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四神がうちにやって来た?! inサモナー領域。

これまでサモナー能力は、異世界にかかわることだ って風でお送りしてまいりましたが実は!

 

サモナー能力は異世界のみにあらず。

 

今回はこの、びっくりした経験をお話します。

 

以前、キトラ古墳の壁画展に行ったのですが。その時、ずーっと周囲からプレッシャーをじわーっと感じておりました。

そのことは四神が「掘り出したあげく、見せ物にしやがって」って怒ってるのかな? と思ってたので、なんの変哲もないただの霊的体験だったんですよ。

そりゃいやだろうな、とそのプレッシャーをずーっと受けてました。周り終えるころには多少ふらついてましたけどね俺。でも大したことはなかったです。

 

四神が全部デザインされたTシャツをお土産に帰って暫く後。それを着てる時の昼食中、いきなり左腕をキュっと掴まれたような感覚。

「助けてくださいー!」っと女の子の声が、ミュート音量のようないつものサモナーボリュームでしました。

よくあるサモナー領域での現象だろうな、と思って気にはしつつそのままいたら。

この女の子、なんと

 

その四神Tシャツを媒介に俺のところに現れた朱雀っ娘

 

だと言うことで。そりゃ「なにぃっ?!」ってサモナー領域でびっくりしますわな。

で、なにから助けてほしいのか聞いてみたら、白虎娘に追っかけ回されてて 食べられそうだから助けてほしい、と。

そんなこと話してたら渦中の白虎のみならず 青龍に玄武まで出て来てしまいまして。みんな、それぞれの色に即した髪色の少女の姿をしています。

 

白虎っ娘に話を聞いたら、ただ仲良くしたくてそばに行きたいのに、小鳥の本能なのか 食べられると思って逃げ回ってると聞いてほっこりしました。

「ほっこりしないでくださいー」って朱雀ちゃん、ぽかぽか叩いてきてます。これ書いたのずいぶん前なのに、なぜ今になってリアクションするのかw

で、四人の誰だったかに聞いたんですが、壁画展の時のプレッシャーは、

 

自分たちの視線に気付き、それを恐怖として受け取るのではなく、

四神の立場で考え(怒ってるのかな、と言う解釈)て一心に受け続け、

なおかつ四神に気持ちを向けてくれた(そりゃいやだろうな、と考えたこと)唯一の人間だったから、

興味があって、ついじっとみつめてしまっていた

 

ゆえの物だったとのことです。

彼女たちの話によれば、四人はアジア圏各地の 方位を司る四神の中の一グループなんだそうで。俺のところに定住してていいんだろうか、と思ったんですが そしたらいてくれてる理由を話してくれました。

黄龍がいることで初めてその役割が機能するらしいんですが、この四人 昔に自分たちのところにいた黄龍が中国に行ってしまったことで守り神としての力が発揮できなくなっていた、そうです。

 

で、サモナー領域に定住してるこの娘たち。白 黒 青は普通に名前で呼ぶんですが、朱だけは俺のことを黄龍さまって呼ぶんですよ。

四人の中で一番幼い雰囲気の朱雀ちゃん、マスコットみたいなんですよね。青龍ちゃんが言うには、懐いてる証拠らしいので、ずいぶんと大層な呼び方だなとは思いつつそのままにしてます。

拙作をお読みいただいてる方の中、だんじょん☆どーんの読者さん宛のたとえではありますが、ディバイナちゃんみたいな雰囲気だと思ってもらえると、この朱雀ちゃんのイメージは掴みやすいですかね。

この四人、どっかに出したいなーと思ってたりします。思ってるだけで、実際出せるのかは未知数って言う相変わらずですが。

 

そんなわけでして、こんな体験経由で四神なんて言うすごい娘っこが仲間になりましたっと言うエピソードでした。

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