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ビー玉  作者: 桜奈
13/19


翌日、ゆきからはまさと君とは友達関係でいると聞いた。

でも、諦めない。諦めたくないと。


ゆきと話してるとみうが来た。

「ねぇね知ってる?Cクラスにちょー可愛い女が転校してきたんだって」

「みう、口悪くなってる」 

「だって、いろんな男転がしてるって噂だよ?」

「そうなんだ」

Cクラスは、高谷やまさと君のクラスだった。


数日後の体育の時間。

たかやのクラスとうちのクラスが合同でやるときがあった。

男女分かれてやった。

「みう、あの桜園きらい」

後に、転校生の名前は桜園だとわかった。


みうの口が悪くなるのはよっぽどだ。本当に嫌いな相手じゃないとならない。

体育の途中、たかやが転び足をひねった。

「えな、たかや君足ひねったみたいよ?」

「あみ、ちょこっと抜けるからお願い」

私は、こっそり抜け出した。


それから、体育終わりたかやのもとに行こうとしたら

桜園に阻まれた。

「たかや君大丈夫?」すっごい甘ったるい声で話しかけてた。

「あ?」

「足捻ってたじゃん?大丈夫かなって。はいこれ」桜園は、お茶を渡した。

「いらないし大丈夫だから。えないるんだろ?」

私は、たかやのもとに。

「はい。湿布とスポドリ」

「わりぃな」

「着替えないとだから行くね」

「おう、ありがとう」 

たかやは教室に帰った。

「余計なことすんな」


すれ違い様に桜園に言われた。

「うわ最悪な女、みう本当に嫌い!」


桜園がたかやに渡そうとしたのは全部たかやが嫌いなものだった。


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