第二〇二話 嘉位 由良 肩を落とし、予定変更
食事を終え、嘉位、香織。楓、連は、それぞれお風呂に入り
部屋に戻り。
嘉位はストレッチをし始めた。・・・が、香織の背後からの攻めに負けて
そのまま、ベッドへ。
一方の連もストレッチをしていたが、楓が、ちょっかいを、出してきて
いっこうに、ストレッチがすすまない。
楓は、連の体をくすぐってみたり、いたずらに、耳に息をふきかけたり
ストレッチ中の、連の腕を指でなぞったり
連も…これ以上はと、連と楓も
ベッドで、ある意味全身のストレッチにて、夜は過ぎて行った。
朝になり、連と楓は起きて、お出かけ用の服に着替えて、広間へ
嘉位と香織は広間に居て、
連
「かいさん、香織さん、おはようございます」
嘉位
「連、おはよう!昨夜荷物まとめられた?」
連
「はい、お風呂に入る前に、纏めておいた方が良いと、かいさんが、言っていた事が、目が覚めてわかりました」
嘉位
「だろう!」
連
「はい!」
香織と楓は、意味がわかっていなかったが、旦那様が良いといえば、もう、なんでも、良いのであった。
香織
「朝ごはんを食べたら、八重と由良君を迎えに行きましょう!」
楓
「キャリーは、玄関で良いのでしょうか?」
一夜
「はい、私共にお任せください」
執事の方にSUVを出してもらい、八重さんのお家に向かった。
香織
「おはよう!八重!由良君、荷物発送した?」
八重
「うん、昨日のうちに、由良がやってくれたよ!」
「どこに、送ったのかは知らないのだけれどね」
「由良に任せておけば、大丈夫だから、何も心配していないの」
由良と八重も車にのり
由良
「嘉位、あそこで良いのだけど、車止められないから、少し先に」
執事の方
「由良さま、そこはお任せください。副社長様はお戻りになられる際には、ご連絡を頂ければと」
由良は真剣になり
「お願いします。ところで、嘉位、あれは負けだな、完全に崩壊だろう」
嘉位は顔つきが変わり
「今回は、財閥は一切関与していない、豊田ホールディングスも、そもそも投票は本人の意思によって、行うものであり、企業が協力を仰ぐものではない、協力どころか、強制ともとれる」
由良
「そうなると、企業票が無い。期日前投票率が過去最高、歴史的与党大敗と出ている」
嘉位
「当然の結果、今日投票日で、結果を待たず、連立与党は終わる。そして野党単独で過半数越え」
「当たり前のように、居座っている、与党は、国民を見ていない」
「この数年間の物価高、そして、世界からみた、サラリーの少なさ、所得」
「30数年前の年収1000万の時、牛丼は280円、290円、ところが今はどうだ?」
連も顔つきが変わり、話に入り
「今は牛丼、並みは500円をこえて、580円。つまり」
由良
「そう、その通り、同じ年収1000万円でも、生活は、低下実質、1000万円の所得は、当時の500万円、極端だが」
「そして、税金は、ほぼ倍、これでは、生活苦は免れない」
嘉位
「分裂は避けられず、解党すらありえる」
連
「野党1党で、単独過半数は超えます。」
嘉位
「政党政治が始まって、100数十年しか経っていないので、あたかも、数百年前から存在し、日本を握っていたような、振舞」
「幕末志士は、命を懸け、わかくして、散っていったが、このような政治になるとは、夢にも思っていなかっただろう」
由良
「政権が変わることは確定だ、その後、財閥はどうする」
嘉位
「思うところは、意見は申す、指示できるところは、全面的に支持をする。表立っては、母、会長、社長、そして豊田ホールディングの会長」
連
「もちろん、株式会社 連 も同調です」
香織と八重と楓は、会話には入らず
それもそのはず、それぞれの立場の顔つきに変わっていた。
会話に入れる余地がないからである。
その間は、黙って、いた。
嘉位
「目的地に近くなってきたので、この話は改めてにしよう」
連
「はい、かいさん、わかりました」
由良
「了解、さー、そろそろ、近くなってきたよーー、お姫様達、おどろくぞーー!」
香織、八重、楓は、少しほっとして、空気が和やかになった事を感じた
3人の顔つきが、いつもの、少年に戻っていたからである。
車は、嘉位のお屋敷の近くまできて、曲がっていった。
香織
「東京ドーム?でしょうか?」
嘉位
「違うけど、ついてからのお楽しみで」
楓は、どこに行くのだろう、朝から・・・。
由良
「今日も4月下旬の暖かい日、連日暖かいから、連も楽しみにしていて、すぐつく」
連も、何処に行くのか聞かされておらず、春服を買う、動きやすいものも買うくらいしか、聞いて居なかった。
車はとまり、
執事の方
「ここからは、歩いてお願い致します。ここから、歩くのも乙な物です」
一同は、車からおり、車はどこかに行ってしまった。
八重あ!あれ、って?もしかして
八重は、気が付いた。
「いこう!いこう!」
八重は逆方向に進もうとしたので、由良が止めて
由良
「八重、そっちだと、遠くなるから、こっちで」
八重?あら?あらら?
「はーーーーい」
由良を先頭に、一同は歩いていくと
なんだか、人が多いようだ
楓!!!
「え、東京のど真ん中に、こんなところあったのですか?お兄様?」
嘉位、そりゃ、あるだろうに、あ、そういうことか
「楓は、そうか、車送迎だし、そして学校終わったらそのまま、車でお稽古なり、収録だったからか、近くて遠い場所なのか」
八重
「いこう、いこう!すぐに、わかるって!!!」
一同は中に入ると、
なんと、3月半ばでありながら、
桜が咲いているのである
香織!!!!桜
楓!!!桜
連!!!桜が咲いている!
八重
「由良がね、沖縄いったときに、東京でも入学式より前に、桜が見られる名所があるから、つれていってくれると」
「それが、ここ!ほら!桜!!」
香織
「私も、知らない!ここ、はじめてきた!」
「奇麗!こんなに、桜が咲いていて、満開ではないけれど、十分奇麗!」
「ねー、写真撮ろう!よ」
それぞれ、ペアで写真を撮りながら
歩いていき、ところどころで、写真を撮って
楓は!思いついて、お姉さまにお願いを
楓は、香織に小声で!
香織!
「ええええーーー、でも、良いな、わたしも、お願いしていい」
楓
「もちろん!」
楓は、連を呼んで
楓と連は、桜の前に二人でならぶ。
香織は連写モードに変えて
楓は、突然、連に振り向き、
桜の前で、連とキスを交わした。
それが、見事に、桜とマッチしており、写真に収められた!!
香織は、楓と写真を確認し!ばっちりと!
香織も、八重も、嘉位、由良を呼んで
それぞれ、桜の前で二人、香織は突然、嘉位の腕をとりながら、キスを
楓も連写で撮り終えて、楓と香織が確認!! ばっちり!
次に、八重と由良も桜の前に、二人は達、八重は由良の肩に顔をよせて、隙をついて、由良にキス
香織は連写で納めて、八重と確認!! ばっちり であった
嘉位、由良、連・・・女の子の考えている事が、良くわからない。ま、良いか、これは勉強せねばと、思っていた。
連はあらためて、全体を見渡し、桜をみて
連
「東京のど真ん中に、こんなお庭があるなんて」
先程のキスを外側から見ていた、外国人さんが
連に話しかけ、
外国人さんは、スマホを出して、
「かーーーめーーーら、か、かーめらーーーぁ」
連は、外国人さんに、母国語どこだろう?
「Any language」
外国人さん
「Zrób zdjęcie parze całującej się tak jak ty」
連
「Oczywiście korzystając ze smartfona」
外国人さんを、桜の前に連れて行き、
連は、連写モードに設定をし、
手をあげて!準備ができているよと、合図を
外国人さんのカップルもキスをして、連は写真に収め
確認をしてもらった。
外国人さんのカップルはとても、嬉しそうに、何度も、何度も連にお礼をしていた。
八重と香織と楓は・・・何語?
八重は由良を見て、わかるの?的に
由良
「ポルトガル語、連と楓ちゃんを見て、おなじようにキスするところをと」
香織は、嘉位の顔を見て
嘉位
「連は、もちろん、スマートフォンを と」
楓は、連にかけよって
楓
「連!!!凄い、凄い、私は少しだけ、聞き取れたけど、そんなに自然に話せるなんて」
由良
「前にいったでしょう、連なら、3時間で1言語を習得できると」
「年内に、連は2時間で1言語を習得!翌年は俺と嘉位と同じように1言語1時間で」
楓!!!!!
「す、すごい、というか、連も沢山の国の言葉話せるの?」
連は少し悩み、回答に困っていた。
「いうなら、沢山って答えから、かいさん、由良さんと同じです」
八重、香織、楓
「えええええええええええええ!!!!」
由良
「さて、次いくよ!!!俺と、嘉位の番だ、いこう!連も喜ぶぞ!」
嘉位は電話をして、車にのり
新橋に向かい、
一同は降りた
由良
「おそらく、2時間だな」
嘉位
「だな」
連?
「何が2時間なのですか?」
由良
「並ぶ時間、とりあえず、ここから、5分くらい歩く、歩いている間に、並ぶ理由がわかるから」
一同は、由良と嘉位の後をついていき
由良?あれ?おかしいぞ
嘉位、へんだな?
由良?定休日か?
嘉位、お休みなのか?
八重と香織、楓、連も、
由良と嘉位が頭をひねって、なにか、あったことは、感じ取れた
そのまま、由良と嘉位は進み
由良!!!!!!
嘉位!!!!!!!
由良は、お店の前で、愕然とした
嘉位も、お店の前で、愕然としていた
八重と香織、楓と連も、何か異変が!!!!何かあったのだ!!あの二人が、あのような、うな垂れている
由良
「嘉位、俺たちの青春は、今終わった」
嘉位も、頷いた。
由良と嘉位は、肩を落とし、暗い顔になっていた
丁度その時に、八重、香織、楓、連も追いついて
当たりを見ると、
お店には張り紙がしてあり
「物価高騰の為、これ以上継続することは、できません」
「今まで、長年にわたり、愛されてきました。」
「感謝しています。ありがとうございました。閉店 2月末日 吉日」
八重
「あちゃーー、閉店だって!!由良、大丈夫、他にいこうよ」
香織
「かい、そんなに、ショックをうけなくても、他で食べよう」
由良
「・・・ここの、つけ麺は、この、つけ麺は、終わった、終わったのだよ、八重、俺と嘉位の青春はたった今!この場で」
嘉位
「ああ、そうだ」
楓
「え?つけ麺って、他のお店じゃだめなの?お兄様!由良」
嘉位は、下を向いて・・・
「せめて、一言、一言、伝えてもらえれば、1000億円位援助したのに」
由良
「すまん、俺の情報不足だ、深く反省する」
嘉位
「いや、由良、僕も同じだ、情報量が、しまった!!!」
連
「お二人が、言うのですから、相当、美味しかったのですね」
「残念です」
それは、1つの青春の終わりをつげようと・・・・。
由良は、深呼吸をして
嘉位も、深呼吸をして
由良
「たった今から、新しい青春が始まる!」
「予定変更、明日は、午前中は株式会社 八重へ、そして、お昼を東京駅で、並ぶ!それから、新幹線で!」
「当初予定の15時に和井田の駅を、朝8時に和井田駅に集合、それからだ!!!すべて、これから」
嘉位
「そうか、松戸に行きたいが、そういう時間は無いから、東京駅!よし、由良ナイスだ、それでいこう!」
八重と香織、楓、連は、意味がわかっていなかった。
青春って終わったとか、今言っていたよね?言っていたよね?いっていましたよーーーねーーー、同情したのに、同情したのに、少し、泣きそうになったのに・・・・・。
由良
「新しい青春を、明日みんなで、楽しもう!!」
嘉位だけが、一人腕をあげて、おーーーーー!と
八重と香織と楓と連は、その姿が面白くて、面白くて
大笑いをしてしまい。一同、心配して、少しだけ、泣きそうになった、時間をかえせと!!
由良
「嘉位、どうするか、明日は雌雄を決する、大事な日だから、被りたくはない!」
嘉位は、よし!と
「これからの予定も変更する」
「目指すは、浅草!」
嘉位は電話をして、車をお願いし、ここは一方通行なので、別の場所に移動し、車に乗った。
車の中で
連
「明日雌雄を決するとは?どういうことですか、ゆらさん」
由良
「今日までの青春は、終わってしまったのだが、それと肩を並べる、甲乙はつけがたい、いや両方1位だ」
「それが新しい青春!その青春はみんなで、わかちあおう!」
連
「つまり、閉店したお店と同格、同等のお店が、東京駅にあると?」
嘉位
「正しくは、松戸だが、あ、連、千葉県の松戸市の事ね、支店が東京駅にある」
八重、香織、楓・・・3人は小声で
男の人たちって、ラーメンの話になると、別次元の色をだすよね?
香織
「わたし、嘉位との初デートは、ラーメンでした。魚介とんこつラーメン」
楓
「初デートがラーメン!!あ、私も。あれが、デートなら、私も」
八重は、少し顔を起こして
「キャプテン、これから、浅草と言っていたけれど、何か食べるの?」
嘉位
「もちろん!!!そして、並ぶ!」
香織
「ラーメンでしょうか?」
嘉位
「いや、それは、明日。今からいくのは、内緒だが」
「まず、みんな、口にしてから、感想を!それまでは、内緒である」
由良
「並ぶよな。間違いなく、何年か前に改装したのだよ」
連
「ラーメンでない、なんだろう、行列ができる?うーん、わかりません、楽しみにしています」
嘉位、そろそろ、着く
執事の方
「この下まで、入れますので、そこに停めます」
車は地下駐車場に入り、
一同は外にでてみると、目のまえには、雷門が!!
連
「うわ、はじめてみた!!凄い、人だ。外国人が多い」
由良
「連、浅草寺は食べたあとからね、まずは逆方向へ、こっち、こっち」
嘉位
「ええええ?!!」
由良
「ええええ!!!」
八重と香織、楓、連は、え?もしかして、こちらも、閉店なの?
由良
「並んでない!!いや、二人だけ!」
嘉位
「おおお、これは、閉店のお告げだ、ここにくるべしと」
一同は並ぶと、中からおばちゃんが出てきて
おばちゃん
「何名かい?」
嘉位
「6名」
おばちゃん
「座敷ね、今お会計の方が出たら、お入りください」
そして、すぐに
嘉位達の番になり、店内に
由良は
店内にはいるなり、
「てんざる6と焼きのり6」
皆が座り、お水を。
由良
「まず。これからくる、てんざるを、食べてから、それからで、まずは」
八重
「わかったー、わかったーー、由良がそこまで言うのだから、ちゃんと待ちます」
嘉位
「え?ここ、知らないの?誰も?」
香織
「はい、はじめてです」
八重も、楓も
「はい」
由良
「うそでしょ!それなら、となりの、月見草も?」
香織、八重、楓
「?うん、ないです」
由良
「これは、嘉位の責任だな!」
嘉位
「由良、ほら、僕と由良は野球の帰りにこられたけど、昨年までは、ある意味監視されて、行動が制限されていたから」
「香織、楓、八重さん、ここは、浅草 並木藪蕎麦」
そんな話をしていると、天ざる6枚、焼きのり6個が運ばれてきた。
由良
「まずは、食べてみて!その感想を」
一同、いただきまーーーす!
楓、おそば、おそば、でしょうに、そう思いながら、そばをすすると
楓
「ええええ!!!!!なに、これ、おいしいし、口当たり、のどごし、ええええ?」
八重
「えええ!!こんなに、つるっと、え?そばだよね?」
香織
「おいしーーーい、こんなの初めて!」
連
「うまい!」
由良
「だろう?」
嘉位
「そうなるよね、おばちゃん、天ざる6枚追加!」
「てんぷらも、すごく、サクサクだから、食べてみて」
そいうと、
楓は、かりっとと音が
「えええ?天ぷら、え?この触感も、天つゆの味も!!」
全員あっというまに、1枚を食べ終えたところに、つぎの2枚目の天ざるが
連
「これ、いくらでも、食べられる。ところで、かいさん、ゆらさん、なぜ?冷たいそばなのですか?」
由良
「連!良い事を聞いてくれた、暖かいのを、やぶそば で食べると、・・・もうね、なんで、こんなに並んでまでとなる」
嘉位
「ところが、冷たい、そば、それも、天ざる。これに限る、連、あったかいの食べてみては?食べてみると、なぜ、つめたいそばをすすめるのか?」
連
「わかりました。では、かもそばに、しようかな?」
由良
「まった、連、それは、最後!ほかので、あたたかいそばを」
連
「ルールがあるのでしょうか?」
由良
「ない!が、俺と嘉位の食べ方で、このルートが鉄板なのだよ!」
「おばちゃん、焼きのり6追加」
連
「すいません、おばちゃん、かけそば1杯」
おばちゃんは、かけそばをすぐに持ってきた
連?早くない?
連は、かけそばを食べると、え?・・・・・。そういうことか
連は、楓に、回して
楓も、えええ?なにこれ、さっきのとは、そう、冷たいおそばとは、ぜんぜん
そのまま、八重、香織に回し
・・・・。違う、違う。
由良
「おなじ やぶそば でも、 冷と暖かいのでは、天地の差」
「それを知らないで、噂だけで、ならび、長い時間ならんだのに、はじめて、口に、あたたかいそばを、選ぶと」
八重
「ああ!!わかった、どこでも、たべられるのに、なんで、並んだのだろうと!」
由良
「八重、正解! そして、てんぷらも、一級品!冷たい、そう、天ざる、一択そして、しめに、鴨そば、これは暖かい」
「裏メニュで、かもだけ、かもぬき、かもつけ、も、頼める」
そして、2枚目、3枚目と、食べて、女性陣はもう、お腹いっぱい
由良
「そうなるよね、そうなったら、おばちゃん、かも6で」
八重
「えええ、由良、もう、入らないよ。」
香織
「わたしも、」
嘉位
「そう思うでしょう、直ぐに来るから、そして、今度は〆の暖かい、鴨そばを!」
おばちゃんが運んできて
楓
「ええええええええええ!!!」
香織
「すごい!え、美味しい」
八重
「本当だ、美味しい!かも も!」
連
「うまい!!、確かに」
嘉位
「よし、では、雷門を通って、東京スカイツリーにいこう」
嘉位は会計を済ませて、
向きをかえて、雷門へ写真を撮って、そのあま、目の前に広がる東京スカイツリーへ
嘉位
「スカイツリーは、展望台は後にして、先にソラマチで、明後日、動ける服を買う。下は男女とも、デニムで」
「上は、白ティーに、グレーのカーディガンくらいで、黒でもよいけど、それくらい、動けるものを」
一同は中に入り、
由良
「DIESELだな、デニム」
嘉位
「そうだね、行こう」
一同は、由良の先導のもと、DIESELに
八重
「動きやすそうね!由良、下はデニム?破けないやつってこと?何か、運動とか?」
由良
「うん、その通り、全員同じでも良いよ」
楓
「お兄様の言った、コーディネートだと、こんな感じを、男性3、女性3」
香織
「楓ちゃん、良い!です。それにしましょう!」
嘉位
「あと、トップスは、4つくらい、あればよいかな?好き好きに」
楓
「連、お揃いにしようよ!」
八重
「うん、由良、うちらもお揃いが良い」
香織
「もちろん、うちらもね、嘉位」
嘉位
「よし、それで、会計を、この後、スニーカーを買う、6足」
嘉位は郵送を依頼し、会計をした。
次に、シューズを選びに、移動し
八重
「ここも、動けるもの?って事?由良?」
由良
「その通り!」
楓
「それなら、これで、これは6つサイズあるから」
香織
「早い!」
嘉位
「よし、それも、買って、郵送する」
嘉位は郵送の手続きをし、会計をすませた。
嘉位
「次が、お買い物ラスト、首回り、寂しいでしょう。でも、運動と、甲子園の視察だから」
香織
「こっとって!!」
嘉位は、噴き出してしまい、また、こっとってと、
そもそも、血流を良くして、肩がこらないように、と、開発が進んでいき、改良されて、スポーツ用に、それなのに、肩、こっとって じゃ、 つけたら、肩がこっちゃうよ・・・。
嘉位は、言いなおして。
「こらんとって!」
由良、連
「嘉位、かいさん、俺らつけているぞ」
「だから、八重と楓ちゃんので、良いのでは?」
香織!!!
「だめです!!だめです!!だめなのです、6人お揃いが良いのです!」
「ねーーーー」
と、香織と八重と楓は、目を合わす
由良・・・好きにして、うん。
今度は八重が選んできて、これ、かわいくない!?
香織、楓
「かわいい!これなら、目立たないし、これにしよう!」
嘉位
「了解、それは、郵送はしないから、ここで着けて良いですよ」
嘉位は会計を済ませて。
6名分、それぞれ、新しいコラントッテをつけた。
嘉位と香織は、今つけているものの、上から重ねてみた。
香織
「重ねてもかわいいですね!」
嘉位・・・。ま、良いか
それでは、最後、展望台へ
一同は、展望台、エレベーターにのり
一番上に!
連
「凄い!高い!あそこ、下、空いている?見えるのですね?楓、見てみる?」
楓、ムリムリ、ムリ、ムリ、ムリ、そんなの上から見たら、おしっこ漏れちゃうよ。
楓
「ムリーーーーーぃ!!!」
みんなで、写真を撮って
由良
「さて、そろそろ帰りますかね、明日、8時に和井田の駅ね、会社に行くから」
楓
「いきたーーーい!」
連
「ゆらさん、いきたいでーーす!」
由良
「よし、では、明日8時に和井田の駅で、かえろう、嘉位」
嘉位達は、地下駐車場まで歩いていき
車は浅草をあとにし、すすみ
八重さんのお家で、由良、八重をおろし、車はお屋敷に。
楓
「ただいまー!」
一夜
「おかりなさいませ」
楓
「一夜、今日もお兄様に、いーーぱい、買ってもらっちゃいました!」
千佳さん
「良かったですね、楓お嬢様」
一夜
「良かったです!楓お嬢様」
楓はとても、気分が良いのである。なぜなら、楓は、連とお揃いのものを、買ってもらえて、はじめてのお揃いだったから、ペアルック!
楓
「部屋で着替えてから、お食事、それから、お風呂にします」
「明日は7時に家を出ます。戸締りもしていきますので、大丈夫です。」
千佳
「7時は、お早いのでは?」
楓
「株式会社 八重 に行ってきます!その後で、大阪です」
一夜
「なるほど、連様、楓お嬢様を起こしてくださいね」
連
「もちろんです」
そんな話をしながら、それぞれが部屋に向かっていった。
そのころ、テレビでは
速報として
与党、大敗、政権交代のテロップが流れていたのであった。
< つづく >




