序章
今回は、この本(?)をお手に取っていただきありがとうございます。今回が初投稿になります。作者のマフです。今回の作品はこのシリーズの序章になります。短いですが、楽しんでいってください。
それは、とある暑い夏の日の出来事だった。あの時から俺の人生は変わった、いや、止まったんだ。あの女にあった時から…
「あっちぃ…」
それ以外に今言えることはないだろう。なぜなら、今日は最高気温が35℃なのだ。ここまで暑いと頭がおかしくなりそうだ。まぁ、こんなことを頭の中で一人呟いてる時点で頭がおかしいのだが。それでも、この俺、鷹原 浩介は新作のアニメグッズを買うために某アニメショップに足を運んでいるのだ。実に5ヶ月ぶりの外出である。
数分後
「早く金出せよ!分かってるな!通報なんかしたらお前を殺すからな!」
おいおいおいおい!何でだよ!何で5ヶ月ぶりに外出したその日に限って強盗に遭遇するんだよ!こんなん天文学的確率でしか起こらねぇだろ!
昔からだ。それでも、起こらないと思ったことほど起きてしまう。階段から足を滑らしたり、ボールが飛んできた程度だったのに!ふざけんなよ!
どうする!店員は震えててとても反撃できる様子じゃない。他の客も同じだ。奴に一番近いのは俺だ。しかも相手は拳銃までちらつかせている。どうする!
そう思った時には体が先に動いていた。これも昔からだ。車に轢かれそうになっている女の子を見たとき考えなしに突っ込んで大怪我をしたこともあった。
バンッ!
撃たれた?!痛い。意識が遠退いていていく。
そこで俺の意識は途絶えた。
作者のマフです。読んでいただきありがとうございます。これから、浩介がどうなってしまうのか。楽しみにしていてください。まぁ、タイトルが盛大なネタバレになっていますがそこは気にしない方向性でお願いします。実のところ、今これを書いてる時点では、この先の展開をほとんど考えていません。どうにかなるやろの精神です。これからも、何卒よろしくお願いします。