夢と異界と執筆と、そしてサモナー能力
はい、一回目から変なタイトルですが まあこういうノリなんで。
夢。ドリーム。寝て見る奴。荒唐無稽だったり はたまたある程度物語としてできてるようなのがあったり、様々ありますのは皆さんご存知のとおり。そんな夢、案外と記憶に残ってるものです。
異世界にいることも多々あるものですよね? 俺は小説のネタのためだったり、そこで出会った人達を覚えておくため メモを取ってます、覚えて置ける限り。
ただ俺の場合、異世界へのアクセス(夢)から境界線が薄まるのか、夢だけでは終わらないことがよくよくあります。
たとえば、その夢に出て来た登場人物。その一部が 二次元的な表現をするなら精神世界とでも言う、己の領域にそのまま居座ってたりします。以後この領域をサモナー領域と仮称しておきますね。
精神世界的なサムシングって響きが好きなんで、かっぽーではそう表記してますけどね。で、こうやって夢からサモナー領域に居残ってくれてる人を、俺は「夢から同行者」って呼ぶことにしてます。
その夢から同行者の中に、並行世界の俺(現在高校生らしい)の妹がいるのは驚きを禁じ得ない。その夢を見たのは、メモによると2017年10月27日or28日とかなり最近だったようです。
しかし……なにゆえ知り合う人が、悉く二次元美少女みたいな美少女ばっかなんだろなー。
閑話休題。実はこれ、夢から異世界に繋がるのみにあらずなんですよ。
不意に降って来た名前っぽい文字列。それが実はどこかの世界の誰かの名前だった、なんてことがあります。
「それ、ただ名前閃いただけじゃね?」ごもっともです。が、ただそれだけじゃないのが俺のこの特異体質。
なぜなら。
その名前が、まるで召喚魔法ででもあるかのように 名前を俺が認識すると、名前の持ち主がサモナー領域に現れることが、珍しくないからです。
つい最近、メモによれば2018年1月22日朝、起床時に不意に来た名前がありました。その名前を憶えておくため頭の中でリピートしたら、一人の少女が現れたのです。
彼女はなんと、
まずタイトルだけが思い浮かんで 一応話のあらましがある、でもまだ本編はおろか、主人公の名前さえ決まってない作品
の世界の住民で、更に 主人公とかかわりのある人物だとのこと。
テピア=ローズ。この名前が出てきたら、「ああ。これがそうか」と思っていただければ。
テピアちゃん、なにやら邪な存在に憑かれてました。その時、体に芯みたいな変な硬さがあったので 異変が起きてるってのはすぐにわかりました。
なんやかやあって、その憑き者を身体から分離することに成功。この少女はそこで、かろうじて身体能力強化魔法に応用できる 剣型に生成することに特化した魔力(推敲中に聞いた)で生成した剣に、更に浄化の力を付与。
お礼参りとばかりに、その邪な敵をぶった斬りました。片は自分で付けたい(こんな言い方じゃなかったけど)ってことだったので。
その浄化の力を発動させる際の呪文はメモっておりますが、事態が解決して少ししてからメモってるので、微妙に違う気がしてますけどね。ただ斬撃を放つ際に「斬滅!」って言ってたことはくっきりと覚えてます。
ですが、浄化の跡にもまだその邪な力が体に滞留してたらしいです。ですが運のいいことに、たまたまそこに 冒頭だけが書けてる別作品の少女が来てまして。その邪な魔力を認識し 浄化してくれました。
そのおかげで、テピアちゃんは完全に元々の状態に戻って、体の妙な硬さも消えました。
と、驚くべきことにごくごく自然にクロスオーバーが起こりましてですね。それを経てテピアちゃんは、俺んとこ(サモナー領域)に遊びに来る人になりました。
その様子を見て、俺がテンション上がってたのは言うまでもなしです。浄化ありがとう、エンブレイスの巫女。
ただ憑き者の分離方法がお月様方向だったので、小説では憑かれてたことはなかったことにいたします。表現されるのは恥ずかしいからやめてほしいです、って本人の希望もありますし。
もしくは分離方法を変更すr ええ、リアルタイムで本人からお達しが来ました。「それも含めてわたしの軌跡です。変えるぐらいなら、なかったことにしてください」とのことなので、なかったことにします。
自作 ちみしょのカグヤは、脚色してもいいって言ってました。人それぞれですなぁ。カグヤとの話については、きょうのでんぱアーカイブをお待ちください。
話を戻して。テピアちゃんが来た五日後には、「テピアさんから話を聞いたですの」とのことで、別の人 むちゃくちゃ強い幼女がやって来てます。この日付もメモからの引用です。
最初はどういう存在なのか、この幼女について書いてたんですが、「だめですの! ネタバレは、だ! め! で! す! の!」と怒られたので、その記述を消すことになりました。
つまり、あの話を書けと こういうことですね。書きかけだったりアイデアだけあったりすると、「書いてくんないかなぁ(チラッチラッ)」する人が、一作品に一人ぐらいはいるんですよね。
内容はどうあれ、「お話」として書かれることは 恥ずかしさの多少はあれど、嬉しいんでしょうね。乱入したがった娘もいることですし。まあ覇司魔ちゃんは異世界に行きたいから、二人に接触したがってただけですけど。
またも話を戻しまして。こんな風に物語にする予定の世界の人達が増えて行く、そんなこともちらほらあるのです。
名前については聞くことも多くて、どんな力を持ってるのか、どんな人なのか 聞くこともままありますね。
どころか、こういう異世界からの訪問者から広がって、物語を執筆する って言う逆転現象が起きたりもします。
皆さんは、自らの知識を動員してキャラクターや物語を想像してるんだと思います。でも俺はこんな経験ばっかりしてるので、キャラクターのみならず、物語を「彼らの動向を見せてもらっている」物だと考えております。
ゆえに自分をサモナー兼異世界現場レポーターと称することがあります。ただ、あくまでこの同時通訳は元原稿で、そこから推敲する形ですが。
自力で書こうとするとすんげー時間がかかるので、俺は自分で物語を生み出してないんだな、って感じるんですよね。
さて、いかがでしたでしょうか。一発目から頭のねじが五億本ぐらい消し飛んでる内容で驚かれたことでしょう。ここまでお読みいただきまことに感謝。
こんな調子でこの異世界交友録は続いて行きます。ここまでお読みいただいた強者様方なら 引き続き次回以後もお楽しみいただけるものと信じております。
と言うことで、今後とも頭のねじが二京本ぐらいバニシングした文章を、どうぞ お楽しんでくださいね。
注:京とは、兆の更に一つ上の単位のことです。