表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/135

第74話【エルサレム森林の魔物】


ストックがなくなったので暫く更新が停まりますが、ストックが完成次第また投稿するのでお待ち下さい。それでは早いですが、良いお年を!


イザベルとバレッタに協力して貰い全員を起こして身支度を整えて食堂に降りるとエレノアとエレンダが朝食の準備を既にしていてくれた。すると、朝早くだと言うのにモーグルと護衛のシャーリーとアエリアの姿があったのだ。エレノアは俺に謝罪をして勝手な判断で屋敷に入れてしまった事を謝罪する。

 

 別にモーグルは顔見知りであり、この屋敷の持ち主であるために気にする必要はないと伝えるとモーグルは豪快に笑う。

 

「ジョウ、頼まれてた新しい屋敷の件だがな。何時でも引っ越しできるようにしてあるぞ?」

 

「…えっ?何の事ですか?引っ越しって…」

 

「あん?そこの4人を嫁として娶ったんだろ?屋敷が手狭になるからホノルの街とヴァルカンの街に近い場所に新しく屋敷が欲しいって梨沙から頼まれたってヴィクターからきいてるぞ?」

 

 新しい屋敷の件については全くの初耳であり、九条の方を見ると伝えるのを忘れていたというのだ。まぁ、九条に強制休暇取らさせれるまで別行動をしていたので何時から計画を立てられていたのか分からない。

 

 モーグルは不思議そうな顔をしていたので知らない間に冒険者仲間だと思っていた女性が妻になっており昨晩襲われた事を赤裸々に話すと豪快に笑われてしまった。

 

 モーグルは笑いながら九条の掌で良いようにしてやられたようだなと言い、シャーリーとアエリアは俺を同情するような目で見つめてきた。

 

「まぁ、あれだ。複数人嫁がいると大変だろうが頑張れ」

 

「その辺は大丈夫やったわ。遅効性の媚薬と雰囲気に飲まれて全員雌にしてたしな…イタチの獣人になって良かったわ」

 

「マジで辞めて。遅効性の媚薬があんな効果あるなんて…」

 

 グレイスは薬師として優秀で九条らに材料さえ入手出来れば簡単に作れるといい素材集めと金でグレイスを買収し、ロートンさんやエレノア達にも事情を話して作戦を決行した。まんまとそれに全てハマってしまったのが俺だ。


 イザベル達は頬を染めて「凄かった…」と呟いた為に朝食を済ませてヘレナ達と合流するぞと場を納めた。本城と高城はドンマイと肩に手を奥が嫁が増えるのは嫌ではないのかと訊ねると4人とも好きだし冒険者として頼りなるし、何よりも貴族や王族が入り込む隙間を埋めておいた方が上流階級のいざこざに巻き込まれずに冒険者家業を続けられる方がマシだと言い切った。

 

 「それともイザベルちゃん達じゃダメだったの?」

 

 「そういう問題なのか?確かに冒険者仲間として頼りになるし、このまま仲間になってくれれば高難易度ダンジョンとかも踏破できるから悪い話ではない…」

 

「つーか、4人とも身体の相性よかったし、別良いだろ?てか、昨日一番攻めてたじゃんかよ?」

 

「食事中にンな話をするな!つーか、辞めてくれ。遅効性の媚薬がドンドン効いて押さえ効かなくなって…」

 

 九条は定期的にあの媚薬は使おうか相談を持ち上げるとフィリーに毒体制を常時発動させておくように指示すると親分である俺よりも九条のが立場が上であるために逆らえないと言い張った。手で頭を押さえてため息をついて朝食を食べてエルサレム森林の入り口に向かった。

 

 ◇◆◇

 

 ヴァルカンの街に行くと既にヘレナ達騎士団がロックスと話し合っている所でロートンも俺達全員の昼食をフタつきのバスケットに入れて渡してくれた。中はサンドイッチであると教えてくれそれをトレジャーボックスに入れてエルサレム森林へと足を向けて上り坂を上がっていくと、目の前には薄暗い鬱蒼とした森が広がっていた。


 ギィエーギィエーッと何の鳴き声だかわからない鳴き声が響いてくる。この世界の鳥は独特な鳴き声を発することが多い。鶏もギョエーと発狂しながら卵を産む為に変な魔物や生き物は多い。

 

 エルサレム森林はタンザアの森に比べてかなり広い森林地帯で険しい山岳地帯である為に初心者には攻略が難しく魔物も大型で強力な魔物が多い。タンザアの森では頂点のクワガイヤーやアーマービードルもここでは最強の1角にも入り込むことが出来ないほど強い魔物が大量にいる。 


 レイドリス王国では最強格だったバースト・ボアもここでは最強の1角ではない。神獣・グリフォンの縄張りが山岳地帯にあり、クワガイヤー、アーマービードル、バースト・ボアはグリフォンの餌であるからだ。今回の道ではグリフォンの縄張りを抜けないがもう1匹の最強の格の1匹であるフォレスト・ジャイアントの縄張りを抜けた先に目当ての洞穴があるのだ。

 

  フォレスト・ジャイアントは木々から産まれた森の巨人で15メートルほど体格にヘラジカのような角と長い耳を持つ森の魔物であり、大昔にエルフ族が森を荒らす人間を排除する為に産み出したゴーレムの亜種ともいわれている存在だ。

 

 だが、エルフ族は大森林に移り住み残されたフォレスト・ジャイアントは森を守護する為の魔力をエルフから供給されなくなった為に凶暴化し、森の暴君と貸してしまっている。実際に俺達に気配に気が付いたのは木々をなぎ倒し、重い足音を立てながらゆっくりと近づいてくるのがわかる。

 

「イザベル、綾香は騎士団のサポートで残ってくれ。騎士団はフォレスト・ジャイアントの討伐。残りのメンバーは俺についてきてくれ」

 

  フォレスト・ジャイアントは咆哮を上げると騎士団達と戦闘が始まった。その隙をついてグランドが見つけた洞穴付近に近づくとこちらも厄介な魔物の1匹であるトロールが群れで迎えた。トロールはゴブリン同様に醜いなりをしているが3メートルはありオークキングクラスの力を持ち樫の木で出来た棍棒を力任せに振るってくる。厄介なのはマヌケな性格であるが群れで暮らしておりたまに帰り道が分からなくなり人里に降りて暴れるトロールを「はぐれトロール」というそうだ。

 

 ショルダーから鎌抜き、トロール退治を行ったがトロールの数が報告よりも多かった。念のためにバレッタパーティーと高城、九条を連れてきて正解であった。トロール達もこちらに気づくと咆哮を上げて襲いかかってきた。

 



良かったらいいね・ブックマーク宜しくお願いいたします。


誤字脱字等の報告も承ってます。何卒宜しくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ははは、私はこの章が大好きでした、ははは、最後に大笑いしました、主人公は最初の3人の妻の計画だったにもかかわらず、最終的にハーレムを拡大することになりましたが、それが起こった方法が大好きで…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ