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ラスタバン王の給仕  作者: 平 啓
第四部
21/38

1.竜狩り

<旅程>

32日目 夜

  エルシャロン


「はあ?」

 カラックはタニヤザールの元に駆け寄り、王弟を運ぶ彼に手を貸しながら、間の抜けた声で訊き返した。

「自分の目が信じられんが、竜はとにかく檻の中だろ?」

 突然その檻から短い閃光と破壊音が上がり、竜の翼が一振り空気を震わせる。ゆっくりと周囲を見回す竜の上の屋根には、ぽっかりと穴が開いていた。

「ほら、出てくるぞ。お前の出番だ」

 タニヤザールに肩を押されたカラックが、及び腰で首を振る。

「ちょ、ちょっと待て! 俺には何が何だか……俺が来たのは、センセーに知らせたいことがあってだな」

 やはり王弟の元に駆け寄っていたファステリア王と王子が、不思議そうな視線を送るのに気付き、タニヤザールは早口でそれに応えた。

「不肖の弟子です。一応果仕合を終え、認証を受けています」と、弟子の腰に止まった目が丸くなる。「なんだ、この薄紅色の帯は!? お前、竜騎士の帯をどうした!?」

「え? ああ」カラックは自分の腰元に目を落とし、ごまかし笑いをしながら黒目をくるりと回した。「先日、寿命を終えました。理由は聞かない方が、お互いのためです」

「相も変わらず分らん奴だ、お前は!」

 タニヤザールは舌打ちすると、自分の帯を解きにかかった。ファステリア王親子や王弟が呆然と見守る中、解き終わった帯と左手甲の竜石を外してカラックに差し出す。

「そら、これを持って闘ってこい」

 無理やり手元に押しつけられ、弟子は口をひん曲げて竜騎士を無言で睨んだ。それを受けた銀の目が細められる。

「もう、時期だと分かっているな?」

 眉を上げたヴァルドの男は、軽く息をついて頷いた。帯の中の竜石を取り出し、首を傾げる。

「こりゃ、俺が持ってても意味がないだろう?」

「何故か知らんが、行きたがっている。持って闘え」

「あんたの言うことも分らんですよ」カラックは眉を寄せながらそれを懐にしまい、上げた顔を竜に向けた。「ついに来ちまったか……」

 両手に持った帯を大きく振って広げ、素早く頭に巻きつけると再び竜騎士が唸った。

「こら! ちゃんと腰に巻け!」

「腰はもう先約済みなんだ。うう、生温くて気持ち悪いぜ」


 カラックが檻に向かって歩み出す。同時に再び竜が翼を一振りし、全く重みがないかのように体が檻の上にふわりと浮かんだ。金と朱の粒が煌めき落ち、揺れていた首がぴたりと止まる。溶鉱炉を思わせる瞳がヴァルドの男を捉えた。

 それを真正面から受けた途端、火の奔流が身の内に流れ込み、自分でも知らなかったものが腹の奥底から湧き上がってくる。体に纏いついていた重い物が取り去られ、力が噴き出るように四肢に漲った。

――こいつか……!

 騎士達が竜騎士になることを目指し、なお八個の竜石を持つタニヤザールの心の内を初めて理解した。

 引き抜いた大剣の刀身に一瞥を送り、より広い所を求めてステージを越えて噴水へ向かう後を竜が追ってくる。


「さあ陛下、今の内です」

 目前から竜が去ると、タニヤザールは王弟とファステリア王親子を幕外へと誘った。

 しかし彼らが幕へ近づく直前、耳を圧する聞こえない音が鳴る。反射的にタニヤザールは、傍らの王弟に覆いかぶさった。目を貫く火球が身近に炸裂し、凄まじい爆風が周囲を払う。

――重砲!

 それだけで彼は全てを理解した。何が起こったのか、またゴンドバルの目的を。

――竜は?

 灰色の塵煙が濃く立つ中を、その姿を必死に探す。

 途端に激しい風がおこり、大気を震わす轟きに、あらゆるものが揺り動かされた。

 この時、ファステリアの庭園を望む場所にいた者すべてが見たのは、夜の暗闇に燦然と輝く小さな太陽である。光の元は竜であった。

 再びイディンを貫く咆哮が轟き、白い火球が太陽の竜から膨れ出たと思う間に、彼方へ発せられた。閃光が遠くの暗闇を切り裂き、轟音が地を伝わってくる。

 タニヤザールは愕然とした。彼の今までの経験はもとより、古来記されている竜騎士の記録の中にしても、これほど圧倒的な力を持つ竜はいたためしはない。

――いや、あれは確か……!

 タニヤザール殿、と囁く声をかけたのはファステリア王だ。見交わした互いの顔に、驚愕と畏れが行き交う。タニヤザールは小さく頷くと、強張る頬で漸く言った。

「……火竜――業火の竜です」


 伝説の中に登場する、数ある竜の中で最強と言われる竜だ。いかなる竜騎士の挑戦も及ばず、世の終わりに現れ、『試練の業火』と呼ばれる火によって、あらゆるものを焼き尽くすと言われているが、一方で実在を怪しむ声もあった。

 しかし、それはいた。終わりならぬ今のこの時に現れた。いや、現れた今が世の終わりとなったのか。

 タニヤザールは唇を強く引き結んだ。

 彼の不肖の弟子は、すでに爆風の中から立ち上がり、呆然と輝く竜を見上げている。


 ファステリアの衛兵と共に馬を飛ばしていたヴァーリックは、木立の間からせり上がり砲身を構えた黒い影を認めた。やはりと思って馬に鞭を入れた時、その砲口が炸裂し、火球が彼方へ飛ぶ。驚いた馬が倒れた拍子に地に投げ出され、寸時気を失いかけた目が捉えたのは、勝ち誇ったように直立している黒い重機兵だった。

 引き起こされた事態に、喉奥から吠えるような叫びが上がる。

 次の瞬間、目の前の重機兵が眩むばかりの光で輝き、機体が引きつった。

 爆風が地を払った。


 アシェルの頭上を、大気を砕く轟音と共に火球が飛んだ。目で追う先で炸裂音が続き、声もなく親方と顔を見合わせる。全身を硬直させ佇んでいると、同じ場所から目を射る輝きが現れ上り、瞬きと共に膨れ上がった白い光球が逆の方へと放たれた。庭園の木立の間から火柱が立ち上がる。

 その小さな太陽の正体を、調達人達はすぐに理解した。

 眠りから覚めた竜は、重砲をものともしない力を持っていたのだ。重砲による呪いは有り得なくなった。しかし重なる叫喚が何を意味するか、どれほどの者が気付いているだろう。

 竜の怒りがすでに唸りを越え、叫びが大地を満たそうとしている事を。

 その怒りが全てを焼きつくし、やいばとなって襲いかかろうとしていることを。

 イディンが荒れ果てた焦土となる時が、眼前に迫っている。

 再び竜からの火球が夜空を横切り、これも庭園の森の奥で火が上がる。もう一台の重機兵が、今度は重砲を用いる前に破壊されたようだ。空気は竜の怒りで満ち、あらゆる敵意に反応する。

 アシェルは行き先を竜に変えて駆け出し、エナムスもその後に続いた。


 焼けた鉄棒を水に入れたような短い音が走り、地に溝が刻まれた。幕がちらちらと小さな炎を上げ、幕内に取り残された人々は恐怖に身をすくませた。その場から離れようと足を動かした瞬間、灼熱の竜からの細い熱光が退路を断ったのだ。

 首を巡らした竜は翼を大きく動かし始め、更に高みへ登り始めた。長い咆哮と共に白い閃光が間をおかず次々膨れ、空中船の最上部と王宮の聳える鐘楼を続けざまに破壊する。

 タニヤザールは奥歯をきつく噛締めると、大剣を手にして駆け出した。気付いた竜の眼差しがその動きを追う。発せられる熱光。それを足元に避けながら、竜騎士はステージの向こうで立ちつくす弟子に叫んだ。

「カラック!! 闘え!!」大剣を抜きながら、体中に漲らせた銀の殺気を放つ。「竜よ! こちらだ!!」

 業火の目に返す怒りの白光が煌めき、タニヤザールは自分の最期を覚悟した。

 つんざく衝撃音と爆風。一瞬目がくらみ、激しく地に叩きつけられるも意識は途切れない。霞む目を精一杯開くと、まさかに弟子が覆いかぶさり、黒い目で見下ろしていた。

「なんて無茶しやがんだ。竜相手に殺気は無いだろ?」帯を巻く頭を振りながら、いててと立ち上がる。「でも、お陰で助かったな。やっこさん、やっとこっちに気がついた」

 竜が地に降りていた。燃える怒りは変わらないが、少なくとも注意が騎士に向けられている。

「お前……」体を起こしながら、タニヤザールは弟子の焼け焦げた背に声をかけた。「……どうして生きてるんだ?」

「言うなよ。それが、そもそもの元なんだから!」振り返ったカラックが、忌々しそうに言い捨てる。「俺からしたら、不肖なのはあんたの方なの!」


 竜の前で身構えたカラックを待っていたのは、もちろん憎悪で満ちた灼熱の眼である。唸りの極まる轟きが、断続的に漏れ出る真紅の口。威嚇するかのように、首が細かい痙攣を繰り返す。

 剣を構えて数歩歩み寄った途端、体から吹き出た粒が集まり一直線に飛んできた。身を避ける後から、寸瞬の間もなく光球が追ってくる。それらをすべて超人的な足捌きで間一髪かわしつつ、カラックは徐々に竜に近づいて行った。

 竜の首が、翼が、四肢が空を切り、閃光を飛ばしながら騎士へと突進する。大きく弧を描く尾が、頭上に落ちる。避けた直後に襲いかかった前肢の鉤爪を、大剣をもって渾身の力で払いのけた。が、すぐに鋭い牙が体躯目がけ左右から食らい迫り、身を引いた目の前で顎が固い衝突音を立てて閉じられた。竜から噴き出る炎色の粒が体をかすめ、その熱さが騎士の体を焦がす。

 また周囲も無事では済まなかった。騎士を外した光球が所構わず飛び交うので、物陰にいる人々は一歩も動くことができない。時折、火球が炸裂して地に穴を空け、身を避けたその場所の安全さえ脅かされている。

 それでもタニヤザールは隠れることなく、目の前で繰り広げられている闘いを見詰め続けていた。


 不肖の弟子は、竜騎士の元を離れて十年帰って来なかった。その原因が自分にあることを、タニヤザールは充分知っている。待ち続けた彼の前に再び姿を見せた時、弟子はもう騎士を捨てていた。ラスタバンと取引を行う仲介人の元締めとしての彼は、もうどこを見てもヴァルドそのものだった。自分を赦せないでいるのだと分かった。ただ一縷の望みは、その腰に巻かれた竜騎士の帯。――弟子がいつまでも竜を避けていられるとは思わなかった。これは必然だ。

 自分を赦せなくとも、竜と対決することは弟子の逃れられない宿命だった。

 そして今の時を迎え、思いもかけない最強の竜を相手に剣をふるっている。この闘いの意味も知らずに、ひたすらに立ち向かっている。

 ただ、その命の保証はどこにもなかったのだが。


 気づくと、大気に怒りが消えていた。変わらず凄まじい閃光が、周囲に飛び交ってはいたが、竜の眼は目の前の騎士のみを捉えている。

 その剣が竜の体に打ち込まれるたびに光の粒が噴き出て、騎士は全身にそれを浴びた。それがいかに熱いか、また冷たいか、タニヤザールは身をもって知っている。だが業火といわれる竜ならば、どれほどのものなのか。弟子が闘い続けられるのか、その『時』まで持ちこたえられるのか、この竜相手では予想もできなかった。

 騎士が勝利を得る時、それは竜を弱らせた結果ではない。あらゆる苦痛に耐え続けた果てに、竜が彼を受け入れるかどうか、闘いのすべてに表れる騎士自身を、竜が認めるかどうかにその栄光と死がかかっている。


 竜が大きく一声叫んだ。怒りではないことは明らかだった。

 タニヤザールは体が震えた。

 これは歓喜だ。竜はこの闘いを喜んでいる。騎士は受け入れられたのか。


 竜の叫びは、カラックの心の中を貫いた。――さあ、と誘う声が行き過ぎる。

 彼は顔を上げると大剣を正面に構え、竜の目を見据えた。

 全てを溶かす白熱の輝きが彼を見つめ返し、その顎が大きく開けられた。

 牙の並ぶ赤いその奥に、白い光が点る。かと思う間に膨れ上がり、凄まじい一つの光球となって騎士を直撃した。


 『試練の業火』が放たれた瞬間だった。


 目も開けていられない光に、騎士の体は燃え尽きただろうと誰もが思った。その悲惨な結果を予想しても、目を背けなかったのは銀の竜騎士だけである。

 騎士の体も白熱色に輝き、炎の粒子がほとばしった。だが、その体は些かも損するところがない。

 一度は勢いに押され身を屈めたが、足を踏みしめ持ちこたえた。大剣を肩口に抱え直し、切っ先を竜の喉奥へと狙い定める。


 騎士の掛け声が短く上がり、その刃は竜の喉に一瞬に突き込まれた。


 それは、炎が凍ったとしか言いようがない。剣に突かれた首から始まって、見る間に竜の全身が結晶化する。と、陽炎のように揺らめき、個体がいきなり蒸発するように、細かい霰の降る様な音と共に竜の体は空中に消えていった。

 地には騎士の剣と、炎の色をした人の頭ほどの結晶の塊、傍には大きなコインほどの石が残された。


 それらを呆然と見下ろしていたカラックは、目を上げて竜騎士に顔を向けた。その体からは、まだ炎色の粒がいくらか滴り落ちている。彼に近づこうとしたタニヤザールが数歩進みかけ、余りの熱さに足を止めた。

 弟子が嫌がったところで言わずにいられない。――お前、どうして生きているのか?

 しかしそれはカラックも、自身に対して同じだった。両手を上げて、そこから滴る光の粒を、怪訝そうに見つめる。


 ふと、聞き覚えのある声が耳に届いた。

「元締!」

 庭園の森の陰から走ってくる調達人の見習いと親方。頭に包帯を巻いた若者が頬を紅潮させ、真っ直ぐにカラックの元に駆け寄ると、光滴の落ちるその手を取った。

「すごい! すごい! 竜騎士だったんですね! あの話、やっぱり本当だったんですね!」

「え……ああ」 カラックは赤面しつつもアシェルの握る手元を見下ろし、また顔を覗いた。「お前……何ともないのか?」

「え? 何がです?」

 無邪気な青い目を向けた見習いだが、背後のエナムスはタニヤザールと同じく足を止めている。どうやら若者はカラックと同様、熱さを感じていないようであった。


 その頃、庭園森に配備された三台目の重機兵の傍で、ゴンドバルの間者を捕縛したヴァーリックが一息ついていた。

 最初の重砲が火を噴き、この世の終わりかと思った時、いきなり火柱を上げた爆発に巻き込まれた。混乱の中被害の確認をしていると、火球が飛んでくるのが見え、離れた木立に再び爆発をもたらした。その方角で二台目の重機兵と分かったが、反撃をしているのが竜と知って慄然とした。

――こんな竜がいるのか! こんな竜を抑える事ができるのか!

 目をやると、眩むばかりの光球となった竜が、上空に登りつつある。そこから続け様に発せられた白球が空中船と鐘楼に命中した時には、桁外れな破壊者の出現に言葉を失った。いくら給仕長がイディン一の竜騎士とは言え、あれをどうやって倒すと言うのだろう。

 だが光球が下がり、繰り返し上がり出した激しい閃光に、竜と何かが闘っているのだと察せられる。そこで己のすべき使命を思い出し、すぐに三台目の重機兵鎮圧に向かったが、賊は重砲を用いる気力も消え失せたのか、たいした抵抗もなく衛兵達の手に下った。

 重機兵の上部入り口に見張りを置き、間者を衛兵に任せると、ヴァーリックは馬を会場へと走らせた。



「また竜!?」

 カラックがアシェルに聞き返す。

「ええ。また直ぐに来ます」若者は頷いて、周囲の人々を見回した。「でも大丈夫です。夢見の竜とは闘う必要はありません」

「夢見が来ると、なぜ分かる」

 タニヤザールが眉をひそめる。

「おそらくまた眠らせに……あの竜を眠らせたのが、もともとは夢見だからです。でもいなければ、多分すぐ行ってしまうと思います」

 巡らせたアシェルの視線が、竜の檻の陰にいた竜使いを捉えた。逃れる間も与えず走り寄ると、相手の腕を取って強く引き寄せる。

「今、目覚めてはならない竜をなぜ起こした!?」

 竜使いは掴まれた手を振り払おうとしたが、それが叶わないと銀の燃える目で見返した。

「お前が邪魔をしたのだろう!」亀裂の入った笛を掲げる。「壊れさえしなければ、あのまままた眠ったのだ! お前が笛を壊した!」

 アシェルが目を細めた。

「本当にあの笛で、竜を使えると思っていたのか? あんなもので竜が動くと思っているのか?」

 竜使いは喉奥で唸りを上げ、憎悪を込めた歪んだ言葉で襲いかかった。

「だったら、お前は竜を使えるのか!?」

「使える……?」

 聞き返したアシェルの瞳が、竜使いを逆に絡め取る。青の深みの奥底へと引き入れられ、竜使いは驚愕に再び身を引こうとしたが、若者の力がそれを許さない。

「そんな……!」

 目を逸らし両手で顔を覆う竜使いに、アシェルは厳しい声を放った。

「オフィル。君が竜を使おうとしたのは、何のためだ?」


 その時、半月へ向かって叫び声が上がる。

「竜がきた!」



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