あのときの借り
「ヒャハハハハハ!!草むしり野郎の住み家はココかァ!!!」
突然俺の家に下品な男が乱入してきた。髪型はオールバック。ダサい
「なんだ?!ドロボーか?!」
ミアが飛び起きてきた
「なんだぁ?随分不釣り合いなガールを連れてるじゃねぇか!!」
「なんですか・・・うるさいですね」
どうやらリゼも起きてしまったようだ。寝てるのはヴィーナだけだ。
「女に困ってないようでうらやましいゼぇ!!」
「・・・・俺たちに何の用だ・・・!!」
「ヘッヘッヘ!!・・・・・お金を貸してください・・・!」
「は?」
「頼むヨぉ!!持ってるんだろォ!!金!!」
ここで俺の前世の記憶フラッシュバック
こいつは!!元の世界で俺をカツアゲしまくってた「ヨネムラ」!!
こいつが「ヨネムラ」で俺をカツアゲしていたこと以外思い出せないが・・・
「お願いだヨぉ!!お前もってるんだろぉ?!」
どうやら「ヨネムラ」は俺のことを覚えてないらしい。これはチャンスだ!復讐のな!
「まず、金を借りる態度じゃないよなお前」
「ヒッ!!」
「おまけに今は深夜だ。常識があったらこんな時間に来ないよな?」
「おっしゃる通りです!!」
「あと、その髪型。もしかして格好いいと思ってる?」
「めっそうもございません!!」
「あー、立ち疲れてきたな・・・お前椅子になれ」
「なります!!!」
「ヨネムラ」は四つん這いになった
「金を貸してやるかどうかといったら『貸してやる』」
「ありがたき幸せ!!」
「ただし条件がある」
「なんでしょう?!」
「俺がいかに金を持ってるかを庶民達に教えてこい」
「ははー!!」
ふう、どうやら話はまとまったようだ。
「銀次郎!!ケガは無かったか?!」
「見ての通り新品同様だ」
復讐のチャンスを与えられ俺の心は新品同様だった。なんというすがすがしさだ
すがすがしさと共に朝日が昇ってきた
けっきょく昼過ぎまでヴィーナは起きてこなかった
俺の活躍を見逃すとは
ついてない女だぜ




