第二〇五話 大阪 到着!
食事を堪能した後、少し時間があったので
地下街のテレビ、アニメショップを探索。
各テレビ局のアニメ、メディア化された商品等も販売されており、
楓がエンディングを歌っていた、ブルーレイ、DVDも販売されており
そのお店では、回りに沢山の人、人が集まり
武田 連、矢井田 楓 が そこにいるのであるから。
謎の引退!沢山、写メを撮られ、動画中継されたが、
連も、楓も、もう気にはしなかった。
店舗ないで、レジで、これ、私ですと、楓が言い
色紙を渡され、楓は、引退しているので、断ったが
連が、構わないよというので、色紙にサインをし、日付を入れて、店員さんに渡した。
別のテレビ局のエリアに足を運ぶと、連が主役を務めたドラマと映画のポスターがあり
ここでも、写真や、動画を撮られていたが
連も気にすることはなく、店員さんに声をかけ、
引退した、武田 連です。
色紙と写真を求められ、連も応じた。
香織と八重は、このままユニバに行っても、大丈夫なのかな?サングラスするの?と、ひそひとと小声で話していた。
嘉位と由良もそれを、小耳にはさみ、必要ないよ、どのみち、甲子園でわかるからと。
そして、時間が過ぎていき、そろそろ、予定時刻になるので、新幹線ホームに向かい
一同は新幹線、グリーン車に乗り東京駅を出た。
嘉位と由良は、新幹線の中で寝るつもりであったが、
楓の問いかけがあり
楓
「お兄様、あらためて、これからの予定を、お話して頂いても、良いのですよね?明日は、ユニバは教えてくださいました。ところが、春の甲子園は19日からですよね?」
嘉位は由良と、連を見て
由良と連も頷き
嘉位
「楓、驚かせたかったのだけれど、連が、楓大好きだから、お願いというのでね」
連・・・かいさん、今のアイコンタクトにそこまでは、意をこめていませんが・・・。
嘉位はあたりを見渡し、寝て居る人が居ない、迷惑が掛からないことを確人してから
嘉位
「楓、今日は移動のみ、大阪、ロイヤル、スイートを3つ、それぞれ、とってある。17時にはロイヤルにつく、食事は20時から」
「今晩は個室で、焼肉!その後は、ホワイトデーのプランをそれぞれ、ペアで、お任せ」
「14日は、ペアで、ユニバで遊ぶ、ここまでは話してあるよね?」
八重
「うん、キャプテン、旦那様から聞いています。その後よ、その後」
嘉位
「15日は、株式会社 八重 の大阪 ハイパートレーニングセンターへ」
「ホテルから、和井田の野球部ジャージで、それぞれハイヤーで向かう、貸し切り手続き済み」
八重
「あああ、あの人たちもいるの?自衛隊とか、ハイパーレスキューの人たち、面白い人だよね!」
由良
「うん、2班にわかれてもらっているので、青森と大阪に、大阪組の5名はいるね」
嘉位
「15日は、視察。由良社長のね。ただ、少しは、やってみたいと、僕も思うので、由良も、連も」
連
「おおお!!やってみたいです!かいさん!」
嘉位
「楓は、ここからが、気にしているはず、なぜ、19日から22日 春、選抜甲子園なのに、日程があいているのか?宗山さんと会うことは知っていると思う。1」
楓
「はい、16日に宗山さんと、宗山さんの婚約者と会えると、聞いております」
嘉位
「そうだよね、楓、では、次の日は」
「17日は、大阪から出て、京都に行く」
香織
「お正月に行った!京都ですね」
嘉位
「そう、香織、その通り、今回は観光ではなく、重要な京都」
楓、八重、香織・・・観光でない、重要な京都?お仕事のお話かしら
お仕事ですと、私たちどうすれば、良いのだろう。
楓、八重、香織は、不安になっていた。ドレスもスーツも持ってきて、いないからである。
嘉位
「17日、京都は、それぞれの、ペアの、袴と、着物を決める」
「これは、11月末の結納式に、使うもので、各両家のご両親には確認をとってある」
香織
「ええええ!!!着物!!!、あの、お正月のとは別にでしょうか?」
嘉位
「うん、結納式用に、揃える」
「香織、楓、八重さんも、この先、着物はいくつあっても、足りなくなりますから」
八重!!!
「着物!!七五三の時しか、レンタルで着た事しか!!えええ、由良、良いの?」
由良
「もちろん、八重、プレゼントするよ」
連
「楓にも、僕からね」
香織、八重、楓!!!うれしいい!!うれしい!!!泣きそう!!うれしいよ!!着物よ、着物!
嘉位は、少し間をとって。
それから
嘉位
「翌日18日は、それぞれ、ペアで自由行動。つまり、ふたりきりのデートをプランしてください」
「大阪でも、京都でも、兵庫でも、新大阪を中心に移動は快適ですから、岡山、広島に新幹線でも、良いね」
「そこは、八重さん、楓は、由良と連と相談して、行きたいところに、デートしてきてください」
「香織も行きたいところを、リクエストしてください。」
「18日、そう と 会う予定が、16日にと連絡がり、詳細は、大阪についてから、そう に確認します」
「t7日が京都、18日はそれぞれ、ペアデートを」
「楓の言う通り、19日開会式から、21日は、甲子園視察、偵察を」
「22日は、朝の新幹線で、東京に戻り」
「23日はいよいよ、連の和井田入寮日」
「それでは、新大阪まで、ゆっくりしよう」
香織、八重、楓は、大きなブランケットを取り出し、それぞれ、顔から下は、ブランケットで全身が覆われ
寝る事に。
ところが、・・・。
香織は、ブランケットのなかで、胸を嘉位におしつけて
八重は、ブランケットのなかで、由良の大事な部分を指でなぞり
楓は、ブランケットのなかで、ダイレクトに、連の手をお胸の山へと
嘉位、由良、連
これ、がまんできなくなるやつ
ここ、公共の場!!!だが、それは、それで、ある意味、良かったので。
ロイヤルついたら、・・・・。と
新大阪について、それぞれがタクシーにのり、リーガロイヤル大阪についた。
嘉位がフロントへ
嘉位
「スイート3の山本で22日まで」
フロント!VIPマークがついており、山本財閥副社長 共同出資オーナー
「副社長様、ありがとうございます。こちらが、3組それぞれのお部屋のキーになります」
嘉位
「ありがとう、全て、僕につけておいてください、3組、部屋付けを」
フロント
「かしこまりました」
嘉位は、由良と連のもとに、やってきて
それぞれのルームキーを渡し
嘉位
「お部屋の中に、送ったキャリーケースはありますので、今から、そう、約4時間後に、ここで合流して、食事しよう」
「ちょうどその頃には、お腹もすいているからね。それまでは、それぞれ自由に」
エレベーターであがり、それぞれのスイートルームへ
嘉位、ロイヤル、もう1つ建てても良いな、新大阪に建てるか、あとで、由良と連と相談してみるか。
それぞれの部屋に
もう、既に、香織、八重、楓は我慢が出来ない状態であり
・・・
そのまま、お風呂をと、
ジャグジーはガラス張りで、見える、完全に見えるわけではないが、
そもそも、扉等いらないといえば、いらないのである。
すぐに湯をはり
楓は、産まれたままの姿に
それは、香織、八重もかわらなかった。
結果的に、お姫様はご満足いただけたのであるが、・・・明日のユニバのプランニングは出来なかったのである
20時前に、部屋を出てエレベーターにいくと、
香織、八重、楓・・・は皆、顔を見て、
・・・、むふふ、早い、あ、それは私も
そう、化粧が落ちているのである。
嘉位、由良、連は、腹減った・・・。早く食べたかった。
食事より先に、それぞれの御姫様を召し上がったこともあり、お腹が空いて、空いて
店内に、入るなり
すぐに、焼肉に飛びついて、
当然、足らないので、
お任せコースをアレンジは依頼してある
6人で、テーブルを囲み、
お酒を勧められたが、未成年であることを、説明し、ジュースを
確かに、どうみても、未成年には見えないのである。新社会人くらいに見えてしまう、6名。
とにかく、お肉を追加、追加で
食べる、食べる
香織、八重、楓も、美味しい!!!
楓は、動画を撮ってよいか、店員にい聞いて、構わないとのことで
スマートフォンを固定して、6人で食べているところを、動画撮影
連
「ハラミ、超!うま、焼肉はハラミが旨いお店は、全て美味しいといいますから!」
「まさに、このハラミ、絶品!」
嘉位
「大阪と、東京は、焼肉だよね。ま、これは戦中、戦後の事があってなのだけれど」
「キムチ、うま!キムチ、追加で!」
由良
「ごはんを!」
八重は、由良に
八重
「あーーーん、ほら、由良、あーーーん、して、あーーーーん」
由良・・・。はずい
由良は、八重に、特上カルビを、八重に、八重はぱっくっと!
それをみた、香織、と楓も、いいなーー、いいなーー、いいなーーと
香織は嘉位に目で、訴えて!
楓も、連に訴えて!!
嘉位は、香織に、みすじ を
連は、楓に、ザブトンを、
それぞれ、あーーーーーん していた。
八重は、香織と嘉位、楓と連のあーーーんを、スマートフォンに収めて
香織は、あ!ありがとう、八重も、八重も、もう1回
由良・・・はずぃ・・・。
八重
「ほら、旦那様、香織がまっているでしょう!!」
「あーーん、あーーーーん」
由良は、リブ芯を、八重に、あーーーーん している、八重に。
それを、香織がスマートフォンで撮影した。
まだ、嘉位、由良、連のお腹はみたされず、
同じものを、さらに4人前位追加できますかね?と、店員に聞いて
店員は、驚いて、そんなに食べられるのかと
もちろん、VIPであることはわかっている。ただ、食べている量が尋常ではなく
皆さん、お体が大きいから何か、スポーツをしているのかな、位は想像したが
オーナー:
「失礼ですが、皆さま体格がよろしく、女性の方々は、美しく、見事なプロポーション」
「男性の方々は何か、なさっているのですか?お話できる範囲で」
楓
「こちら、と、こちらの男性を、見たことは、ございませんか?」
「以前U-15代表であった、初の世界をU-15で制した、バッテリーですよ」
「そして、彼は、ボーイズで日本一です」
「それより、私と彼、みたことありませんか?」
「引退しましたが、武田 連と、矢井田 楓 です」
オーナーは、おおお!そうだ、そうですね。
「確かに!言われてみれば、これは失礼しました。当店照明を落としていますので」
「気が付きませんでした。申し訳ございません」
由良
「いえいえ、こんなに、美味しいお肉を頂いているのですから、お気になさらず、まだ、追加してよいですか?」
オーナー:
「もちろんで、ございます。でしたら、わたくしの方で、さらにアレンジさせていただきます」
オーナーはいったん下がり、そして、店員さんが、それぞれ6つ木箱に入った、お肉を並べてくれた
オーナー
「わたくしの見たてで、こちらを、是非!」
楓は動画を止めて、
楓、八重、香織は、ヒノキの中に、各お肉が入っているのは、初めてみたので
それぞれ、スマートフォンに収めて
オーナーが、店員数名を連れてきて
オーナー
「こちらつきましては、私共にお任せください」
今度は、焼いてくれるのである。絶妙な火加減で!!
由良
「これは、旨い!さっき焼いたのと、違い、生なのかと思いきや、違う、そうではない、これは旨い!!」
あっという間に、食べ終わり
由良は足らず、手をあげて
「クッパとか、ビビンバとかありますか?」
オーナー:
「もちろんでございます。」
香織
「辛いのが、食べたいです!」
オーナー:
「かしこまりました。少し、辛さを強めに致します、お待ちください」
カルビクッパが運ばれてきて、ビビンバも運ばれてきた
香織は、カルビクッパを食べ始め!
香織
「からーーーーい!だけど美味しい!!」
八重
「おいしい!辛い、辛い、でも、この辛さが癖になる!!」
楓は、幸せであったが、1つひっかかることがあり
「うん、そうよね、辛い!!でも、美味しい!、ところで、お兄様、このように、して頂けるのは?何故でしょう?」
由良、連はわかっていたが、あえて、ここはキャプテンからと、控えて
嘉位
「これはね、僕も由良も、連からの、先にお詫びなのです」
「なぜなら、連が入寮し、25日からは、ノンストップで、野球に。」
「雨が降ったら、練習はオフです」
「しかし、僕も由良も、連も、野球以外にやらねばならない、立ち位置にいます」
「せっかくのお休みであっても、デートすら出来ないのです」
「申し訳ない。普通の女子高生を送らせてあげたかったが」
楓
「それは、お兄様が誤る事ではないですわ、財閥であれば当然」
嘉位
「うん、楓はわかってくれる、香織、八重さんには、申し訳ないと・・・」
香織
「いえ、私は、嘉位に全てをささげています。嘉位さえ、一緒に居てくれれば、それだけが幸せ。」
「あ、ここ、大事なので、もう1度言いますね」
「嘉位が、一緒に居てくれれば!です」
「もう1度いいますね」
「常に一緒です。それさえ、守ってくだされば、わたしは幸せなのです」
嘉位・・・・・、常にって、こないだのはなしもだけど、食事中はやめておこう。
八重
「わたし!わたしも、同じよ!初恋の相手が、実は両家でお墨付きで、それが、社長様」
「由良と入られれば、なんでも良いです。由良の側に居られれば」
「だから、キャプテン、誤る必要なんてないの!」
楓
「わたしも、お姉さまや八重と同じ、連と一緒にさえ、入られれば」
「どんなときでも、一緒、常に一緒。」
「勉強も、スポーツも、お仕事も、ご飯もお風呂も、そう、そうね、トイレだって、連が望むなら、一緒です」
嘉位・・・・食事中だから、それは、言葉にしなかったのに
由良、連・・・もしかして、俺たち、おせっかい、だったか?野球、練習していたほうが良かったのかな?
香織、八重、楓は目をむきあって
「最高のデートをしましょう!!!」
「ねーーーーーー!」
と 三人は、目をあわせて、幸せそうであった。
嘉位、由良、連は、喜んでくれるのであれば、良いかと
部屋にもどったら、ユニバを調べねば、・・・たぶん、
たぶん
そう、たぶん
無理だろうな、この後、このテンションだと
そもそも、このテンション、明日起きられるのかな?
ユニバは、書籍のほうが秒で暗記できるのだが、サイトだと、読み込みに4秒、5秒かかるから
ネットは遅すぎて、
書籍なら一冊400-500ページ程度なら、
1秒位で暗記なのだが。
由良は手をあげて、店員さんに小声で
「あの、すいません、ユニバーサルスタジオのパンフレットとか、案内状とかあれば、3つほど、あればでよいです」
店員さん
「ございます。おまちください」
店員さんが、ユニバを攻略この一冊、最新版を3つ持ってきてくれて
「こちらを、差し上げます、お受け取りください」
由良え?価格2,500円税込みと書いてある
「え?支払います」
店員さん
「こんなに沢山、当店で召し上がって頂いたので、こちらは、御礼でございます。」
嘉位、由良、連!!!あざーす、これで、助かる!
嘉位、由良、連は、その場で、パラパラとめくり暗記した。
嘉位と由良は秒で終わり、連は1分。
由良
「連、遅い!今年1年で、半分にな」
連
「はい!!」
ユニバの暗記は終わったが、まだ、食べ足りず、どんどん、いけるのである
さらに、お肉を追加!追加、とにかく、旨いのであった。
それは、このあと、部屋に戻ったら
別の戦いが始まる為の、準備、補給でもあったからである。
連・・・楓とトイレも一緒って?・・・。
いままでの連なら、恥ずかしいと思うのだが、大人になった連は、確変しており、すでに、レアリティーが変わっていたので、宜しくない方向に・・・。一緒のトイレ。
連!!!
「おかわり!!おかわり!!」
「お肉、お肉!!ごはんも、お肉も!!!」
なぜか、連は、ギアが変わり、さらに、おかわりを・・・。
嘉位と由良は、これは、想像しては、いけない、やつ、と、感じ取っていた。
< つづく >




