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第一八六話 八重、香織、抑えきれず・・・


嘉位と由良は、

あとは、寮のせんさん、かずきに任せる事にし、

墨田さんの事もお願いした。


天気予報では、来週いっぱいは久しぶりに、まとまった雨とのことで

部活動は行わない事にした。


せんさんと、かずきに、手を振り

学校を出て行き


駅に向かった


佐伯

「来週いっぱい雨なのか、ま、いままで、ずっと天気だったからね」

桜井

「うーん、雨か、髪が乱れる。天気だったのにー。」

「佐伯さん、桜井さん、天気は、晴でも、雨でも、天気ですよ」

桜井

「え?そうなの?、え?天気は天気?」

佐伯

「雨なら?どうなのよ、シュン」

桜井

「そりゃ、雨でしょう」

佐伯

「では、晴なら」

桜井

「そりゃ、晴でしょう」

佐伯

「なら天気なら?」

桜井

「そりゃ、天気で、え?天気なら?天気?え?、ええ」

「あれ?なんでだろう?」

「考えた事もなかった」

「連君すごーーーい」

「いや、別に、凄くはないと思います、桜井さん」

桜井

「天気は天気なのだけれど、どうして?」

「質問、そのものの、意味がわからないです、桜井さん」

由良

「晴天が多くの人にとって、快適であるという認識がある」

「昔から、日照時間が作物に影響を及ぼす事から、青天は恵であると」

「ただ、雨がまったく降らないのも困りもので、一方で、振り続けるのも怖る」

「天気=晴は、間違ってはいないのだが、日本語的な慣習かな」

「英語だと、そう聞かないでしょ?」

嘉位

「良い天気を直にすると」

「It's good weather.」

「これも、使えるけれど、こちらは、人によっては捉え方が異なるね」

「わかりやすく言うと、雨が降っていない、過ごしやすい曇りの日も、表現できる」

「It's sunny.だと晴。これだと、桜井の言う良い天気とは、違うよね」

「It's a beautiful day.が、桜井の良い天気ね、に近いかな」

「Nice weatherだと、その時の場、によって変わる」

桜井

「ナイスは、ナイスじゃないの?」

嘉位

「うん、その通り、良いだよね?」

「例えば、ゲレンデで、雪が少し降っていて、風が吹いて居ないコンディションでも、Nice weather」

「というし、表現も出来る。この場合、桜井の行った、良い天気と晴は結びつかないかな」

「日本語の面白いところだよ」

桜井

「マスターはわかるの?あ、わかるか、学年3位は」

「普通にね」

八重、香織は、実はわかっていなかったので、話に入らないで、早く、この話終われ、終われと思っていた。


駅についたので、それぞれの家に向かった。



八重は、小さく、ガッツボーズをしていて

由良?八重、どうしたのだ?


八重と由良は、お家について

八重

「ただいまーーー!」


八重と由良は、八重の部屋に入り

ルームウェアーに着替えた。


八重

「ふーー、しかし、由良、凄いなー」

「もう、女バスも、由良に感謝しているだろうな」

「きっとね、きっとね、いいなー八重、あんなかっこいい、彼氏がいてーー」

「とか、今頃言っているんだよね」

由良

「俺も、同じだよ、こんなに美人な彼女が居て、羨ましがられているよ」

八重

「もう、お世辞でも嬉しい」

由良

「そんなわけないだろうに、中学1年から、八重の事だけをずっと見ているのだから」

八重は、少し、顔が赤くなり、嬉しく

由良にキスをして

八重

「由良だーーーいーーすきーーー!」


八重は、由良に手をあてて、聞こえないようにね

八重

「昨日ね、お風呂で、佐伯がね。男の子のあそこについて、詳しく聞いていたんだよー」

由良

「うわ、そうなのだ、でも、年頃だし正しい知識は身につけないとね」

「正しい、性を知ることは、必要だし。」

八重は体を由良に、そわせて

「由良かっこいい!」

「由良ーー」

「由良ーーー」


由良、あ、これ、やばいやつだ。ホテルの時のやつ、ここ八重の部屋なのだけれど

なんで、八重、こんなにテンション高いのだ?


由良、だめだめ、今、、まだ、明るいし、お父さん、お母さんいるのだから


由良、そんなに体をすりつけなくても

「八重、八重、八重、やーーーえちゃーーん、やえーーーちゃーーーん」

八重は、悩ましい目をしながら

「なーーに、由良? なあーーーーーーに?」

由良、あ、これで、だめなやつだ

由良

「やえーーーちゃーーーーん、やえちゃーーーーーん、お父さん、お母さん、居るよ!ここ、八重の部屋だよーーー」

八重、あ、そうだ、そうだ、

「あれ?」

八重

「今日の由良もかっこよすぎて、ドキドキしちゃって」

「あららら、そうだ、ここは部屋だった。夜まで、我慢、我慢」

「由良、リビングにいこうよ、お父さんとお母さんに、今日の話をしてくるのーー」

由良

「はずい・・・」


八重

「はずかしくないよ、いこういこう!」




一方


楓と連

「ただいまーー」

一夜さんが出迎えてくれた


「一夜さん、少し早いですが、着替えたら、東京駅に向かいます」

「少し、時間がありますが、駅の中で、連とデートしてから、ホームに行きます」

一夜

「かしこまりました」


千佳

「副社長様と、奥様は、お風呂でしょうか、お食事でしょうか」


香織

「今14時過ぎなので、一回お部屋にいって、食事は18時位からで、その後お風呂に、入ります」


香織は、嘉位の腕をひっぱって、部屋へ


二人は、ルームウェアーに着替えて、


香織は、床にあぐらで、座っている嘉位の上に、座った。


嘉位?香織、どうしたのだ?甘えてくるな?何かあったかな?

香織は、

振り返って、嘉位の顔をじーーとみたり、

また、顔を戻して、もじもじしてみたり

そして、再度振り返って嘉位の顔をじーーーーとみたり、

あまえんぼさんの状態であった。


嘉位、あ、そういう事か


嘉位は、香織の背中、ルームウェアー越しに、ホックを外して

香織は、誘うような、細い目つきで、嘉位ふとももから、ひさを、指で、なぞりはじめた。


嘉位、よし!と

嘉位は、香織を立たせ、そのまま、だっこし、

ベッドイン!


香織も、嬉しい!!と、受け入れた。



事を終え、


香織は、嘉位の腕枕で、嘉位の体を、指でなぞりながら


香織

「お部屋で、このような時間に、って初めてかもしれませんね」

嘉位?そうなのかな?ま、良いのだけれど

香織

「今日、女バスの子のお胸に、顔をあててたでしょう!」

「でも、あれは、医療行為ですから、仕方がない事ですし」

「墨田コーチも、自分が居ないときに、直ぐに対応できるのか」

「試したのかもしれないですね」

「良いのです」

「良いのです」

「良いのでーーーーす」

嘉位?、香織、なんのことだ、どうしたのかな?

香織

「嘉位は、わたしだけのものですから、あれは、医療、医療。うん」

「嘉位、わたしのは自由にしてくださいね」

嘉位?、え?なんだか、香織、今日は変だな?何かあった、あ、女バスって体育館の事か

嘉位、え?あれ、話していなかったか?あれ?そういえば、誰に話したのだ、墨田コーチは知っているが

嘉位、あ、楓も知らないかも。


香織

「わたしのと、どうでしたか、いや、あれは、医療、医療」


嘉位は、笑いだし


香織

「嘉位、嘉位くん!よいですか、よいですか、わたしは、理解しています、理解しているのですが」

「ほかの女の子をさわるのは、それは、医療、医療です。ですが、ですが、もう、あれ?わたし、何を言っているのだろう」


嘉位は、香織を見つめて

「香織、僕から話してあったつもりか、母さんや千佳さんから聞いていると思い込んでいた、ごめん」


香織

「え?なんで、あやまるのでしょうか?それは、女の子のお胸に、顔をあてて、それは、うん、医療ですからね」

「緊急対応ですから」


嘉位

「いや、いや、そうじゃなくてね。」

「墨田コーチが僕に任せている件について、説明していなかったよね」


香織?、なんの説明?なのだろう

香織

「はい、説明とは?」


嘉位

「僕ね、アメリカで医師免許取得しているんだよね」


香織、アメリカで、石井面鏡習得? え石井、面鏡、習得ってなんだろう?

香織

「石井、面鏡? 石井さんの 鏡、 え?なんのこと」


嘉位

「いや、そうではなくてね、僕ね、アメリカで医者の資格もっているの、大学も卒業済みなの」

「母さん、千佳さん言ってなかった?僕からも、言ったような、言ってないか」


香織え?え?ええええええ?え

「えええええええ???嘉位って、お医者様、え?大学卒業済みなのですか?」


嘉位

「うん、飛び級で、もっと早い人はギネスに載っているけれど、そこまではいかないけれど」

「大学も卒業済み、医師免許も取得済み、日本国内では医療行為は出来ないけれど」

「医師国家試験受けてないから、予備試験は免除だけどね」


香織

「えええええ!!!、では、墨田コーチは、緊急対応の指示を見守ったわけではなく」

「嘉位が海外医師免許を持っているから、安心して、むしろ、助手として、脇にいたのですね」

「おかしいとは、思ったのです」

「嘉位が手をだすだけで、聴診器を墨田コーチが手渡し」

「酸素濃度をはかるやつも、墨田コーチが、助手のように、手渡していて」

「ええええ、お医者様なのですね」

「もう、嘉位ったら、もっと早く言ってくれれば」

「でもですね、でもですね、やはり、ほかの女性を触るのは、嫌です。」

「ただ、お立場も理解しましたので、緊急時だけですよ」


嘉位、え?もしかして、僕怒られている?あれ?


嘉位

「あ、はい」

香織

「もう、旦那様だーーーーいすき!」

「ねーねー、嘉位、かーーい、かーーーーーい。かーーーーい、かいってばーーー」

「お医者さんごっこしようか、わたし、が病人さんでーーーぇ」


嘉位、ものすごく、ものすごーーーく、したいのだけれど、

嘉位

「うん、ありがとう!」

「でもね、でもね、香織さん、香織さん、もう18時になりますよ」


香織は、スマートフォンを見て

香織は、口に手を広げてあってて、は!っと

香織

「もう、こんな時間、着なおして、広間に行かないと、千佳さんに迷惑をかけてしまいますね」


二人は着替えを済ませて、

香織は、嘉位の腕をひっぱって、広前へ


千佳さん、察したように

「お疲れ様です。お嬢様と、連様は一夜の運転で既に出ておられます」

「お食事の準備は出来ていますので、どうぞ」


香織は、今日学校であった、女バストラブルを


逐一、千佳にわかるように、

身振り、手振りで、説明し、立ち上がって、こんなふうになど


その姿が、あまりにも可愛くて

嘉位も、千佳もにやにやしていた


千佳、副社長様には、奥様が1番お似合いです。


香織

「それでね、それでですね、嘉位ったら、アメリカで医師免許持っているとかいうのですよ」


千佳

「はい、その通りでございます。医師免許及び、大学も卒業済みです、奥様」


香織

「えええええええええええええええ!!!、知らなかったの、私だけ???」


香織は、恥ずかしくなって、顔が真っ赤であったが


勢いにまかせて、嘉位にキスをしてしまった


千佳をはじめ、まわりに居たメイドさんたちは、顔が真っ赤になっていた




香織。


香織・・・



香織。。。


香織、もしかして、

「あ、すいません、少し、お手洗いに」




香織、痛いからそろそろかと思っていたが、これ、今晩からくる

香織はとりあえず、準備を終えてから


広間に戻ってきて


香織は、どうどうと

「嘉位、来ちゃいました、女の子の」


嘉位、ええええ、あ、月末か、、ああ、そんな

「香織、お医者さんごっこは?」



香織

「また、今度ね」



千佳、いったい、どんな生活を、羨ましい。わたしだって、来年秋になれば


他のメイドたちも、恥ずかしくなり、顔が真っ赤であった。




< つづく >


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