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ビー玉  作者: 桜奈
9/19

ライバル


私は、熱が下がり学校に。

「えな、復活してよかった!」 

「薬飲んで寝たから大丈夫!ありがとう」


私は席に座った。

久々の学校。嬉しかった。


しばらくして、たかやからメール。

教科書を貸してほしいらしい。

私は、たかやのクラスに行こうとしたら、ベランダにいた。


私の学校は、学年事ベランダで別れてる。

「チャイムなってないんだから、普通にすればいいのに」

「んーなんとなく。外歩きたかったし、こっちの方が、えなに近いじゃん?まだ、病人だから心配だし」

「ばーか。ちゃんと歩けます」

「無理は禁物。今日、バイト終わったら迎え行くから」

「たかやありがとう」


私は、たかやの頭をくしゃくしゃとした。

「おっ、辞めろよ。崩れるだろ」


たかやは、すぐ髪の毛を直した。


「そんな頭じゃなくても、いいのに」

「学校では、おしゃれしたいんだよ」

「へー」

じゃ、授業だからと居なくなった。



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