第二八四話 お買い物中に不穏な動きを察知
ザバーン、バシャ、バシャ
数日間、泳いだり、ホテル内のプール、エステを繰り返し、繰り返し、女性陣は楽しくて楽しくて
確かにこの1年間、マネージャー陣も遊ぶ事はせずに、野球部の活動に尽力していたので、羽を伸ばすのは久しぶり。
一方男性陣は、女性陣がエステに行っている間は、ぶらぶらと街並みを歩いていた。
気になるのは、少しだけ警察官が多いのではないのかという点。
アロハシャツを買い、着替えて、御手洗家のサングラスを掛けたり、髪に乗せたりしながら
男同士で仲良く写真をとっていたりした。
そして、フードコートまでくると、当然のようにラーメンを
悟
「たけー!、幾らするのだ、日本円で」
光
「やばい、やばい、でも、食べたい」
連
「これは、ガツンときそうですね」
由良
「そこは、任せろ!」
悟
「流石、副キャプテン、あざーす」
由良、軽く咳払いをし
「嘉位、だ」
嘉位
「もちろん、良し、食べよう」
悟(なんだ、この富士山みたいなラーメンは)
連(え?これ、食べきれるの?)
光
「そうか、名古屋には無いの?この手のラーメン」
悟
「何店舗かは有るみたいだけれど、食べたことないな」
全員が食べ終わり、いったんトイレに、
やはり、気になるのは警察官、そして何かフランス人であろうか、言い合いになっていた。
ホテルに戻り、翌日は全員でショッピングに出かけるところであった。
今日もフロントが何か、騒がしい。
八重と瞳さんに、強引に由良、せんさんがひっぱられて、
それに続いて、ショッピングに行くことに。
由良(なにか、ひっかかるな)
女性陣はお祭り騒ぎである、手にとるもの、手に取るののを
香織に確認し、嘉位が支払う。香織は香織で、ハイビスカスの飾り物を嘉位に買ってもらいリゾート気分を満喫していた。
少し進むと、ハワイ、そうフラダンスである。
瞳(わくわくする、やりたい、やりたい)
瞳
「ちょっと踊ってみる、香織さんたちも一緒にやろうよ」
一同は説明を受けて、いったん着替えをし、再度説明を受けて、音楽に合わせ
瞳さん、のりのり、楓ものりのりである。
瞳さん(あれ、これ、緩くない?あら)
八重
「ハワイ、最高!」
瞳(あ、やばいかも?)
瞳さん、胸あてがはずれるものの、そこは、せんさんがダイビング
ただし、ダイビング先は 瞳さんのたわわな・・・お胸
せんさんは、首に巻いてある、飾りとタオルで 瞳さんのお胸を隠すが
それはそれで、なんともいえない、恰好であり、嘉位、由良(これは、見てはいけないと、下を向く)
瞳さん
「せん、ありがとう、セーフ、セーフ」
せんさん
「いや、アウト、ほら、いったん、瞳は中に戻って、着替えてきて」
瞳さん(ん?せんが、普通に答えている、ちょっとひねりが足らないか)
瞳さんが裏に入り、着替えを、あら?なんだろう、上だけ無い…困ったな、このままでも良いかな?
あまりにも時間がかかるので、八重と乙葉が中に入ると、一部の下着のみが、無くなっていた
外に居る由良と、悟に声をかけて、手に持たせてある紙袋を持ってきてと
先程、八重と乙葉がショッピングで買った、タンクトップとTシャツである。みんなの分もこの袋の中。
とりあえず、2枚かさねれば、透けなくはないかな、あ、見ようと思えば、・・・
そう、下着が無いので、しょうがなく、この服装でホテルに戻ることにした。
瞳さん、海辺を歩きながら
「せん、みえちゃうかな?」
襟をゆびでつまみ、谷間を強調しながら
せん、その位置で直視してしまい、たわわな…視線が釘付けになり、せんさん…ハワイで、稼働停止、記憶のDELETEが始まっていた。
相変わらずの瞳さんである
瞳さん、小さくガッツポーズ
楓(よくやるわね、瞳さん、どこからそのアイディアがでてくるのかしら)
女性陣は大笑い。
ホテルに向かいながら、裏路地である。
声が聞こえる、明らかに、知り合いというわけではなく、なんだろう。
おかしな動きをしている。そうしていると、その一行は消えて行った。
嘉位、由良、連(あきらかに、まさかね)
由良
「ここはトラブルがあって、法規制が厳しいから、まさかとは思うが」
そのまま、ホテルに着き、部屋に戻り、夕食を全員でワイワイと写真をとりながら、動画をとりながら
満喫していた。明日は、大みそかである。
女性陣は終日、エステ、サロンということで、男性陣は、ぶらぶらと探索し、22時にホテルに戻り、全員で年越しをすることになっていた。
今日は、歩き疲れたこともあり、そのまま寝る事に、
しかし、嘉位、由良、連は、あきらかに何かが起こっている事は間違いないと、そう思いながら、眠りについたのであった。




