二話「協力者募集中!」
「……はい、やめ!」
定めた時刻になると終わりの合図を出す。真剣な表情で机に向かい合ってた友人達が一様にホッと一息ついたのが分かった。
高校生最後の学期が始まった。しかしほとんどの人は感心を抱いてる暇なんてなかった。おおよそ二週間後にはセンター試験が控えているからだ。彼らは最後の追い込みに必死になっている。
そして今日、恵ちゃんを含めたいつものメンバーで模擬センター試験を実施することになった。当然試験会場は高城家……つまりは俺の家だ。本番のセンター試験を意識して、試験時間や時間割まで同じにするという徹底振り。
生徒独自主催の擬似センター試験も二日目を終え、本番さながらの緊張感で挑んだ受験組にも一時の安息が訪れる。
「よし、じゃあ俺はお茶や摘みでも取ってくるか。採点班はそのまま続けてくれ」
「了解」
「任せて」
ひょこっと笑った顔を見せたのは推薦組の比奈と久志。彼らには試験の採点を任せている。受験組程ではないが二日間の労働の量を考えると決して少ないわけではない。それでも心配させまいと笑顔を保ち続ける二人には頭も上がらない。
試験を受けない人間だって、受験組のために真剣な思いをしている。どんなに孤独に思える行為でも、裏には必ず一緒に戦ってくれる人間がいるのだ。
俺達は完璧な体制を作り上げ、作業は順調に進んだ。試験を受けた四人も一息つき、採点も終わってそれぞれの答案を見直す。各々微妙な表情を浮かべたり、喜色満面だったりと返ってきた結果を受け止める。……まあ、一人真っ白に燃え尽きそうな若菜ちゃんがいるが、それに関しては心の中で頑張れと唱えることしか出来ない。
「皆この二日間の成果を実感した所だと思う。そこでクールダウンがてら俺と比奈から皆に話したい……というか、頼みごとがあるんだけど聞いてくれるか?」
「頼みごと? まさか比奈関連じゃないでしょうね?」
流石幼馴染。鋭い。
「まさかじゃなくてその通りだ。比奈の引退表明は記憶に新しいと思う。それで、今度引退イベントを行うんだ。そのイベントに協力して欲しい」
模擬試験は純粋に心から受験組のために開催したことだ。そのついでに俺達がやろうとしていることへの協力も仰ごうと考え、このように提案している。
「引退ライブじゃなくてイベント?」
「それに協力って……俺達が出来ることなくない?」
直弘はメガネをずりあげて。久志は眉をひそめて語尾を上げる。
「そのことについてなんだけど、今の私達には非常に複雑な事情があるといいますか……」
「この際だ。もう全部話すよ。実はここ最近、俺達には色々あったんだ。どうしてそうなったのかを説明するには高校入学直後……いや、そのちょっと前から話す必要があるんだが――」
これから行おうとしている事への協力を求めるにあたって今更自分の汚点を出し惜しみする余裕はなかった。全てを暴露して受け入れてもらって、充分に理由を知ってもらった上で「協力する」の一言が欲しい。
俺と比奈がかわるがわるこれまでの事を説明する。最初こそ直弘や恵ちゃんあたりがやじを飛ばしてきたが、次第に表情は真面目なものとなり、皆が俺達の話に聞き入ってくれた。
そうして全部をばらした後、
「……お兄ちゃんにそんな過去があっただなんて。というか、比奈が訳分かんないこと聞いてきた理由ってそういうことだったんだ……」
「……物語の登場人物みたい」
などと呆気に取られている方がほとんど。
けれど唯一事情の大半を知っている由香梨だけは真剣な瞳で言う。
「比奈には色々言ったけど、ここまでしろと言ったつもりはないはずなのよね。けどまあ、結果オーライなんでしょうね。私は協力するわよ。あんたら二人が何を企んでいるかは分からないけど」
彼女は誰よりも真っ先に協力を約束してくれる。
「直弘、いつの日かカズが『異常』だとか言ったこと覚えてるか?」
「ん? ああ、確かそんなこと言ってたな」
「その時、直弘が言った事覚えてる?」
「あいつが何か困っていたら力を貸してやろう……みたいな感じだな」
「今がその時じゃないか?」
「……そうだな。その通りだ」
次に直弘と久志が二人で会話を始める。何を話し合っているのかよく分からないが……。だが二人は揃って「俺達も協力する」と申し出てくれた。
「私は二人に恩があるからねー。何でもやるよ! 少しぐらい危ない仕事も引き受けようじゃない!」
無い胸に手を当てて偉そうにふんぞる恵ちゃんだった。その隣で「あ、危ない仕事って何だ!? やめとけ!」と慌てふためいている。
「若菜は……駄目、かな?」
恐る恐るといった様子で比奈が若菜ちゃんに尋ねる。
若菜ちゃんはすぐに答えを返さず、閉じた目をゆっくりを開ける。
「……正直なことをいうと、私は反対。これは私の勘なんだけど、二人は多分公開恋愛の時と同じような無茶をしようと考えてる気がする」
ドキリと心臓が跳ねる。まさに若菜ちゃんの言うとおり。無茶と無謀で構成された計画を遂行するつもりだ。
しかし若菜ちゃんは穏やかな目つきで俺達を交互に見る。
「……けれど和晃君と比奈が必要とするなら私は手伝うよ。ううん、手伝わせて。私は二人なら出来るって信じてるから」
彼女の言葉には信頼という感情がたっぷりと含まれていた。
俺と比奈は具体的な言葉を返さず、ただ揃って頷いた。
「これでこの場にいる全員の了承は取れたわけね。で、あんたらは何をやろうとしてるのよ」
話がまとまったところで由香梨が訊ねてくる。そうだな、詳細を話さないことには何も出来ない。
「まず比奈の引退をダシにする。引退ライブと公開恋愛ラジオの公開録音で応援してくれたファンをまず呼び寄せる。本番はこの後にやる演劇だ。皆にはイベント全体の進行管理だったり、何人かには役者として出てもらいたい。恵ちゃんに関してはラジオのゲスト出演もいいかもしれない」
お、私の出番ね。任せなさいと恵ちゃんは輝かしい笑顔を見せる。
「奇才と呼ばれた和晃なのに……計画していることはたったそれだけなのか?」
「奇才って何だよ。若干馬鹿にしてないか? とにかく、俺達がやろうとしていることはまたちょっと違うんだ。さっきも話した通り、俺と親父の間には約束という名の確執がある。それを終わらせるために劇の世界の出来事を現実の出来事に錯覚させる」
「……ごめん。カズの言ってることがよくわからない」
「……こればかりは久志君に同意」
他の方々も揃って首を捻る。
そりゃそうだ。言われる側の人間なら俺だって「こいつ何言ってるんだ。頭大丈夫か」などと思うだろうし。
「まあ、聞け。演劇の最後にある仕掛けをする。その仕掛けが上手くいけば観客はそれを劇と思わず真実と受け取る可能性が微粒子レベルで存在する。微レ存ってやつだな」
「それって駄目なんじゃ……」
「というか仕掛けって何よ」
一番大事なのは真実と思わせるその仕掛け。今回の最大の見せ場であり、失敗は許されず、かといって成功したら色々と世間が大騒ぎすることになるもの。
「その仕掛けなんだけど……」
チラリと比奈を窺う。彼女もこちらを見ていたようで視線が合ってしまう。
「その……驚かずに聞いて欲しいんだ」
慎重に言葉を選んで友人達に「仕掛け」を説明した。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
今度こそ本当の本当に秘めていたものをこの世に出しつくし、恥ずべきものはなくなった。計画の全容を知ることになった友人達の末路はというと、
「いや、納得はいったけど……ほんとあんたらって馬鹿よね……」
「その発想はなかった」
「多分、俺は二人を超えることは出来ないよ」
「お兄ちゃんって変態だね……」
非常に失礼な言葉を吐きつつも、皆が皆疲弊しきっていた。若菜ちゃんに至っては壊れたパソコンのように口を開けたままフリーズ。お湯でもぶっ掛けない限り動くことはなさそうだ。
「比奈……あんたもよくこの企画にオッケー出したわね……」
「まだ正確な返答は出してないけどね。でも、もう腹は括ったよ。出来ることはやるよ」
「……心底お似合いよ、あんたら」
由香梨のそれは褒めてるのだろうか。
「まあ、でもこれならいけるかもしれないね。……俺達だってこうだもの」
「ああ、その通りだ。これはこれで何だか燃えてきたぞ」
「私も。ビックリを通り越して面白くなってきた」
「どいつもこいつも元気ね。私も人のこと言ってられないけど。いいじゃない。やってやるわよ。やる気出てきたわ。なんでもバッチこーい!」
高城家にやる気と情熱の炎が燃え上がる。何だか色々間違っている気がしないでもないけど。でも熱意を持ってくれるのは当事者として非常に嬉しいことだ。
「……その前に受験もあるけどね」
しかし。フリーズした若菜ちゃんがこの場の業炎すら凍結させてしまったのだった。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
友人五人の協力を得ることは出来た。しかしそれでも足りない。今回の計画では比奈と出会ってから関わったほとんどの人間を要するほど大規模なものだ。それは当然身近な存在だけに限らない。
「久しぶりだね、和晃君。何の説明もなく連絡が途絶えたから心配してたんだよ」
「それに関してはほんっとうにすいませんでした! 今回は全ての説明に加えて、慶さんに頼みがあるんだ」
対面しているのは今では有名俳優の河北家慶こと慶さんである。
文化祭が終わった次の日に「今までありがとうございました。少しの日々ですが充実した毎日を送れたのは慶さんのお陰でした」とメールを送って、それ以来彼との連絡を止めていた。夢に敗れた俺は少しでも演劇から遠ざかって傷つけるのを避けていたためだ。現実に正面から向き合いたくない餓鬼のような理由である。
友人達にも一度話しているからか、要点をまとめて伝えることが出来た。慶さんは眉間にしわを寄せて唸る。
「ううむ、和晃君にそこまで複雑な事情があったなんてね。それなら僕に連絡がなかったのも納得だ」
「いや、連絡を怠ったのは俺が子供だったからだ。今はちゃんと過去と向き合って前を見ることができる。けど、今は前を見ることしか出来ない。ここから先に進むためには超えなきゃならない壁があるんだ」
「それが僕への頼みに繋がるってことか。その内容は一体どんなものだい?」
「そうだな……。今回は以前のような無償で教えてくれ、なんてものじゃない。プロの役者としての力を借りたいんだ。つまりこれは俺から仕事の依頼だ」
「興味深いね」
「俺達はこれからあるイベントを起こそうと思ってるんだけど――」
慶さんにも一から十まで計画の全容を知らせる。最初は納得しながら拝聴していた彼だったが、最後の「大仕掛け」を話すと「ええええ!?」と慶さんには珍しい動揺を見せた。
「……で、そのイベントの演劇に役者として出て欲しいんだ」
「はあ。いや、まあ、それは分かったけど……本気でやるつもりなのかい、これ」
「勿論。これぐらいの事じゃないと本物に見せかけることなんて出来ないからな」
「それもそうか。和晃君がやろうとしていることはとんでもないことだもんね」
慶さんは戸惑いを浮かべながらも微笑んだ。
「よし、分かった。君の熱情は充分に伝わってきた。だから僕も和晃君に協力するよ」
「本当か!? あ、でもプロの役者の依頼ってお金がどれだけ必要なのかわからないから教えて欲しいんだけど……」
「いいや、すぐにはいらないさ。ツケってことでどうだい? 和晃君が夢を叶えた時、依頼両を貰うことにするさ」
「慶さん……」
ウインクしている慶さんを憧憬を持って見つめる。なんて男らしい格好いい回答なんだ。今まで変な感性を持った色男ってイメージで、素直に尊敬したくない幼稚じみた反抗心があったけど、それが全て砕け散った。俺が馬鹿だった。慶さんはかっこよくて俺の尊敬する役者の大先輩だ!
慶さんが神様のように見えてきた所でポケットの中にある携帯が震えていることに気づく。着信相手は比奈からだった。
「もしもし。そっちは順調か?」
俺と比奈は別行動でそれぞれ協力者を募っていた。俺は慶さん。比奈はお姉さん……つまり博美さんの説得をしている最中である。
『それなんだけど……』
電話越しの彼女の声は苦々しいものだった。結果が芳しくなかったのだろうか……。
『話し終えたらお姉ちゃん、卒倒して倒れちゃって……』
「…………」
話を聞いて卒倒するって凄いな……。いやでもあのシスコン大魔王の博美さんだ。娘を持つ親父バリの愛情を持つ彼女ならそうなってもおかしくないというか、想像できるというか。これはちょっと無理そうかな。
『でもね、さっき復活したの』
「そうか。それはよかった。いやほんとに。博美さんにはすいませんって言ってたことを伝えてくれるか?」
『多分その必要はない……と思う』
…………多分?
『今お姉ちゃん、すっごく虚ろな目をしてか細い声でこう呟いてるんだ。ひ、比奈の決めたことだから手伝ってやるわよ……。だからそのための動力源を頂戴……って』
「つまり条件と引き換えにってことか」
それでも協力してくれるというならありがたい限りだ。比奈にその条件とは何かを問う。
『ちょっと待ってね。お姉ちゃん、動力源として何が欲しいの? ゆっくりでいいから私に話してみて。……うん、うん。リアルで男が男を組み伏せてる写真が欲しい? 上半身裸で?』
「リアルで男が男を組み伏せてる写真が欲しい。上半身裸で。……いやいや」
確認も兼ねて介護ヘルパーのような比奈の言葉を反芻したのだが、その内容たるや。流石シスコン大魔王腐女子担当だ。
「まあ、適当にネットで検索して該当する画像を渡そう。――って、慶さん!? 何で服脱いでんだ!?」
携帯を切って顔を上げると、見事な肉体美を披露する爽やかなイケメンがいた。
「え? だって和晃君が僕に組み伏せられてる写真が欲しいって。しかも上半身裸で」
「どこでどうそうやって解釈した!?」
「あ、すまない。和晃君が僕を組み伏せてる写真か」
「そっちじゃねえ!」
前言撤回。やっぱり慶さんは気色変人の憎ったらしい大馬鹿野郎だ!
「なあに、優しくするから安心してくれ」
「その言葉のどこに安心する様子があるんだ!?」
「僕も男とは初めてだ。心配しないでくれ」
「だからそうじゃないって! 来るな、こっちに来るなああああああああ!!」
二人の協力者を得ることが出来たが、代わりに何か大切なものを失ったのであった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「先輩方が俺達に用があるのは分かりました。けれどその前に一つだけ聞いていいですか? その……和晃先輩はどうして泣いているんですか?」
「俺……もうお嫁にいけない……」
「黒瀬君、気持ちは分かるけどカズ君の繊細な心は今ボロボロだからそっとしておいてあげて」
はあ、と目の前の後輩二人は哀れむようにこちらを見てくる。
こうなるのも仕方ない。体を蹂躙された挙句、ホモ(っぽい)画像まで撮られたんだ。ネットなんかに流出したらそれこそ生きてけない。貞操を守り抜くことが出来たのだけが唯一の救いだ。
「と、とにかく、今俺達はあるイベントを起こそうとしてるんだ。それに協力して欲しいんだ」
涙を拭い、祥平と梨花さんの二人に力説する。二人はジト目でこちらを見てくるだけだった。
ちなみに祥平だが、怪我も完全に治って後遺症もなく、今では普通の生活に戻っている。事故当時の衰弱っぷりは今では見る影もない。
「ええい、これだから感受性のない若者は!」
「何でキレてるんですか。ちゃんと聞いてますってば」
「祥平君の言うとおりです。先輩の七変化が面白かったからとかではなく……っぷ」
「梨花さん、後で覚えておけよ!」
俺が受けた辱めと同じくらいの屈辱を味あわせてやる。
……とまあ、個人的な私怨が発生した所でスイッチを切り替える。咳払いして場の空気を整え、今度こそ語り始める。
三度目になると大分スムーズに話を進めることが出来た。俺や比奈の今までの出来事を話し、これからのことを語ると誰もが頭を抱えることになる。それは目の前の二人も一緒だった。
「まーた高城先輩はそんな無茶なことを……」
「というか、二人の恋人関係って最初は嘘だったんですね。ビックリしました。しかしそう考えると色々納得できますが」
梨花さんは呆れ、素直に信じきってくれた純情な祥平は感心すらしてる。
「まあ、おふた方が公開恋愛以来の大事をかまそうっていうのは理解しました。協力ならしますよ。文化祭の役を代わってくれたお礼もありますから。他の演劇部員にはもう話は通したんですか?」
「いいや、まだだ。これから協力を要請するつもりだ」
「普通こういうのを話すのは元部長や同学年の部員だと思うんですけど」
現部長にいきなり話すことに何か不満ではあるのだろうか。
祥平は文化祭が終わって病院を引退後、正式に演劇部の部長になった。今まで以上にキビキビしてるとかしてないとか。
「まあ、そうかもしんないけどさ」
確かに話しやすさ、協力のこぎつけなんかは何だかんだで長いこと一緒にやってきた同学年の部員達の方が集まりも良いし、積極的に助けてくれると思う。それでも演劇部の中では祥平にいの一番に話をした理由は、恐らく……。
「演劇っていわれて思い浮かべる人物は二人いる。一人は偉大な人で、師匠ともいえる存在だ。もう一人は身近な存在だけど演劇に誰よりも情熱を注いで、一直線に進む後輩の姿だ。祥平が俺に憧れてるって言ってくれたように、俺も祥平のことを尊敬してるんだよ、多分」
「……先輩は恥ずかしい台詞を堂々と吐くんですね」
「お前に言われるのが一番堪えるぞ……」
しかし祥平は言葉とは裏腹に口を綻ばせていた。
「全力でやってやりましょう。先輩の晴れ舞台なんですし。俺が出来ることは何だってやってやりますよ」
一球入魂。祥平は今まで見せたことのないやる気を発動させる。頼もしい限りだ。
「私も協力します。夢の重みについては自分も重々承知してますから。それになんて言ったって、比奈さんのお手伝いが出来るんだったら断る理由がありませんよ」
「梨花……」
今度は比奈が梨花さんに感動を覚える番だった。
こうして心強い味方がまた二人生まれる。本番はまだ先であるが先行きは順調だ。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
このように、俺達は様々な人に助けを求め、多くの人が手を取ってくれた。
みんなの期待に応えるためにも、俺達の未来のためにもゆっくりではあるが前に進んでいく。それに合わせて時計も動く。
残された時間を噛み締めながら、俺達は未来を作り上げていくのだった。
最終章突入記念に第二回人気キャラ投票を行います。
完結後のおまけ話に関する質問もございます。
今回もよろしければご協力お願いいたします。
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