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第2話 バレンタインデーの 予期しない 失恋?

チョコレート!!!そうだ、バレンタインデー

あっちでも、チョコ渡している、あ、向こうでも、チョコ。

告白かな?こ、く、は、く

あーんもう!!、見ているこっちがドキドキしちゃう。




佐伯

「いいな、チョコ、わたしもあげたーい」

桜井

「パパにしか、上げたことが無い…、内緒。内緒。」

「レイも、シュンも、美貌ですぐに、彼氏できるから大丈夫」

由良

「野球部は彼氏を作るところでは、無いのだけれど…」



佐伯

「あ、あっちでも!」

桜井

「こっそり、行ってみようか?」



由良

「ほら、人様の恋路に・・・って早いな、走る事なのか」

八重

「ま、行ってみましょう」

嘉位と香織、楓もついていった。


そう隠れて


すると、

八重・香織

「あ、うちのクラスの男女だ」


女子生徒が、チョコを手渡しながら、頭をさげていた。

ところが


男子生徒は、微動たりしない。


佐伯

「え?なにか、これは」

桜井

「だめなやつ?」

八重

「え、うそ、そんな、相当覚悟がいるはずなのに」


男子生徒は、まったく受け取る気配もなく、ぴくり、とも動かない


女子生徒は、泣きながら

その場を走って、下駄箱の方へ


由良は嘉位に

あれは、緊張だな

どのようにするかが、わからない


香織、八重

「また、目で会話している」

「何か知っているの?」


由良

「では、ちょっと、行ってくるか」

八重

「え?人の恋路には、踏み入らないのでは?」


由良と嘉位が、男子生徒の元へ


男子生徒は、野球部のスター二人に気が付いて

男子生徒

「今、下村さんからチョコレートを渡され、付き合ってくださいと」

「どうして、良いのかわからず、パニックになってしまい」

「結果的に泣かせてしまいました」


八重

「田口君だ、田口君どうしたの?」


田口

「中曽根さん、蓬田さん、今、下村さんからチョコレートと告白があったのですが」

「どうしてよいのかが、わからず、・・・。」

「そうしたら、下村さん泣いてしまって、走っていっちゃって」


佐伯

「ええええ・・・かわいそう」

桜井

「そ、それは、無いよ・・・」


嘉位

「田口君、誰かお付き合いしている人や、他に好きな人がいるのですか?」

田口

「いえ、いません」

由良

「田口君、その下村さんとは、中学校から一緒ですよね?」

田口

「はい、中学2年、3年、そして、今も同じクラスです」

香織

「その、田口君は、下村さんの事、どのように思ったりしています?」

田口

「まじめで、あまり話した事は、ないのですが」

「あ、でも、中学3年の時に、下村さんが具合が悪く学校を休んだときには」

「授業のノートを写して、プリントを、届けに行きました」

「翌日もお休みでしたので、大丈夫かなと、ノートを写して、プリントを届けに行きました」

八重

「?ん?それって、意識していないと、出来ないよね?」

「え、田口君は、下村さんの事を、気にかけていたのでは?」

田口

「あ、たしかに、はい、そうですね。下村さんの事は気になっていました」

桜井

「え?じゃーどうして、チョコレート受け取らなかったの?」

田口

「いや、付き合うって、何をどうしてよいのかが、わからず・・・頭の中が、どうすれば、良いのか?」

佐伯

「あちゃー、それは、下村さんが、御気の毒だわ」

田口

「・・・。でも、付き合うって何をするのか?」

香織

「意識しすぎてしまっているのですね。普通にしていれば良いのです」

「女の子は、ごく普通に、何気ない休み時間の会話を二人で一緒にするとか」

「お昼を一緒に食べるとか、登下校を一緒にするとか」

「とにかく、何をするにも、一緒に居てくれれば、それで、嬉しいのですよ」

八重

「ほら、男の子たちと休み時間、話しているでしょう、その相手が、下村さんというわけよ」

「深く考えすぎだって」

田口

「え?それが付き合うって事ですか?」

八重

「ようは、女の子は、好きな人と常に一緒に居たいの、私だけであれば、もうそれだけで、幸せなの」

「放課後図書室で一緒に勉強するのも、うれしいし、電話で何気ない、テレビの話でも、うれしいの!」

桜井

「そうよ、ゲームの話でも、盛り上がるわ」(ゲーム脳)

佐伯

「桜井は、ちょっと、黙っていて」

「つまり、付き合い方がわからないという事で、返答が出来なかった。好意はお互い持っている、で、よいかしら?」

田口

「はい!」

由良

「ま、手くらいは、繋いであげてよ」

田口

「えええ、そんなこと、恥ずかしくて、出来ないですよ!」

由良

「男の子が恥ずかしいように、女の子は、もっと恥ずかしいの、だから、半ば強引でもリードしないと」

八重

「わたしだって、つい先月よ、はじめて、男の人と手をつないだのも、そりゃ、繋ぎたい、と思っていても、恥ずかしくて」

「由良は、それを何気なく、ごく普通に手をつないでくれて、もう、思い出すだけで、うれしくて、涙でちゃうわ」

田口

「そういう、ものなのですね」

嘉位

「田口君、するべきことは、わかったみたいですね。であれば、これから何をする?」

田口

「下村さんを追いかけます。謝ります。」

嘉位

「それで?」

田口

「僕から、告白します」

香織

「うん、そうだね、がんばって」

田口

「ところで、下村さんはどちらに?」

嘉位

「教室に居るはず、一人で、泣きながら頭を伏せているよ」

田口

「わかりました、行ってきます」



僕がいけないのだ、はっきりすれば

驚いてしまい、何を言ってよいのか、足が震える

いや、違う、やるべきことがある、そう、そうだ。早くいかなくては



全力で走った、途中何かとぶつかったが、そんなことは気にしない。

無我夢中で、走った、走った、走ったのであった。


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