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とある青年のレベル上げ ~グラド・サーガ~  作者: あいうえおさん
第7章 残り香は、ただ漂うままに 《エンブレム・ヘラウィザード》
103/110

第7回 レッツステータスッ!!


ミ「さぁみんな集まった?じゃあ行くよ!」



「せーのッ」




「「「「「レッツステータスッ!!」」」」」





ミ「ついに焔王妃、倒したね!」


レ「あぁ、実に93話分だったな。疲れたぜ・・・」


ア「でも今回の章は特に意味不明な要素が多く出てきてましたね!結構頭使いました!」

レ「(お前は使って・・・たっけ?・・・覚えてねーや)」


芽「・・・でも、今回はありがとう。私の半身に会わせてくれて。あんな形だったけど。」


レ「おう!・・・でも芽衣さんが仲間になった理由って、確かもう一つの自分に会うためだったような・・・」


ミ「ってことは、もうお別れってこと・・・?」

ア・シェ「「えッ?!お別れ!?」」


芽「まぁ本来は目的を果たしたし、ここでお別れだね。」


四人「・・・」


芽「・・・でも、差し支えなければ・・・もう一度、私も連れて行ってくれるかな?」


芽「このパーティーに入ってから、その前の生活やあっちの世界での生活よりも楽しくて。」


芽「ベルディアくんたちのレベル上げ冒険に、私もまた入れてくれる・・・かな?」


四人「・・・」


レ「・・・ふぅ、ヒヤッとしたぜ。」


芽「?」


ミ「勿論だよ!これからもよろしくね!」

ア「芽衣さんからは教わりたい魔法もたくさんありますし、私も大歓迎です!」

シェ「メンバーはおおい方がたのしーよね!」


芽「!!・・・ありがとう、よろしくね!」



レ「えー、というわけでまずは俺のステータスから。」




『レイ=ベルディア 魔法戦士レベル33 ランク11

 攻撃力;164 防御力;93 知力;110 瞬発力;79

 スキル;『プレ=ヴィローゼ』、『ルート』、『ブレイブ』 呪文;前回と同じ

 一時的スキル;『デュミローア』、『アウェイク』』



ミ「いや~、レイくんはどんどん強くなっていくね。」


ア「今回もスキルを発動させてますよ!正直この短期間でこんなにももスキルを発動出来た冒険者は見たことないです・・・」


レ「ん?俺が凄いっていいてーのか?そんなの当たり前だろッ」ドヤッ

ア「ホントその言葉がとても残念です」


芽「・・・あれ?なんかもう一つ発動させてなかった?見当たらないけど・・・」


ミ「え、そうなの?」

ア「え、そうなのですか?」

シェ「え、・・・?」

レ「え、そうなの?」

芽「え、気づいてないの?」



・・・



・・・・・



ミ「・・・じゃあ次私だね!」

レ「えッ終わり?こんな半端な所で・・・」


ミ「じゃあ答え分かるの?」


レ「・・・分かりません」


ミ「尺あんまないし、どんどん行かないと!」


レ「はい・・・尺?」




『ミオン=プルム 司祭レベル9 ランク10

 攻撃力;47 防御力;69 知力;106 瞬発力;54

 スキル;『ジゴケルビム』、『パラディブースト』、『パーフェクトリード』 呪文;前回と同じ』




ア「あのスキルカッコよかったです!」


ミ「ありがとうアリナちゃん。でも今でもあまり引っ張れる自信はついてないのが本音だけどね・・・」


レ「そうなのか?俺は見てないしそもそも居なかったから分かんねーけど、メンバーを動かせていたのはホントなんだろ?」


ア「そうですよ!スキル発動後からは戦闘がやりやすかったです!」


シェ「たしかに!ちょっと楽しかったかも!」


ミ「そ、そうかな・・・じゃ、じゃあちょっとは自信にしても・・・いいかなぁ?」




『アリナ=メルド 賢者レベル22 ランク11

 攻撃力;11 防御力;62 知力;180 瞬発力;84

 スキル;『フィドゥーティア』、『魔力覚醒』 呪文;前回と同じ』




ア「今回は私普通のレベルアップでした。」

レ「見りゃわかるわ。じゃ、次行くか。」

ア「ちょちょちょまだでしょ~!!!???」


レ「・・・じゃあなんかあるか?前回はお前がメインだったし、良くね?」


ア「えぇと・・・えぇと・・・・・あッ!」


四人「?」


ア「私のお母さんのステータスなんてどうd ―――

レ「はい次」


ミ「ごめんねアリナちゃん・・・レイくんの言い方は言い方でアレだけど・・・」

ア「(くぅ・・!次はもっと強くなってやるです・・・!!)」




『シェリー=クラシア アークレンジャーレベル29 ランク10

 攻撃力;128 防御力;102 知力;74 瞬発力;184

 スキル;『プレ=ヴォルガン』、『プリ―フィオ』 呪文;前回と同じ』




シェ「はいつぎ!」

レ「お前が言うなよそれ・・・」


ミ「でもね、これでパーティーメンバー全員がランク二桁になったんだよ。メンバー全員が二桁に乗る4人以上のパーティーってあんま無いんだって。」


ア「確かにそう聞きますね。特にイーストデルト周辺地区では私たちトップレベルの強さですよ!」


芽「ま、もう一人の私を倒すくらいだもんね。考えると、納得しちゃうな。」


レ「てか俺が率いるパーティーが一番じゃないワケないんだよなぁ」

ア「うわまた出ましたナルシスト」

レ「うるさいスーパーロリガキ」


ミ「でもそれって、一番のレイくんが率いる私達も強いって言ってるのかな?そう考えると、ちょっと嬉しいな。」

シェ「じゃあわたしも頑張っちゃう!」

芽「ふふ、ありがとう。」

ア「最初からそうだと言えばいいのに・・・素直じゃないですねッ」


レ「(確かにそうだが・・・最後のヤツはちょっとムカつく!このロリガキ!)」




ミ「さて、次は芽衣さんのだね。」


芽「あ、その前にちょっといいかな?」


四「?」


芽「私はこの章でもう一人の私と再び一つになったの。そしてベルディアくんたちはそんな私から悪魔の心を消してくれた。」


芽「だから今の私の意識は変わらないけれど、ステータスは大きく変わってるんだ。」


レ「どういうことだ?」


芽「今の私のステータスは、前の私とシル・ガイアだった私のステータスを足して2で割ったもの。」


ミ「それってシル・ガイアの芽衣さんの技も使えるってこと?」


芽「技までは使えないけど・・・現にあっちの私が覚えていた古代魔法は今一つも使えないし。」


芽「でもステータスは大きく変わったの。じゃあそれを踏まえて、こちらをどうぞ。」




『松嶋芽衣 アークレンジャーレベル19 ランク12

 攻撃力;216 防御力;143 知力;271 瞬発力;100

 スキル;『エルベディオ』、『スフィロブースト』、『神徒の咆哮』 呪文;前回と同じ』




芽「ちなみに私のメンバー表記も、『松嶋芽衣(人間体)』から『松嶋芽衣』に変わったの。」


レ「こ、攻撃力200オーバー・・・」


ミ「ということは、もう一人の芽衣さんの攻撃力が異常な高さだったんだね・・・」


芽「うん、現にもう一人の私の攻撃力は324。かなり高かったの。」


レ「お前なんてワンパンだなアリナ?」

ア「なッ、それをいうならレイさんだってそうですよね?!」


シェ「でもこの三つ目のすうじ、下がってるね。」


芽「それも足して2で割った数字だから、もう一人の私は呪文攻撃はそこまで得意じゃなかったみたいね。」


ア「そうなのですか?戦ってる時は脅威でしたよ?」


芽「え、そうなの?じゃあそれは多分スキル効果かもね。」


芽「ま、結構ステータスが変わった私だけど、ベルディアくんはうまく使ってね。」


レ「おう、任せろ!」



レ「(ステータス変わったっつっても、強いのは変わんねーんだよな)」







ミ「今回は、ステータスの方はそこまでだけど、展開が凄かったよね。」


ア「確かにそうですね。意味不明の逃亡に未来人召喚、最後には焔王妃討伐ですからね。」


芽「私も目的を果たせたし、今回の章は私達にとって大きかったかも。」


レ「あぁ、本当にイベントづくしだったぜ。逃亡して未来人に・・・あれ、未来人?」


ミ「(あッ)」

ア「(あッ)」

シェ「(あッ)」


レ「んなヤツいたか?」


ア「(確かにレイさんはカイさんと話していなかったですね・・・)」


レ「お、おい・・・なんで黙って・・・芽衣さん知ってるか?」


芽「いや、私も分からないよ。」


ア「・・・ま、まぁそのうち分かると思いますよ。」


レ「は、はぁ?」


ミ「楽しみだねレイくん!」

シェ「だね!」


レ「え?あ、あぁ・・・だな。・・・なにがだよ?」



ミ「(ホント、楽しみだね・・・!)」





ミ「次回は八章です!大分長くなりましたが、宜しくお願いします!」





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