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第二話 刀華の追憶 前編

少しおかしいところがある可能性があります。それと描写下手なので急展開かもしれません。

 ─私の未来はここを起点に狂い始めたのだろう


 私、倉石刀華はとある家庭に一人娘として生まれた。

裕福ではなかったけれどお母さんやお父さんも優しくて、毎日が楽しい日々だった。


 ある日お母さんがある男の子を連れてきた。

お母さんの妹の子供だというその子はこの家で生活することになった。私の一歳年上でお兄ちゃんになるそうだけど、私には初めての男の子だったし、あまり喋ったりしなかったけれど向こうから


「一緒に遊ぼう?」


 って言われて一緒に遊んでからその子、ううん。お兄ちゃんと仲良くなった。

それからお兄ちゃんとはいっぱいいろんなことして遊んだ。町探検とか言いながら裏道を通ったりして遊んだり、空き地や公園などに行って走ったり遊具で遊んだりしてすごく楽しかった。


 そしてあの時かな。一人の男性としてお兄ちゃんを好きになったのは。


 その時、私は小学校から帰ってる時に男の人に襲われた。その人は片手に光るものを持っていてすごく暗い目をしていたからすごく怖くてその場で固まって泣いてしまった。逃げたくても逃げられないしまわりに人の気配とかもなかったから、もうダメだな。って思ったときに、私を心配して来てくれたみたいで襲われてその場で泣いている私を見たお兄ちゃんは走ってきて私の手を引いて一緒に家まで逃げた。

まだ家で怖くて泣いてた私にお兄ちゃんは抱きついて


「大丈夫?何もされてない?」


と泣いている私をずっと心配してくれた。

それから少し年上の子からいじめられた時にもお兄ちゃんは私のために守ってくれて、傷だらけで帰ってきたとき私が心配して抱きついてもお兄ちゃんは


「大丈夫だった?」


と私の心配をして言ってくれた。

 それからお兄ちゃんの顔を見たらドキドキするし、顔も赤くなったりしてしまって、気づいたら私はお兄ちゃんを好きになっていた。

必死に好きだってアピールしたりするけどお兄ちゃんは笑って返すだけでなにもなかったので多分家族愛で引っ付いてくるんだと思っていたんだと思う。むぅ…私はお兄ちゃんが本当に好きなのに…

 

 ある時お母さんとお父さんが旅行に行こうと言いだして、お兄ちゃんと一緒に行くことになったんだけど飛行機はお兄ちゃんが怖がったから船で行くことになって船に乗った。

ずっと船の中ではお兄ちゃんに引っ付いていたんだけどいきなり船が揺れてびっくりした。お兄ちゃんが慌てた様子で甲板に行くから私も一緒に甲板に出た。

 

 甲板では乗っていた人達がエンジントラブルなのかなんなのかわからないけど叫びながら走り回っていた。その時爆発音が響いてでかかった船が徐々に裂けていった。

そのときのショックで混乱して呆然としていると上で船の一部の大きな木の残骸が私に向かって降ってきていて、それに気づかなかった私はお兄ちゃんに突き飛ばされた。びっくりして後ろを向くとその残骸はお兄ちゃんの体を貫いて…それを見てから私はショックのあまり気絶してしまった。


 気づけば全く知らない家で、まわりを見渡しているとドアを叩く音がしてびっくりした。

そこから少し雰囲気悪そうな男が入ってきてあの船から私を助けてくれたことを話してくれた。


 私はそれを聞いて声を荒げてお兄ちゃんがどうなったか喚いた。その男性は私を助けたのも興味本位でお兄ちゃんには気づかなかったと言った。


 それを聞いて私は叫び、喚き、泣いて、もうなにも考えれなくなった。

その家の部屋に引きこもり、端から煩わしい音が流れてくるテレビからあの船のニュースが流れた。それはあれは事故ではなく仕込まれたテロのようなものだと言うニュースだった。

 それを聞いて呆然とした。あんまりだ、そんなデモのために私のお兄ちゃんが死ななければいけなかったのかと。

ふと心の中に黒い感情が湧き出てくる…殺してやる、殺してやる。


「殺してやる!」


 気づけばそう叫んでいて、部屋の中に入ってきた男性が待っていたかのように口を吊り上げこう言う


「ならその復讐するための力をやろう」


私は驚くこともなく頷き、この世界の裏社会に入ることを決めた。



やっぱりほかの視点で書くのは難しいですね。今回で実感しました。

少し慣れないものなのでおかしいところがあると思いますがありましたら指摘してくれると嬉しく思います。


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