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第二八七話 年越し・・・したのだけれど


これで、良しと!


「すごい!暗号を一瞬で解読した」

連と由良は、衣類と履物の箱を中に入れて


嘉位

「救出、念のため、再スキャンを」

かずき

「EC受信、了解キャプテン」

「動く人影無」


日本人の少女は英語で

「勲章の人、株式会社 八重の人だ、みんな、聞いて、この人、日本のハイパーレスキューで日本で勲章を貰っている人、だから安心して、私たち助かったのよ」

韓国人のアイドルユニットの少女が、フランス語でさらに展開し


少女たちは助かったと、泣いてしまった。

由良

「詳しい事は外に出てからで、俺の後についてきて、嘉位と連は最後で」

「せんさん、退避を開始します」

せんさん

「EC受信、モニタリング中」


そして外に出てみると、

連(うわ、なんだこの、大勢)


由良は英語で

「中は制圧済み、こちら20名救出、被害は無いみたいだが、念のため救急車を」

すると、両親とみられる複数が、少女たちにかけより、泣きながら抱きしめ合って、無事を確認したのであった。


嘉位は身分を説明すると、この数百名もの警察や、一師団?は、母さんが動かしてくれたのだと


嘉位

「所持品に、地図、紙で5枚、タイムスケジュール、薬物等、さらに洞窟の中にライフルや、ロケット砲あり、弾丸は抜きました」

軍司令部

「こ、これだ、繋がったこの記号。これで解決できる」

州警察

「どうりで、足がつかめないわけだ。通信、暗号化解除しても。足取りが、アナログ、しかし、これで、救出できる」

「ありがとう、この記号の解読はこちらで済んでいる」

軍司令部

「作戦を開始する、4手に分かれ、オペレーション開始」

嘉位

「このレシーバーと、電子キー、スマートフォンを、ちなみにレシーバー時々、こちらに応答を求めています。何も回答をしておりません」

「つまり、ここの解放、制圧は知られていると考える」

軍司令部

「わかりました。ありがとう。これで、組織を壊滅できる。この地図、ここがアジトを示している。助かった。」

「緊急迅速に開始」


「無事で良かった、ふー、大みそかは、これで、おしまいかな」

「って、やばい、やばいですよ。もうこんな時間です」

由良

「あちゃー、解決する時間は気にしていたが、まさか、こんな時間とは」

嘉位

「あの、申し訳ないのですが、どなたか、車両でホテルまで送ってもらえちゃったり、しませんか?」


女性警察官

「私ので良ければ、私は署にもどるところだからね」


警察の車両で、ホテルに到着。

車両から降りて、あとは任せると告げた

「警察車両ってなれないですね、僕らが悪い事したような」

由良と嘉位は大笑い


そしてフロントに行き、うわ、23時30分。予定の22時を1時間30分も遅れてしまった。

嘉位(やばいぞ、悟、光うまくやってくれているかな)

そこに、せんさん、かずきも来て

せんさん

「流石ですね。完璧です」

由良

「いや、エンジェル3号機を使いこなせて、助かりました、流石です、せんさん、かずき」

「それでは、行きましょう、カウントダウン会場に」


悟と光が中から出てきて

「もう、限界ですよ、ネタつきちゃいました、ここに、花束をかくしてありますので、それぞれお持ちください」


男性陣は花束をそれぞれ、持ち、会場の中に


すると、一回照明を薄暗くし、それぞれの前に、進み

片膝をついて、照明をあかるくすると


お姫様の前に、王子様が、バラの花束を、そして、お互いに唇を重ねた。



さてまもなく時刻は、新年を迎えようとしている

みんなで、カウントダウン

10,9,8,7,6,5,4,3,2,1

「ハッピーニューイヤー」

拍手とクラッカーが、パーティーの始まりである。

飲み物をとり、食事、あーんして、あーんしてと、沸き合い合い

賑やかな年越しである。



ある。


あった。


香織

「と・こ・ろ・で、嘉位君、今まで、どこに?」

「22時に、ここに集合でしたよね」

「花束ありがとうございます。嬉しいです。一緒に新年を迎えられて」

「昨年は電話で、あけましておめでとう でしたから」

「今年は、二人で、一緒にと思っていました」

「それなのに、時間が来ても、いません。」

「これは、どういうことなのでしょうか」

「悟君から、聞いてますよ、なにかトラブルがあって」

「光君からお、聞いていますよ、少し遅れると」

「はい、遅れるのは聞きました、なんで、遅れたのかは聞いていません」

「いえ、私も遅れたのです、エステのあと、サロンが、もうお姫様です」

「わたしも遅れたので、あえていいませんが、それでも、ですよ」

「連絡の1つ、あってもよいのではないですか?」

「このまま、わたし、一人で、新年を迎えろと?」

「いえ、嘉位の事ですから、そのような事はしません」

「それはわかっています。でも、せめて、メッセージをくれるなり、しても良かったのでは」

「それが出来ないほど、忙しい、緊急であるということは、悟君から聞いています」

「わかっています、それが嘉位でなければ、解決できないと、いうことくらい、私にはわかります」

「それでもですね、SNSで連絡の1つあっても、それが出来ない、境遇なのはわかります」

「私だって遅れたのですから、言える立場ではございません」

「それも、良く分かっています」

「それでもですね、いくらトラブルがあったとして、電話の一つ、会っても良いのでは?」

「電話が出来ない境遇なのは、わかります。嘉位でなくては解決できないことも」

「こうして、間に合ってくれたので、良かったのですが」

「しかしですね、もう少し、」


香織は、深く深呼吸し、あれ、あれれ、何だっけ?。


「わたし、一人にしないでください。愛しています嘉位」


一同は静まり返り、香織のマシンガントークに圧倒されていたが、

結局は、こうなるのだと、八重、楓から大爆笑がおこり、一同大爆笑


香織

「え?わたし、わたし、なにか、変?わたしなの?」


香織(うん、もう、目の前に嘉位がいるのだから、良いの)

「嘉位、大好き!」


香織は、嘉位に飛びつき、嘉位は少し顔がひきつっていたのであった。



こうして、無事に?新年を迎える事が出来たのであった。







第5章  完結


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