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とある青年のレベル上げ   作者: あいうえおさん
第3章 亡き母を求めて 《クラシア=ヴェルデ》
37/110

レベル34 紅騎士 《エルドラド》

新元号『令和』に成りました!

令和元年、ケンジロウ3代目をよろしくです!


「お、お前は・・・!!」

『ッ!??・・・』


絶体絶命のピンチに現れたのは、なんとバル・グラデ守護獣のエヴィウス。

エヴィウスは攻撃があたる瞬間のレイを口で銜えて、そのまま走って回避させたのだ。



――― エヴィウス・・・ ―――



ゲリュオンは、まるで今更だなといわんばかりの表情。まぁ確かではないが。

しかしこの状況でエヴィウスが現れたのは、こちらにとって嬉しい誤算だ。



――― レイ、ソナタニ力ヲ貸ソウ ―――



エヴィウスは銜えたままのレイを上に投げ、空中に放り投げられたレイを自分の背中に乗せた。


『!?まずいッ!!』バッ


何かが召喚される。

シル・ガイアはすぐさま妨害に入る、が


「邪魔させないよッ!ゲリュオンッ!!」


妨害に入るシル・ガイアの横に突進。


『ッ!?』ババッ


シル・ガイアはゲリュオンの突進で突き飛ばされる。


「レイッ!!」


次の瞬間、レイは赤い光に身を包んだ。

赤い光はレイの身体を優しく包み込み、レイに不思議な力を与える・・・

レイのオーラは炎を出して燃え盛り、竜閃の剣が眩い紅光の閃光を強く放ち出す ―――


『ッ・・・!!!!』





レイ=ベルディアが、再び覚醒する ――――




!!!!!!!!




突然の紅閃光がおさまり、辺りは元の闇氷の世界に戻っていく。

しかし、シェリーたちの目の前にいたのは、先程のレイではなく


「レイ・・・!!」



赤く輝く聖火の鎧を身に纏い

手に持つ剣は、赤く燃え滾る業火を秘めた竜王の剣


『ッ!!おのれッ・・・!!!』





レイは、『赤獣騎士(エルドラド)』に覚醒する






~~~~~~~~


赤青両騎vs焔王妃


8つの眼と2つの魔眼が王室の間全体を交錯。


「ッ!!」


先に動いたのはシェリーたちのほう。

シェリーは矢をおさめて弓を引く、矢は段々と蒼い光で埋め尽くされる。


シェリーは矢を放った。


神蒼閃(グングニル)!!」


シル・ガイアは右手に闇の力を召喚、シェリーの射撃を迎え撃つ。


『効かないわよッ!! 魔光弾(デスブレット)ッッ!!!』


蒼い閃光と闇の波動が衝突。

しかしシル・ガイアのバリアは、段々と押されている・・・



『ッ!!??強くなってる・・・!?』



シェリーの攻撃は赤獣騎士(エルドラド)出現により上昇。獣騎士集結による一時的なステータス向上効果である。


シル・ガイアは左手の魔力も一斉に放出、魔光弾(デスブレット)を放つ。

が・・・



『(!!しまったッ!エルドラドは・・・!?)』


「ここだッ」


シル・ガイアの上には、エヴィウスの背に乗るレイが斬撃を放とうと構えている。


『くッ、焔王盾(エビルシールド)ッ!!』


シル・ガイアは瞬時に上空へバリアを召喚、レイは斬撃を放つ。



竜王殺(デスドラゴ)



業火の斬撃、その業火は龍のうろこをも焼滅させる



!!!!


バリアに斬撃がぶち当たる。


『ッッ・・・!!!!』


その斬撃は先程より何倍も重く、そして強い。


「ッ・・」タタッ


レイは真下に向かって急降下、シル・ガイアに直接攻撃を仕掛ける。


『ッ!?』

「たあああ!!!」



バリッ・・・!!!!



業火を秘めるその剣で、レイはバリアを粉々に砕いた。

シル・ガイアはその衝撃でわずかに態勢を崩す。


「今!!」


シェリーが隙をついて矢を放つ。

閃光の矢・輝空閃(シェロスパーダ)



『!!』グラッ



!!!!!!!!



光の矢は左腕を貫通、左手に溜めていた魔力が一気に分散。

シル・ガイアは攻撃を封じられる。



『ッ!!・・片手が使えなくても問題ないわ!!!』



するとガイアは右手に魔力を召喚、右手に凝縮される膨大な冷気のスペル

シル・ガイアは呪文を唱えた。



『 「シラゼド」!! 』



巨大な氷結結晶が、2騎を凍てつく冷気でふさぎ込む。




「エヴィウス!」

――― ッ!!! ―――




レイの掛け声とほぼ同時に、エヴィウスは灼熱の波動を放った。


無数の灼熱熱線が一斉放射。

氷結結晶一瞬で昇華してしまうほどの高熱の波動は、王室の間を凍り付かせていた闇の氷をも溶かしていく。



『なッ!!闇の氷までッ・・!?』



そして今まで闇の中で凍っていたミオンたちも、氷の呪縛から解かれ始める・・・


「よしッ!ナイス!」




ピキッ・・ピキピキッ・・!!!




凍てつく氷から段々とひびが入り、そしてすぐに氷は砕け散る。

3人がついに目を覚ました。


「・・・あれ、身体が動く・・・?」

「あの波動を喰らったと思ったのですが・・・?」

「ッ!?これは・・」



・・・どうやら3人共困惑しているようだ。

闇の氷に封じられた対象は、凍り付いている間は無意識なために、いざ呪縛が解かれてみると体感する時間はほんの一瞬のように感じるのだ。


「みお姉!アリナ!突然で悪いがチカラ貸してくれ!!二人とも戦闘態勢だッ!!」


「うん・・てレイくんッ!?下の怪物なにものッ!?」

「えッ、あれって守護獣エヴィウスですよ・・・!?というかシェリーちゃんもゲリュオンに乗っています・・・!?」


2人は今の二人の姿に反応が追い付いていないようだ。

彼女らにとって体感時間はほんの一瞬だが、その一瞬のうちに2人が獣騎士体に変身しているのだから当然といえようか。


(そうだったな・・・2人はこの状況分かんねーんだよなぁ。)



「・・・話は後だッ!!みお姉は王妃の保護を!アリナはついてこい!」


「分かった!!」

「はいッ!!!」


「シェリーは射撃の準備ッ!!」

「うんッ!!」



レイパーティー全復活、形勢も4対1とさらにこちら側に傾いている。


『ッ・・!?ならもう一度封じるだけッ!!』


シル・ガイアはまだ動く右手に魔力を召喚。

闇の氷で凍てつかせる封印技・魔氷波(デスケルビム)


「させるかッ!!シェリー!!」

「分かってるッ!!」


シェリーはシル・ガイアの右腕に狙いを定め、矢を放った。

蒼い閃光・神蒼閃(グングニル)


「てやぁ!!!」ビュンッ!


まっすぐ速く、シル・ガイアの右腕に迫る蒼光の一閃


『ッ!!邪魔だぁ!!』


シル・ガイアは詠唱ストップ、矢の方向にバリアを召喚。


焔王盾(エビルシールド)ッ!!』


矢はバリアに弾かれる。しかしこれで手がふさがった。

今なら上半身がガラ空きだ。


「おおおおお!!!!!」


レイは剣から炎のスペルを発動、業火を纏った竜王の剣


レイは斬撃を放った。



「 竜王殺(デスドラゴ)ッッ!!!! 」


業火の斬撃、まっすぐとシル・ガイアの上半身へ加速。


『ッッ!!!!』グイッ


シル・ガイアはなんと強引にバリアを自分の前に持ってくる。

反応速度は桁外れ。

しかし



――― ~~~~~!!!!!! ―――



ここでゲリュオンの雄叫びが炸裂。

少し間を置いたのが効いたのか、シル・ガイアの動きがわずかに硬直する。


『なにッ!!』

「ナイス!!」



斬撃がシル・ガイアにヒット、シル・ガイアのは身は業火に包まれて発炎し始めた。



――― レイ、ソナタニ魔力ヲ授ケタ ―――


「!?」


――― 『ジゴレヴィ』デトドメダッ ―――




それは剣装備時からずっと呪文コマンドにあった消費魔力100の極大呪文

ステータスパネルを見ると、魔力値が不思議な力で上限を超えて丁度100に。

発動条件が整った。


レイは中心に膨大な魔力を召喚。



「はぁぁぁぁぁぁぁ・・・・!!!!!」



レイに集まる無数の魔力弾が雷を、風を、氷を召喚。

巨大な力で圧縮し、エネルギーを限界まで濃縮する。


『??・・・ッ!!まずいッ!これはッ・・・!!!』


急速に膨れ上がる膨大な魔力を前に、シル・ガイアは何かに気づいたようだ。

シル・ガイアは急いで回避を始める

・・・が


王室の間に死角はない。

出口もミオンやアリナたちに塞がれて簡単には通れない。


『ッ!!!』


魔力が限界まで溜まった、シル・ガイアの退路が断たれる、



「おおおおおお!!!!!!」




レイは現出する魔力を解き放つ。




極大消滅呪文・『ジゴレヴィ』、発動





解放された強力な雷が・風が・氷が、シル・ガイアの辺りを全てのみ込んだ。

雷は段々と肥大化し、風は段々と狂暴化、氷は瞬時に氷の世界へ豹変させる。



3つは合体、




極大電磁風としてシル・ガイアの前に現出する ―――――





次回投稿日;5月2日

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