第一四八話 いいなー、私も、連れて行ってよ、ラストアタック
嘉位・・・・・だめだな、これは、寝たまま歩いている
香織も、楓も、桜井も、佐伯も。
由良
「嘉位、皆さん、どうしたのかい?風邪か?」
嘉位・・・!そうか、風邪にしておけばよいのか、ナイス由良!
「徹夜で、ゲームだよ」
八重!すこし、意地悪に
「そうか、そうなると、香織の旦那も、ぼっち だったのね」
嘉位、・・・。
「ま!そうなりますね、八重さん、楓は言い出したら聞かないですからね」
教室にそのまま、入ると
あ、もう、佐伯も、桜井も寝ている、補足しておこう
嘉位はホームルームが始まる前に、挙手をし
「佐伯さん、桜井さん、体調が悪いと言っていました、帰宅させるか、そのままにしてあげてください」
だめだ、こりゃ、完全に徹夜だったのかな?
一方八重も、香織がぴくりと動かず、・・・・これは、今日は、無理だわ
休み時間になり、廊下にでると、由良と八重が居た。
八重
「香織の旦那、香織、ずっと寝ているよ」
嘉位
「うん、佐伯も桜井も、おそらく楓もじゃないかな?」
由良
「うん、楓ちゃん、微動たりせず・・・」
嘉位
「実は、楓はね」
「連の所に、そう、名古屋に」
「楓がこれから毎週金曜日から日曜日花嫁修業でお泊りにいくことになり」
「その前に、何かゲーム内の目的を達成させるのではないのかな」
八重!!!
「え!!!楓ちゃん、毎週連君のところにお泊りなの」
八重は、由良をじっとみながら
「いいなー、いいなー、お泊り」
由良も羨ましい!確かに、行きたいな。部活本格稼働は3月だし。
「八重、わかる!スノーボードとかも良いけど、ケガしたら終わるから、この時期はね」
八重!!わたしも早くお父さん、お母さんに由良を紹介しないと。
「香織の旦那のおうちに泊まるって、案的にはあるけど、毎回は悪い気がするし」
八重!じっと、由良を見て!
「ね!部活始まるまで、どこかに行こう!デートはもちろんだけど」
「お泊りできれば・・・」
と言ったものの、お泊りの先を連想してしまい、顔が赤くなっていた。
由良
「もちろん、お泊り旅行行きたいは俺も同じ、ただこの時期は宿が取れられないからな」
「さらに、ストレッチを新一年生に指示した手前、練習もしておかないと」
八重は、え?なんでという顔をして
由良
「ほら、和井田もそうだけれど、受験シーズンでしょう、大学もそうだし」
「宿が満室でしょう、嘉位の家というのもあるけど、そういう事ではないのだよね」
由良は、嘉位に視線を向けて
嘉位!宿、野球、旅行?お食事や温泉か、あ!
「由良、あるわ、それ、ちょっと待っていて、スマホ取ってくる」
嘉位は一回教室に入り、スマホを取り出して、廊下に出た
八重は、まったく、わからず、由良をみてから、香織の旦那に視線を向けた
嘉位は由良に視線を送って
「由良、あるよ!野球が出来て、お泊りできて、旅行のように美味しいもの食べて、温泉も」
由良は!いや、あそこは、わかるよ、嘉位の言っていること、それは俺でもわかるが、空いてないだろうと、嘉位に視線を送り返した
嘉位は電話をかけはじめ
「金18、夜変UP,上、日、レイト2部屋」
「あと、金曜日は車2台を、一台は楓、一台は僕を」
そのような事を伝えて、2分程度まつと
「ありがとうございます」
と言って電話を切った。
由良!え、空いているの?いや空いてないよな、空けたのか?
八重はさっぱり意味がわからず
由良、ただ、制服では入れなくはないが、少しばかり正装しないと
嘉位
「八重さん、八重さんの希望に叶うところ、2部屋取れたよ」
「美味しい食事!温泉!野球の練習もできて、さらに、遊べる、2泊!2部屋」
「水曜日か、木曜日に少し服を買いに行こうか、ま、楓の完了次第になるけど」
八重は嘉位の言っている意味がわからず?!
由良はわかっているものの、すげーーな、相変わらず山本財閥は、普通はかなりまえから予約しないと、部屋も温泉もとれんだろうに、完全予約制だったはずだぞ。
嘉位は、由良を見て
「うん、問題ない、金曜日はうちの車で行こう」
八重!え?え、ええええ?
「どこにいくの?飛行機とか?新幹線でなくて、野球の練習が出来て、美味しい食事で、温泉があって、遊べる?」
「・・・ディズニーじゃないよね、あそこだと野球は、できないもの」
由良は、八重に、目で、あるのだよ、それもすぐ近くにと、八重の手を握って
由良
「お泊りになるし、少し正装しなくてはダメかな、前のドレスまではいかなくても、それなにの服装に」
八重は、由良が言っている事が、わからなかった。
嘉位
「八重さんも知っている場所です。」
「東京ドームシティー、ドームのホテル」
「あそこであれば、バッティングも、ピッチングもできるし、スパもあるし、アトラクションもある!」
「そして、最上階2部屋押さえたから、夜景も綺麗だよ、夕食は2日とも同じ場所だけで、アレンジしてもらえる」
「ディナーだね」
「もちろん、僕が出すから、そこの心配は必要ない。」
「ただ和井田の制服でというわけには、いや、ダメではないのだけれど、ある意味変に注目されるので」
「水曜日か、木曜日あたりに買い物いこうか、4人で!副キャプテン就任祝いという形で、僕が出すから、お金は心配しないこと」
「スパの方は、男女別だから、そちらでのお小遣いくらいは、お願いしたけれどね!」
八重は、びっくりして!!!!!
「すごい、香織の旦那!!!あざーす、問題は香織だな、楓ちゃんのゲームが終わるか否かだ」
嘉位
「金曜日学校が終われば、楓は車でお迎えが来るから、遅くとも木曜日には終わるはず」
「こればっかりは僕ではわからないので、お願いしたいのは」
「水曜日と木曜日、学校が終わったらとりあえず、買い物にいけるように開けておいてもらえると、ありがたい」
八重!!!由良を抱きしめて
「嘉位、ありがとう!わーい、由良と一緒だ」
由良は焦りながら
「八重・・・ここ学校、回りにみられているよ」
八重・・・あ!やっちゃった。
「あははは。、、、」
と
照れ笑い。
由良は嘉位に視線をおくり、八重は抱き着いていたのを、やめ
由良
「嘉位、服どうする?」
嘉位はキーケースを取り出して
「ここで、揃えよう。下着は自分で用意してね」
「キャリーケースはスモールで良いと思う、金曜日と土曜日のディナーでしか着ないから」
「あとはルームウェアーあるし、土曜日はお昼前に少し由良とやってから、午後はスパで過ごして、その後ディナー」
「日曜日は、レイトにしてあるから、その後軽めにアトラクションへ」
「八重さんの骨折が治っていないから、そこは程ほどで」
「かなり良くなっているよね?」
八重
「良くなっているのかわからないのだけど、今日由良につきあってもらい、病院に行ってくる」
「痛みはまったくないよ!」
「ってそれより、すごい、楽しみ!あそこは、近くてとても、遠い場所だったから」
嘉位
「由良のところと、八重さんのご両親には僕から連絡しておくよ、安心するはずだから」
由良
「あざーす!」
休み時間が終わり授業へ・・・
みなさん、ピクリとも、微動たりともしない。
これ、お昼食べられるのかな?
昼休みになり、すっきりした様子で
香織・・・あ、寝ていた、午前中、熟睡、あれ八重は。・・・・
八重は、目の前にすわり、
「香織の旦那が、凄い事を企画してくれたよ、香織が夢を見ている間に!」
香織は?!なんのことだろう、と思いながらも
みんなで食堂に向かった。
佐伯、桜井も良く寝た!もう大丈夫と楓に合図をおくり
楓も、じっくり寝ていたらしく、完全回復
桜井、佐伯、楓、香織、八重、由良、嘉位は席を囲んで
食堂で食事にした。
嘉位
「香織、楓、何時までゲームしていたの?」
楓
「うーん、4時30過ぎくらい、5時くらい?」
八重は!!!!!!徹夜だ、それは・・・
「みんな一緒に?」
佐伯
「うん、いやーまいったわ、全滅とか」
桜井
「何かあれアイディアあるのかな?」
楓
「人数があつまれば、RAIDのWAVEを2つに分ければどうだろう?」
嘉位と由良は・・・・話についていけず、ただひたすら、食事に集中していた。
香織は!え、違う、たぶんと思い
「楓ちゃん、皆さん、ちょっと、聞いて欲しいの」
「楓ちゃん、わたし、寝ながら考えていたのだけど」
「大規模アップデートから振り返ってみると」
「このアップデート階層OPENは、Lv300が複数名いないと、クリアー出来ない仕様なのかと」
佐伯は、え?どうして、というように桜井を見て
桜井
「え、どうして?そう思うの?え、教えて、教えて」
楓も、よくわからず、どういうことだろう
香織
「つまり、女神のスキルもそうだけど、LV300で得るスキルが必須なのかな?と思ったの」
「寝ながら考えていたというか、夢を見たというのか」
「昨日Lv300でどなたかのグループリーダーが、10分間無敵というユニークスキルを取得ってギルドチャットで言っていたから」
「おそらく、推測だよ」
「あのボスはHP10%以下になると、その場に居るプレイヤーを即死みたいのが発動、対象範囲は、わからないけれど」
「85層の構造からすると、ボス部屋以外で待機していても、被害が及ぶかもしれないし」
「そこで、HPが10%以下になるまえに、全体無敵のスキルを発動して、7,8分で一斉攻撃すれば、勝てるのかなと?」
楓は、確定だ、かおは、こっちの世界の人、いやトッププレイヤーだったのだろうな
楓
「それだ!!!!それで、クリアー出来る!かお、すごい」
八重は・・・・ダメだ、これ、と思っていた。まークリアー出来れば、お泊り、お泊り、がんばれ!ゲーマーと思っていた
香織
「おそらく、22時から開始すれば、23時には終わって、戦利品分配ふくめても、0時には終わるのでは?」
佐伯
「かお、それはごめん、今日火曜日だからうちのギルド火曜日は0時スタートなのよ、かおの戦略だと0時から2時ということになる」
桜井は笑いながら
「2時には寝たいよね、体がもたん」
楓
「かおの作戦でいこう、ギルドサイトに掲示しておく、今日で引退だ!!!」
佐伯と桜井、楓、香織
は
「!!おーーーー!」
いっぽう、嘉位、由良、八重は・・・・だめだ、こりゃ 的にみつめていた。
午後の授業が始まったが、
また、香織は
佐伯、桜井、楓もであった、熟睡していた。
放課後、22時にはログインして、先に引退するときのアイテムを渡してから、0時にRAID
そのような事を話ながら、皆帰宅した。
楓は、お兄様に
「お兄様、良いですね、今晩まで、かおは、私の部屋で合宿です。」
「私のために、合宿をするのです、かお、食事してから、お風呂入って、すぐきてください」
香織は、すこし困った顔をして、嘉位に視線をおくった
嘉位は、こればっかりは、しょうがないと、あきらめモードで、視線を返した
食事が終わり、お風呂も終わり
香織は、楓の部屋に居た。
ログインすると、既に佐伯、桜井はログイン済みであった。
アイテム分配等は既に始まっていたみたいである。
0時が近づく事で、
ギルドマスター
「昨夜は、本当にご迷惑をおかけした、深く反省をしている」
「ただ、その反省も今日が最後である」
「嫁が言うには、このアップデートはLv300が必須であると解析した」
「85層のボスのHPが13%程度で、MONKの無敵を発動させ、」
「いっきにたたき、クリアーする。それしか方法は思いつかない」
「勝負はMONKのスキルが発動してから、10分で、確実にHP0にし、倒す」
「復活までは、想定していない。いままでもそこまでは、無かったからこのアップデートもないであろう」
「100階層とかになれば、あるかもしれないが」
「今OPENしている、最上階層は85!」
「これを今日我々がクリアーする。」
「クリアー前提で改めて、話すが、今日が我々三銃士は最後になる。」
「ギルマス、サブマスの権限は既に譲渡ずみ、ギルドバンクの権限も譲渡してある」
「今日これから、最後の戦いに、力を貸してほしい」
「5分後、GATE集合、85層ボス部屋待機、号令とともに一斉にしかけ」
「BOSSのHPが13%程度で、MONKスキルを発動」
「その後は、あらゆる術を使って、なぎ倒してくれ」
「今まで、僕についてきてくれて、本当にありがとう」
「感謝している」
「では、準備できたものから、GATE開始」
楓!
「ふう、今日倒して、引退だ。かおの作戦がうまくいかなければ、」
「それは、それで、現状倒す術がないわけだから、倒せないまま、引退かな」
「どのみち、今晩で終わらせる!」
香織!野球部も3月からだとしても、色々勉強しなくちゃならないし、久しぶりのゲームだったけれども、楽しかったな
香織
「うん、有終の美を飾ろうね!」
ギルドチャット
「準備できたぜ、マスター、総勢145名!いるぞ」
ギルドマスター
「みな、集まってくれてありがとう、今日で我々三銃士はゲームを引退する。」
「嫁の作戦がうまくいかなかった場合でも、引退だ。」
「作戦FAILの場合、今の術では倒す事ができない、身勝手ではあるが、転勤ということもあり」
「皆には申し訳ない」
「昨日は70名、全滅したが、今日は倍以上いるし、要のMONKも来てくれている」
ギルドチャット
「当然!!!初めて今日使うがな!」
「タイミングは、マスターに任せる。13%と言っていたな」
ギルドマスター
「そうだ、昨夜が初めての挑戦だったので、10%とは限らない」
「何か別のトリガーがあることもバッファーとして考慮すると」
「それくらいかと、ではカウントする。今日我々のギルドがワールドチャットに響かせよう!」
ギルドチャット
「おおおお!!」
ギルドマスター
「10,9,8,・・・・3・2・1突撃!」
各グループの一斉攻撃が始まり、流石に倍の人数である。
140名クラスのRAIDは、正直初めてであった、いままで、1回100名というのはあったが
それより多い、攻撃はどんどんすすみ、BOSSのHPはみるみる減っていった。
香織!!!
「人数が多いからだ、BOSSのHPの減りが、昨日より格段と違って、早い」
「13%でCAST3分とすると、10%以下に割り込んでしまうよ、楓ちゃん」
「ここは、18%くらいで、CAST、ぴったりのはず」
楓!流石、そうとう、やりこんでいるな、かお、ナイスだ!
ギルドマスター
「火力が物凄い、MONK予定変更で、BOSSのHP13%スキル発動では」
「削りすぎてしまうから、CASTTIMEも考えると18%で、発動で!」
ギルドチャット
「BOSS HP残り20%」
「BOSS HP残り19%」
ギルドマスター
「MONKスキル発動!開始」
「間に合え!!!!」
ギルドチャット
「MONKスキル完了、全無敵モード10分」
ギルドマスター
「あとは、全力で!ぶちこめー!」
ギルドチャット
「あ、BOSSが巨大化した、わぁー!」
「って、光がすごかったけど、無効化のメッセージが出ている」
「いけるぞ、9%」
「5%」
「1%」
ギルドマスター
「3英雄、Lv300の奥義!開始」
特大なエフェクトが、巨人BOSSに放たれた!
ワールドチャット
「ギルドが、85層を制覇したことが、一斉に流れた」
ギルドチャット
「おおおおおおおおおおお!!!!」
ギルドマスター
「皆、ありがとう!ドロップアイテム等配分」
「4年間、長いようであっという間であった」
「みんなが居てくれたから、ここまで来られたのだ!本当にありがとう。」
「いままで、ありがとう、俺たちのギルドがNO1だ」
「そして、これで、お別れになる」
「さよならだ」
ギルドチャット
「寂しいな、少し、泣けて、きたぞ」
「わかっていた」
「わかっていたことで、はじめた、ラストアタックだけど」
「まじ、泣けてくるわ。ゲームで泣くなんて、初めて」
「俺もだ、あれ、なんで泣いているのだろう」
「あ、ダメだ、涙で、涙で、画面みれねー」
「ありがとう、マスター!俺も、ゲームして泣いたのは、はじめてだわ」
ギルドマスター
「ありがとう、それじゃな!いつかどこかで!」
佐伯、桜井からもSNSのメッセージがあり
「わたしも、なんだか、わからいけど、思い出してなのか、涙でちゃった」
「では、寝るね!」
楓、終わったなー。4年間、長いようであっという間だった
「かお、ありがとう、今日も一緒に寝よう」
「かお に改めて、誤りたいと思って」
香織も、一緒に横になった。誤りたい?あらためて?ゲームの事かな?
香織
「え?謝りたい???ミスあったか?今日完璧でしょう!」
楓は、香織を見つめて、手を取って
「ううん、そうではないの、かお、お姉さま」
「父親に命じられた事だとしても、昨年の私のやりかたは、酷かった」
「本当にごめんなさい。」
楓は、涙が、こぼれていた
「今思うと、どうして、あんなに酷い事を、してしまったのか」
「それも、平然と」
「かおは、酷く毎日、傷ついていたのだろうと思うと、・・・・」
「取り返しのつかない事を、してしまったと」
「ごめんなさい、誤っても許される事では、ないのは、わかっています」
「でも、でも、ごめんなさい」
香織!!!ゲームをしたかったというのも、あったと思うけど、かえでちゃん、ちゃんと誤りたかったのだ
「うん、もう、大丈夫。かわいい、妹。本当に、大丈夫だからね」
「あらためて、言ってくれて、ありがとう、勇気がいることだよね」
楓も、涙がこぼれながら
「うん。」
「お姉さまというだけでなく、親友になってください!本音で話せる人、特に男子の事!いままで、誰にも相談できなくて」
「連のおうちへのお泊りについて、背中を押してくれたし、嬉しかった。なんでも話せます!」
香織!そうか、そうだよね、女優さん、モデルさんであったから、軽はずみに異性について相談できなかったのかも?
「もちろんです。こちらこそ、お願いね」
楓!!
「はい!」
「もう、寝ようか!あ、その前に1つ」
「お兄様と、かお は、いつ初エッチをしたのですか?」
香織は、予想外の質問に・・・え?!と戸惑いながら。指折りかぞえて・・・あ!
「お正月に結婚がみとめられたから、5? ・・・6日後?位」
楓は、びっくりして、体を起こして!!!
「え!つい、この間じゃない!」
「もっと、前に大人になっていたのかと・・・」
「あ、あれですね、お兄様、まったく女子に無関心ですから」
「確かに、そうですよね、お兄様、の気を引く方法ってあったのですか?」
「すでに、エッチして、女の魅力でおしきったのかと?」
「いや、かお は そんな感じではなかったですし」
「お兄様が、どこか、かお の 最大の魅力 に、引かれていったのでしょう」
「かお は、何か特別なものを、もっていますわ」
「うん、そう思う!かおの、お胸も特別ですけど、そこではない、何かがね」
「お兄様のお嫁さん、が、かお で良かったです。」
「わたしみたいな、我がまま、自己中がお嫁さん、彼女さんだった、毎日喧嘩でしょうね」
香織は、笑いながら、わたし、何か特別なものってあるのでしょうか?
うーん、わからないな。
「わたしも、我がまま、ですよ、かいの前では特にそうです。さて、楓ちゃん、寝ましょう」
「明日からは、元気に学校にいきましょうね」
二人は、そのまま、ゆっくりと、満足そうに、深い眠りに入っていた。
翌日、皆で登校
合流すると
八重!!!あ!
「美女軍団!今日は、元気そうだですな!」
一同は、笑っていた
嘉位が
「由良、どうやら、大丈夫みたいだから、今日どうだろう?」
「八重さんも、どう?香織も?」
由良!!!
「OK!制服で良いのかな?着替えてからが良いか?
嘉位
「時間があまりないから、制服で良いのでは、昼休みにでも確認の電話をいれておく」
「ダメってことは無いだろうけど、目立つことには間違いはない」
由良!
「だよな、確認してからで、ただ、今日は八重も病院ないから、大丈夫、もともと、買い物に行く予定だったし」
八重!買い物は由良と行く予定だけど、香織も、香織の旦那も一緒なら、楽しそうだ
八重
「うん!いこう!」
香織は、まったく何のことなのかわからなかったが、嘉位と入られれば、それだけで幸せなので
香織
「はい!」
嘉位
「よし、では放課後、車も用意するよ」
八重
「あざーーーす、香織の旦那!」
< つづく >