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とある青年のレベル上げ ~グラド・サーガ~  作者: あいうえおさん
第6章 『天』という世界で 《ヘブンズ・ウェイハザード》
84/110

第6回 レッツステータスッ!!


ア「さて、これで第6章もおわr ―――

レ「勝手に仕切るなこのロリガキ」

ア「ッ!?腹たつぅぅ~~!!!」ムキー!

ミ「でもまだタイトル言ってないんだよね~・・・言い終わったらやってもいいからね。」

ア「少しはお姉さまの慈悲深さを見習ってくださいよね」プイッ

レ「お、おまえッ・・・!!!!」イラッ


ミ「はい、じゃあせーの!」



「「「「「レッツステータスッ!!」」」」」




ア「さて、これで第6章も終わりました!」

レ「あ、また言うのかそこ。」

ア「司会しているのでちょっと黙っててもらってもいいですか?」

レ「お前最近態度デカくなったモンだなッ・・・!!」


ミ「でも今回は少し長かったね。少し疲れたよ。」


芽「でもその分・・・いや、その分以上にレベルアップしたよね。」


ア「はい!この章で上がったレベルは、平均でも13.2ですよ!」


レ「しかも一番上がったのはみお姉の21だもんなぁ・・・まぁとある一話のお陰で物凄く上がってんだけどな。」


芽「『あげリン』だっけ?その魔物しかいない森でさんざんレベル上げしたもんね。お陰で出禁まで喰らっちゃう始末だし。」


レ「あぁ。俺達何もルール破ってないのにひでぇモンだよな。」


ミ「まぁ私達が異常なまでに討伐しすぎたせいなんだけどね・・・あれ?シェリーちゃんは何処にいるの?」


芽「あぁ、シェリーちゃんだったらあそこに・・・ ―――


レ「なんだ?またそこらへんで遊んでんのか?全く・・・ん?」



シェ「お、お腹いたいよぉ~・・・」



ミ「あれ?シェリーちゃんが食べてるのって1週間前のアップルパイだよね・・・?もう腐りかけてるの伝えとけばよかったね・・・」


ア「あ~・・もうシェリーったら・・・



ダイジョウブデスカ?ナンデクサッテルモノナンテタベタリスルンデスカ・・・

エーダッテオイシソウダッタカラ・・・



レ「おいアイツ司会やりたいって言ってたんじゃねぇのかよ」

ミ「じゃあここからはそれぞれのステータスを公開していきますよ!」

芽「今回は結構色んな技を習得しているので、内容も結構華やかなものになっていますよ!」




『レイ=ベルディア 魔法戦士レベル30 ランク10

 攻撃力;151 防御力;87 知力;100 瞬発力;70

 スキル;「プレ=ヴィローゼ」、「ルート」 呪文;前回+バゴルディ、ブレ―ヴァ』

『一時的スキル;「デュミローア」、「アウェイク」』



ミ「何かステータスだけど安定してきたね。知力も三桁に乗ってきてるよ!」


レ「魔法戦士だからな、知力が無いと呪文を覚えられない。」


芽「この新しい二つの呪文はどんな効果があるの?」


レ「え?ま、まぁ一つは分かるんだが・・・もう一つのほうは・・・

ア「『バゴルディ』は一時的に相手の攻撃力を下げる魔法、『ブレ―ヴァ』は味方全体が一時的ですがブレス攻撃に強くなる魔法です。」


芽「あれ?戻ってくるの早いね。シェリーちゃんは大丈夫なの?」


ア「いえ、シェリーの回復が異常に早かったので・・・私も驚いているのです・・・」


シェ「もう元気になった~!!!」


レ「さすが、“成長期”のシェリーは元気だなぁ。体力もあるし。それに比べてこの高燃費さんは・・・」ハァ


ア「なッなんですか!?ちなみに言いますとレイさんも成長期ど真ん中ですよね!?同じ成長期ですよね!?」


ミ「まぁレイくんは身長そこそこ高いし、成長期っぽい育ち方してるからね・・・」


レ「(たまに出るみお姉の一言は破壊力が凄いんですわ)」


ア「お、お姉さまぁ・・・!!」グスッ


ミ「え?あ、あぁ!!ごごごゴメンね!?そういうつもりで言ったんじゃないから・・・泣かないで?ほら・・・」アセアセ


芽「(でもここでベルディアくんがまた変な事を言うんだよね・・・)」


レ「ププーッ!!お前遠回しに成長期じゃないだろって言われてやんの~!!」

ア「なッなんですとーッ!!??」


シェ「(あ、ミオンの顔こわくなった)」



ミ「レイくん、なんでそうやってアリナちゃんいじめるの?私いまそのことで謝ってるよね?なんで掘り返すの?ねぇ?ねぇ?なんで?」



ア・シェ・芽「(こ、こわい・・・!!)」

ア「(さすがお姉さまです・・・)」


ミ「なんでよ?なんでそんな余計な事言うの?」

レ「ぁ・・ごめんなさい」

ミ「いや謝ってって言ってないでしょ?私は理由を聞いてるの。ねぇなんで?早く答えて。」

レ「タスケテ・・・」



ア「(それから約20分の間、お姉さまの説教は続きました・・・)」

芽「(ベルディアくん、後半からミオンちゃんのお説教で半泣きにまでされちゃったんだよね・・・)」

シェ「・・・zzz」



ミ「ふう、では次ですね!次は私のステータスだね!公開しちゃいます!」




『ミオン=プルム プリーストレベル41 ランク9

 攻撃力;37 防御力;100 知力;149 瞬発力;93

 スキル;「ジゴケルビム」 呪文;前回+ガルラ、ニレヒト、ベグナス、ベシェリラ―』


ア「ちなみに呪文の効果はこの通りです。」ヒョイッと


『ガルラ』→味方一人の毒を消し去る

『ニレヒト』→味方一人の麻痺を治す

『ベグナス』→味方一人を状態異常に強くする

『ベシェリラー』→味方全体の体力をある程度回復する


芽「この上三つは職業呪文だね。確かレベル35を超えると三つ同時に発動するみたいだよ。」


ア「確かに状態異常対策が道具頼みだった状態から一気に進化しましたね!さすがお姉さまです!!」

シェ「です!!」


ミ「ふふっ、ありがとう二人とも!・・・」チラッ


ア「(あ、レイさん見ました)」

芽「(やっぱ褒めてほしいよね)」


レ「・・・ん?」


ア・芽「(まぁでも・・・)」


レ「・・・ひょっとしてまだ怒ってらっしゃるのですか?」


ア・芽「(・・・まぁこうなりますよね)」


シェ「ねぇレイ!なんかミオンはすごいすごい!ってしてもらいたいんだよね!!」

レ「は?」


ア・芽「(おッ!これは・・・!!)」


ミ「・・・///」

シェ「ほら!ミオンだって褒められたいんだよ!!」


レ「・・・そうなのか?」


ア・芽「(シェリー(ちゃん)グッジョブ!後でお菓子買ってあげますね(あげるね)!)」


レ「ま、まぁそういうことなら・・・」


スッ ―――



レ「みお姉すごいぞ!さすがはパーティー1のヒーラーだな!」ナデナデ

ミ「あ、ありがとう・・・でもあんま頭撫でないでよぉ・・・///」



芽「・・・なんかいい雰囲気だし、私達だけで先進めちゃおっか。」

ア「そうですね。そういえば今回の司会は私でしたよね!忘れてました・・・」



ア「では、次は私のステータスです!どうぞ!」



『アリナ=メルド 賢者レベル20 ランク10

 攻撃力;9 防御力;58 知力;163 瞬発力;76

 スキル;「フィドゥーティア」、「魔力覚醒」 呪文;前回+ハイパーノヴァ、ビシェレイド』



芽「アリナちゃん最後で二つ目開眼おめでとうね~」


ア「ありがとうございます!嬉しいです!」


シェ「あのときのアリナさんすごくカッコ良かったよ!!なんかつよそうに見えた!!」


ア「それだと普段弱そうだということになるのですが・・・まぁシェリーなので許します!!」


シェ「わーい!!・・・で、なにを?」


ア「(やはり自覚ありませんよねー)」


芽「で、その二つ目のスキルって具体的にどんな感じの技なの?」


ア「そう来ると思ってもうステータスパネルのスキル欄開いておきました!どうぞ!」



『スキル2;「魔力覚醒」

発動条件;保有者生存時かつ特定条件を満たした時

発動内容;持つ魔力が暴走を始め、魔法攻撃の威力が十倍に上がる。』


ア「このように、とある条件を満たしたときに私の持つ魔力が暴走を始め、魔法効果が10倍にも跳ね上がるものです。」


芽「この『とある条件』ってどんな時?」

ア「『とある』時です!!」

芽「え、だからその時っt ―――

ア「そんな時です!!!!」


芽「(あ、本人も分からないっぽいね・・・)」


芽「でもこの『暴走』って、なんか危なくない?大丈夫なの?」


ア「この暴走というのは、魔力がさらなる力を得た時に使われる表現です。急に大量の魔力が注入されるわけではなく、元々保有する魔力が高威力を持つようになるというカラクリです。」


芽「へぇ~・・・」フムフム

シェ「へー・・・」?

ア「・・・あのシェリー、分からない時は普通に分からないと言ってもいいですよ?」



芽「(・・・それにしても、あっちはいつまでイチャイチャしてるんだろ・・・?)」

ア「では次、シェリーですね。ではお願いします。」

シェ「まかせてよ!」




『シェリー=クラシア アークレンジャーレベル27 ランク9

 攻撃力;120 防御力;96 知力;68 瞬発力;176

 スキル;「プレ=ヴォルガン」、「プリ―フィオ」 呪文;前回+ミレオス』

『一時的スキル;「デュミローア」、「アウェイク」』



芽「この『ミレオス』って言う呪文ってどんなの?」


ア「『ミレオス』という魔法は脱力魔法の一つですね。敵一体を確率で動けなくします。射撃担当ならば優位に働くはずです。」


レ「いつの間にそんな魔法覚えてたんだ?そんな魔法覚えてんなら戦闘でも使えっての・・・」


芽「(あ、戻ってきた)」


ミ「ちょっとだけ影薄くなっちゃったけど、シェリーちゃんが二つ目のスキルを習得したのもこの章だったね。」


シェ「え~!?忘れないでよ~!」

レ「ま、このコーナーはそれ対策の企画なんだけどな。」


ミ「じゃあシェリーちゃん、もう一度新スキルを紹介してみて。」

シェ「うんッ」



『スキル2;「プリ―フィオ」

 発動条件;保有者生存時

 発動内容;相手に取り付く霊体魔をはがし、そして浄化する』



レ「あれ?こんな感じの技ならソリューとデモンズカウザムを分けるのも出来たんじゃないか?」


ア「いえ、デモンズカウザムは霊体魔ではないのでそれは不可能です。霊体魔というのは、簡単に言ってしまうとアンデットのことです。」


ミ「あぁ~、ということは幽霊さん的なものだったら使えるってことだね。いわゆる『除霊スキル』みたいな感じか~。」


レ「シェリーが使ったのはシェリーの親父だったな。なるほど、除霊スキルね。」


シェ「?じょれい?」


レ「(あ、君はそこからか~)」

ア「(・・みたいな顔してますが、今回の収録前まで『番外編』の意味も分からなかったレイさんも人の事言えない気がしますけどね。)」ププッ



ミ「最後は芽衣さんのステータスです。どうぞ!」




『松嶋芽衣(人間体) アークレンジャーレベル19 ランク12

 攻撃力;108 防御力;80 知力;436 瞬発力;142

 スキル;「エルベディオ」、「スフィロブースト」、「神徒の咆哮」 呪文;前回と同じ』



ミ「今回で三つのスキル全部お披露目だったね。やっぱり最初のはホント凄かったよ。」


芽「ありがとう。でもあの状態になるのってまだ二回目なんだよね。まだまだ慣れなくて・・」


ア「いえいえ!かなり達者な感じでしたよ!だって全ての攻撃を避けるか捌いているのですから!」


ミ「『スフィロブースト』もかなり攻撃力上がっていたよね!すごいなぁ・・・!」

シェ「すごいすごい!!」


芽「そこまで褒められるとは思わなかったよ・・・ありがとうみんな。」



レ「(何一つも知らない俺は何を言えばいいのだろうか?)」


芽「気にしなくていいよ~」


レ「なぜ普通に心読んでるんですかね・・・」





ア「はい!今回はいかがだったでしょうか!」


ミ「結構楽しかったね~。珍しく色々な技習得出来てたし。」

レ「珍しくとか言うな」

ミ「あとレイくんにも褒めてもらったし・・・」ボソッ

レ「ん?なんかいったか?」

ミ「べべべ別にッ!?何でもないよ!?」


ア「(最近のお姉さまはやたらとレイさんを意識するようになりましたね・・・まぁいいですけど)」


芽「でもミオンちゃん、今回でレベル41になったわけだし、もうそろそろ転職とかもいいんじゃない?」


ア「あ、確かにそうですね。基本職は最大でレベル50なので、そろそろ転職して上級職にという選択肢も考えないとですね。」


レ「確か似たような上級職に『司祭』とかいうのがあったな。どうだみお姉?次章はその回にしてもいいぞ?」


ミ・ア・芽「(それこっちが決める事じゃないけどね・・・)」

シェ「?」



ミ「・・・でもまぁ、そうしてみよっかな。」


レ「はい、では次の章はそんな感じなので宜しくです~」



ピンポン♪


???『えーレイ=ベルディア君、作者にも関わらず誤情報を流したことについて詳しく伺うので至急本部に来るように。』

レ「またかよ!!」




ミ「・・・ではまた次章で会いましょう!あと予想ですが、次章の内容はもっとあると思うのでよろしくです。」







次回は第7章です!

第7章は“7”ということで7月1日に投稿予定です、引き続きよろしくお願いします!




第7章は7月1日からスタート!

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