走行のイマジネーション
大量の設備や投資を行い技術者を大量に呼び寄せ
俺の街に「列車」を開通させることに成功した
「すげーな銀次郎!だんだんこの世界が元居た世界みたいになってきたよ!」
ミアははしゃいでいる
「音がしますよ!文明開化の音が!」
リゼもはしゃいでいる
「さっそく乗ってみるか!」
俺たちは列車に乗り込もうとした、しかし運転手に遮られた
「この列車はねぇー特殊なエネルギーで走行してるんだよぉー、そのまま乗ったら危ないよぉー」
緑色の髪をした女運転手は続けた
「心の負のエネルギーを吸収して走行させているんだぁー、その金髪の子なんて一駅も
持たないまま倒れちゃうよぉー」
なるほど!そういう大事な部分はちゃんとファンタジーなんだ!
「負のエネルギーっていったらリゼの出番だな、少し心を浄化されてこい」
「なぜ私なんですか?!」
リゼを列車に乗せて俺たちは隣の駅まで歩いた
「それじゃ出発するよぉー」
「私は邪悪なんかじゃない・・・・私は邪悪なんかじゃない・・・・」
リゼはお経をとなえているみたいになっていた
「うう!体から黒い煙が出てきました!!」
「その調子でどんどん負のエネルギを吐き出すんだよぉー」
「ああああ!あああああああ!!!」
リゼの負のエネルギーは相当多かったらしく、けっきょく
この街を3週するまでに至った
列車から出てきたリゼは開口一番こう言った
「実用的じゃないんですよねこんな列車!私ならもっとマシなものを作ります!!」
「ああー浄化失敗だよぉー、負のエネルギーが多すぎるんだねぇーこの子はぁー」
これは逆にすごいことだと思った。
「もうお前は邪悪キャラとして生きていけ・・・・」
「私は邪悪じゃありません!!」
「大丈夫だ!どんなに邪悪でもリゼはリゼだから!!」
「それ励ましてるんですか!!ミアおねーちゃん!!」
「しかしなーああいう不思議エネルギーで動く仕組みじゃ
列車は使い物にならないな」
全員の意見が一致したため列車は破棄されることになった
「アテクシはどうすればいいんだぁー職が無くなっちゃったよぉー」
列車の元運転手は体育座りで落ち込んでいた
「それならあーしたちと一緒に暮らそう!!」
ああーまた犬か猫を拾うみたいな感覚で人を雇いだしたよこいつはー
「元Sランクネクロマンサーだよぉー、役に立てるといいなぁぁー」
「大丈夫だ。うちのギルド基本的に戦闘しねーから」
「それなら一日中ウノができるねぇー」
ウノ知ってるとかこいつも異世界転生組か、なんなのこの偶然
「ネクロマンサーがいるなら邪悪キャラはこいつに決まりですね!!」
「ヴィーナって名前だよぉーよろしくねぇー」
うちのギルドもだいぶにぎやかになったな・・・・ん?
そういえば正式なギルド申請してたっけ?
「ミア、ギルド申請ちゃんとやったか?」
「あーしがそんな難しい手続きできるわけねーだろ!!」
逆ギレされたわ
「それならアテクシに任せてよぉーこの街ではけっこう顔が広いのさぁー」
任せてみたらギルド名が「ヴィーナと愉快な下僕たち」になってた




