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かつて神童と呼ばれた89位聖女。ハニトラ勇者伝説の真実を暴いて見せます!  作者: けけりーな
第六章 崖っぷち聖女ですが、帝国で勇者伝承の真実に迫ります!
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81 戦場の天使ミア、予期せぬ再会

〇 バルカ山脈・南側


山頂の険しい岩肌を乗り越え、反対側の斜面へ足を踏み出した瞬間、ミアの視界に圧倒的な光景が飛び込んできた。


「こ・・・これは!!!」


眼下に広がるのは、見渡す限りの広大な大地。王国よりも遥かに巨大で、整然と区画分けされた城下町。地平線の先までまっすぐに伸びる街道と、そこを行き交う無数の灯り。

バルカ帝国。それは、ミアの想像を絶する規模を誇る大国だった。


「こ、こんなに大きな国なんだ・・・」


幸いなことに、山頂までの道のりに大きなトラブルはなかった。

単身で、かつ余計な殺気を持たないミアは、山の強力な魔獣たちには『驚異ではない』と見なされたのかもしれない。

あるいは、女神の導きか…


しかし、その静寂は長くは続かなかった。



山を下り始めて数日。もう半分以上は下山しているだろうとミアが考えているころ、

彼女の耳に入ってきたのは、凄まじい怒号と魔獣たちの咆哮だった。


(魔獣同士の縄張り争い? ・・・いいえ、違う。これは人と魔獣が戦っている!?)


ミアは反射的に駆け出した。

低い崖の下に広がる山中の平原。

そこでは、銀色に輝く鎧を纏った帝国の軍隊と思われる一団が、山から溢れ出した魔獣の群れと激突していた。


剣士が前線を支え、後方から魔導士の火球とアーチャーの矢が降り注ぐ、組織化された本格的な大規模戦闘。

しかし、相手は山脈の過酷な環境で育った獰猛(どうもう)な魔獣たち。

一人、また一人と兵士たちが倒れていく。

場所によっては数人の兵士たちがまとめて吹き飛ばされている。


「ぐはぁ!!」


戦場に近づいてきたミアの目の前に、一人の兵士が叩きつけられた。

大の大人が宙を舞い吹き飛ばされてきたのだ。そのダメージは計り知れない。

全身を強打し、血を吐く兵士を見て、ミアに迷いはなかった。


「大丈夫ですか!? 今、回復します!!」


杖を構え、オリジナルの最短の術式による超スピードで回復魔法を使う。


「おお…痛みが引いた…」


驚愕に目を見開き、自分の身体を触る兵士。

完全に回復している事を確認するや否や、彼はすぐに槍を掴み直した。


「礼を言う!」

そういうと、駆け出し、戦場へと走って帰ってしまう。


その背中を見送りながら、ミアは改めて戦場を見渡した。

戦況は最悪。至る所に負傷者が転がっている。


(この方達を放っておくことなんてできない!今の私にできることをやるしかない!)


ミアは戦場のただ中へ飛び込み、自分の周りに防御魔法を張りながら、

倒れている兵士たちを次々と、驚異的なスピードで回復し始めた。



必死に回復していたミアに突如背後から声がかけられる。


「あんた、回復ができるのね? 名前は!?」


声の主はどうやら若い女性のようだ。

ミアは、傷ついた兵士の回復を続けたまま振り向かずに答えた。


「あ、はい! ミ、ミィと申します!!」


「ふーん、ミィさんね。いきなりで悪いんだけど、あっちの重傷者も… って、ミアじゃん!?」


「え……?」

ミアの動きが、完全に止まってしまった。

投稿する順番を間違っちゃいました、申し訳ありませんでした。m(_ _)m

整えてあげなおしていきますね。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

懲りずに頑張ります。

よろしければまたよろしくお願いいたします!

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