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第二一五話 一直線、硬式高校野球、練習開始


嘉位おきて、ストレッチを始める。

香織、月のモノという事もあり、そっとしてあげよう。香織は寝ている。


由良もおきて、ストレッチをはじめていた。

八重も、夜中に月のモノがはじまったらしく、その辛さ由良には、わからないので、そっと、寝かしておいてあげよう。


二時間程ストレッチをしてから、おにぎりを食べて、それぞれの家からグラウンドに向かった。


嘉位、由良、香織、八重、楓、佐伯、桜井がグラウンドについて、

嘉位と由良は、練習儀に着替えてから、グラウンド内にはいると、既に!!!!!


せんさん

「キャプテン、副キャプテン、おはよう!」


由良

「え?」


せんさん

「あ、簡単にまとめると、ちょっと、おせっかいを」

「流れを再現するとですね」




「お疲れ様!みなさん、今日キャプテンが言わなかった事を伝えるね」

「走攻守の必要性は十分に理解したよね」

「それ以外に、キャプテン、副キャプテンが、新生和井田野球部 焼肉をセッティングしてくれて」

「そうなると、皆汗や汚れでは、行けないので。ノック等はやらなかった」

「ほら、汚れたり、汗かいたりした状態では、あの焼肉屋さんは入れないでしょ?」


「もう1つ、キャプテン、副キャプテンが言わなかった事として」

「二人は会社、つまり起業者、事業者、それもTOPであるから、出来る限りの事は、僕達でやらなくてはならない」

「二人は、野球も世界一だが、経営者としても同じ。」

「キャプテン、副キャプテンは、黙っていたけれどね。」

「キャプテン、副キャプテンは、誰よりも、選手、マネージャーの事を考え、皆さんの将来を考え、今後の和井田野球部も考えてくれているのだよ」



「そのように話していたら、戸倉君と、けい君が、言うのですよ」

「でしたら、僕らで練習を進めてはダメなのですか?」

「出来る限り、キャプテン、副キャプテンに負担が無いように、明日5時からアップとかは、だめですか?」


「と、中途半端な気持ちで言っているのはなく、目が本気だったので、わかった。では明日5時にグラウンドインにしよう」

「朝は、食堂で、おにぎりをおいてもらうので、各自持って行ってね」


「瞳も同調して、野球部の1年生マネージャーに、皆さんも一緒に、やれることは、あるはずですよ。考えてみてね。」

「何も野球に専念しなくても、女性の観点からや、それに、もう高校生、それも和井田の生徒さんなのですから」

「どうでしょうか?と語りかけ」


「1年生マネージャーも!はい!と返事をし、瞳は、おなじように、朝、おにぎりを頼んでくれると」


「キャプテン、副キャプテン、見ての通り、5時から、グラウンドでそろそろ、ストレッチ3時間は終わりますね」

「又、丁度、ナイターの光、調整、テストも出来たので良かったです。遮光角度もタブレットで変えられました」

「後、アナウンス室で、かずきは、香曾我部さんとスコアーのつけ方を続けています。」



佐伯

「流石!光!ちょっと、ウルウルしちゃう、じゃないの朝から、もう!戸倉 光!最高の彼氏!」


せんさん

「キャプテン、後は任せます」


嘉位

「せんさん、ありがとうございます。昨夜の資料も」

「それでは、頃合いをみて、内野、外野に分かれてノックをするね」

「僕が外野で打つから、由良は内野を、投手陣は外野と内野にわけよう」

「給水はこまめに入れて、せんさん、タイムキーパーをお願いします」

「マネージャー達は、仕事が落ち着いたら、監督室脇の、来賓室で練習を見て居てね」

「今日から、ボールも、バットも使うので、マネージャーは、グラウンドには入らない事」

「硬式球は、大怪我、下手をすると、命を落とすから、これは絶対に守ってね。」

「僕や由良、せんさん、かずきの合図があるまでは、グラウンドには入らない」

「八重さん、香織、1年生に徹底させてね」


八重、香織

「はい!」



嘉位

「集合!給水後、ノックをやる、給水中に、マネージャーにお昼、注文しておいてね」

「十分、ストレッチは出来ている、ただ、ストレッチに終わりはない。怪我をしないためにも、必ず、アップしてからね」

「10分休憩」


マネージャーが入ってきて、

それぞれに、ドリンクを渡して、お弁当をタブレットで選ばせる。その場で送信していく。


飯塚

「いよいよ、ノック!このグラウンドで!」

嘉位

「飯塚、そうだ、そう言われてみると、確かに、初ノックだ、このグラウンド」

佐藤

「おおお!!そうなのですね!」



せんさんが、レジカートを2とそこに籠4つ。ボールを詰めて運んできた。


嘉位

「では、集合」

「せんさん、ありがとうございます」

「内野、外野に分ける」

「内野は、由良が、外野は僕がね」


「けい、伊達キャッチャー」

「末永ピッチャー」

「飯塚、こうせいショート」

「花島、まもるセカンド」

「中村ファースト」

「佐藤サード」


嘉位

「中村と佐藤は、かごをもっていて」


中村、佐藤

「はい!」



嘉位

「外野、右」

「連」

「戸倉」

「福井」


「外野、左」

「武田」

「岡田」

「戸井田」



嘉位

「2ポジにわかれて、かごを、もっていって、福井と、戸井田、それぞれ、かごを」

福井、戸井田

「はい!」


内野もそれぞれポジションについた。

由良

「まず、ボール回しから、はじめ!」


由良は両手で、×のサインをだして

「まてまて、投げる方も、受ける方も、何か忘れて居ないか?」

伊達

「あ、すいません、声出し、頭、和井田で良いでしょうか?」

由良

「頭要らんが、つけるなら、つけるで、徹底しよう、よし、あたま、和井田で」

「受ける方も、ボール呼んでね!」


一同

「はい!」


由良

「つぎ、逆」


由良

「声が、小さい!小さい」


由良

「ランダム」


由良

「ほらほら、声が小さい!!!」


由良

「もらいにいけ、ボール、呼べ!!それじゃ、ボールこないぞ!」


せんさんは、大きい声で、20分!


由良は手をあげて

「集合!」

「声が小さい。声」

「中学硬式で、シニア、ヤング、ボーイズ等の大会ではそれほど、人は入らん。」

「だから、声は届く。」

「だが、世界大会や、ましてや甲子園ともなると、ブラバンも入るし、応援団もはいり、声なんて聞こえない」

「事実、U-15でさえ、対戦国によっては、完全にアウェーで聞こえない」

「その場合、どうする?」

花島

「大きい、声で!!」

由良

「それでも、聞こえないぞ」

中村

「アイコンタクトですか?」

由良

「うん、それも、必要だね。あとは、声は大きくすると同時に、口の動きをはっきりとし、」

「口の動きを読む。手サインも必要、チームワーク。」

「そして、声を大きくするには?」

飯塚

「腹式呼吸!」

由良

「正解!腹から、腹の中から、声出していこう」

「いっかい、給水10分」




よしでは、ノック!


ファースト、

戻りが遅い!!


セカンド、まもる!!はじくなら、そっちだと、誰もカバーできないだろうに、

次、ショート

まだ、腰が高い、飯塚!!


サード

ナイスボール!送球旨いな!


ファースト、

セカンド、花島、とってから、とってから。


ショート、こうせい、取れるよ、取れるよ!!


サード!佐藤、ナイスファイト、飛びついてからの送球も速い!旨いな、佐藤!






一方外野である


嘉位

「聞こえないよ??」

岡田、大きな声で

「おねがいしまーーーす」


嘉位のノックが始まった


嘉位

「岡田!後ろから、後ろから、前だ。万歳してどうするよ?岡田、そこ抜かれたら、誰も居ないのだから」

「武田!走り出しは、完璧!だが、せっかくとったのに、落とすな。それで、アウトカウントとれるのだぞ」


嘉位

「連!うまいな、連、外野やるか?」


「投手です!!!」

嘉位

「そうか。残念だ、次いくぞ」


嘉位

「戸井田、もう1歩前なら、ワンバンじゃなくて、アウトだろうに。」


戸井田

「はい!」


嘉位

「戸倉、おお、旨い!ナイスキャー!」


戸倉は、帽子を取り、礼

嘉位

「福井、走り出し早い、ナイス!」

福井は、帽子を取り、礼



嘉位は、内野が引き上げたのを見てから

嘉位

「よし!終了、かご、もってきて、給水!」



香織、八重は、泣いていた。

佐伯

「かお、八重、なんで、泣いているの?」

香織

「だって、だって、嘉位が、真剣に野球やっているのだもの、はじめてみた」

八重

「うん、わかる、香織、わたしも初めてみた」


「おねえさま、八重は想い人が野球出来ない時間を、見守っていたから、猶更なのだろうね、かくいう、わたしも、お兄様、由良の野球している姿は映像でしかみたことがない、こんなに真剣に熱量がある、お兄様は見たことが無いわ」


マネージャー達は、給水にそれぞれのドリンクを持っていった。




佐伯

「あそこだけは、一部、違うわね」

と指をさすと、


悟君が、桜井をおいかけまわして、

「桜井さん、アクエリ、追加、追加」

桜井は、どうして良いのか、わからず、逃げる

「桜井さーーーん、まってよ、アクエリ!!」



マネージャー達は、一同、大笑いであった。






一方のアナウンス室である。


かずき、乙葉はアナウンス室で、昨日に引き続いて、

甲子園のビデオを観ながら、乙葉はスコアーをつけていた。


が、・・・ 微妙であり、無言で、すすまない、


かずき・・なんだ、この空気


かずき、あ、色を変えてみるか、初めは

「あ、そこは、こう、描くと」

かずきは、スコアーブックを覗き込むと、


乙葉と、かずき、あたま、ごつん。

乙葉

「いたーーーーーーい」

と言いながら、初めて、クスクスと笑った。


かずき!そうだ、

「乙葉さん、吹奏楽部って書いてありましたよね?」

乙葉

「はい。部長でした」

かずき

「楽器は何を?」

乙葉

「ピアノ、バイオリン、フルート、トランペットは習い事でやっていました。部活ではフルートですが、曲によっては、変わりました」


かずき

「そこで、音楽を奏でるように、あるいは、音楽のほうね、スコアーあるでしょ?曲作りとかは?」

乙葉

「はい、します。」

かずき

「そのイメージって、なんらかの展開や、風景や、境遇や思いをイメージしていますよね?」

乙葉

「かずきさんも、楽器を?」

かずき

「うん。ピアノや、アコステや、ストラトかな」

「その譜面に書き込むイメージと同じように、今の状況の野球の場面を、思い浮かべて、これからどうなるのかを」

「想像すると、遅れないで、書き込めるよ」

「そうだね、盛り上がりが、ワルツの感覚から、オーケストラの感覚で」

「それを、グラウンドに置き換え、ランナーや、SBO、投手、走塁を、それぞれの役割を見極めて」


「書いて行けば、次に、何をするのかが、かけるよ!」


乙葉

「野球のスコアーブックの書く記号は、完全に暗記できていないですが、そのやり方な、覚えられます」


かずきは、赤の鉛筆をわたそうとすると、


乙葉と、手を上から、握ってしまう。

かずき

「ここを、赤で、こうかくと、あとから、復讐するとわかりやすいよね?」


かずきは、教える事に、熱がはいってしまい、我に返り


かずき

「あ!・・・」



その後、また、二人は、緊張に戻る。・・・。

二人とも、顔が赤い。


そのまま終始無言で、スコアーをつけ、午前は終わる。



せんさん

「キャプテン、時間!」


嘉位、は、手を挙げて

「お昼にするよ!!マネージャー、お願い!」


選手一同、マネージャー一同、ベンチで食事。

監督、コーチは、監督室で食事をしていた


そこに、嘉位が、由良とやってきて


嘉位

「失礼します」

「あ、墨田さん居た、飯のときにすいません。」

墨田は、笑いながら

「おう、嘉位、由良、俺らいらなくないか、お前ら二人で、全部できてしまうし!」


嘉位

「ま、それは、それで、おいて、おいて、これを見せに来ました」

由良

「墨田さん、これ、何か声をかけてくれたのですか?」

嘉位は、墨田コーチにはがきを渡した


墨田!!!!おおおおおおおおおーーーと叫んで!!

「し、信じられん、俺は何もしていないぞ、医師会の会長は前だったし、今は和井田に雇ってもらい野良だし」

「これは、凄いな、良く医師会、通したな」


監督

「墨田さん、何のことでしょうか?」


墨田は、監督にはがきを渡し

墨田

「嘉位は、アメリカの医師免許はもっていましたが、日本の医師免許は無かった、嘉位ですが、それですよ、それ」


監督

「つまり、日本でも、医者ということかい?」


墨田

「そうです!信じられません!」


監督

「お医者様に、気象予報士様、もう、なんだか、わからん。山本財閥副社長様で、株式会社 八重の社長様・・・。」

「副社長様、おめでとうございます」


嘉位と、由良は頭をさげて、監督室から出ていった。


全員、食事を終えて

飯塚と佐藤と連、悟、光はストレッチをしていた。



嘉位

「集合!」

「午後は、レギュバをやる」

「かずきと、香曾我部は、それを可能な限り、スコアーに収めてください。」


「連、戸倉、福井、けい、こうせい、まもる、外れて」

「ポジション」

「ピッチャー、末永」

「キャッチャー、伊達」

「ファースト、中村」

「セカンド、花島」

「サード、佐藤」

「ショート、飯塚」

「レフト、岡田」

「センター、武田」

「ライト、戸井田」


「はじめは、レジュバ形式で、由良がノッカー。僕は1塁審判」


「けい、は、順番に、連、こうせい、まもる をブルペンで、30球。」


「戸倉と福井は、僕の後ろで、ランナーとして、入ってもらうので。」

戸倉・福井

「はい!」


嘉位

「では、ポジションへ!」


一同は、走って、ポジションへ。ボール回しをする。



由良

「では、1ボール、1ストライク、1OUT ランナー1塁から、レギュバで」

「戸倉、1塁ランナーへ」

戸倉

「はい!」



かずき、香曾我部はそれをみて、スコアーに書き込む。


由良

「モーションだけでよいぞ、こっちから、シュミレーションノックするから」

末永

「はい」


由良のノックは、サードに飛び、戸倉はダッシュするものの、フォースアウト。


由良、なるほど。

由良

「福井、ボックスに入って、打者ランナーで」


由良

「もう1度、1-1-1で。あ、そうだ」

由良は声を大きくして

「かずき、SBOつけて!」

「1-1-1で」


かずきは、アナウンスで、了解と答える



由良は、次、次、とシミュレーションを組み替えて、行った。


由良

「戸倉三塁へ。1-1-1で、末永、モーションを」


由良は、大きくセンター方向に外野フライを上げ。武田はキャッチ

キャッチを戸倉は見てから、スタート


由良は少し下がっていた。



由良

「武田、ナイスボール。戸倉、ナイスラン、戸倉のほうが早かった。セーフ」

戸倉

「あざーす!」


由良は、ブルペンから上がってきたのを確認し

「これからは、戸倉と武田、交代。悟と、戸井田交代。」

「武田、戸井田、けい、連が、打者」

「3名交代で、投手チェンジ、捕手は9名チェンジ、その間給水を取る」

「投手は末永、守、こうせい、連の順で」

「サインは覚えているよね?」

「カウント0-0-0で、走塁は任せる。球審は俺が入る。」



実戦形式が始まった。それぞれが、ボールを触れて、打てて、走れて

それは、それは、真剣そのものであった。


由良は、声を大きくして

「かずき、計測も表示で、末永、ラスト」

「打者、けい」


末永の球速は144キロ。

由良、十分。十分!


けいは、旨くはじき返し。センター前ヒット。


由良

「よし!末永、あがって、肩冷やして。」

「つぎ、守ね。投球練習から」



そんな感じで、守


142キロ


次は、こうせい


147キロ


最後に、連


151キロ



由良

「よし、終了!!」


一同は嘉位と、由良の前に走ってきた。

「嘉位、給水して終わりにするか?」


けいが手をあげて

「かい!いや、キャプテン、由良の、いや、副キャプテンの打席が見たい!もちろん、マスクも」


嘉位

「給水して、1打席だけね。投げるのも打者一人だけで良いかな?」


けいは、声を大きく返事をした

「はい!」


嘉位

「いったん、給水!」



それぞれ、マネージャーが給水し。


桜井は、恐る恐る、悟に、こ、これ・は・はい・どーぞと。渡した


すると、悟は

「桜井さん、桜井さん、桜井さん」


と悟は、桜井に近寄っていき、後ろにさがる、桜井


「おかわり、おかわり、おかわりーー」


桜井は、・・・。どうしてよいのかが、わからず、とりあえず、アクエリを注いだ。



八重は、悟と、桜井を見ながら、笑っていた

「あれは、手ごわいぞ、どっちも、どっちだな」



せんさんが、時間を告げ


嘉位

「では、末永、もう1度マウンドへ。けい、捕手、あとは先程の守備位置に」

一同は走って

「はい!」


嘉位

「球審いらんよな?由良?」

由良

「要らん。1球だし」

嘉位

「だよな」


末永は手をあげて、準備が出来たことを伝え、

渾身のストレートを投げた!!145キロ、自己最速!


由良、フルスイング

打球は大きく、一直線に、打球速度が速く、そのまま、ライトスタンドを越えて外へ

場外、ホームラン!!!


八重、大興奮!!!!

「ゆらーーーかっこいい!!」



けい

「うそ・・・どこまで、飛んだの?」



由良、嘉位すまんな、第一号もらった。

嘉位、プレゼントだ、気にするな。


嘉位

「では、由良、マスクで、僕がマウンドね、打者は、けい で」


由良も準備が出来、嘉位も準備が出来た。


由良は、打席に入る、けいをみて、サイン


初球、嘉位のスプリットを、空振り

2球目、嘉位の大きく曲がり落ちる、スイーパー。けい、体を泳がしながら、空振り


3球目

嘉位、フォーシームを投げ込むと

由良のミットの音が!!!


ばしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!


165キロ


けい、空振り三振



飯塚、佐藤、うそだろ?165キロだと!!!

末永、守、けい、すげーーー。

戸倉、悟、ありえない。


香織

「かーーーい!!大好き!!かっこいい!!!」



監督室でも、は??ええええ?165キローーー???



嘉位

「ま、こんなものかな、では集合」

一同嘉位のもとにかけより、

監督、コーチ陣、マネージャーも集合した。


嘉位

「練習は色々やることがある。ただ、少し予定が変わり」

由良

「明日月曜日から、一週間は、雨に降られることはないが」

「新学期、つまり4月3日から、4月6日木曜日は雨になる」

「予定を変える。雨天、少量の雨であっても、和井田は練習しない、勉強あっての和井田。よって、勉強!」

「寮で、ジムは構わないが、グラウンドは使わない。雨天はね、朝練も平日は無い」

「そのため、今、嘉位から話がある」


嘉位

「4月7日皆さん、正式に和井田の学生になる。入学式。」

「入学式は10時で終わる。ご家族と写真等とっても、11時。」

「11時に、ここに集合。」

「ご家族もね」

「そして、ツアーバス2台」

「つまり」

「4月7日、ツアーバスで、キッチンカーのお弁当をそれぞれ食べながら」

「1年生の対外試合を行う。場所は、千葉県、学館。」

「1試合、1年生のみ、15名全員使う」

「せんさん、かずき、由良、僕はベンチに入れない」

「香曾我部さんが、記録員、キャプテンは、連、副キャプテンは、戸倉」

「ポジションは、1番はじめのレジュバポジションで、はじめ、5回で交代」

「先発は、末永3回、守3回、こうせい2回、連1回」

「捕手は伊達先発で、こうせいのときに、けいと変わる」

「ルールは9回終了まで、コールドはなし。最大時間は3時間。試合後、グラウンドに戻り解散となる」


「つまり、4月7日金曜日が、対外試合、新生和井田学園野球部、第一試合となる」

「さらに、そのご、土日全て、対外試合を組んである」

「基本的に、僕、由良、せんさん、かずきは、試合に出ないと思って欲しい」

「みんな、1年生で、戦えるよ。うまいよ。」

「1年生で、夏の東京を制覇しよう!」

「それが、歴史に残る!」


「あ、でも、僕ら、ベンチには登録しておいてね。」

「その先、出られなくなってしまうのでね。」


一同、大笑い!!

「よーーーし!俺らだけで、夏の東東京とるぞーーー!!」

一同

「おおおおお!!!!」




由良

「では、グラウンド整備して、解散とする。明日も今日と同じで」

嘉位

「監督、どうぞ」


監督

「うん。明日も、よろしく」


「・・・監督が、1番、・・・がんばってほしいなー」


一同、大笑い!!


グラウンド整備が終わり、

皆、寮は自宅に戻るのであった。




< つづく >


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