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第二一八話 新学期スタート、新学期は驚きの連続!


嘉位、香織、楓は傘を差しながら、駅に向かった。

駅での集合は久しぶりに感じていた。

佐伯

「おはよう!雨だけれど、傘要らない感じ?」

桜井

「いや、この霧雨は、じわじわと濡れるし、傘は必要なのです」

佐伯

「この先、シュン髪型変えちゃえば?リボンやらゴムの縛るところがじわじわ、濡れちゃうのでしょ?」

桜井

「それは、出来ない。わたしは、このツインテールを維持するのが、個性なの!」

八重

「ツインテールといえば、香曾我部さんも、ツインテールだったね」

由良

「二人とも、和井田の野球帽子被っていなかったけど、そのままだと被れないよね?」

「その場合は、髪を編み、おさげを2つ作れば、被れるわよ」

桜井

「い、や、だ、!被りません。ねー、キャプテン、良いよね?被らなくても?」

嘉位

「え?僕?あ、別に良いのでは、キャップでしょう。2つ目的しかないから」

由良

「和井田であること、あとは、直射日光、風、砂埃からの保護」

香織

「・・・ポニーなら、帽子のサイズ調整から、髪をだせるのだけれど」

桜井

「い、や、で、す!」


そんな話をしながら、学校につくと


佐伯

「え!え!?え??ここどこ?」

桜井

「学校、え?あれ?」


そう学校の改修が済んでおり

下駄箱は昔ながらのグレーのスチールから、特殊樹脂のパールホワイトにかわり、

スロープがついており、さらには、廊下も絨毯にかわっていた。幾分高さは高くなったように見えるが

照明も全て、教室と同じように、細いものが天井に埋め込まれており

そして、専門の傘等の雨具を自動で乾かせるコーナーも4つほど設置

なにより、下駄箱の先には横長のディスプレイが、4つもあり

壁全体を覆っていた。

そこに行ってみると、



せんさん、瞳さんがモニターを見て居て


瞳さん

「みなさん、おはようございます」


一同、おはようございます。


せんさん

「これ、凄いですね、見て居てくださいね」


せんさんが、学生証をタッチすると

モニターには、現在地から、教室までの案内図と、移動シミュレーション動画が再生されていた


佐伯

「ええええ!すごいーーい」

八重

「和井田じゃないみたい。ほら、和井田って叩けば、壊れちゃう感じだったでしょう!」

香織

「もう、八重ったら、乱暴な」


せんさん

「さらにね、音声も!見ていてね」


せんさんは、学生証をスキャンし、モニターに向かって

「2年生 山本 嘉位 の新クラス名簿一覧」


せんせんがモニターに話しかけると、モニターには

新学期、そう2年の嘉位のクラス名簿が一覧で表示された


八重

「やったーーー!由良と一緒だ!」

香織

「うん、嘉位と一緒」


由良・・・そりゃ、そうだろうよ、嘉位が組んだのだから。


由良

「お、田口君に、下村さん、一色君に、三好さん、そして、石井と、持田さんも一緒だ」

桜井

「バレンタインデーカップルですね。難しい告白を・・・」

八重

「桜井も、告白されるのでは?」

桜井は、顔が赤くなり

「・・・。無い。無い。無い。無い。」

楓は笑いながら

「シュンは、ゲームと体以外は、中身は、お子ちゃまだからねーーー」


そして階段も、絨毯になり、手すりは木目に

階段の上に多角的ミラーというか、モニターであろうか、映像が出て居て

階段の先や、手前等、危険防止の現在の状況がライブで流れていた。


そのまま、教室に向かうと

廊下の水道等が、一新されており、これまた特殊な樹脂で出来ており

従来の捻るジャグジから、手をかざすと、水が出る仕組みに


八重

「これは、あれね、ご意見箱に書いてあったやつ、ここを何とかしてほしいと」


八重は、嘉位を見て

「キャプテン、全部やった?」

嘉位

「ま、そんなところかな。」


一同教室に入り、席についた。

ちなみに、席も入口のスキャンを行うと、モニターで表示されている。


八重は、元気よく、教室の中に

「おっはようーー!諸君」


石井

「おはよう!八重さん!」

持田

「おはよう!」


田口

「もう、学校がいきなり、未来になっていて、びっくりですよ!」

下村

「うん!すごく、嬉しい!!学校がさらに、楽しくなる!」


一色

「一か月でこんなに変わるものなのか、凄いな」

三好

「和井田って、お金持ちなのだね、あらためて、思いました」

「勉強!頑張ろう!」


楓・・・和井田がお金持ちというより、若干1名の財産で・・・。


かずき

「みんな、おはよう!新1年野球部、寮で朝から、勉強会やっていたよ」

「連と武田と戸倉、福井、石塚が先生を務めて、」

「だめっぽいのが、けい、こうせい、佐藤、戸井田、伊達」

「なかでも、けい、こうせい、これは、手ごわいとのこと」

「連が出した、英文問題の中学生レベル、中に計算しないと、出ないものを、日本語で回答」

「これにたいして、けい の 回答   は 見事に、よめません 」

「こうせい、かんじで、かいてください」


一同、大笑い

嘉位は、真剣に!!!

「すごい、すごい、すごい、進歩だ、けい、こうせい!!」


一同

「え??なんで?」


由良!!ありえない、成長したな、けい、こうせい。


「けい、こうせい、掛け算はおろか、足し算も出来ない」

「そして、そもそも、回答用紙に何もかかない。答えない」

「それが、だよ、回答したというだけで、もう、泣けてくる」

「成長したな、けい、こうせい」


一同

「・・・どうやって、和井田にそれで、入れるの?」


香織は、嘉位を見てから

「うーーん、言って良いのかな、けい君のおばあちゃんが、和井田の理事長」

嘉位

「こうせいは、けいに、頼んだのだろうね」

「あ、誤解が無いように、和井田の野球部を牽引していくのは、彼らだからね」


由良

「そう、けいと、こうせいは、動物、そう本能のままに動く、天性の才能を持っている」


石井

「へー、一度あってみたいな。ところで春休み、皆さん何かあったの?なんとなく、違うような?」


嘉位は、時間を確認し、まだ、ホームルームまでは大丈夫


由良

「誰から、行く?」


佐伯は手をあげて、あげて、

「わたし、わたし、わたしから!!」


「彼氏!出来ちゃいました!!」


一同

「おおお!おめでとう!え?誰?誰が彼氏?」


佐伯

「新1年生、今寮にいる、かずきが言っていた、野球部 戸倉 光 !彼氏です」


おめでとう!


「私も改めて、言うと、新1年生の、豊田 連 と 年末、結納します」


一同

「結納、って婚約、おめでとうーーー!!!」


由良は嘉位に目をやり、わかったと


由良

「改めて、気象予報士に合格した。それと会社を立ち上げた、株式会社 八重 代表取締役社長」

「そして、年末に八重と結納、来年末に、八重と挙式する」


一同

「ええええ!!!会社を立ち上げて、気象予報士、そして、結納で、結婚!!!」

「おめでとう!!!八重さん、おめでとう!」


八重

「ありがとう!」



三好

「先生は?先生?」

一色

「先生は、どうなのですか?」


嘉位、先生、あ?僕の事か


嘉位

「改めて、UCLA飛び級卒業済み、アメリカ医師免許取得済み、山本財閥 代表取締役 副社長 筆頭株主 日本の医師免許も取得」

「年末に、香織と結納し、来年末に挙式する」


一同

「えええええ!!!医師免許、山本財閥の副社長で、筆頭株主、そして、婚約、結婚!!!」

「おめでとう!!蓬田さん!!」


香織

「ありがとう!」



「この校舎の改修全て、お兄様、が、出資してくださったのですよ」


一同

「えええええええええええええええ!!!!」



丁度、チャイムがなり、先生が入ってきて

ホームルームが始まった。


今日から6日木曜日までは、11時で学校が終わり、7日入学式は、在校生はお休み、3連休であると伝えらえた


授業も終わり、帰宅となった。


由良

「俺と八重は、会社に行ってくる」


佐伯

「わたしは、かずきについていって、寮にいく!大丈夫だよね?かずき?」

かずき

「うん1階は、男女とも共通で使えるから、大丈夫ですよ」

佐伯

「やったーー!」


「じゃーわたしも!!ちょっと、けいと、こうせい君の勉強の指導をしてこようかしらね」

「連と一緒にね」


桜井、あ、わたし、暇になる、暇になる

「あの、行きたくないけれど、行きたいのだけれど、やっぱり、行きたくないのだけれど、でも、行きたいのだけれど」

佐伯

「シュンもおいで、おいで、悟君に、攻撃されてきなさい!!」


八重は笑いながら

「あの、悟君の、桜井への攻撃は、凄いよね」


嘉位

「僕と香織は、帰るね。ちょっとやりたい事があるので」


由良

「わかった。」



それぞれが寮や、学校を後にした


嘉位と香織は、お屋敷について


香織

「ただいまー」


千佳、一夜

「おかえりなさいませ。」


香織

「着替えてから、お昼にします」


香織と、嘉位は部屋に行き、ルームウェアーに。そして広間で昼食を取った。

そして部屋に戻り



嘉位は、香織に

「香織、キーホルダー持っている?」

香織、あ、カバンにつけてある、

「このあいしている? のキーホルダーでしょうか?」

嘉位

「そうそう、それ、これが僕の、これから、アップデートするね」


嘉位は、ゲーミングPCを立ち上げて

キーホルダーを接続した。


嘉位が座っている、上に、香織も座り、嘉位は

コードを書き始めていた。


香織は、何をしているのか、わからなかったが、すらすらと、なんだか、単語みたいな、英文字がざらーと

画面中に埋まって行って


でも、何でも良いのである。嘉位と要られれば。


嘉位

「よし、これで、OK.まず、香織のから」

「出来た」

「そして、僕のも」

「OK!」


嘉位は、香織にキーホルダーを渡して

香織?とくに、外観が変わった様子はなく、なんだろう?」


嘉位

「そのキーホルダーに、エンジェルを搭載した。もともと衛星機能はあるので、そこをアップデート」

「これで、僕と香織は2号機が打ちあがってしまえば、世界中どこに、それぞれが、居ても、お互いの居場所が正確にわかる」


香織は、少しムッとして、振り向くと


嘉位の顎に頭が、ごつん、、・・・と


香織、あ、いたたた、

でも、少し、ムッとして


香織

「あのですね、嘉位君、良いですか、わたしは、常に一緒なのです。地球上に一緒じゃなくですね」

「わかりますか、嘉位君、私は、いつも御側に居るのです。隣なのです真横、真後ろなのです」

「わかりますか?わかっていますか?」


嘉位、うん、もちろん、もちろん

「うん、いつも一緒だよ」

「エンジェルは搭載しておけば、何かあったときに、連絡が付くから」


香織は、まだ、ムッとしていて

「何があったときとは!」

「何が、あるのですか、常に一緒なのですよ!」


嘉位・・・。あ、これで


「たとえば、ホテルのトイレとかね」


香織


「一緒に、嘉位とトイレに入ればよいじゃないですか!!」

「わたしとでは、嫌なのですか、トイレを一緒に入るの!」


嘉位、ぐふぁ、逆効果、あ、言い換えれば、大丈夫


「香織、ほら、流石に、リゾートホテルともなると、そういうわけには、行かないよね?」


香織、リゾートホテル?え?どこか、連れて行ってくれるの?旦那様?


香織

「た、たしかに、それは、そうですね」

「わかりました」

「携帯します」


嘉位、ふー、セーフ


香織

「ところで、どこのリゾートホテルに行くのでしょうか?」


嘉位、しまったーーー、リゾートホテルに行くとは、一言も言って居ないのだが、そもそも、試合で・・・。あ、まてよ、まて。忘れている。


嘉位

「八重さんから、何か聞いているかい?」


香織

「いえ、八重からは何も、え?八重がリゾートホテルなのですか?」


嘉位?え?なんのことだ?いやそうではなく


嘉位

「由良からも?」


香織

「はい、由良君からも、何も聞いていません、あ、明日も会社に行くと言っていましたね。」


嘉位

「だよね、だよね、明日、忘れている。」


香織

「え?何をですか?」


嘉位

「おせっかいを、やるか、八重さんが忘れていると思う」


香織え?なんのことと、由良君、八重さん、リゾートホテル?

「八重が、忘れて居る事、うーーーん、明日?明日ですよね、あああああ!」

「たぶん、忘れていると思います。うん。」


嘉位

「学校があるから、食事と部屋は抑えられる。朝は制服に着替えて、ハイヤで学校へ。」

「デートも兼ねると」


香織

「リゾートホテルで、デートでしょうか?」


嘉位

「雨だからね、そうなると、品プリだ」


香織

「しなぶり?  しなぶり  八百屋さんや、お魚屋さん、みたいな、お名前ですね」


嘉位は、吹き出してしまい、僕の発音がわるかったのかな?

嘉位

「違う、違う、品川プリンスホテル、ここ」

嘉位は、ゲーミングPCでアクセスして、香織に見せた


香織

「え!水族館も、映画館もある!」

嘉位

「そう、ここなら、ただ、おせっかいな、気もするので、香織、八重さんに何か考えて居るのか、それとなく、聞いてもらえるかな?


香織!嬉しい、流石旦那様

「今、聞いちゃいますね、メッセージで」


すると、直ぐに八重から返信が、香織はそれを嘉位に見せて

「がーーーーーーーーーーーーーーーーーん、やばい!やばい!やばい!!」


嘉位

「やはり、香織続けて、品プリをプレゼントするから、明日学校が終わったら、車を用意する。動ける服装、ドームの時の服をキャリーにつめて、1泊、朝は車で学校へと」


香織、いいなー

「はい、そのまま、送りますね」


すると、八重から返信が即あって、それを嘉位に見せた

「女神様、女神様、ありがとーーーーーう!!でも、プレゼントどうしよう?ね、香織、どうしよう?」


嘉位

「香織、僕もだけれど、由良もプレゼントは要らないよ、物より、一緒に居てくれた方が、嬉しい。」


香織

「トイレも、一緒が嬉しいということですね」



嘉位・・・話が、戻っている。

「トイレは、とりあえず、おいて、おこうか。由良に伝えるね」


由良からの返信を香織に見せる

「嘉位、サンキュー、プレゼントは、無しで、俺から八重に話すから、助かる。俺自身忘れていたよ」


香織

「そうなると、プレゼントは わ た し   で 良いのでしょうか?」


嘉位、うわーー、良いな、それーー。

嘉位

「それを、香織、八重さんに送ってみてね」


香織は、返信を嘉位にみせた

「わかった!! わ、た、し リボンつけて、由良に!」


嘉位は、吹き出してしまった。半ば冗談であったからである。想像してはいけない。うん、想像してはいけない


香織、いいなーー

「これで、由良君も八重も大丈夫ですね、いいなーー」


嘉位?いいな? え?何が、え、ああ

「香織も、行くよ。僕と一緒に、品プリに!良し、お風呂に入ってから、部屋に戻ってドームにいった、服を用意しようね」

「そのころには、楓もかえってくるから、楓がきたら、食事で」


香織!!!ああああ!!うれしい!!旦那様、デート、デート

香織

「はーーーい! では、嘉位、お風呂にいきましょう!」

「すぐ、行きましょう、はやく、はやく!!」



そういって、香織はなかば、強引に、嘉位の腕をひっぱって


二人はお風呂に入り、


部屋に戻り、ルームウェアーに着替えていると、楓も帰ってきて


皆で食事をし、

楓に、明日の事を伝え


楓も、楓も、と思ったが、

寮のけい、こうせい君があまりにも、悲惨な状態だったので、我慢することにした。


嘉位、?楓?

「楓、寮の勉強会?」


「はい、想像と絶望を通り越して居ました。和井田ですよ、和井田」

「けい、こうせい、掛け算九九」

「7の段、なぜか、どこを、どうすれば、そうなるのか、理解できませんでしたわ」

「7x1=7」

「7x2=14」

「7x3=21」

「7x4=28」

「7x5=35」

「7x6=42」

「ここまでは、良いのです、和井田あれば小学校1年生ですけれどね、驚きは、ここ」

「7x7=77」


香織は、吹き出してしまい!!!


「なぜか、けいも、こうせい君も、数字がならぶと、そのまま、ならぶのです」

「8x8=88」

「9x9=99」

「これには、せんさん、かずきも、大爆笑してしまいまして、戸倉君や、武田君は半ば、泣いていました。」

「ですので、お兄様、お姉さま、明日も、けい、こうせい君を特訓してきます」



嘉位!!は驚いた!

「けい、こうせい、すごい!!!!!  掛け算出来るようになったのだ!!」



香織、楓は、一緒に


「できて、いません!!!!!」


嘉位

「いや、7かける1が7、7かける2が、14、けい、こうせい、それだけでも、哺乳類の進化論並みに、凄いことなのだ!奇跡だ!!」



香織・・・

「あの、やっぱり、行くの、やめましょうか?」


嘉位

「ま、わかっていた事、せんさん、かずきに任せると、それに、連、楓、武田、戸倉、福井!これで、けい、こうせいは、逃げ出す事も出来ない!」

「大丈夫!楓、すまないが、けい、こうせいを頼む」


「けい、昔からですからね。まだ、ペンをもつだけ、まともになりました」

「えんぴつを、わたしたら、ダーツのように、的になげていた、くらいですからね、けい」


香織

「・・・泣いて、良いですか?泣いて良いですか?和井田以前の問題、高校1年生ですよね・・・と」


「かお、その気持ち、わかる、わかるよーーー」




後ろ髪をひかれながら


部屋に戻り


明日のホテルの準備をする、嘉位と香織であった。




< つづく >




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