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身も蓋もないことを言うと…または手早く書きたい方のために

　実を言うと、２００文字小説は「短編小説」に分類できる小説ジャンルです。

　あ、ここでいう「短編」というのは長さのことではないです。欧米の小説の分類法で、「感情の機微や雰囲気を読ませる小説」を長編、「プロットの妙やどんでん返しでびっくりさせる小説を短編、と言い表すことがあり、今わたしが述べたのはそのことです。

　要は、星進一さんのショートショートみたいな作品を書くとうまく行きやすいということですね。

　でも、書き方によってはそうではない２００文字小説もたくさんあります。

　でもまあ、最初は見ている人をびっくりさせるような筋をもったものを書いてやった方がしっくりくるでしょう。その後、２００文字小説に慣れてきたらプロットではないところで勝負してみるのも面白いかなと思います。

　最初はプロットで読者さんの度肝を抜いてみましょう。