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第一五四話 嘉位・・・目立ちすぎて



翌朝、嘉位は目が覚めて、まだ6時。

香織はぐっすりと寝ている、ちょっといたずらしたくなり・・・

お胸を愛撫・・・。


だんだんと、反応してくる、香織がたまらなくなり、次第に手は、下のほうへ、指は・・・。


香織も気が付いて、もう、朝から、気持ちいい。

声がもれてしまい、そのまま、朝を過ごし、また眠ってしまった。



一方の由良と八重は

八重は目が覚めて、あ、裸のままねちゃったのだと、気が付いて

由良の胸に頬をよせ、あ、そういえば、どうなっているのだろう

まじまじ と 直視するのは初めてなので、ここぞとばかりに、

由良を見始め、指でさわったり、動かしたり。・・・

だんだんと、由良のが、固くなっていき、おおきくなっていった

それに驚きつつも、八重はいやらしい、めつきになり


由良のものを、舌で・・・


由良も気が付いて、うわ、そんなにしたら、もたない!!と、

由良は体制を立て直して、八重を指で、

お互い我慢ができなくなり、そのまま・・・。


また、二人は眠ってしまった。




嘉位は、アラームが鳴り、目を覚まし、

香織をゆっくりと起こした。

香織はやさしく、嘉位におはようとキスをして、

二人は着替えを済ませた。


嘉位は・・・由良おきているのかな?

時間は8時50分。いちを、メッセージを入れたが既読はつかない。

やはり、

香織も、八重に入れてみたが、既読はつかない。


嘉位と香織は・・・たぶん

香織は、そうだよね、わかる、わかる、でも、起こさないと

香織は八重に電話をして、

出るまでずーーと、ならしっぱなしでいた。



八重は、うーーーん、なんだろう、うるさいなーーあ、香織からだ

電話に出て、

「おはよう、かおり、どうしたの?」

香織は、やはりと思って

「八重ちゃーーーん、今、産まれたままの姿でしょう?」

八重は、え?あ!と、朝だ、寝てしまったことに気が付き

「え?今何時?かおり」

香織

「8時58分、すぐにルームサービスきちゃうよ!」

八重

「かおり、ありがとう、きるね」


八重は慌てて、由良をゆするものの、由良はおきない

もう、由良!!!おきて、おきてよ

由良も、ん?なんだろう、あ、お胸をと、口をあててきた


八重、びっくんとなったが

そうじゃない、そうじゃない、由良、おきて、おきて

由良は、目をこすりながら、あ、八重おはようと・・・スマートフォンをみると8:59分

由良

「あ、やば!朝食!」

八重

「そうだよ、由良、即着替えないと」


ピンポーン


ピンポーン



八重

「あ、来ちゃった、早く、着替えないと」


ピンポーン


ピンポーン


由良はドアの付近まで行って

「すいません、もう少しお待ちください」




八重は着替えが終わり、なんとか由良も、着替えて


扉を開けた。


朝食が運ばれてきた。


そして扉がしまって、シーンとなっていった。



ベッドをみると、ぐちゃぐちゃな状態で・・・


八重・・・

「あ、・・・、まー、そういうことだし、良いよ、食べよう、食べよう」

「ほら、由良あーーん、あーーん」



それぞれの部屋で、朝食を済ませ、11時が近くなってきた。

由良から嘉位に電話をし、エレベーター前でと伝えた


香織と嘉位もエレベーター前にやってきた。

嘉位はタブレットを持っていた。


嘉位

「ルームキーはフロントに預けておこうね、それで黄色いってみますか?」

由良

「20分かからないけれど、その後が長いだろうな?」

嘉位

「たぶんね。」



香織と八重は何の事だか、さっぱりわからなかった。


嘉位は4名分をフロントにあずけて、

嘉位

「では、少しあるくけど、行こう」

「由良も、中アンダーにしているね、僕も大丈夫」

由良

「下も変えたいけど、まー、しょうがないよな」


歩いて、到着すると既に、小学生、中学生がマシーンを打っていた。

八重

「けっこう、子供達多いのね」

香織

「なかなか、当たらないみたいだね。」

「ここ2つ待ちが無いから、嘉位、由良君ここにすれば?」


由良

「了解、後が大変だろうな、ま!いいか」

嘉位

「では、かるーく、最速がこれか・・・バット軽いな」



いきなり、かきーーーーーーーーーーん

と壁上を突き破るような、打球速度が


響き、周りの動きが止まった。


そのまま、由良と嘉位は打ち続け


かきーーーーーーーーーーーーーーーーん


由良

「遅すぎる・・・」

嘉位

「しょうがないよ」



打ち終わると、


由良、やはり・・・。こうなるよな。

完全に由良、嘉位は注目され、


そのまま、嘉位は、ごめん、ごめん、と

中学生、小学生たちに、あやまりながら、せっかくなので

面白いものを、見せてあげようか?

と子供達の前で、話はじめ


ピッチングの所に入った。


嘉位

「とりあえず、観ていてね、おわるまで、静かにね」

「良いかな?」


子供たちは、嘉位に釘付けであり、保護者の方も、くぎ付けになっていた。

保護者、年配の方々は、どこかで見たことがあるような、そう思っていた。


嘉位は、ワインドアップし、

びゅーーーーーーーーーーーーーん


一同は、唖然としていた。


そのまま、9球で、全ての的を

奇麗にあけた、それも

順番に1,2,3,4,5,6,7,8,9 と



一同!!!


すげーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!


由良・・・やっぱり、こうなるよね。


嘉位は外に出て、


保護者の方が気が付いて、あ!この間の電車事件の二人だ。

あと、もしかすると、たぶん、そうだ

保護者の方が、恥ずかしそうに手をあげて

「よろしでしょうか、もしかすると、先日ニュースで出ていて」

「電車事件の、さらには、失礼かもしれませんが、U-15代表ノーノーの方では?」


他の保護者も、ああああ!そうだ、


この人、U-15代表、あちらの背の高い人もだ。

高校生には見えない!もっと、大人に見える。


たくさん

たくさんの子供、子供


子供達が、サインください、サインください

と集まってきて


嘉位・・・やはり、こうなるよな


八重と香織は、二人がこうなる、こうなる 

と 

いう意味が今、わかった。その後が時間が

かかるとも。



数十分かかり、4人はもう一度ホテルに戻り




嘉位

「このまま、スパに向かってもよいし、部屋に戻ってからでも」


八重、あ!!!!気が付いた、髪を洗っていないことに、それは由良もだ。

八重

「あの、よければ、このままスパがいいなー」


由良

「では、そうしようか、歩いて着くころには、時間通りだよな?嘉位」

嘉位

「そうだね、では歩いてこのまま行こう」

八重

「あ、スパとかエステのお金は?」

嘉位

「部屋付きにしてあるから大丈夫、ただ、ドリンクや、軽食のお金はもっているかな?」

八重と香織は確認して、

「大丈夫ある、ある!」


一同はラクーアに向かい、

男女別々に、温泉へと



由良

「おそらく、これで夜まで、帰ってこないよな?」

嘉位

「うん、そうなるね、それで、お風呂から出たら、どこか座れる所を探して」

「由良に、オープン戦の相手高校のピックアップを」

由良

「あ、それでタブレット持っていたのか、動画でも撮るのかと思っていたよ」

「了解」

「では、入ろうか」


由良と嘉位は、すこしばかり浸かった程度で、温泉を終わりにして

対戦相手を調べる事に時間を割くようにした。



いっぽう、女性陣は

ずーーーと、ずーーーと、

何度も、いろいろな、お風呂をめぐって、めぐって

出たり、入ったり、を繰り返していた。


16時が近くなってきたので、あがって、

そのまま、エステに。


あまりの気持ちよさに、二人とも、寝てしまっていた。




その間、

座れるスペースがあったので、そこで

嘉位と由良は、昨年の秋季大会の敗退チームを選びながら

対戦相手になりうる高校を、くまなくチェックし


由良

「全部受けてくれるわけでは、ないだろうから、多数上げて、交渉は?」

嘉位

「たぶん、コーチじゃないかな」

由良

「だよな。」

「秋季も、春も出ないところを、相手にしてくれるかい?、夏も1回戦だし」

嘉位

「由良、夏は出なかったの?」

由良

「うん、監督が不在ってのもあって、監督代行をしてくれた方が、全員3年生で行くと」

「夏負けたあとに、今の監督が、正式に野球部の監督に。」

嘉位

「なるほど、それなら、理解できた。由良が居れば、1回戦負けはありえないから、由良なら、持っている戦力のなかで、

パフォーマンス配分を作るから、おかしいとは、思っていたよ。納得、納得」

「そうなると、由良の凄さも、高校野球の舞台では誰も見て居ないのか、猶更敷居が高いな」

「正直、僕と由良無しでも、夏東京を制覇できると思うのだよ」

由良

「確かに、俺も新一年の中学性の各試合を観た。あれなら、体がほぐれていたら、問題ないな」

嘉位

「だよな!それなのに、対戦相手か、結構難しいな」

「相手高校のネームバリューBチームで良いから、なぎ倒せると、次が見つかりやすいのだが」

由良

「それも、難しいな、日本の高校野球は、Aチーム以外の部員は、全員応援に回るから」

嘉位

「あ、そうなのか、シニアみたいに、ホームで練習というわけでは無いのだね」

由良

「とりえあず、チェックだけは、していき、結果はコーチ任せだな」



・・・

・・


とりあえずは、こんなところかな。

良し、これで、いったん保存。


その時である


突然、



エマージェンシーコール




が鳴った。





嘉位は、タブレットをその場に居た、店員さんに後でとりにくると言いわたし


嘉位

「由良、エマージェンシーコールだ、ダッシュで」


嘉位と由良は、走っていった。

嘉位

「80メートル」

嘉位

「50メートル」


嘉位

「65メートル」

嘉位

「視界には入らない、距離が伸びたという事は、左右どちらかに曲がるか、あるいは

乗り物で移動か」












一方の香織と、八重である



二人はぐっすりと寝てしまい、起きてください。起きてください

と、既に予定の時間を30分近く過ぎており



香織は気が付いて、あ、気持ちよかった。

すいません、寝てしまいました。


いえいえ、ところで、18時とおっしゃっていましたが、何度も起こしたのですが、

香織は時計を見ると、あ!もう、18:30になる。


すいません、と 謝りながら

直ぐ着替えをし、


八重も、着替えを済ませた。


八重

「やばい、30分も過ぎちゃっている」

「スマホもホテルだし」


香織も!!!あ、わたしも・・・

「わたしも、スマホ、部屋だ」


香織は、そういえば、と思い出して

あった、キーケース


キーケースの嘉位からのキーホルダーのボタンを押した。たぶん、これで嘉位は気が付くはず。


香織

「八重いこう、嘉位に連絡はしたから、急ごう!」



女性の出入り口から出て、


あっちから、来たのよね?と


早歩きで、向かっていった。




ところが、通路の先に、男性の方が5名、お年寄りの方が1名



こっちにむかってくる。



八重は

「関係ない、早く由良のところにいこう」



と 通り過ぎようとするが、


4人の男たちに、香織、八重はかこまれてしまった


男たち

「おねえさんたち、大学生さん、卒業旅行かなにか?」

「ねー、おねーさんたち、時間ある?」


八重

「急いでいるので」



男たち

「いいでしょう、ほら、せっかくの女性二人、良い思い出にさー」



丁度その時、嘉位と由良が走ってきて、

嘉位はおじいさんに気が付いて、


嘉位

「由良、手加減して」


由良は目で了解と合図を送り





男たち二人が、


香織と八重の肩を、


掴もうとした瞬間










嘉位と由良は、

二人の男の肩つかみ、そのまま、背負い倒した



他の男二人が、


「てめーーーなにしやがるんだ」



嘉位は冷静


「妻になんのようだ?」


他の男二人は、後ろの男性に振り返り、


「妻だと、・・・。笑わせるな!」


嘉位と由良に殴り掛かったが、一瞬で、嘉位、由良に投げ飛ばされた。



いてえええええ、


投げ飛ばされた男二人が、


おまえら、わかっているのか、あそこに居るかたが、どなたかを

おまえら、一生

就職できねーーぞぉーーー!!



嘉位


「ほう」



嘉位はそのまま、歩き出し


その、あそこにいるどなたか を 相手にせず


そのまま歩きだした



流石に、

あそこに居るどなたかと言われた男も:「 なんか 言えよ ! 」

と大声をあげた!


ところが、


嘉位はそのまま、進むと



ご老人の方が、ものすごく、大きな声で


「この、たわけものめ !!!!! 」


と5人の男たちに向かい、言い放った


ご老人の方が。あそこに居るどなたかと言われた男に向かい、

大声で


「 こちらの、御方をどなたと心得ている、お前ら若造が100年経ってもお目にかかることなぞ、できないお方である、控えい、愚か者!」


と どなりちらし、


5人の男たちは、びっくりしてしまった


嘉位 は そのまま 進み、ご老人の方の前で


「お久しぶりです。お元気そうでなによりです」


ご老人の方


「山本財閥、副社長様、おひさしゅうございます。この通り、ぴんぴんしております」

「孫の無礼を、何卒、お許しください」


ご老人の方は、5人に向かい、またもや大声で


「無礼にも程がある、このお方が今、会社を潰すと言ったら、その場で社員40数万人、一気に首になるところだぞ」

「少しは、身の丈をわきまえーーーーー」



「山本様、御無礼を致しました、いかんせん、世間知らずのいわゆるZ世代とでももうしましょうか」

「馬鹿親あっての、馬鹿孫で、使い物になりません」


嘉位


「いえ、お気になさらず、会長がお元気そうで、何よりです」


ご老人の方は、孫や男たちに向かって、大声で!


「貴様ら、まだ、誤ることもできんのかーーーーーーーーー!!!!」



5人はただ、ひたすら、焦って、何が、なんだかわからず、ひたすらに誤っていた。



嘉位


「触れたら、会社グループ毎潰していたが、触れていないから、安心したまえ」


5人、「すいませんでした」



嘉位


「会長、もっとお話をしたいのですが、予定がありまして、申し訳ありません、失礼致します」


ご老体の会長


「こちらこそ、年末の会には、参じまするゆえ、その時にでも」


嘉位


「はい、お待ちしております」



嘉位、香織

由良、八重



ぞれぞれ、手を繋いで、タブレットを店員さんから、受け取り

ホテルへ向かうのであった。





<  つづく  >


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