ライバル
たかやからの服はピッタリ。
電車に乗り動物園に。
電車から降りると、たかやは一つのパン屋に。
「ここのメロンパン最高なんだ」
「へぇー」
「朝飯まだだし食べるか」
そいって、たかやはメロンパンを買ってきた。
「ほら」
「ありがとう」
たかやは、本当になんでも知ってる。
私の好きなもの服のサイズまで。嬉しい。
「んー美味しい!」
「だろ?この前、バイトの人がくれてさ。えな好きだなって思った。食べさせたいなって」
「ありがとう」
食べ終わる頃動物園に着いた。
パンダを見てふれあい動物に。
「たかや、やぎ可愛い」
「はしゃぎすぎ」
私は、やぎやウサギを触った。
「はぁー可愛いかった」
「はい」
「えっ?てか可愛い」
たかやは、クレープをくれた。それも、パンダ模様。
「今日のえな、はしゃぐなー」
「久々の動物園だし、朝からずっと嬉しいことあったからね」
「連れてきてよかった」
「すっごい楽しい」
「実はさ、今日連れてきたいって思ったの俺と親父さんなんだ」
「ん?」
「日頃バイトばっかで家に帰っても一人で。少しでも息抜きしてほしいって。なんもしてやれない父親で悪いなって。」
「そんなことないのに」
「だから、今日はすべて忘れて楽しもう!」
「うん!」
それから、一通りみて帰ることに。
「ご飯なに食べたい?」
「ラーメン」
「んじゃおすすめ連れてってあげる」
着いたお店で、私は味噌ラーメン。たかやは、担々麺。
すごい美味しかった。
家までたかやは送ってくれた。
「今日は本当にありがとう。すっごい楽しかったし幸せだった。明日から頑張ろうって思えた」
「喜んでくれたならよかった。親父さんにも言っとけよ」
そいって、たかやは頭を撫でた。
「んじゃまた明日」
「うん!おやすみ」
私は、家に入りたかやは帰った。




