まれるような、そんな悪夢を見た。


 荒い息を吐きながら、ゆっくりと体を起こす。

 額から滴る汗を拭い、両手に視線を落とした。

 悪夢の中で体に纏わり付いていた黒い澱は、当然のように消えている。

 現実のことではないと知覚していながらも逃れられない、まさに悪夢としか形容できない夢だった。


 枝の隙間から空を見れば、まだ薄暗い夜明け前だ。 

 空の白み具合からして、眠っていたのは二時間程度か。

 教国を出てから、まともに眠れていないな。

 

 幸いなことに、眠気は感じない。

 しばらくは眠らずとも、問題なく行動できるだろう。

 それにも、限界はあるだろうが。


「……夢を見たのは、いつぶりだろうな」


 ここしばらくは、夢を見ていなかったように思える。

 夜に目が覚めることも、少なくなった。


 裏切られたあの日以降、まともに眠れたのは数えるほどだ。


 夜になっても眠れず、眠っても些細な物音で目を覚ます。 

 それならばまだいい方で、しっかりと眠れても、決まって過去の夢を見た。

 うなされて、自分の叫び声で飛び起きる。

 そんな毎日だった。


 しかし、ある日を境にして、少しずつ眠れるようにはなっていた。

 それは、他ならぬエルフィの存在があったからだろう。


「……まったく」


 笑ってしまう。

 裏切られて、誰も信じられなくなっていたと言うのに。

 心の底から信じられる相手が、元敵の、元魔王だなんてな。


「……あいつには、絶対に言えないけどな」


 いつの間に、お前の存在がこんなにも大きくなったんだろうな、なんて。



 森で一晩過ごした後、俺達は早朝に出発した。

 しばらくして、見晴らしの良い丘へやってきた。

 ここならば、ベルディアは問題なく飛行できるだろう。


 意外なことに、龍種が継続して飛行していられる時間はそれほど長くない。

 個体差もあるが、通常は五時間も飛んでいれば、まともに動けなくなるほどに疲労してしまうようだ。

 それは、ベルディアも例外ではない。


 教国に来るまでに、ベルディアは相当に無茶をしていたらしい。

 限界時間を越えて飛行してきたため、彼女は相当に消耗していた。

 この森まで歩いてきたのは、ベルディアの体力を回復させるためだ。 

 これだけの距離を歩いてきているのに、むしろ回復しているというのだから恐れ入る。

 

「体の調子はどうだ?」

「……ばっちり。しっかり休んだから、びゅんびゅん飛べる」

 

 無表情で腕をグルグル回しているところを見ると、調子は万全のようだ。

 目的地は遠い。歩いて行くには遠すぎる距離だ。

 心象魔術を使い、全速力で走って向かうことも考えたが、飛んだ方が効率は良い。


「……いつでも飛べるよ」

「そうか」


 ベルディアは既に準備を終えているようだ。

 だが、いつの間にかアイドラーの姿がない。

 さっきまですぐそばにいたはずだが、目を離した隙に姿を消していた。

 

「アイドラーはどこへ言ったんだ?」

「……転んで泥だらけになったから、川に洗いに行くって」


 何をやっているんだあいつは。


「……とりあえず、飛べるようにしておく」

「ああ、頼む。人化を解くのか?」

「……そう」


 ベルディアはコクリと頷くと、その場で服を脱ぎ始めた。

 下着を放り捨て、当然というように素肌を晒す。


「……何故、服を脱ぐ」

「……? 着たままだと、破れる」


 腕を組み、胸を強調するような姿勢のまま、ベルディアが不思議そうに首を傾げる。


「服を脱ぐ時は一言言ってからにしろ。……恥じらいとかはないのか?」

「……? 人間の姿だから、恥ずかしくない」


 裸体を見せることに、何の恥じらいも感じていないようだ。

 お前もか。

 似たような台詞を前に聞いた覚えがあるぞ。


「……もう良い。早く龍になれ」

「……? 解除」


 釈然としない表情のまま、ベルディアは人化を解除した。

 体が黒い炎に包まれたかと思うと、瞬く間にその体が人の物ではなくなっていく。

 

 バキバキと音を立て、ベルディアの体を漆黒の鱗が覆っていく。

 それと同時に身長が大きく伸び、五メートル近くにまで巨大化した。

 鱗に覆われた長い手足の先からは、黒曜石のような光沢を持つ爪が伸びている。

 背中からは二本の翼が突き出ており、動かす度に丘の上を風が吹き抜けていく。


 煉獄迷宮で何匹も相手にした、炎龍フレイムドラゴンの希少種。

 これが、"黒炎竜カースドラゴン"か。

 土魔将のバルギルドよりは小さいが、威圧感は炎龍を遥かに上回っている。


「その状態でも喋れるのか?」

『……喋れる』


 魔術でも使っているのか、ベルディアの声が響く。

 意志の疎通に問題はなさそうだな。


『…………』


 赤み掛かった黒い瞳が、俺を見下ろす。

 どこか不思議そうに、ベルディアが俺を見つめてくる。


「どうかしたか?」

『……なんでもない』


 首を振ると、ベルディアはスッと姿勢を低くした。


『……乗って』

「分かった」


 跳躍し、ベルディアの背の上に飛び乗る。

 肌を覆っている鱗は、想像していたよりも鋭くない。

 ザラザラしてはいるが、乗っていてすり潰されるようなことはなさそうだ。


「……?」


 背中の中央付近が、僅かに凹んでいるように見える。

 ちょうど、人が一人座れそうだ。

 その場所だけ、少し鱗の生え方が違う気がする。 

 手を伸ばし、その場所を撫でてみる。


『……んっ』


 ビクン、とベルディアが震えた。

 急に来た震動に、振り落とされないように耐える。


「どうかしたか?」

『……な、なんでもない』


 そう答えるベルディアの声は、どこか上擦っているように聞こえた。

 その反応に首を傾げていると、


「おーい! お待たせー! 可愛いボクだよー!」


 汚れを川に洗いに行っていたアイドラーが帰ってきた。 

 ブンブンと手を振りながら、上機嫌そうにこちらへ掛けてくる。

 ようやく来たか。これで出発できるな。


 いつ飛んでも良いように、先ほどの凹みに腰を据えた。

 その瞬間、


『……ひゃんっ』


 変な声をあげながら、ベルディアが体を大きく震わせた。

 その拍子に、口から漆黒の炎が勢い良く噴出した。

 正面から走ってきていたアイドラーに、黒炎が襲い掛かる。


「うぇえええ!?」


 叫びながら、黒炎をギリギリのところで躱すアイドラー。

 直撃こそ逃れたが、服と髪に黒炎が燃え移り、メラメラと広がっていく。

 

「うぁあああ熱ちゃあぁああ!?」


 燃えたまま、アイドラーがそこら中を走り回る。


「"水球アクアボール"」


 流石に放置はしておけず、上から水を掛けてやる。

 びしょ濡れになり、アイドラーはようやく動きを止める。


「うっ……うっ……」


 涙目になりながら、アイドラーはベルディアの体をゆっくりとよじ登ってくる。

 その後、しばらくブルブルと体を震わせると、


「何なの!? キミはボクを灼き焦がすつもりなの!? この尊いボクを!?」

『……違う』

「危うく、可憐なアイちゃんの丸焼きが出来上がるところだったよ!? アイちゃん大ピンチだよ!?」

『……ごめん』


 泣き叫ぶアイドラーに、荒い息を吐きながら謝罪するベルディア。

 俺が体を動かす度に、ベルディアが小さく吐息を漏らしている。


「……ベルディア。もしかして、俺のせいか?」


 刺激しないようにゆっくり立ち上がり、背中の凹みを指差す。

 ベルディアは、ゆっくりと頷いた。


「……すまない。アイドラー、今のは俺のせいみたいだ」

「うー、いいけどさ。いいけどさぁ……!」


 しばらくして、落ち着いたらしいベルディアが口を開いた。


『ん……。初めてご主人様に会った時、ここを思い切り殴られた』


 この凹みは、エルフィが殴って出来た物なのか。

 そういえば、最初に会った時、暴れていたベルディアを倒したと言っていたな。


『……それ以来、ここが敏感』

「え、そうなの? じゃあ、えい!」


 そう聞くと、凹みをアイドラーが思い切り突いた。


『…………』


 しかし、ベルディアは反応しない。


「あれ?」

『……お前に触られても、何も感じない』

「なんで!? 伊織君が触ると?」

「…………」


 アイドラーに促されて触ると、


『……んぅ』


 ベルディアが吐息を漏らす。

 またアイドラーが突くが、ベルディアはノーリアクションだ。


「……なんで?」

『……分かんない。ご主人様に触られると、ゾワゾワってして、ビクビクってなる……。他の人だと、何も思わない。……でも、伊織に触られたら、ビクビクした』

「えぇ? つまんないんだけど! えい、えいえいえい!」


 不満げな表情で、アイドラーが凹みを何度も突く。

 

「……おい、アイドラー。それくらいにしておけ」

「えい! えいえい! ほらほら、ここが良いんでしょ!?」


 調子に乗ったアイドラーは、俺の言葉を無視してしばらく突き続ける。

 炎を吐いてしまった負い目からか、しばらく黙っていたベルディアだが、限界が来たらしい。


『……うざい。伊織、捕まってて』

「……はぁ」


 次の瞬間、ベルディアが飛び上がり、猛スピードで飛び出した。


「うぇええええ!?」


 しっかりと腰を据えていなかったアイドラーの体が浮き、後方へ吹っ飛ばされていく。

 ギリギリのところで、何とか尻尾に捕まったようだ。

 風圧をもろに喰らい、とんでもないことになっているみたいだが。


「あばばばば!? ちょ、ちょっとぉ!? 儚いボクが振り落とされそうなんだけどぉおおおおおお!?」

『…………』

「怒った⁉︎ もしかして怒った!? ベルディア!? ベルディアさぁあああああああん!?」


 そんなトラブルを挟みつつ、俺達は空を飛んで先へ向かった。



 風景が瞬く間に過ぎ去っていく。

 高度は高く、吹き抜けていく風は冷たい。

 凍えそうになったアイドラーが結界を張ったことで、今は快適だ。

 龍種に乗ったのは初めてだが、乗り心地は悪くないな。


 ベルディアには背の凹みに座るよう勧められたが、何かあると嫌なので断っておいた。

 どこか残念そうに見えたのは、気のせいだろう。


「うぅ……」


 尻尾に捕まっていた時に酔ったのか、アイドラーの顔色は悪い。

 試しに治癒をかけてみるが、五分ほどで元の顔色に戻った。

 単純に、酔いやすい体質らしい。


「……ふぅ。このまま順調に進めば、明日には目的地に着いている頃だろうね。グレイシア以外の四天王がいないことを祈るばかりだよ」


 何人いようが、同じことだ。

 全員蹴散らして、エルフィを救い出す。

 ルシフィナがいれば、凄惨に復讐して殺してやろう。


「……そこ、何人いても同じだー、とか思ってるでしょ?」


 そう考えていると、アイドラーが呆れたような表情を浮かべて指差してきた。


「いいかい、伊織君。確かにキミは凄まじく強いよ。だけど、過信は良くないな」

「……油断するつもりはない」

「今の魔王軍には、意識の持ちようではどうにもならないレベルの四天王がいるんだよ。他の三人の実力も、相当なモノだけどね」


 言い含めるように、アイドラーにコンコンと諭される。


「仮にキミがオルテギアを殺しに行くとして……彼女がいる限り、キミ一人では途中で止められてしまうだろうね」

「……彼女?」

「四天王の一人には、"雨"がいる。アレは厄介だね」


 忌々しいと言いたげな表情で、アイドラーはその名前を口にした。

 

「その、"雨"というのは何なんだ? 雷魔将もそんな単語を口にしていたが」


 エルフィも反応していたのを覚えている。

 結局、何なのか聞きそびれてしまったな。


「――"雨のグレゴリア"。初代魔王に従っていた四人の魔族、"死天"の末裔さ」

「死天?」

「四天王の元になった四人のこと。初代魔王には、それぞれ、雨・雷・陽・陰という称号を持った魔族が従っていたんだよ」


 初めて聞く情報だ。

 死のそらか。確かに、全員が天に関係する称号を持っているな。


「死天のほとんどは、堕光神と聖光神の戦いの中で死んじゃったらしいんだけど……唯一、"雨"だけは代替わりを続けて、今でも存在しているんだ」

「それが、"雨のグレゴリア"か」

「そうそう。グレゴリアは、代が替わるごとに過去の"雨"が編み出してきた魔術を継承する能力を持っていてね。どの代のグレゴリアも、初代と遜色ないくらいに強いんだよね」


 "死天"の四人は、並みの魔族など比べ物にならないほどの力を持っていたらしい。

 "雨"もその例に漏れず、魔王に届くほどの力を持っているようだ。


「……そんな存在がいるとなれば、確かに厄介だな」

「オルテギアの代わりに魔王城を守っているみたいだから、滅多なことがない限りは、表に出てくることはないと思うけどね」


 しかし、妙だな。

 そんな魔族がいれば、三十年前に戦ってもおかしくないはずなんだが。

 "雨のグレゴリア"だと思わしき魔族と戦った記憶はない。


「三十年前……アマツと魔王軍が戦った時に、そんな魔族がいたとは聞いていないんだが。三十年前、"雨"は何をしていたんだ?」

「うーん。今の"雨"については知らないんだけど」


 顎に手を当てながら、アイドラーは思い出すように目を瞑る。

 

「……確か、先代の"雨"はオルテギアが魔王になる前に死んでいるんだよね」

「オルテギアが魔王になる前……? それは、つまり」

「うん。エルフィスザークの部下だったはずだよ。派閥争いに巻き込まれて……だったかなぁ。前のことだから、あんまり覚えていないけどね」

「…………」


 代替わりということは、今の"雨"は先代の関係者だろう。

 死んだ部下の関係者が、魔王軍の四天王になっていた……。

 だから、あそこでエルフィは反応したんじゃないだろうか。

 あいつが何を考えていたかまでは、分からないが。


『……グレゴリアは、嫌な奴だった』


 飛行に専念していたベルディアが、ふと口を開いた。


「そうか。ベルディアも、先代の雨を知っているんだね」

『……口が悪いし、意地悪だった。ご主人様にも、よく文句を付けていた』

「性格までは知らないけど……確かに良い評判は聞かなかったね」


 ベルディアは、先代の雨を良く思っていないようだった。

 エルフィの部下も、一枚岩ではなかったということか。


『でも……ご主人様をよく思わない魔族に襲撃されて、殺された。ご主人様はとても落ち込んでいたから、覚えてる……』

「……殺された? "雨"を殺せるほどの実力者がいたのか?」


 思いつくのは、オルテギアくらいだが。


『……ううん。グレゴリアを殺したのは――』


 ベルディアが何かを答えようとした時だった。


「!」

「おっと……!」


 進行方向を塞ぐようにして結界が展開されていることに、俺とアイドラーが気付いた。

 地面からはるか上空まで、まっすぐに結界が伸びている。

 飛び越えて進むことは無理そうだ。


「ベルディア、一端地面に降りてくれ」

『……分かった』


 減速し、ベルディアはゆっくりと高度を下げていく。

 俺達が降りてきた場所は、崖と森に囲まれた人気のない場所だった。

 道は結界の先と背後にしかなく、あとは崖と森しかない。

 

『……なんで、こんなところに結界が……。私達を止めるため……?』

「いや、それはない。魔王軍じゃ、俺は教国で死んだことになっているはずだ」

「ボクの偽装がバレたとは思えないし、ボク達とは無関係に張られた結界だと思うよ」


 まだ目的地からは離れている。

 こんな中途半端に結界を張る理由が分からない。


 結界に手をかざし、どのような種類か探る。

 見たところ、通行を封じることだけに特化した結界に見えるが――。


「――――」

 

 結界を調べて、思わず固まる。


『……? どうかしたの?』

「…………」


 俺の反応に首を傾げるベルディアに、微笑んだまま黙り込むアイドラー。


「……いや。この結界を作った奴に、心あたりがある」


 だが……どういうことだ。

 この魔力は……。


「へぇ……。それって、一体誰のこと?」


 アイドラーの問いに、答える。



「――ルシフィナ・エミリオール」




 ――視界は暗闇に覆われている。


 全身を封印で拘束されており、身動きを取ることすら出来ない。

 当然、魔眼も封じられていた。

 目隠しを外しても、恐らく魔眼の発動は叶わないだろう。


「――――」


 体を包んでいるこの魔力を、自分は嫌というほど知っている。

 迷宮の封印と同質の魔力――恐らく、これはあのハーフエルフのモノだろう。


 動悸がする。

 視界を覆う暗闇に、呼吸が荒くなる。

 気を抜くと、あの男の名前を呼んでしまいたくなる。


「――――」


 あれから、どれくらいの時間が経ったのだろう。

 闇に覆われているせいで、時間の感覚がない。 

 脱出しようにも、この封印を破れなければどうすることも出来ない。


 脱出の手立てを考え、暗闇の恐怖を紛らわせていた時だった。


「――!」


 ギィと、扉の開く音がした。

 続いて、コツコツと足音がこちらへ近づいてくる。

 誰かが、自分のいる部屋にやってきたのだ。

 やってきた人物を使って、どうにか封印を外すことは出来ないだろうか。


「失礼します」


 丁寧な言葉とともに、ゆっくりと目隠しが外されていく。

 差し込む光の眩しさに目を細めながら、自分の目の前の人物に視線を向け――。


「……お前、は――」


 思わず、言葉を失った。


 乱れのない深緑の長髪に、斬りつけるような鋭い双眸の女性だ。

 身に纏う軍服は綺麗に整えられており、シワひとつ、埃ひとつ付いていない。

 側頭部からは山羊のような捻れた二本の角が伸びており、女性が魔族であることを告げている。


「……グレイシア。やはり、お前か」


 そこに立っていたのは、かつての部下。

 グレイシア・レーヴァテインだった。


「はい」


 グレイシアは敬々しく頷くと、


「――お久しぶりです。我が王、エルフィスザーク様」



 陶酔した声音で、そう言った。

 

 



 

 

 

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