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第二八五話 エンジェル三号機、本稼働

エンジェル3号機、バックアップから切り替え完了



朝、全員ブッフェを済ませると、女性陣は我さきにと、エステに向かっていった。

嘉位は香織に、IIIITELスマートキーホルダーの携帯を確認し、問題ない事もあり


今日は大みそか、男性陣はせっかくであるから、お決まりコースではなく、何か別のルートを探索しよう

好奇心旺盛の高校球児であることには、間違いなのである。


嘉位(念のため、御手洗家サングラスは持っていこう)

由良

「全員、サングラスを持っていこう。」

「はい、わかりました、いったん部屋に行ってとってきます。光も取りに戻ろう」

連(サングラスは持ってきている、新世代サングラス、あえて、ゆらさんが言うのには、やはり何かが、ある)


悟と光はいったん部屋に


せんさん

「同じことを想っているはずです、あきらかに、おかしい。フロントへの詰め寄りや、警察官の数」

かずき

「部屋にタブレットは置いてきていますが、持ってきましょうか?」

由良

「いや、思い違いかもしれないから、とりあえずは」

そのような会話をしていると、光と悟はサングラスをかけて戻ってきた。


連(似合うな!かっこいい。僕もかけよう)

「では行きましょう。誰も行った事が無いような、人が居ないような場所を探検に」






ホテルを出て、海岸沿いをどんどんと、奥に歩いていく。奥に進めば、進むほど、人影は減って行った。


せんさん

「海岸全部が砂地ということじゃないのですね、ここまで来ますと、崖や、そうグアムも同じような地形でしたよ」

由良

「グアムか、行ってみたかったが、来年は春選抜だから、ま、そういうこともあり、この海外旅行を嘉位が企画してくれたわけだ」

「僕たちの代は、グアム行かせようと思います」

かずき

「行かせよう?連は行かないの?」

「はい、楓が居ますから。光もだろう?」

「うん、れいか一人、置いていくわけには。ただ、飯塚や圭、武田、こうせい達は、同い年のカップルですから、行かせてあげたいと思っています」

嘉位

「連が決めて良いよ。その時には僕も由良もかずきも、卒業しているので、このチームは連を中心にまとまっているからね」

「ありがとうございます」


由良

「悟がそういえば居ない。悟どこにいったのだ。」

かずき

「先に走って、いっちゃいましたよ、悟君、足早いですからね、おいつかないですよ」






一方、単独行動の悟は、崖の中で、ここ、面白そう、奥にいってみよう。

結構圧迫感がある、狭さだな。ま、3,4人は通れるが、これ崩れたら、行き止まりになるな。でも、もっと奥になにか、宝石とか、あったりして!、もっと奥に進んでみよう。悟はどんどん、一人で奥に進んでいった。


すると…


悟(洞窟みたいな、入口、これは、本当にお宝、宝箱とかあったりする?)悟は胸が高鳴り、もうダッシュで、洞窟の入り口にたどり着く。目にしたもは…


洞窟の入り口で、少女がはだしで倒れている、いたるところを擦りむいているようで、出血している。少女は何か話かけてくるが、悟は会話が成立せず。英語が通じない。ただ、歩けないように見えるのは間違いない。裸足である、そして足の裏からも出血が、担いでいくか、何と話せば通じるのだろう。このまま、置いて、キャプテンたちに元に行くわけにも、行かない。



連は大声で

「おーい、悟、どこいった」


悟は、連が遠くで叫んでいるのを、耳にして、その場に落ちている石をおもいっきり、3つ海側に投げ込んだ。

これは連と悟の合図で何かあったときには、ボールを三つ、またはそれに近しい物を、3つ同時に投げつけるという、二人だけのルールがあり、それはずっと一緒にいる親友、連と悟とのある意味秘密の暗号でもあった。


悟は、石を3つ同時に大きく遠くに投げて、居場所をしらせる。


連は石が大きく放物せんを描いて、3つ、海側に飛んでいくのを目視し





「かいさん、ゆらさん、悟から緊急信号です、位置は、あっちです」


悟の機転が功を指し、一同は細い崖と崖の間から、悟の前にたどり着いた。目のまえに、手傷を負って倒れこんでいる少女が居る。



由良が話しかける

「どうした、大丈夫か、助けてあげる、起き上がれなかったら、担いでいく、お医者さんがここにいるから、見てくれる」


少女はフランス語で

「逃げてきた、痛い、痛いよ、中に20人いる、知らない子たち、10歳から15歳位の女の子、閉じ込められて、わたし、隙をついて、ここまで逃げて、気を失ったみたい。」


嘉位

「わかった。もう大丈夫だからね、僕はドクターです。少し触るけれど、心配しないでね」

「骨折はしていない、打撲もないが、擦り傷、が酷いから、こっちの二人に、僕が滞在しているホテルに運ぶ」

「山本財閥、聞いたことあるよね?」


少女

「うん。もちろんです」


嘉位

「僕が副社長、山本財閥の、だから安心して」

嘉位は、医師のライセンスと、財閥のカードを見せて、安心させた。


少女は、山本財閥、私、助かったと、涙が、溢れてきた。


少女は泣きながら

「な、中に韓国のアイドルユニット5名、テレビで見たことがある子が、英語で怖い大人たちと押問答をしていた」

「わたし、英語が苦手で、聞き取れたのは、明日、早朝、船、島位」


嘉位

「落ち着いて、聞いてね。嫌な事は、嫌と言ってね」

「酷い事はされなかった?食事や、トイレは?」


少女は泣きながら

「されていない、全員、それは無い、ただ、全員下着、裸足、食事と飲み物は出てる、トイレは数名毎に、交代で、わたしはそのトイレの時に、明かりをも止めて走って逃げてきたの」


由良

「よく頑張ったね、もう大丈夫だから、安心して」


嘉位

「地面の血は、乾いていないから、気を失ったのは数分だと思う。こちらのおにいさん、フランス語話せるから、安心してね。あとは僕たちに任せて」





悟と光は、少女を担いで、

嘉位

「せんさん、フランス語大丈夫ですよね、悟と光で彼女をホテルに、それと、警察に連絡を、せんさん、かずきは、念のため、エンジェル三号機を稼働させて、タブレット経由で、せんさん、かずきはEC搭載のスマートフォンを持っているから、それで」

「連には、僕のECを渡す」

「嘉位さんのは?」

嘉位

「僕は同じ昨日のIIIITELスマートキーホルダーがあるから、大丈夫」

由良

「一刻を争うと思う、せんさん、かずき、仕事になるけれど、お願いする。悟、光は少女をホテルに、そして警察に」

「あと、悟と光は、もう1つ、お願い。女性陣に気が付かれないように、上手くごまかして、時間を伸ばして欲しい」

「そうだな、バラとかハイビスカスの花束を男性陣分買って置いてもらえるかな?お金はある?」

「わかりました、では行きます。せんさん、かずきさん、出来るだけついてきてください」





悟と光は、少女の肩の間を通して、タンカーを造り担いで走る、担いでいるのに、早すぎる。早い走りに、せんさん、かずきはついていくのが、やっとである。かずき(人を担いでいるのに、なんて、速さだ)





フロントに丁度、瞳さんが、会話をしているときであった

「夜、カラオケありますか?音だしても大丈夫でしょうか?」

フロント

「はい、貸し切りにしてありますし防音です。毎年良くあることですから、大丈夫です」

「ありがとうございます」


丁度その時に、ホテルに到着し、フロントで事情を説明、すぐに応急処置が施されて、警察と救急を呼んでくれた。

少女は、別のホテルに両親が居る事をせんに、伝え、せんが、隊員と会話をし、フロントからご両親に電話を。少女は、救急車で運ばれていった。





瞳(あら、せん?、少女、血)

せんさん

「瞳、このことは黙っていて欲しい、これから、対応するから、その間女性陣には気が付かれないように、一刻を争う」

「わかった、せん、任せて、こっちは予定通り、エステ、そして、長いサロンを組み込んでおくから、せん、くれぐれも無理はしないでね、それだけは、約束よ」

瞳さんはそういうと、意を組んで、何処か足早に行ってしまった。



せんさん、かずきは、地元警察に説明をし、救援を要請した。そして、せんさんの部屋に、かずきも入り、タブレットにエンジェルを取り付け、2台稼働

せんさん、かずきは、オペレーションを開始し、わずか数分で、エンジェル3号機、単体稼働に切り替えた。





そして、瞳は、女性陣にあたかも、男性もエステをしているかのように、伝え、年越しまでのサプライズ!みたいに、場を和ませていた。


悟と光は、ショッピングに出て、花束等を探し求めている。





せんさん、かずき

「エンジェル三号機本稼働、システムオールグリーン」

一方の嘉位、由良、連

「EC受信、了解」



大みそかは、既に夜になっていた。

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