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ビー玉  作者: 桜奈
19/19


翌日は、気分的に行きたくなく家にこもった。

その次の日は、なんとか学校に行き必要最低限、教室から出なかった。たかやに会うのが辛い。ただそれだけ。ゆきたちも、わかってくれたから、たかやの話はしなかった。


「えな、次体育だけど大丈夫?」

「うん」私は着替えてゆきたちと体育館に向かった。


すると周りがざわついた。


「えな」振り向くと、真っ黒の髪色をしたたかやがいた。

「えっ…」

「えな、行こ」

「待って。俺にえなを貸してくれ」

「うちは、大丈夫。少し話してくる」

「わかった」

ゆきたちは、体育館に向かった。


私たちは、屋上に。

「えな、ごめん。俺えなが他の男と付き合ってる聞いてショックだった。えなにちゃんと確認すればよかったのに。嘘に騙されて。どうしたらいいかわからいからとりあえず全部を直した」


「バカだよ。うちらは、何年の付き合いなわけ。そんな嘘に騙されるような付き合いなの?何かあればすぐ確認してきたくせに、なんで今回はしなかったわけ。たかやが他の女とイチャイチャしてんのとか見たくない!うちにはたかやしかいないんだから!」


「えな本当にごめん」

たかやは、抱きついてきた。


「全部とかキモい。今までのたかやの匂いしない」

「わかった」


授業が終わる頃教室に戻った。


そして、仲直りしたことを言った。



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