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第一五七話 予想外のメッセージが届く!?


香織

「ただいま、帰りました」


玄関には千佳が出てきてくれた。

「テスト、お疲れ様でございました。」


嘉位

「今、18時前ですから、19時にお食事は大丈夫でしょうか?千佳さん?」


千佳

「かしこまりました」


嘉位と、香織は部屋に向かうことにした。


嘉位は、すこしペースを落として


香織を前にすすませ、後ろから、香織を見て

嘉位は、このアングルも良いな!香織は腰をふりながら、歩いている、うん、安産型

ドームの帰りに見た女性の医学的な書籍から、想像していた、



香織は観られている事に、気が付いて

「嘉位は、どこをみているのですか、早くお部屋に入りましょう」


二人は部屋に入り


香織は、嘉位に

「嘉位が大丈夫と言っていましたが、八重と由良君はどう、大丈夫なのですか?」


嘉位は香織を後ろからやさしく、包み込むように抱きかかえ

香織、いい匂いするな。と思いながら


嘉位

「八重さんの御父さんは、弁護士さんで、うちの案件も扱ったりしてくれていて」

「御手洗さんの会社においては、中曽根弁護士は、顧問弁護士」

「つまり、旧知の仲なのです」

「もともと、和井田の先輩後輩で、二人は仲が良いのです」

「財閥グループの中の会社でもあります」

「つまり、はじめから、二人がそうなるように、両家まとまっていたのです」


香織は!!!?!え?

「ですので、問題ないと?」

「そのことを、八重や、由良君は知っているのでしょうか?」


嘉位

「たぶん、知らないかな」

「もっとも、由良が、ずっと思い続けていた人が、中曽根さんであると、気が付いたのは」

「修学両行のグループ分けの時かな、そのように出来ないかと、由良がはしゃいでいて」

「由良は、でも、やっぱり、・・・男だけにしようかと」

「桜井は、それは嫌だと×と出していて」

「あ、桜井さんも、佐伯さんもの御父さんも財閥傘下の会社にお勤め頂いていますので」


香織は、・・・・?!話が、難しくなってきた。


嘉位

「整理すると、ハンバーガー食べながら聞いていたけれど」

「八重さんが、はじめから、御手洗みたらい 由良ゆら君を連れてきますと、言えば、それで解決した話なのです」


香織、えええええ!!!

「でしたら、はじめから、教えてあげれば良いのでは?」


嘉位?!

「確かに、そうですね。それで済みましたね」


「ただ、恋心というのですか、思いは、全力でぶつけて、不安になったり、悩んだり、時には絶望感を味わって」

「振り返って、それが糧となり、二人は固い絆で結ばれていくのでは、ないのかな?」

「数式的な正解はわかっていていても、心の正解はわからないですし、心の数式は複雑ですから」


「僕が、香織に会いたくて、会いたくて、同じようにきっと、香織も辛い思いをしたと思います」

「少し、自意識過剰ですが、間違いではないはずです。」

「あの辛かった、苦難があってこそ、香織は辛い思いをしながらでも、僕のことを信じ続けてくれていたからこそ」

「もちろん、僕も香織を信じ続けていたから、こそ、結ばれた後には、素晴らしい世界がまっていてくれたわけで」


「簡単に手を差し伸べては、心の数式は複雑、恋の数式は複雑、そしてそこには、想い、気持ちがありますから」

「結果を知って、答えを出してしまうと、なんというのでしょうか、恋心、胸の痛み、この経験は必要であり」

「そして、自ら立ち向かい、結ばれた紐は、固く。」

「二度と、紐は、解れることはないのでしょう」


「仮に由良が全てを知っていたとしても、八重さんには黙っていたのでしょうね」




香織!ちょっと、涙ぐんでいた。


自分の半年前の苦しさも、嘉位も同じように苦しかったこと

それを乗り越える事で、今の私たちがあること、

そして、八重の事もきちんと考えていてくれたことも


香織

「うん、そうですね。大好きです、嘉位」


嘉位の手は、スカートをまくり上げていた。

それと同時に、固いものが、香織のお尻にあたり、押しつけ


香織も、あ!・・・。

スカートをめくられたのは、はじめてであり

どこか、恥ずかしく、


どこか、いやらしく、

香織も、月の物が終わったので、良いかなと・・・。エッチな気分になり、あ!

香織

「もう嘉位ったら、わたしも、エッチな気分になっています」

「ただ、千佳さんに19時、と、あと5分ですよ」


嘉位は、あ!・・・そうであったと、残念そうに

嘉位も、はじめて、スカートをめくった事に興奮を覚えていたが、

ここは、我慢。我慢。

うん、練習の成果だ!とわけの、わからないことを、自分に言い着かえて

嘉位

「うん、香織のいう通り、ルームウェアーに着替えて、食事にしよう」


香織は、嘉位と腕をくみ、食事へと



食事中に、香織のスマートフォンがなった。

香織は、嘉位に見てよいですか?と促して

嘉位も頷き


香織!!!

「嘉位、これを見てください。和井田野球部のマネージャーの保護者連絡アカウントなのです」

「ここに!」


嘉位は、読んでみると

「こうせい、まもる、の御父さんだ。父兄応援団長、副団長をやってくれると」

「日曜日に、世田谷の田園で、新3年生と、卒団三年生の練習試合がある」

「山本さん、御手洗さん、こられませんかと」


書いてある


香織

「こうせい君は、名前だけ、聞かされています、嘉位の変わりを務めたと、まもる君は?」


嘉位

「こうせい が、先発で、まもる が、中継ぎかな、両方投手」

「え、日曜日、寒いのだよね、田園河川敷、風、がんがんはいるし」

「そもそも、由良は八重さんのおうちで、お泊りのはずだからね」


香織!?

「え、八重の家に、由良君お泊りするのですか?」


嘉位

「うん、そうなるよ、きっと、由良ベッド壊さないといいけどな(笑)

香織も、想像して、あ!そういう想像は、と真っ赤になって笑っていた


嘉位

「時間的に今、20時だから、連絡しても大丈夫だと思う。ただ、道具や防寒具、動ける、そーうだね????和井田の野球部のジャージとか」「集合時間も早いのだよね、ただ、試合自体は8:30位だから、それ位につけば、良いけれど」

「とにかく、寒い、由良は来るとなると八重さんも、もちろん香織も、」

「ホッカイロ体中に貼っていかないと、寒いよ。トイレも車で移動したほうが、良いし」

「香織、どことなくだけど、八重さんに、今エッチ中?って、聞いてもらってよいですか?」

「どこらへん、を攻めている、でも、良いです!」


香織・・・まったくもう、嘉位ったら


「はい!」


え?・・・エッチ中?攻める!あ、想像してしまった、ダメ、ダメよ。

もう、嘉位ったら(笑)


香織

「メッセージ入れますね」

すると、すぐに八重から電話があり


八重

「きいて、きいて!!!!由良の御父さんと、うちの御父さん、親友だったの!もう全て解決、心配して泣いたわたしが、バカみたい」


香織・・・嘉位が言っていた通りだ。

「良かったね、八重、ところで、今由良君と一緒のはず、今日由良君お泊りでしょう?」


八重?!

「なんで、わかったの?旦那の家には私の部屋とつながっている、監視カメラでもあるの?」

香織は笑いながら

「ない、ない、嘉位がそうなるだろうなと」

八重・・・。

香織

「それで、日曜日の話、明日じゃないですよ、明日は八重は、ラブラブですからね」

「日曜日に由良君に聞いてもらいたいのだけれど、世田谷の田園に行かないかと?」

「伝えてもらえる、嘉位がいうには、今は八重の部屋で、二人でいるらしいから、聞けるよと?」

八重!!!!

「やっぱり、盗聴器とか、ついているでしょう!!!!旦那のところに、つながるように!」


香織は、スピーカーに切り替えて

「ない、ない、嘉位がそうなるし、そういう時間帯だろうと」

八重は、由良に聞いてみた

由良は、めちゃくちゃ、寒いぞ、和井田の防寒具、ジャージきても寒い、カイロを全身に貼っても寒い

それでよければ、八重も行こうか?朝、はやいけど、8時30にグランドインだと、一回6時には電車でかえらなくては


嘉位

「朝、7時30に八重さんの家に迎えに行って、八重さんはジャージ、防寒具、由良の言う通り」

「ものすごく、寒いから、カイロとか、大げさじゃないけれど、本当に寒いから」

「それから由良の家に送っていって、由良も着替えてから、向かおうか?」

「こうせい と、まもる の御父さんが、和井田の父兄応援団やってくれるらしい、おそらく八重さんのSNSにもとどいているはず」

「あとは、通年通り、春の予選が始まる前に、新3年生と、卒団3年生のオープン戦をやるみたい」

「おそらく、高校新1年生は全員くるから、けいも、かな」

「見に行くか、久しぶりに」


由良

「あ、これスピーカーか、嘉位、聞いてくれ、うちのおやじと、八重さんのお父さん、親友だったよ」

「万事解決、今日は八重のところに泊まる」


嘉位

「ベッド壊すなよな(笑)


由良

「あ、・・・、うん。」

八重は赤くなっていた。

由良

「あと、あれ、サンキュー、あ!嘉位、知っていたのか」

「ま!了解、俺たち、これから、お風呂にはいるから」

八重

「余計な事、いわないの、はずかしいじゃないの!」

由良、いててって、


香織は、笑いながら

「では、ごゆっくり、日曜日念のために朝6時くらいにメッセージいれるね」

八重

「あざーす、では!」


香織は、にこにこ していた。



香織は、ではわたくしたちもお風呂へ


嘉位と香織は、日常的に一緒にお風呂にはいり、いちゃいちゃし


髪を乾かして、いたずらされながら、かわしてくれていた。

嘉位は、あ!と気が付き、いきなりではなく、はだけたままの

香織と部屋にもどり


ストレッチをすると言い出した


香織は、期待はずれであった・・・・・・・、あ!そういうことか

嘉位は裸のまま、座り込み、ストレッチを開始


香織も裸のまま、後ろから

お胸をあてた、

いわゆる、裸のストレッチを

開始


香織は、いじわるく

胸を直接、左右、上下にまわすように

おしつけ、


嘉位!!!これ、すごい!!!うわ、これ、毎日やったら!





あ、だめだ、我慢できない、ストレッチどころではないと


香織をお姫様抱っこし、ベッドに。


我慢していたこともあり、激しい夜をともにした。








一方、八重と由良は


お母さんが、ノックして

お風呂わいたわよ、由良君の下着とパジャマは、新しいのを買っておいたから

だいたいサイズはあうはず、大きいのにしたから


二人で、お風呂に、入ってらっしゃーーい


八重は真っ赤になりながら、由良の袖をひっぱって、行こう、行こう


由良、え!まじで!!


リビングでは、父親が楽しく酒盛りをしていた



八重の家での、八重とのお風呂。


二人は、裸になり、すこし、まわりの視線や音等をきにしたが

大丈夫であることを確認し

手洗いを始めた、由良も我慢していたこともあり、

手洗いをしながら、Jrはたくましく成っていた。

髪も洗い終えて二人で湯船につかった。


八重は、思い出しながら、涙が、すーと こぼれた


由良

「どうしたの?」

八重

「こんな日が、いつかは、いつかは、それは5年後か、10年後かわからなかったのだけれど」


「こんなにも早く、それが嬉しくて、嬉しくて」


由良は、

八重の頬をなぞり、大丈夫だよと


もう片方の手は、八重の体へと・・・・。


長い時間、つかり、お互いが我慢できなくなっていた

由良!

「あ、ものすごく、したいのだけれど、おやじら、まだ?」

八重も、あ!

「そうだ、といいながらも」

由良の手をさらに、自分の大切なところにもっていった


いじられながら、・・・どうしよう。


でも、時間もたっているし、そっと、静かに出れば、大丈夫なのかな?


とりあえず、二人は脱衣所に出て

八重の髪を由良が乾かしてくれた。

用意されてあった、パジャマに着替え、由良のドライヤーを止めると


あれ?あたりは、静かであった。



おそるおそる、リビングを八重があけてみると

既に、誰も居なくて、片付いていた。


すぐに、お母さんが来て、

御手洗さんは、タクシーで帰りまして、御父さんは酔いつぶれて、寝ています。

あれだけ飲めば、おそらく明日は起きるのは夕方ごろね。

日本酒四升、焼酎2升、ビール6本。ゆっくり明け方まで飲めばよいのに

短時間だから、もう、部屋につれていくのが、大変でした。


わたしは、

洗い物も済んだので、二人の愛のかおりがする、お風呂に入って寝ますね。


由良君、八重と、がんばってね!こっちまでは、声も音も聞こえないから、大丈夫よ


八重は、まっかになって 照れながら

「もう、おかあーーーさん!!」


八重と由良は部屋に行き


八重は、パジャマの上から、由良の大事なところを触り

八重

「あらためて、末永く宜しくお願い致します」


由良・・・?

「それ、そこを触りながら言うことでは、ないよね?」

と笑いながら、二人は

八重のベッドで激しい、夜を満喫した。



嘉位のもう一つの手見上げは、それは、東京ドームと同じ、タブレットサイズの書籍箱。

嘉位、サンキュー!




明日の朝は、八重の家で、二人で目覚める、

そういうことなのだなと、

深い眠りについた。



いっぽう、八重のお母さんは、


わかいわね、


ここまで、声が聞こえてくる、

羨ましい、良いなーと思っていた。





< つづく >


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