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なんだ、その尻は。いいえ、桃です。  作者: 天ノ川 こたろう
プロローグ:なんだ、その青年は。いいえ、オタクです。
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序章・序

 なんだろう……この焦燥感は。何かが俺を駆り立てる。

 旅立て……と。

 ……何処へ?

 戦え……と。

 ……誰と?

 謎の何かが俺の中で動いてる。


 何も分からないまま俺は衝動的にパソコンを開いた。

 おもむろにキーボードをたたく。まるで勝手に手が動いているみたいだ。

 表示される画面に自然と口元が緩む。


 物語が始まろうとしているようなあの感覚がよみがえる。


 心臓の鼓動が一つ大きく脈打った。

 

 ……さて、ここに行くか。



 ………………



 …………



 ……

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