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ドラゴンプラネット RE:turn players  作者: 級長
chapter1 暴走プロトタイプ
14/23

視界ジャック:みんなの視点 夜中のコイバナ

 topics 超人機関

 日本政府が現行の教育や企業の思惑で潰されやすい日本の才能を保護し、活用する為に発足したシステム。選定した天才に予算と権限を与えて自由にさせる、というシンプルなもの。

 現在、超人機関は松永順の『松永総合病院』、凍空真夏の『凍空カンパニー』等が存在。また、ドラゴンプラットオンラインを運営するインフェルノゲームスの前身は楠木渚に与えられた超人機関『楠木電脳研究所』である。

「なぁ。お前ら誰が好きなんだよ」

 口を開いたのは門田隆一である。彼は三好雅、直江遊人と同じ部屋になった。ホテルなので布団を敷いて、というわけではなく普通にベッドだが、修学旅行的なトークは収まる気配がない。

「なぁ門田。その枕使わないならくれないか?」

 遊人は話を無視して門田が脇に避けた枕を無心した。彼は昔から枕を一切使わない派として生きて来たので、特に断る理由などなかった。

「いいぞ」

「サンクス。これで首を守れる」

 遊人は枕を受け取ると、自分が使っていた枕を抱き枕にして眠り始める。

「それより遊人、お前は誰が……」

 門田の返答を待つことなく、遊人は寝た。いびき一つかかず、電源が落ちた機械の様に動作音を消して機能を停止する。あんまりにもスピードが速い。もう揺すっても起きそうにない。

「こいつ、結構寝てなかったか?」

「昏倒と睡眠は違うからね」

 人間、一日に二度も気絶すれば疲れるというもの。沈黙した遊人はこのままスルーで話は続く。

「で、雅はどうなんだ?」

「えー?」

 そうなると話の目的地は雅のみになる。色恋に疎い彼は何とか話を反らす方法を考える。

「私はイギリスと結婚している」

「どこの女王だオメー」

 流石に愛国心を理由にコイバナから逃れることはできない。そもそもイギリスは異国である。

「そういう門田はどうなんだよ」

「俺?」

 雅は最終手段『相手の名前を聞く時は自分から名乗るものだ』を慣行する。こうすれば質問の答えに困った時、大体はぐらかせるのである。しかしある一文が強力なカウンターとして機能するのである。

「質問に質問で返すなァーっ! 疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?」

 門田のこの発言こそ、そのカウンター。しかしこの男、一体なぜコイバナにそんな必死になっているのだろうか。雅にはそれがわからなかった。

「イエス! 僕の出身校は教科書が特殊でね、鎌倉幕府が未だに1192年に成立したことになっている」

 雅もうまいことカウンターを繰り出していく。ここまでくると開き直りしか手がないのだが、押し通す他ないのである。

「くっ、こいつ出来る!」

「なんの戦いだよ」

 門田は舌の根も乾かないうちに目的のコイバナを放棄していた。会話が成立しない。完全に深夜のテンションだ。

「仕方ないなぁ……一か月も経たないのに好きな女子おなごも何もないよ普通。しいて言えば藤井さんが気になるくらいでさ」

「そうか……そうか……」

 雅は仕方なく無理に答えを捻り出す。クラスの女子の中なら、という厳しい条件ではあったが、お付き合いできそうな相手が一人なりいたのは幸運だろう。雅としても、女子高生としては度が過ぎるくらい淑やかで貞淑そうな佐奈は悪からず思っていた。

「大人しいだけの女子なんていくらでもいるよ。ただ最近はリアルで大人しくても実際が腐女子なんていくらでもいてだね、その点藤井さんはそういうのなさそうだし」

「そうかそうか……」

 門田は布団から這い出て、膝立ちで両手を天に掲げる。謎の歓喜ポーズに雅は戸惑うばかりだ。

「で、君はなんでそんなプラトーンみたいなポーズを?」

「死んだ……門田隆一中将は名誉の戦死を遂げられた……」

 門田がこんな話をしたのにはわけがある。1年11組の雅に遊人といえば学校単位で見てもトップの美形だ。その二人と狙いの女子が被っていたら絶対無理。そんな勝負を賭けてのコイバナだった。

 そして被った。彼も地味に佐奈狙いであった。

「地味に階級高いな。艦隊の責任者か何かか?」

 門田的には海賊漫画の海軍イメージなのだが雅は知らないそんなこと。このまま門田が夜明けを迎えそうなので、雅はベッドから出て手を打った。

「お茶でも淹れるよ。色恋沙汰は熱くなり過ぎると刃傷沙汰に様変わりだ」

「んあ?」

 お茶を淹れようとする雅の姿を見て、門田は目を疑う。遊人も門田も寝間着は指定のジャージで済ましているが、雅は自前で持ち込んだ灰色の浴衣を纏っている。それが男の装いにはとても見えず、新婚の初夜に夫へ三つ指ついて『不束者ですが』とでも言いそうなものだからさぁ大変。

 湯呑にお茶の粉を入れて、そこへ備え付けのポットから湯を入れる。その仕草も新妻の様であったという。ちなみにお湯は遊人が夜中に体調を崩した時飲むため用意したものだ。

「お前……、本当に男か……?」

「男だよ」

 この時点でお茶の味は超絶薄味に決まった。小さな湯呑いっぱいにお湯が注がれる。粉を先に入れてしまったことが悔やまれる。

「いやさ、どこかで見たことあんだよ……誰かに似てる。ほら、芸能人の……」

 和服を纏う雅が門田の中でデジャヴを起こしていた。頭を捻って考えるが、どうにも思い付かない。

「あーなんだったかなぁ!」

「思い出さなくて結構、どうせ男優ではあるまい」

 こういう扱いには慣れている雅は軽く受け流す。しかし芸能人に例えられたのは初めてだったので、少し誰なのかは気になっていた。この年齢だと似ているといっても範囲が限られるぞ、と思いながらほんのりお茶の匂いがする白湯を仕上げるのであった。


   @


 一方、女子の部屋でも似たようなトークが始まっていた。布団に寝ながらではなく寝間着のジャージを着て、一つの部屋に数人が集まっての女子会である。

「佐奈は?」

「寝るって。流石に疲れたんでしょ」

 メンバーの中に上杉夏恋、都煉那の姿があった。藤井佐奈はダウン、といったところか。煉那も寝る気満々だったが、夏恋に引きずられてきたのだ。遊人にもそういう機会があれば行く様に言われたので仕方なく来ている次第だ。

「で? 誰か好きな男子とかいるの?」

 結局話の内容は男女変わらず色恋沙汰。普通の高校生はこうも色ボケになるものでは無い。しかしこのクラス、女子には夏恋と佐奈、男子には遊人に雅と人気が集中する美形揃いなので非常に話しやすい。タゲ取りできる相手がいると『あーやっぱり』となりやすく、ガチの読み合いにならずに済むのだ。

「え? 私?」

 話をふられたのは夏恋。ある一件により、遊人を少し気にかけていたが、そのことを公にするつもりはない。

「私は、いいや。別にこのクラスの男子と結婚しなきゃいけないルールじゃないでしょ?」

 真理であるが、どこか自分に言い聞かせるような言葉。

「結婚だなんて大げさだなぁ……。煉那は?」

「私? そうだな、気になると言えば遊人の奴だな。なんというか危なっかしいし」

 不意に話が飛んできて、煉那は普通に答える。気になる、というのは恋愛関係ではなく目を離せないという意味に近かった。が、話の流れ的には彼女が遊人に惚れていると思われてしまった。

「そう、ふーん……」

 夏恋はそれを聞き、少し考え込んだ。その態度は自分も遊人が好きですと言っている様なものであった。

「ほう? 夏恋も遊人狙い? 結構仲いいもんね」

「ち、違う! 誰があんなゲーマーなんか……」

 女子の一人に突っ込まれ、慌てて否定する夏恋。煉那もその様子を黙って見ていた。

(ふぅん。なら二人で見張ってればフォローもしやすいか)

 すぐチームプレイ的な方向に思考が動いてしまう煉那。やはり自分はまだ未練があるのか。そう思いながらも彼女はすぐに先程の発想を否定する。

(いや、駄目だ。なんかこいつ怪しいし。佐奈は……フォローいるのが増える。しょうがない、しばらく私でマークするか)

「煉那? どうしたの? さっきからぼーっとして」

 そう煉那が考えるのは、先刻の出来事が理由だった。ちょうど考え事しているのを女子の一人に指摘されたので、話しておくことにした。情報の共有を優先。これも煉那の癖みたいなものだ。

「そうだ。遊人といえばさっきな……」


   @


 数時間前、ホテルのロビーで昏倒した遊人を介抱している夏恋、煉那両名の前に一人の少年が姿を現した。年齢は中学生にも満たないくらいか。しかし似ている。まるで髪と瞳を黒くした遊人だ。しかし着ている白衣が似合わない。思わず遊人だけをソファに残し、二人して立ち上がる。

「さっきホテルの人が医者呼んでくるって言ってたけど……」

「うんうん。受付の人が医者を呼んでそうだったんでね」

 夏恋は少年の様子に遊人を見た。こちらが口にもしていない要求を見抜いてくるこの感覚。まさに遊人と同等の観察能力というやつか。ただ『探偵』と『医者』では観る、診るという違いくらいあるだろうが。

「僕は松永順、超人機関『松永総合病院』院長だ」

 そう名乗るも、名刺を配るのは完全に人任せ。隣に佇んでいた金髪の少女が二人に名刺を渡す。少女の方は外国人を見た時によく感じる錯覚か、夏恋達と同い年か年上に見える。眼鏡をかけており、知的な佇まいはモスグリーンのジャケットに丈の長いジーンズという女っ気のない服装でも美人秘書の風格がある。

「見ればわかってくれると思うけど、樋口遊人は僕の兄」

「順、樋口は旧姓よ。今は直江。本当、直江兼次みたいな苗字の移り変わりだからクソ理系の貴方にも覚えやすいと思うけど?」

「ありゃ? そうだっけ?」

 二人で話す順とエディだが、夏恋達には全く要領を得ない。何故なら彼女達は遊人の苗字が変わっていたことすら知らないのだから。

「超人機関……?」

「確か国が一握りの天才に予算を与えて好き勝手させるプロジェクトだったはず」

 煉那は全く聞き覚えの無い超人機関。夏恋の方は少しだけ知っていた。実は結構なお嬢様である夏恋。こういう事情は黙っていても耳に入る。日本の教育システムは突出した天才を埋没させたり弾き出してしまい、それが損害になる。それを防ぐために国が一計を案じたのが『超人機関』。天才に権限と予算を与えて生まれた組織のことをそう呼ぶのだ。

「私が聞いたことあるのは『松永総合病院』と『凍空カンパニー』、そしてドラゴンプラネットオンライン運営企業、インフェルノゲームスの前身『楠木電脳研究所』。まだあるって話だけど……」

「そう。僕はこれでも麻酔科も扱えてお薬も出せる『総合病院』なんだよ」

 松永順はこの年齢にして、本来日本では行えない飛び級を果たして医大を卒業している。こうしたカリキュラムでの融通も超人機関の特権だ。内科は勿論、医者の中でも特別な免許が必要な麻酔も扱え、調剤も可能な彼はまさに一人で総合病院。

「で、兄さん気絶ってるみたいだけどどうしのかな? 診せてもらえるかい?」

 その総合病院くんからの申し出。煉那は断る多分大丈夫だけど理由ないな、タダだし、と思った。

「ふん、女の子からの慣れないハグでのぼせただけよ」

 夏恋は遊人に順を近づけないようにしていた。これには煉那も口を挟む。

「お、おい。こいつ、今日二回倒れてだぞ? 流石に少し診てもらった方がいいんじゃないか?」

「ダメよ。こんな怪しい病院なんて……」

 夏恋がこうも強固な態度に出るのには理由があった。まず一つに遊人の過去のこと。順が松永であり、遊人の旧姓が樋口である理由。以前、遊人は実の両親に捨てられたと言っていた。そしてこの弟。つまり順は『捨てられなかった方』なのだ。それがどういう意図で兄に接触したのか。

 そしてもう一つは、夏恋が病院自体信用していないのもある。

「そこなお嬢さんの言う通りだ。医者の不養生ならともかく、患者の不養生など聞いたことがない。個人的感情で医療行為を阻むのは感心しないな、上杉夏恋さん」

「……! 私の、名前を……!」

 夏恋は背筋が熱くなるのを感じた。それを察したのか、エディが彼女に封筒を手渡す。

「こちら、受診の案内です。宛名はありませんが、どなた宛かわかりますよね?」

 怒りを漂わせた夏恋に、あくまで機械的だが煽っている様にも聞こえる。まるで相手にどう思われようが知ったことではないと言わんばかりだ。

「そうか、なら私が遊人に……」

 煉那はそれを遊人宛てだと思い、受け取ろうとする。しかし夏恋がそれをひったくり、くしゃくしゃに丸めてしまう。これにはダウナーぶっていた煉那も一言物申したくなった。

「お前、いい加減に……」

「お嬢さん、兄さんが気絶ってるのを今見たばかりの僕が兄さん宛てに受診の案内書けると思うかい? 自慢じゃないけど当院、広いぜ?」

 それを順がなだめる。一貫してお嬢さん呼びなところ、煉那の名前は知らないらしい。ともかく、夏恋が捨てたものは遊人宛てではないようだった。ならいいかと煉那も怒りを収める。そして、順にも言うべきを言っておく。

「その呼び方むず痒いな……。私は都煉那だ」

 ともかく自己紹介。お嬢さん呼びは性に合わない。

「そう、じゃあ兄さんを頼むね、レンナお姉ちゃん」

 順は改まって、かつ裏の無さそうな笑顔でそう言い放った。

「余計ハズい呼び方を……!」

 一人っ子の煉那にとってクリティカル過ぎる呼び方。若干テンションが久々に上がっていた。賢いけど甘えてくれそうなところが辛抱堪らん。遊人はせいぜい微笑む程度だし自分のことで精いっぱいのくせに世話を焼きたがるが、順は正の感情を爆発させて本当は一人でなんでもできるくせに甘えるのだ。

(なんだこの兄弟……! 佐奈の言ってたCDみたいなキャラ付けしやがって!)

 都合のいい異性を思い描くのは男女共に変わらないな、と思っていた矢先にこれである。

「二度と私の前に姿を現さないでくれない? 外堀から埋めようとしても無駄だから」

 そんな浮ついた煉那と正反対に、夏恋は今までクラスメイトが誰も聞いたことない様なドスの聞いた声で順を威嚇する。

「うーん、打算とかではないんだけどなぁ」

「いいから、いなくなって」

 とにかく夏恋は順達を追い返そうとする。仕方なく、彼らもここは退散することとなった。これ以上、騒ぎを起こすつもりもない。

「そう。残念だね。でも兄さんは大丈夫だから。それじゃ、またね」

 去る順の言葉に、煉那はある含みを感じた。順は遊人と同じかそれ以下の情報量で煉那をチームプレーに秀でたアスリートと見抜き、託したのだ。彼女はそれを確かに受け取る。


   @


「弟、いたんだ……」

 女子会はあの美男子に同じくらいイケた弟がいるという衝撃に震えた。そういうのに興味無さそうな煉那が結構ノリノリで語るものだから、夏恋にも止められなかった。これに関して自分のガラでもない話になるだろうと煉那は思っていた。だが、夏恋を引かせて静止を振り切る作戦だったので成功したと言える。

 煉那にとって重要なのは、『より多くの人間が遊人の容体に注目すること』、『万が一の時には松永順という頼れる存在がいること』を共有することだった。より多くの人間が順に頼ることを選べば、今回の様に夏恋が独断で介入を阻むことは出来ない筈だ。

(しかしらしくない。口でこそ人を嫌っているがマジの悪口は出てこないあいつが、ここまで嫌う様な奴か?)

 煉那の気がかりは夏恋。なぜ、ああまで順のことを避けるのか。

(順の善意に裏はない。エディとかいう金髪のねーちゃんはよくわからんが、あれは順に引っ付いているだけで独自の意思は無さそうだ)

 他人の汚いエゴで全てを失ったことがある煉那は、そうしたことに関する嗅覚が鋭くなっていた。その視点から、警戒すべき匂いは見当たらなかった。

(遊人も心配だが、こいつも見ておくか……)

 煉那は一人で決めて、行動する。かつてのチームが霧散しようが、志が腐敗しようが、得たスキルまでは簡単に腐らないのだ。


   @


「いい、実にいい……」

 部屋に一人残った佐奈は、ベッドに潜ってタブレットと睨めっこしながら涎を垂らしていた。

「じゅるり、おっと涎が。しかし収穫ですよこれ!」

 タブレットをペンで突き、そこに映し出される漫画の原稿に手を加えていく。中身は完全な百合漫画、しかもR指定。なお佐奈はBLもヘテロもイケる口。所謂地雷が存在しない彼女を人は『最低難度のマインスイーパー』と呼ぶ。

「人を寄せ付けないお姉さまが意中の病弱な女の子を誘惑したらのぼせて昏倒、看病したら二人きりの保健室で逆襲を受ける……。フヒヒ……お姉さま、この子のテクに一体何回昇天するんですかぁー?」

 それぞれの夜はまだ明けそうにない。

topics 松永総合病院

 日本の制度で可能な限り科を集めた(事情により小児科除く)総合病院。

 小児科が存在しないのは超人機関の病院と聞いて我が子を超人にしてくれると勘違いした親が多発したため。科としての受診は受け付けていないが研究は行っており、他の小児科にフィードバックをしている。

 院長の『歩く総合病院』松永順は麻酔科含む医師免許を持っており、一人で複数の科の協力が必要な難手術をプロデュースする。年齢もあって執刀こそしていないが、彼の指示はどんな医者でも困難なオペを達成できるとされる。

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