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第二二九話 ハートの飛躍


千佳さん、一夜さん達は、まだ、笑っていた。

丁度そのころである、嘉位のスマートフォンにメッセージが2通

嘉位は、周りを見てから、メッセージを確認すると、なんと、せんさん、もう1つはかずきからである

内容の性質は異なっていたが、5月5日~5月7日のデートについてだ。

そこで、嘉位は先程のテレビの中で、東北地方、北海道方面にキャンセルが相次いでいるという内容が頭に残っており、

唐突に、

「楓、連を誘って5日~7日札幌に行かないか?」

「え?札幌!!連れて行ってくださるのですか、お兄様、もちろん!!」

嘉位はスマートフォンで、由良に連絡を、スピーカーに切り替えて

嘉位

「由良、始める前に、ちょっといいかい?

由良

「なにをだ!!!って、ま、そうなのだが、これスピーカー?」

香織

「八重ーー!いるう??」

八重

「香織!いるよーーー。ビデオはダメだからね、音声で」

楓は、わかっていながら

「なんで、八重、ビデオ通話はダメなの、ビデオにしようよ!!」

八重

「えええええ!!!こまる、こまる、ダメーーーぇ」

由良

「せんさん、かずきの件だろう、良いと思うぞ、中身の性質は異なっているが、場の提供ということで」

「北海道はどうだ?5日~南から暖かい空気がながれこみ、札幌でも最高気温26度、夏日、最低気温も18℃」

「過ごしやすいぞ」

嘉位

「まさに、それ、天候を聞きたかった、そこで、僕と香織、由良と、八重さん、楓と連、せんさんと瞳さん、かずきと乙葉さん」

「皆頑張ってくれたので、札幌デートを。」

香織

「嬉しい!!旦那様!」

由良

「山岡家デートか?」

嘉位は笑いながら

「それは、僕と由良だけだな、元々は茨城の発祥地で食べてから、常総へ向かう予定だったかなー」

由良

「確かに、そうなると、あれだ、服装」

「かずき、乙葉さんは、外着は無いのかも、せんさんと瞳さんは、お兄様がグアムに用意してくれていましたが」

香織と楓は、嘉位の顔を覗き込む

嘉位、わかった。もちろん、そのつもりで、話して居るのに、気が早いなーと笑いながら

「明日、7時に屋敷で会議を終えたら、朝食をとり、お昼に和井田駅で良いかい?それと、由良社長!17時に焼肉屋を10名予約してもらえないか?夕食」

由良

「予約は今から、入れておく。となると、昼から」

嘉位

「全員の服を買いに、行く、いつものところへ」

香織、八重、楓

「えええ!!!良いの、良いの!!」

嘉位

「僕からの、お疲れ様、プレゼント」

由良

「では、せんさん、かずきは俺が連絡しておく」

八重

「ありがとう!キャプテン、瞳さん、乙葉さんには、私から、今連絡するね」

香織

「八重!ありがとう、助かる!」

楓はわかっていながら、やっぱり、ビデオ通話に切り替えようよ!!

八重は、まずい、まずい

「そ、それは、ダメ!!駄目!!ダメです。」

「いいなー!羨ましい、5日からお兄様が誘ってくれたので!そこで頑張る」

八重

「楓、何をがんばるの?」

楓、・・・ブーメランだ・・・しまった。

「で、デートです、デートを頑張るのですわ」

香織は笑いながら

「楓ちゃん、連君に連絡してね」

「佐伯は良いの?」

嘉位

「佐伯は、光を、実家につれていくと言っていたから、もう準備していると思うのでね」

八重

「あ、確かに言っていた!」

嘉位

「僕と、香織、由良と八重さん、連と楓、せんさんと、瞳さん、かずきと、乙葉さんの5組」

「2泊3日。札幌、いつの所で良いかい?由良」

由良

「そりゃー、ありがたい!」

嘉位

「空だから、そうだな、あれも買いにいかないと」

八重

「あ!!!うん、必須!」

香織

「はい、必須です」

「何のこと?」

八重

「楓は、飛行機なれているから、大丈夫だと思うモデル、撮影でいろんなところ、飛行機使っているから、でも、私、沖縄で行き・・・ね」

「あああ、わかる、わかる、私も始めてときは、大変だった。怖くて、怖くて、マネージャーが携帯してくれていたから、搭乗まえに履き替えたけれど、今も予備でつけるよ、八重」

香織

「楓ちゃんでも、そうなのね!」


そんな会話をしていると、

千佳さんが手で、上をさして、〇と10を作り、下をさして〇を作ってくれた


嘉位

「空も、宿も抑えたから、羽田10時発」

由良

「早いということは、お昼は!GARAKUか!山岡家か?」

嘉位

「GARAKUにいこう!」

八重と楓と香織は、いって居る事がわからないが

八重

「瞳さん、乙葉ちゃん、大丈夫、ありがとう!だって!明日お昼に和井田の駅で、服を揃える事も伝えたよ。」

由良

「あ、俺まだだ、連絡しておく!。あとで、皆に改めて流すね。」

嘉位

「了解、では明日7時から開始だから、その前に、楓も、連にその前にお屋敷と、伝えてね」

「では、明日」

由良

「おう!」

八重

「ねーー、もう、早く、早く、由良、だいーーーすき」ごそごそと音がする。

嘉位、やばい、由良!電話、切り忘れている

嘉位は、こちから、速攻通話を切った


千佳、一夜、甘利、内藤、板垣は、何故か顔が真っ赤であった。





翌朝目を覚まし、

その間ストレッチをし、香織が背中を押してくれていた。

そろそろだなと、着替えて、由良、八重さん、連が来るのを待っていると


由良と八重さん、連が来て、楓も部屋から出て来た

八重

「おはよう!なんか、緊張するわ」

「かいさん!札幌、ありがとうございます、楽しみです」

嘉位

「まだ、20分あるから、一回広間で、由良と連に説明する」


一同は広間に行き

香織がお茶を入れてくれた。


嘉位

「今日の会議サマリーを事前に渡して居ないから、ここで」

「お兄様、わたくしも聞いて良いのでしょうか?いったん部屋に下がります」

嘉位

「楓、構わない。今後の事もあるので、一緒に」

楓はお兄様の顔が、いつもの顔ではなく、経営者の顔になっていた事に、気づいていた

「わかりました」

嘉位

「1つは、災害を未然に防いだ、賞賛」

「2つ目、ここが本題」

「株式会社 連と本田と資本業務提携という形をとり、本田を救済する。30兆円」

「松田は、豊田自動車と資本業務提携を結んでいるが、このままでは年内持たない」

「豊田自動車に、松田を吸収する。」

「三菱自動車は、山本財閥グループ傘下に居れ、救済する。5兆円」

「山本財閥から30兆円を、株式会社 連に。増資」


「まとめる、株式会社 連は、山本財閥と豊田ホールディングスの元、旧:N社を吸収し、新会社 連」

「株式会社 連に本田を表向きは提携だが、実質、株式会社 連 に」

「松田は解散し、豊田自動車が吸収」


「3社とも年内持たない。海外からも切り捨てられている。」

「このままだと、およそ25万人が職を失う。」

「これを回避する。」

由良

「最終的には、山本財閥、豊田ホールディングス、株式会社 連 の3社 が日本に残る」

「株式会社 連 は、 豊田自動車と同格になる。」

嘉位

「理解が早くて助かる。又、自動車産業のアメリカ2社、ドイツ1社を、TOBで、山本財閥へ」


香織、八重、楓は、嘉位、由良、連の顔つきがあきらかに、変わっている事を感じ取り、終始無言であった。


嘉位

「以上」

「では、センターにいこう」


一同はお茶を飲み干してから、センターに

嘉位は全員が映るように、設定し、マイクも全員拾うように設定し

7時になり、ビデオ会議が始まった。


左から、山本財閥会長兼、社長、豊田会長、株式会社 連 社長 が映し出されていた


豊田会長

「おはよう!こちらは、夜だが」

「見たぞ!大災害の回避!見事だ」


嘉位

「おはようございます、豊田会長、こちらが、株式会社 八重の」

由良

「お初にお目にかかります、御手洗みたらい 由良ゆらと申します。株式会社 八重 代表取締役社長を務めております」

豊田会長

「良い、目をしておる、体つきも、立派なものじゃ。」

「由良君、見事な活躍であった、報道はすこし大げさな気もするが、それでも、自然災害を未然に防ぎ、死傷者が出ない事は、賞賛に値する」

由良

「もったいない、お言葉です。わたくし、いえ、私共は、民間であります、やれることはなんでも、やる、やるからには、全力を尽くす。2度と同じ涙をなさない、志を全社員持っています」

「遂行したまでです」

山本財閥社長(母)

「由良様、お見事です。」

豊田会長

「御手洗、もしかして、あの、せがれか?経団連会長の御手洗の?」

由良

「はい!」

豊田会長

「じいも、経団連会長だったのう、血統だな。」

山本財閥社長(母)

「皆様、お疲れの所、突然呼び出してすいません。」

嘉位

「大丈夫です。明日から、僕達は札幌で、ゆっくりとしてきます」


香織は落ち着いていたが、八重と楓は緊張してしまい、とりあえず、由良と連の膝に手を添える



少し、間が空いて


豊田会長

「本題だ、副社長様からの報告があり、内容は的を射ている、息子よ、目を通してあるかね」

株式会社 連社長

「はい、お父様、もちろんでございます」

山本財閥社長(母)

「日本の自動車産業は、いくつも倒産してきました。さらに、3社が倒産の危機。」

「それに伴い、職を失う方の救済をと、副社長様の案ですね」

豊田会長

「むすこよ、それで良いな、それしか、道が無い」

株式会社 連社長

「はい。父さん、もちろんです、私を含め、役員一同、休みを返上し飛び回っております。」

山本財閥社長(母)

「副社長様、提携の件は、わたくしのほうで、案通り進めます。リークもさせます。週明けの日経平均株価は1次的に大暴落します。」

豊田会長

「一時的じゃ、一時的、再来週にはV字回復し、過去最高値をつけるじゃろう、提携、吸収が発表で」

「よし、この話はここまで、副社長様のシナリオ通りにやっておくから、よいじゃろうか?副社長様」

嘉位

「はい、豊田会長、宜しくお願い致します」



少し、間が空いて


豊田会長

「あらためて、楓ご令嬢、お初にお目にかかる、もちろん、映像等は見ている、お美しい方だ」

「昨年末、遠目でおみかけは、致しました。お声をかけてもらい、恐悦至極です」

豊田会長

「そんな、堅苦しい話は、せんでよい。仕事の話は終わったのだから、楽に、楽に、じじいの戯れだと、思って」

「はい、ありがとうございます。おじい様!」

豊田会長

「連、祝言は何時じゃ?」

連?!

「年内に結納式を行います」

豊田会長

「それは聞いておる、祝言じゃ、祝言」

「2年後で、18歳になります、その時と。」

豊田会長

「よいぞ、よいぞ、なーせがれよ、」

株式会社 連社長

「はい、おめでたい事で」

豊田会長

「秋に日本に帰る予定が、少し早く日本に戻れそうだ、8月夏には」

山本財閥社長(母)

「わたくしも、8月夏には日本に」

「是非、直接お会いしましょう。」

「由良君もね!」

由良

「ありがとうございます」

嘉位

「豊田会長、母さん、そうだ、1つ報告があります」

「由良ですが、週明け、紅綬褒章が授与されます」

豊田会長

「なんじゃと!!!わしですら、まだ、貰ってないのに」


連・・・まだ、って貰う気でいるのかと、クスっと笑った。


豊田会長

「連、わろうたな、わろうたな!そうか、そりゃ、そうだな、大災害を回避したのだから」

「そして、株式会社 八重 は ニューヨークでもニュース、紙面で大いに取り上げられているぞ」

「世界が注目しておる、日本に八重ありと!!」

「先を越されたかあー、由良君、おめでとう!日本の宝になったわけじゃ」


由良、いや別に欲しいわけじゃないのだけれど、くれるというから、もらっておくか、程度なのだが

「それは、大げさでは、ないでしょうか?」

山本財閥社長(母)

「由良君、これはね、欲しいと思って、貰えるものではなく、日本国として、国民の宝であると、選ばれた暁なのよ」

由良

「わかりました、謹んでお受けいたします」

豊田会長

「良い、こころがけじゃ」

「前の報告書も、副社長様と、由良君、連の3名での案と、副社長様が話してくれた」

「日本の未来は、あかるいのー、わしが、あと30,40年若ければ、楽しかっただろうな」

「ところで、後ろにいらっしゃる、お嬢様は?」

由良

「わたしの妻で」

八重

「中曽根 八重と申します。同席させて頂き、光栄です。」

由良

「年末に結納式を行い、来年の12月に挙式します」

豊田会長

「おおお、お美しい、方じゃ、由良社長、おめでとう!」

由良

「ありがとうございます」

豊田会長

「それでは、失礼する、8月に帰るので、その時にでも」


そういって、ビデオ会議は終了した。



「ふーーー、緊張した」

八重

「わたしも、おしっこ、漏れちゃうかと思った」


「お兄様、お姉さまは、いつも、このような会議をなさっているのですか?」


香織

「わたしも、はじめは泣いてばかりでした。今は、じっと、嘉位の膝に手をあてて、側にいる、それだけです、楓ちゃん」


嘉位

「とりあえず、朝ごはんにしよう、広間に」


朝ごはん・・・時間はお昼であった。

すぐに食事を済ませて、和井田の駅に向かった。




駅で

せんさん、瞳さん、かずき、乙葉ちゃんと合流


嘉位が茶封筒を取り出し

せんさんと、かずき、由良、連を呼ぶ


香織はなんだろう?あ、でも聞いておかないと

「ひとみさん、乙葉さん、飛行機は乗った事あります?皆さんご実家が遠いですから、あるのかな?確認です」

瞳さん

「グアムに」」

乙葉

「私は無いです、試験等も、前日に岡山経由で新幹線でした」

八重

「あ、じゃ、一緒に買おう!あれがないと、私も」

「わたしも、予備的には履き替える予定ですわ」

瞳さん

「あれとは?」

香織

「夜用のパンツ、生理用品」

「わたしは、沖縄に行った時に、初めて飛行機に乗ったのだけれど、事前に嘉位と由良君が教えてくれていたので」

「履いて正解!飛行機、行きも帰りも漏れちゃいました。でも、あれがあれば、大丈夫!」


瞳さん

「あああ、もちろん、私も履いていった。先生から女子生徒に案内があったので、あれは必須」

「わたしも、漏れましたもの」

乙葉

「ええええ、怖い、怖い、怖いです、飛行機」

八重

「大丈夫あとは、かずきの手を握って居れば、OK!で、ところで?どうなの?」

乙葉

「それは、その・・・もう、はい、決めました。ドキドキが収まりません、こんな気持ち初めてです」

「札幌で!」

女子達は大はしゃぎ!!!

瞳さん

「わたしも、札幌で!」


一同

「えええええ!!!甲子園終わってからでは?」

瞳さん

「もう、まてません。この想い!」



そのような会話で盛り上がっているところ、男性陣はこそこそと、



嘉位

「由良、連は、大丈夫だよね?」

由良

「もちろん。」

「あ、はい、もちろんです」

嘉位

「せんさん、かずき、これを受け取って、給料前払い、契約書の電子サインは済んでいるよね?」

せんさん、かずき

「はい、キャプテン」

嘉位は茶封筒を、せんさん、かずきに渡した

由良

「なにかと、物入りになるかもしれないから、持って行ってね、札幌に」

せんさん、かずきは、中身を確認して

「えええええええええ!!」


そうして、女性陣とも再度合流し

銀座についた。


いくべきところは、決まっている。


嘉位と香織が先に中に入り


すると、エリア店長が気付いて

「副社長様!!突然、ありがとうございます」


香織は、みんなをお店の中へ


香織

「大阪でお話した件ですが、私と、こちら、八重2名分をお願いしたくて」

八重

「え?なんのこと?」

エリア店長

「手作りのウェディングドレスでございます。職人一同、精魂込めてあたらせてください」

八重

「えええええ!!!!ウェディングドレス?!ルイヴィトンの?」

香織

「八重、どうかな?」

八重

「そ、それは、もちろんだけれど、良いの?由良?」

由良

「もちろん。」


瞳さん、乙葉

「す、すごい・・・。」


エリア店長

「本日は、どのように致しましょうか?」

由良

「明日から札幌に二泊3日で、このメンバーで行きます。スイート、ディナー。それと個別デート」

「気温は明日から急激にあがり、札幌でも最高気温26度 最低気温16度」

嘉位

「突然で申し訳ないですが、男女5名分ずつ、揃いますか?」

エリア店長

「もちろんで、ございます」

乙葉

「ええええ!!」

かずき

「えええええ!」


せんさん

「そうか、かずき、乙葉さんは、初めてなのか、といっても、僕も2度目、グアム用を揃えて貰ったから」


エリア店長はタブレットを操作し、スタッフに私、数名の店員さんが来て

「副社長様、上の階の奥にご案内致します。」



エリア店長

「気温が高め、動きやすさ、ディナー、スイートを考慮しました」

「エンボスド シグネチャー ロングスリーブコットンシャツ 、テクスチャーニットウールブレンドジョギングパンツ

、LV リゾート スニーカー」

「朝や夜、外に行かれる際に、モノグラムリバーシブルライトボンバーを羽織って頂ければ、こちらであれば、東京に戻られてからもお使い頂けます」


かずき、乙葉・・・固まる


香織

「皆、試着してみて!ほら、かずき君も乙葉ちゃんも」


試着を終え


「皆揃うと、モデル軍団みたいですね」

「うん!似合っている!」


エリア店長

「俳優のお二人に、褒めて頂けるのは、わたくしとしても、嬉しい限りでございます」


かずき

「え?これって?」

乙葉

「えええ?これ?」


香織

「キャプテンからのプレゼントです。ただ、今日は着ないので、袋に各自持ちましょうね」


嘉位が、会計を済ませて


エリア店長

「皆様、良い旅を、お楽しみください」


一同は店を出て

香織

「あのですね、嘉位、嘉位、嘉位、その、下着を新しくしたくて、ですね」

嘉位

「もちろん、そのつもりだよ、行こう」


デパートの下着売り場へ、男性陣はさくっときまり

下の階の女性陣は、相変わらず・・・ながかった。


八重

「瞳さん、聞いて、聞いて、香織また大きくなっているのよ!90!90!」

香織

「八重ったら、声が大きい!恥ずかしいなーー!」

乙葉

「90!!!!わたし82でした、こないだの身体測定」

「90!!!流石!それでキャプテンを虜に、納得、わたしは86!」

「2泊3日ですけれど、4セットくらい、この際、お兄様にお願いしましょう!」

八重

「ええ!良いの?」

「お姉さまの一言で、なんでも、ありですわ」

香織、そーなの?ま、嘉位喜んでくれるのであれば、少し大人っぽいものを

「うん!大丈夫」

八重

「そろそろ、これなんか、奥様、良いのでは?これ、すごーーく!効果あったよ!実体験がものをいう!」

「あ、それ、私この間かってもらった、スケスケのだ!もちろん、もっていくわ、勝負ですから!」

香織

「えええ、見えちゃっている・・・でも、たまには、良いのかな、嘉位が、喜ぶのかな?」

「それは、もちろん、喜ぶでしょうに!わたしも、それにしよう!乙葉ちゃんも、これにしてみたら?」

乙葉は顔が真っ赤になり

「そ、そんな、大人の下着、見たのだってはじめてです」

「乗りかかった船!皆、これで!」

「わたしは、では、色違いを。」




やっと香織が、手招きをしてくれ

嘉位が中にはいり、会計を済ませた


途中ドラックストアによって、

女性用の生理用品を買い。由良が紫外線も強いとアドバイスをしてくれたので、スキンケアも買い


和井田の駅に戻ってきた


由良

「今日は17時で予約してある、少し過ぎているけれど、行こう」

かずき

「どこへ?」

由良

「この間、新生和井田野球部の会をやった、焼肉屋。夜ごはんね」

乙葉

「良いのですか?」

嘉位

「これも、プレゼントね、乙葉ちゃん。」

由良

「そういうことだから、遠慮なく、がんがん食べるぞーーー!」



由良と八重が先に店に入り

店長

「お待ちしておりました、社長、2階へおあがりください」

八重は、みんなを店内へ


店長

「株式会社 八重のニュース、特番見ました、感激しました。そこで、ここに、サインを飾らせてください」

由良は嘉位に目で

由良

良いのか

嘉位

遠慮するな

由良

会社名で

嘉位

それがいい

もう1枚

由良

なるほど


由良

「わかりました、みんなは、嘉位についていって、上へ」

由良が色紙にサインをして、日付を入れて、店長に渡した。


由良も上にあがり

一同は座っていた。


由良

「それでは、皆さん、ありがとう!乾杯!」


次々に好きなものをたのみ、

ペアで焼いていた



嘉位

「明日、連と楓で、かずき、乙葉さんを学校前でピックアップ」

「僕と香織で、せんさん、瞳さんをピックアップ」

「もう1台を、由良と八重さんに車を向かわせる」

「10時羽田発なので、9時には羽田に居たい」

「7時30分にそれぞれ迎えに行きます」

「キャリーケースは、小さいもので、下着くらいで、あとタブレットか」

「今日買ったもの服で着てください」

「朝ごはんは任せます、事前にお伝えしておくと、お昼はスープカレーです。その後、各ペアデートで。19時にホテルに集合、詳しくは明日改めて話しますし、タブレットに送信しておくね。スケジュール」

「あ、キャリーもってくるのを、忘れた。」

「私の1つで足りるから、大丈夫」

「それも、そうだね」


どんどん、焼肉を追加し

希少部位も沢山!


瞳さんは、せんさんに

「明日は、私をおめしあがりください。その前に、沢山食べておいてね!」

せんさんは、もう、固まらない。せんさんの中でも心は決まっていたからである。

「もちろん!瞳」


楓は、

「うーーん」



そう、楓は


瞳さんの芸が見られなくなるのは、少し残念な様子であったのだ。




< つづく >


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