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第一七六話 沖縄で、二人きりのデート


4人は食事へと

嘉位

「今日は、アレンジをしてあるからね」

「明日朝ゆっくりと思っていたのだけれど」

「せっかく沖縄に来たのだから」

「僕と香織」

「由良と八重」

「それぞれ別行動で、出かけよう」

「モーニングすませたら、それぞれがフロントにキーを渡して」

「戻りが12:45位、ロビーで」

「それからチェックアウトをして」

「空港に向かう?どう由良?」


由良

「OK!」



では、食事に向かおう


嘉位はそれぞれのルームキーを、スタッフに渡し


嘉位と、香織


由良と、八重


それぞれの席へ



夜景、そして夜の海が一望できる席へ


前菜が運ばれ、そこにはシェフからお礼のカードが付いていた


香織

「嘉位、嘉位、お礼ですって、すごーい、このようなおもてなしを受けたのは、初めてです」


さらに、季節と沖縄をイメージした、サラダが運ばれてきて

盛り付けが、ハイビスカスになっていた。


香織

「これは、奇麗!」

香織はスマートフォンを取り出して、撮り

「嘉位、こっちむいて!!と」

嘉位・・・いや、僕は良いのだけれど、と思ったが、後が怖いので、ここは言う事を聞いておいた方が良いと


香織はとても、にこにこ、していた。


次は魚介類に、様々なドレッシングが並べられ、


香織は、

「これは、食べられるのでしょうか?嘉位、嘉位、なんか、大変なのが来ましたよ!」

嘉位

「ポワレにしているのだね、レモンやカボスで食べてみて」

「もともとは、タカサゴだからね、こちらだとグルクンというらしい」

「もっとも、これは僕が調べて頭に記憶してあることだから」

「では、食べてみよう!」


香織

「!そとは、カリカリしているのに、中はふわーと、やわらかいです」

「帰ったら、料理長か千佳さんに作り方教わろう!」


次に来たのが、

ブラックアンガス牛リブロース


香織

「まぁ!!なんですか、この大きいのは!どーんと、どーーーんと、していますよ」

「このような、大きいお肉を見たのは、初めてです!!」

嘉位

「僕は向こうに居たから、良く食べていたけれど、確かに日本だと高級というと、さしが入って等」

「見た目より、柔らかく、食べ応えあるからね」


香織は、写真に収め

「!これは、予想に反して、柔らかいし、味がしっかりついています、おいしいです」


追加で、

ブラックアンガス牛のローストビーフ


香織は、目を、まるまるとさせて、これまた、びっくり

「ローストビーフが、こんなにも、厚く、え?ローストビーフですよね、もっと薄いスライスではなく」

「こーーーーなに、厚みのあるのは、初めて、です」

「おいしい!!」


最後にデザートと紅茶



一方八重と由良も

八重も沢山写真に収めて

八重

「凄くおいしかった、もう、何も、はいらないよー」


皆満足して頂いたようだ。


食事を終えて、それぞれが部屋に向かう

嘉位

「明日は、モーニング済ませたら、出るから、先に行っていても良いし」

由良

「あ、いちを、連絡くれると嬉しいが」

嘉位

「わかった、じゃー、おやすみ」

由良

「おう、おやすみ」



由良と八重は、部屋に入ると


由良は、後ろから八重の胸をもみ始まった


八重

「こーーーら、ゆーーーら、のエッチ、由良、お風呂はいろう!」


由良と八重は、お風呂に一緒に入り、

熱い夜を共にした



一方

嘉位と香織も、お風呂に入って、香織は甘えてきていた。

お風呂をあがり、夜景を見ながら、そのまま熱い夜を共にした



朝目が覚めると、お互いが求めあい、もう1度

そして、再度お風呂に入り、

丁度、着替えが終わると、モーニングであった。


由良と八重も、朝目覚めに、八重の攻撃が始まり

そのまま、延長戦

二人はお風呂に入り、着替え、モーニングであった。



朝食を終えて、

嘉位は、由良に電話をした

由良は、スピーカーに切り替えて


嘉位

「由良、昨夜はすごかったか、こっちまで、どーーん、どーーーーん、響いていたぞ、それとも地震か?」

由良

「え?まじで?」

八重

「ええええええええーーー、恥ずかしい!あんなことも?」

香織

「うふふ、あんなことって、どんなこと、八重?!聞こえないわよ、防音だし」

八重

「もう!!キャプテンの意地悪!!!」

嘉位は、笑いながら

「では、一度、フロントに下りて、それぞれ、別行動とろうか、お金は大丈夫?由良?」

由良

「もちろん、問題ない」

嘉位

「了解、じゃー、部屋を出て、フロントへ行こう」


一同は部屋を出て、フロントへ

嘉位がフロントに行き、ルームキーを渡して

「既にチェックアウトされているかも、しれませんが、昨日の5名ペア分は、僕のほうに回してください」

フロント

「はい、一度支払いはキャンセル処理しており、オーナー様へと」

嘉位

「ありがとう、出かけてきます。13時前には戻りますので」

フロント

「かしこまりました、お気をつけて」



嘉位は、由良と八重、香織のもとへ


香織

「そういえば、今日は、プロ野球の練習を見に行かなくてよいのでしょうか?」

由良

「うん、もともとその予定だったのだけれどな、嘉位」

嘉位

「うん、昨日目立ちすぎちゃったので」

由良

「行くと、おそらくスポーツ新聞の記者に囲まれるのは、想像できるからな」

八重

「確かに!そりゃそうーだ」

由良

「俺らは、歩いて公園の方に行ってくる、海辺も歩いてかな」

嘉位

「了解、何かあったら、電話してな、12:45位にはここに戻ろう」

香織は、気が付いて、歩き、取り出して、持ってきた

「嘉位、嘉位、これみてください、これです!」

スポーツ新聞の一面に、佐々木の復活!が載っていた

由良

「楽しみが増えたね、プロ野球!やはり今日は行かなくて正解だ。」

嘉位

「そうだな」

八重

「?どうして?」

香織

「あ!社説に一番最後に小さく、謎の2名、全てスタンドイン、一体だれだろうかと」

「たしかに、行かない方がよさそうですね」

嘉位

「では、それぞれ出かけよう!」




由良と八重は

歩いて、昨日と同じような道を進み



嘉位と香織は、直結の電車に乗った


駅で降りて、直ぐに香織はどこに行くのかは、わかった

これをみてください、と主張している看板と→があり、手を繋いで

歩いていった


香織は、うふふと笑顔で

「デート、デート、二人きりの、デート、デート」

「お正月の買い物以来ですね、京都準備の」

「お正月は、車の送迎の方がいらっしゃいましたし」

「京都はガイドの付き添いの方が」

「二人きりの、デートは、約2か月ぶりです」

「デートですよ、デート!」

嘉位、そうだったかな?あれ?あ、確かに外に行っても、由良、せんさん、あ、そうかも、今度二人でどこかに行くか

明日話せば、良いかな、うん、その方が良い。


香織はスマートフォンを取り出して、二人で写真を撮った。

そのまま、話ながら歩いていくと、観たこともない、独特な所へ


香織

「確か、燃えてなくなっちゃったのですよね」

嘉位

「うん、そうらしいね、でも、このように、ものすごい復興がおこなれているみたい」

「京都以来の観光を楽しもう!」

香織は、嘉位と腕を組んで

「うん!」

中に入った


香織

「えええええーーーー、すごーーーい、こんなに、復旧しているの!」

「あの映像は衝撃的でしたから」


香織は、近くの観光客に写真のお願いをし、

嘉位と香織は、撮ってもらい、

逆に、観光客のペアの方も、写真を撮って

御礼をした


香織

「復旧作業もしているのですね」

「独特な衣装も飾ってあります」

「これも、撮っておこう!」

「不思議ですね、この衣装や、被り物も、持ち物も」

嘉位

「沖縄は元々、独立していたからね、琉球王国として」

「その後、明治維新が起こり、沖縄県が設立されたのだよ」

「それまでは、独立して、中国とも薩摩藩とも交流があり」

「ほら、この間のテスト!と、あの告白の文面を思い出してみて」

香織

「あ!あの告白、薩摩の想い!」

嘉位

「そう、その後明治政府が、沖縄を救う名目で、沖縄県を設置」


香織は、また観光や客に写真をお願いして、

嘉位と香織は二人きりの写真をとって、

ペアの方の写真も撮った。


香織は、すこし、もじもじ、と恥ずかしそうにして

嘉位?トイレかな・・・?


香織は、嘉位に小耳をあてて

「ここで、キスして」と

嘉位は、躊躇なく、旅行客の前でどうどうと、香織の唇を


周りの旅行客は、なにか、絵になる、ドラマかと

外国人さんは、二人を写真に抑えめていた



香織は、周りの視線に気が付いて、顔が真っ赤になり

「ありがとう、大好き」


二人はそろそろ時間なので、駅の方に向かう事にした

香織は、大満足であった。




一方、八重と由良


八重

「あれ?野球場にはいかないのでは?」

由良

「うん、あそこまでは、行かないかな、手前からその奥までが、広い公園になっているのだよ」


八重と由良は手を繋いで、

公園までつき、中に入り

歩いていた


八重

「由良!デートだね、デート!二人きりでのデート」

「お台場と水族館、それから二人きりで、デートは久しぶりだよー」

「うれしい」

由良・・・?そうだっけ、いつも、一緒だから、あ、みんなも居たからか、たしかに二人きりは

あ、それで嘉位は、それぞれ別と、なるほど


八重、お、ここが広い、ここで、八重はスマートフォンを取り出し

由良と一緒に写真を撮った!

由良、来週はいよいよだから、プランニングがあるが、今日はやめて、明日話す事にしよう。


由良はまたしても、八重を肩車し


ほらぁ!!



八重、うわ、うわ・・・うわ・・・・

「由良、恥ずかしい!!って、もう!」

八重

「あ、あっちに見えるのが、野球場だね」

「子供達も居る、結構、ジョギングしている人とかも居るんだね」

たかい、たかい、しながらそのまま、進んでいった。

少し方向をかえ、中をつっきり、入って来た方と逆の駐車場の看板案内がたっているような

ところまで、たかい、たかい、していった。

周りからは、とても、目立っていた。


由良は、八重を下ろして、

一緒に手を繋いですすみ


八重は由良をみて?

「ここは、人が多いけれど、何かの名称?」

由良は、そのまま手をとり、歩いていき

「そう、ここ!到着!」

「沖宮」

八重

「おっきーぐー?」

由良

「いや、おきのぐう」

「知っているかな?」

「天照大御神」


八重

「あまってますおおかみ?」


由良、少し涙目で・・・おおかみ でも、 あまってもいないよ。


「いや、あまってない・・・」

「あまてらすおおみかみ」

「伊勢にわたる前に、ここに降臨したといわれる、聖地がここ」

八重

「あ、聞いたことある、あまてらすおおみかみ」

「って?偉い人?なの?なんか、とても、偉そうには聞こえるけれど」

由良は、噴き出してしまい、偉いとか、そういうものでは・・・

「天照大御神は、日本神話における太陽神であり、光や真実、正義を象徴」

「調和と秩序を保つ最高神、伊勢神宮だね、その前に、降臨したといわれているのが、まさにここ」


と説明している時に


八重は、由良に飛びついて


由良の唇を重ね合わせた

八重

「由良、ありがとう!大好きです。」

由良・・・ここで!ま、良いかと、八重を抱きしめた


八重は注目されていることに、気が付き、顔が真っ赤になっていた、テンションがMAXだったこともあり


由良は八重と手を繋ぎ、

ホテルに戻ることにした




香織も、八重も幸せな気分で一杯であった。


ホテルのロビーで合流し、

一度ルームキーを受け取り、帰りの準備をしたら

また、集合した。


嘉位がフロントで会計を済ませて、

タクシーにのり、空港へ



空港に着き、中に入ると


嘉位!!あ、何か足りない、忘れていた!

一同は、何かあったのかと、嘉位に注目した


嘉位は、突然!

「ラーメン!!!食べてない」


由良

「あ、たしかに、そうなると、沖縄だから」

「ソーキそば、沖縄そばだ」

「丁度、お腹すいたから、行こうか!」

嘉位

「良かった、忘れていたよ、空港にあって、助かった」

香織と八重は・・・?!

「それ、そんなに大事なことなの?」

由良と嘉位

「もちろん!!!」


香織と八重は、大笑いしていた。

4人で

琉球村でそれぞれ、食べた

香織

「あ、なんかどくとく、麺も太くて、だしも鰹や昆布、さっぱりしている、おいしいです」

嘉位

「だよね、いや、食べられて良かったーー。」

由良

「おう、もう、これを食べに来たって感じだからな」

八重

「・・・あんたら、二人、やっぱり、おかしいよ」

と香織と八重は大笑いしていた。



4人ともトイレを済ませて、

香織と八重は、パンツ型を装着


一同は、ラウンジに入り

アナウンスが流れ、機内へと

カーテンを開けてもらい、広い、座席にそれぞれ座り、

マンゴージュースを頂いた。


離陸のアナウンスが流れ、


香織は、嘉位の手をぎゅっと握って


ぐーーーーーーーーーーーーんと加速し、

ふわーーーーと


嘉位

「ほら、飛んだよ、目をあけて大丈夫だよ、香織」

香織は、小声で

「嘉位、嘉位、もれちゃいましたので、トイレについてきてくださいね」

嘉位

「ベルトサインが消えるまで、大丈夫そう?」

香織

「うん、大丈夫です。取り替えるだけなので!」

「これがあれば、どこにでも、行けます!一人は、いやですけれどね」

嘉位は、苦笑いをすると

香織は、ぎろりと、嘉位をにらんでいた。



沖縄旅行は、終わり、羽田空港に向かっていった。



< つづく >


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