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第39話【新しい装備と調査開始】



 エレノアが朝起こしに来てくれたがみっともない格好を見られてしまい無表情であった。エレノアは同い年であるが落ち着いており年上にも見える。


起きていたのは俺と九条のみで本城と高城が裸で寝たままだった。

 

 すると、俺に許可を取ると二人を起こしてくれた。

 

「んん、あれ?エレノアちゃんスカートの部分おかしくない?膨らんでる…」

 

「おかしくないです。自然現象です。私はレスリア王国出身なので…」

 

「あー、ふたなりで強い女が偉い国だったよな?ついてるのか?」

 

「はい。そこで私は弱かったので国から逃げ出してヴィクター様の元でメイドをしてました。今はこの家のメイドでございます…」

 

 表情が無表情なのは気を緩めてしまうと本能のまま抱いてしまう事がある為に我慢しているそうだ。

 

レスリア王国でふたなりで産まれた場合は強い雌が好みの雌を妻に娶るかその逆もありな国ゆえに複雑な国だというのだ。

 

 今後の稼ぎ次第では、エレノアに個人的に遊ぶ金を渡して娼婦で遊んで貰う事も考えていたが口には出さなかった。

 

 だが、高城と本城は俺が良ければ相手をすると爆弾発言をかましたのだ。先に冒険者として稼ぎが安定したら娼婦に遊びに行かせる金を渡すから辞めてくれと頭を押さえた。

エレノアは無表情ながらも股間のアレで喜んでいるのがわかってしまった。


「おう。来たか。あの防具だとこの辺りの気候と魔物に負けちまうから、こっちで新しいの用意しておいたぞ?」

 

 朝食を済ませて屋敷の事をロートンに任せ、冒険者ギルドを訪れバーグの元にやってきた。バーグは装備品の手入れをして使えるようにしてくれたが、ホノル火山付近に棲む魔物にこれでは身体を護れないと言い新たな装備を準備してくれた。

 

 早速それぞれに手渡して三人は着替えにいった。

 

 俺は革のアームガードと手袋。硬革鎧とロングブーツと素早さと回避を活かした装備を揃えてくれた。魔糸を使った素材の為に熱や魔法耐性があると言い、預けていた鎌も磨いで渡してくれた。

 

「お前の鎌は風魔法に適しているから風魔法の宝玉をはめ込め。そうすればもう片方に暴風魔法が使えるようになる。後はブレスレットの余りには新しい宝玉をセットしておけ。スキルが追加される可能性がある」

 

「個人的に魔力少ないんだけど、使えるんですかね?」

 

「魔力は気にせんでいい。武器成長のおかげで武器が良く使っていた魔法を覚えて魔力消費なしで使えるぞ?」

 

「マジですか。そりゃありがたいですね。前は魔力気にして1、2回しか使えなかったので…」

 

 鎌でウインド・カッターを使っていた為に風魔法を覚え、その上級魔法である暴風魔法まで獲得して魔力消費なしは大きな戦力アップになる。


 すると、三人も着替えてやってきたが見違える程変わっていた。九条は修道士のような格好していたが、水色のレオタードにスカート姿で白青のローブ。紺色のロングブーツを履いていた。手にした愛用のモーニングスターも手入れされていた。

 

 高城は魔法少女らしい格好に変わった。前は黒のローブに中は好きな服装をしていたが、赤いワンピースドレスに黄色ローブ。前に持っていた大きな杖はなくなり、腰のベルトに30センチほどの魔法の杖が代わりに着いている。同じく紺色のロングブーツと大きく様変わりしていた。

 

 そして、革鎧と大盾であった本城はビキニアーマーの上下にヘソまでのジャケットを着ていた。右腕は扱いやすいように革の小手が装備されており、下はデニムのホットパンツに紺色のロングブーツとかなり身軽になった。

 

 「けど、露出多目ですが大丈夫なんですよね?」

 

「そりゃお前さん、当たり前だろ?逆に肌を隠せるような代物は魔力の流れが雑になって魔法の護りが簡単に崩れやすい。魔力を含んだ素材を使えば少ない魔力量でも防御力は上がるんだぞ?」

 

「ああ、そういう理由が…。大けりゃ良いってもんじゃないって事なんですね」



 バーグの説明に納得し三人を見るが、前の装備よりもかなり気に入った様子だ。

 

 バーグにお礼をいい、早速北門に向かいホノル火山を目指した。

 

 ◇◆◇

 

 北門にも門兵がいたが、何とアンドレであった。詳しく聞くと西の鉱山でゴブリンとオークが出た為に騎士団とそこそこ腕の立つ冒険者を集めて討伐隊を組み向かってしまい、今は護りが薄い状態だと事情を話してくれた。

 

 アンドレと別れて北門を潜り抜けると溶岩が流れて通路になっている崖がわりと直ぐ近くにあった。

 

 だが、不思議な事に目の前の草原地帯は草や木々が枯れていない。辺りを警戒しながらホノル火山を目指して進んでいくと運河を挟んだ場所から一気に火山地帯へと変化していた。

 

「やっぱり異世界何だよね。こんな幻想的な場所…」

 

「火山地帯は大型の魔物もいるから気を付けろよ?」

 

「つーか、調査いってもワタシらでわかるのか?この辺の事、全然知らねぇぞ?」

 

「そりゃそうだろ?けど、他にこの辺り詳しくて強い冒険者がいねぇから俺らに依頼が回ってきた訳だろ?」



 実際ダイアラック王国全体の冒険者レベルが低いのか、この辺りの魔物が強いのか判断するのは難しい。溶岩バジリスクと戦っていた兵士は新兵で実戦経験が乏しくアンドレが加わって倒していた。

 

 ただ、これだけ放置されているのであればそれなりに強い魔物を出てくるだろうが、持っているアイテム袋だけでは持ち帰るのは難しい。

 

 そうため息を吐いた。バーグから貰った宝玉をブレスレットの窪みにはめ込んだ。すると、新たなスキルが追加された。

 

 【トレジャーボックス】

 

 新たにステータス画面に追加されたスキルだ。

 

  草加 丈(くさか じょう)


・名前:クサカ ジョウ レベル37


 職業クラス:鎌使い

 固有スキル:武器成長(暴風魔法付与)

 選択スキル:調合知識・ 回避・土魔法・トレジャーボックス


 筋力+250 敏捷+420 体力+550


器用+350 知能+215 魔力+195

 

 悩んでいると、地響きが起こり始めた。革のショルダーから鎌を取り出して辺りを警戒すると、空から溶岩バジリスクが降ってきたのであった。

 

 



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