表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

147/299

第一四七話 階層へ突撃



嘉位は笑いながら

「忍者って今日日言わないよね」


香織!?え、

「だって、だって、確かに気が付くと、いらっしゃいましたが」


一夜

「私は常に、香織様の御側におりましたのですが・・・」


嘉位

「一夜さんは、そうだね、剣道の有段者で、高校の時には、空手等も」

「ちょうど、千佳さんと同じ時期に、当家をお願いしてもらったているくらい?」


千佳

「はい、前任の方がご結婚なされ、私共4名お勤め頂かせております」


香織!!!

「千佳さん、一夜さん、他に2名も、お屋敷にはもっとたくさんの方がいらっしゃいますよね」

「不思議だったのですが、これ、聞いてよいのでしょうか?」

「人数もそうですが、普段わたくしたちが居ない間は、何をなさっておりますか、朝もお早いですし、夜も遅くまで、お勤め頂いているのはわかっています」


千佳

「昼間は交代で、10時間ほど、お休み時間を頂戴しております。朝5時から23時まで家事全般をしております」

「嘉位様、香織様、楓様が出られたあとは、お掃除、洗濯、そのあとは別館にて過ごしております」

「学校がおやすみ出ない場合です」

「朝5時から7時、7時から17時までお休み。17時から23時、お仕事は8時間」

「朝6時から、20時までの間は、山本財閥グループの方々と結ばれた方々が、交代でシフト勤務という形です」


香織!そうなのだ

「お休みが無くて、いつも一緒にいてくださるので、体力的に心配でした」

「これも、聞いてよいのでしょうか?そのお休みの時間、休日等は何をなさっていますか?」


一夜がそっと前に出てきて

「ゲーム!のみです」


千佳は・・・。少し照れながら

「わたくしは、アニメを・・・」



香織!!!!え、と驚いた!!

「一夜さんのゲームは、なんとなく、楓ちゃんとみたいな感じですかね、あのゲーム」

「千佳さんのアニメを見るのは、少し驚きました」


千佳は恥ずかしそうに・・・。したが、あらたまり

「香織様、わたくしたちは十分にお休み時間を頂いており、好きな事を自由にやっております、ご心配をおかけいたしました」

「もっとも、アニメ三昧で満喫しましたら、早めにお屋敷には戻っています」


香織!もう1つ!せっかくだから聞いておこう、あれ?これって嘉位に聞く話なのかな、ま!良いか

「お屋敷のお料理を作ってくださるかたや、執事の方、警備の方、運転手の方も、同じようにシフトなのでしょうか?」


一夜

「はい、その通りでございます。香織様」


香織・・・・凄い、あらためて、御屋敷というものが、どういういや、財閥というものが!!

「御答えにくい事をお聞きして、もうしわけありません」


嘉位

「いや大丈夫、僕が説明していなかったからね」


嘉位と、香織に通知が届いた!あ、そう 、 みーちゃん から

嘉位

「千佳さん、一度部屋に戻ります、楓が帰ってきてから、食事にします」


千佳

「かしこまりました」


香織は嘉位の腕をくんで、頭を少しだして、なでてくださいと、いわんばかりにくっついて、部屋に戻った


香織!

「久しぶり、・・・あれ?そんなに日はたっていないのか、みーちゃんから、返信してよいですか?」


嘉位?!いや、僕に断らなくても、良いのだけど

「うん、僕もそう に電話してみる」


お互いがスマートフォンを取り出し


嘉位

「こんばんわ、かい です、どうしました?連絡があってもちろん嬉しいです」


そう

「おう、かい!みとったで、あのニュース!もろ、でとったな!あれ、御手洗もおったろう、あともう一人、良い球なげていたな」


嘉位

「はい、あの球、かなりの回転数で、伸びがありました、彼は豊田とよだ れん君といいます、新一年生で、和井田に入ります」


そう!

「!しっとるで、ボーイズの優勝ピッチャーやろ、大阪の強豪私立にいくのかと、おもっていたのだけど、和井田!!」

「こりゃ、夏ほんま、楽しみやわ」


嘉位

「はい!3月の13日夜から、3月21日予定でに甲子園に視察に行きます。その時連もつれていきます。」

「偵察は開会式から3,4日位です」


そうは、何か調べものをして

「あ、それは良い、15日から28日位なら、空いているはず、大学入学式のなんちゃら、ようわからんが、部活できへんときなんや」

「かいのスケジュール決まったら、送ってや」


嘉位

「はい、御手洗も行きます。男子3名、女子3名です」


そう!!!!

「なんや、デートか、デート!御手洗君も、連君も彼女もちってことかいな?」


嘉位

「はい、連は、僕の妹と、お付き合いというか、婚姻が決まっていますので」


そう!!!!

「球だけじゃなく、手だすのも早いんかーーーー、年齢的には、先越されたわ(笑)」

「ほんな、またな」











一方、みーちゃんと、香織である


みーちゃんから、電話いい?と入り電話が

「みた!みた!みた!ニュース、あれ、かい君、やろ?」


香織

「あ、はい、そうです。私は怖くて、嘉位が後ろの車両に逃げろと、扉を閉めて、ドアごしに、泣きながら見ていました、震えて、震えて」


みーちゃん

「あ!でも、あっちゅーーま、や、だったな、ごっつ、映っとった」

「今、そう も かい君と話しているみたい」

「それで、その後どうなった?」


香織

「警察に聞かれたそうですが、事なき終えました」


みーちゃん

「ちゃう、ちゃう、そうではなくて、夜のほう!」


香織

「あ!凄かったです」


みーちゃん

「?!伝わらへん・・・。でも、良いなー、しとう、なってきた」

「あとあれやは、少し先輩として、女子しかわからへんことで、気にすーことをな」

「かいくんがはじめて、だったんやろ?避妊具は」


香織!あ、そういうことを気にしていなかった、みーちゃん、気づかせてくれてありがとう


「はい、もちろん」


みーちゃん、うふふ

「そんでいな、あれや、毎月のどばーっての、うちは少ないんやけど、結構遅れる」

「うちは、3か月もこんかった、一回ママに相談したもの」

「もちろん、セーフ、今も乱れることもあるんねん、1か月とか平気で遅れる」


香織

「!わ!そういうものなのですね、ありがとう、みーちゃん」


みーちゃん

「こればっかりは、女子しかわからんものだから、朝、検温を毎日して記録しておけば、ある程度はわかってくる」

「あとは、ママに聞くのがええ!」


香織

「え!お母さんに、ですか?」


みーちゃん

「はじめは、怒られるのかみたいな、感じはあったんやけど、話すと盛り上がって、そりゃ、パパ、ママが仲良くしてくれなければ、うちら、産まれて、こんかったし、そう にもあえんかった」


「感謝!おなごの悩みは、ママが大先輩の先生やで!」


香織!!!!!!はずかしい、あれ?・・・・


「あ、みーちゃん、私ね、お母さんに 「ひめはじめは、すませましたか?」 と 聞かれて、」


「意味がわからなかったのですが、きっと良い事なのだろう、と思って」



「元気いっぱいに、はい!おかあさん   って答えちゃったの!!」



みーちゃん!!大爆笑!!!


「そんなら、もう大丈夫やわ、色々、大先輩に相談してみていな」


香織は、真っ赤になりながら

「はい、あ!大事な事を、忘れていました、3月3週目くらいに、男子3名、女子3名、甲子園にお泊りで偵察にいきます」

「お時間が合えば、あいたいです、紹介もしたいです。」


みーちゃん!?

「みな、恋仲なん?良いなー、羨ましい、うちは、同世代では相談できる子おらへんかったから」


「うん、そう と 相談して、また連絡するね、では、またね!・・・

やば、しとう なってきた」


香織・・・・・電話切るまえに、声が残っているよ、みーちゃん(笑)





お互い色々、長電話をしていたら、楓が帰ってきた


嘉位と香織は、玄関に迎えにいくと


楓は!嘉位を直視して

「お兄様!!!お姉さまは、今日から楓とお泊りです、合宿です!良いですね!」


嘉位・・・・やはり、そうなるのか・・・やっぱり。


香織は嘉位をみて、・・・・あ、残念そうなのは、そういうことだったのね、わたしも、したいのに、でも楓ちゃんが誘ってくれるのだから


嘉位、香織と楓が一緒に楽しくすごせるなら、それは良いことだから


「楓、ほどほどに、学校だから、香織は楓の部屋で寝る事になるから、朝部屋に戻ってから学校の準備で」


「そうと、決まれば、まず食事して、すぐにお風呂に入り、かお も一緒にお風呂ですからね」

「それからは、いけるところまで!!!」

「あ!大事な事をお兄様に報告が、言付けを連から預かっています、一言つたえれば、良いと」

「漢字が良いです」

「だそうです」


嘉位、お、連もそうなのか、練習場の影響なのかな?

「楓、ありがとう!その答えが欲しかった、これで決まった!」



千佳

「では、お食事に致しましょう」


食事を済ませ、お風呂に入り

楓と香織はお風呂の中で、いろいろ作戦を立てていた

「いっきに、今日行けるところまでいきます、81層まではクリアーできていますから、いっきに85層目指してクリアーできれば完璧」

「かお、85層クリアーするまでは、お兄様のところに帰れませんので、全力で行きましょう」


香織は!!!え!!どういうこと、ゲームの話、81層のトラップを見破るまで難しい形だったのに、一気に85層・・・は

え、それは、困る、嘉位としたいのに、あれ?最近エッチな事しか考えていないな、わたし!

「わかった、出来る範囲全力で!」


「よし!お風呂出て、乾かしたら、佐伯と桜井も呼んで!徹夜ですわ!」


香織!!!え、徹夜


香織はいったん、部屋に戻り

「嘉位・・・ごめんなさい、楓ちゃんと・・・」


嘉位は、ワザと、すこししょんぼりした姿を見て

香織は!あ、嘉位も期待していたのだ、ごめん。わたしも、したいのだけれども・・・と少しへこんでいる嘉位の前に近寄った


香織は、嘉位の頭を優しく撫でた、そのとき、がっつり、と、お胸を揉まれた!ぴんぽいんとに、てっぺんを、指と指の根本にはさみこみながら・・・・あああ、したくなちゃうよ・・・。でも、クリアーしたあとは、頑張る!


香織は顔をあかくしながら、


「まったくもう!」

「すこしの辛抱です、すぐに戻ってきますから!」

そういって、ゲーミングPCを持って部屋をあとにした


嘉位は、もちろん気が付いていた、こりゃ、今週は無理だ、わかるな、おとなしくしていろよと、自分と自分のあそこに言い聞かせていた。


嘉位は、その間に、

中学新三年生になる、中学2年生時の秋季大会の結果や、動画、ショート動画を調べる事にした。

けい、こうせい、れん、悟君もか、その下の世代を和井田に補強するために、

調査が必要であったからである。

タブレットを取り出して、細かくまとめていこう。ただ、和井田の場合、野球が一級品であっても

中学校3年間のうちに成績2以下が1つあったら、基準からはずれるからな・・・

そればっかりは、動画みてもわからないし・・・等を考えていた









一方

楓の部屋である

既にパソコンは起動しており

佐伯も、桜井もログイン済みだった

グループチャットで今日はお疲れ様でした

イケメン多かったね、

新入生!今の2年、3年全体をみても、今年の新1年生は、アイドル軍団みたいな


佐伯は桜井に、どう、好みの子いた?・・・

うん、ちょっと気になる子が、


佐伯、名簿とスマホの全体写真を取り出して

「えーーー、だれだれ」

「先に私のチェックをいうね、かぶっていたら、他にするね」

「どの子もイケメンで、本当に野球やっている男の子?って、感じよね!」


佐伯は、少し、間を取って


戸倉とくら ひかる君、彼はイケメンだし、そしてインテリジェンスな感じに、これは、ワンちゃんあるかな?と」


「桜井は?」



桜井は、少し、ホットしていた


「え!わたし、わたしは、被ってないです。福井ふくい さとる君、何故か、自意識過剰かもしれないけど、わたしのことずっと見ていたような、ちょっとドキドキしちゃった」



佐伯


「あ、確かに、誰か桜井を見ているな、とは、思っていたよ、彼もイケメンよね!」


「連と同じチームの人ですね。あったことは無いのですが、物凄く上手な人と褒めていました。悟君の事」



佐伯

「おおお、桜井、良いのを引き当てた!ワンちゃんあるぞ、あるぞーーー!」


香織

「・・・。男子を目的に、マネージャーに?(笑)」


佐伯

「かお は 良いの!!世界一を手にいれているのだから、羨ましい!ですわね、桜井?」


桜井

「かお、ずるい、・・・。世界一の人を・・・・。わたしは、奥手だけど、悟君がんばってみる!」



「おーーい、おーーい、既に彼女がいるかもしれんぞ、まー、そのようなものは我々の美貌で奪い取れば問題ない!」


「ちがう、今あつまったのは、これから一気に85層まで終わらせる!」


「それで、引退!アイテムは全部メンバーに渡して、ギルマスも渡す!」



桜井

「うん、わたしも、佐伯もそうだけど、今日帰るときにね、ゲーム引退して、マネージャーに専念しようと話していたの」


佐伯

「だから、楓のいう85層いっきにかけぬけるは、大賛成。それで引退!」

「うちのギルドは大規模だから全員で140-150名くらいはいるし、交代勤務の方も沢山いるからほぼ24時間だれかは、ログインしている!し」

「人は集まりやすい、一気に今日85層までいけちゃうかな?」



香織

「81層の、トラップがあったので、何かしかけがあるか、あるいは84層までは力技で、85層は何かあるでしょうね」


楓・・・ぜったいに、かお は やりこんでいる、こっちの世界の人だ!そういう発想は出ない!


「では、グループチャットを切って、ギルチャで、かお は わたしのお嫁さんだから、ギルチャは発言なしで大丈夫」








ギルドマスター

「悪いね、みんな仕事疲れのなか、無理やり、あつまってもらって」

「黙っていても、何も変わらないから、はっきりいう」

「俺と、れい と かのん は 同じ会社なのだが、」

「転勤が決まり、エンジニアは移動になる。配属先は同じだが、環境が変わるとゲームを継続するかは判断できない」


「そこで、身勝手極まりないのではあるが、我々3名は85層をクリアーし、このMMORPGを引退する。」

「81層までクリアーできているのは、俺らだけだ」

「いっきに、今日85層まで目指す、途中で落ちるものは、家庭や仕事があるから、構わない」

「奥さんや、子供に怒られるなよ。とはいえ、今既に半分の70名がログインしているわけだから」

「徹底すれば、行ける」

「突然の辞令に驚いている、正直引っ越し等もある手前、どこから手をつけてよいのかが、わからない」

「それは、それとして、おいて、おいて」

「全力で有終の美を飾りたい、皆、助けてくれないか?」






一同

「お!!!もちろん、マスター、三英雄が引退か、サービス開始から4年。」

「トップを維持していた、3名!寂しくなりますが」


「家族、仕事、あってのゲームですから、俺らだって同じだよ、嫁にあーーだの、こーーだのいわれつつも、なんとか」


「いままでやってこられたのは、マスターのおかげ!俺らはまだ続けるけど、」

「今日いけるところまで、いこう!!!!」



「よっしゃーーーー!」


ギルドマスター

「諸君、ありがとうそれでは、10分後に、81層のゲートポイントで、長い攻略になるのでアイテムは予備も含めて」

「では、10分後、ゲートついたグループから、攻略を開始してくれ」

「以上!皆、いままで、ありがとう!いくぞ!」


「おおおお!!!」



香織は、画面から目を離して


「え?転勤?って?」



「ほら、ゲームの中では子供のいる家庭の設定で、エンジニアとして働いていて、同じ会社みたいな?それが辞令で転勤という



香織・・・・。ものすごい、設定だわ。

「言葉、選ぶの、大変だったでしょう?」


「いや、演技だと思えば、台本みたいに、佐伯や桜井は、はじめの頃は、ボロがでそうだっけどね(笑)、いやーーーん とかいっちゃうし(笑)」


「よし、一気に終わらせよう」

「すでに、82層進行しているみたいだからね」



香織

「了解」



楓たちも、あとから続いて、進むと

そこには、2つのグループが全滅していた。


ギルドチャット

「ここ、駆け抜けるといい気にHP減ります、それも極端に、一歩はいるだけで、致命傷」



香織は、画面から目を離して、楓に


「わたしをインバイトして、グループRESと、浮遊の魔法を使います。20分は持ちますので」


「了解、かお!」



ギルドマスター

「俺の嫁さんをグループに入れてくれ、そこでグループRESして、浮遊のグループ魔法を使うから」



ギルドチャット

「助かる!了解」


ギルドマスター

「ほかの生存グループも同じ手法で、随時、グループリーダーが、嫁さんを入れてくれ」



ギルドチャット


「了解、マスター」



RAIDは体制を立て直し、HPトラップを回避し、

BOSS部屋にたどりついた



BOSS部屋には、大きなサイクロプスが1体居た。でかい。


ギルドチャット

「もう、テンプレというか、なんでもかんでも、でかくすれば、良いってものじゃないのな」

「そうそう、これ無理やり、作った感が、もろでてるわ」



ギルドマスター

「よし、10カウントで、一斉攻撃開始」

「10、9,8,7,6,・・・・2,1突撃」


10分程度で、BOSSを倒し、ユニーク装備がドロップした


ギルドチャット

「これ、魔法系のローブだな」


ギルドマスター

「では、それは彼へ」


82層のマーキングが終わり


ギルドマスター

「そのまま、83層も、いや85層まで一気に行く」


ギルドチャット

「了解マスター」


83層は何もトラップはなかったが、周辺のモンスターが多すぎた。


ワールドチャットが流れ

「レベル300 スキル、不可思議と 表示されていた」


ギルドチャット

「いえーーい 」

「グループリーダーB、300到達、この不可思議スキルは、12時間に1度、キャストタイム2分」

「内容は、なんて、いえば、いいのかな、簡単に、まとめると」

「グループあるいはRAID中効果10分、無敵になる」

「MONKの極意みたいな感じですかね?」



ギルドマスター

「お、チートスキルだな、対人戦なら負けなしだわ」

「よしそのまま83層ボスをやる」


83層のボスは、キャラクターと変わらない魔女?であった。


楓はキーボードから手を放して、香織に

「かお、どう思う?」


香織は

「魔女だから、あ、私のスキルを使ってみる、それで分かれば」


楓は香織の画面をのぞき込んで

「ナイス かお!では、やってみて」


スキル発動


ギルドマスター

「しばし待機、今調べている」



楓は、香織にああああああ、という感じで



ギルドマスター

「この魔女の特性が、わかった。」

「この魔女には一切魔法は、無効、放った魔法が根絶となって、術者に反射する。つまり、魔法攻撃をすると、放ったものが死ぬ」

「この魔女はHPは少ないから、物理のみで倒す。おそらくスキルも反射するから、タンク、ガード、アタッカー、パラディン、バーバリアン、モンク等直接攻撃のみ、スキル無しで、倒す。ヒールのどんなリスクターンがあるかわからないから、ヒーラーも我慢」

「先にバフをかけてから、直接攻撃」



ギルドチャット

「了解、カウント、してね」


ギルドマスター

「10,・・・・3,2,1  突撃」


あっというまに、83層をクリアー、ユニーク装備をドロップ


ギルドチャット

「ぐちゃぐちゃだな、無理くりすぎる、魔女から、無敵系の鎧ですよボディーです」


ギルドマスター

「それは、タンクのリーダーに」

「このまま84層いくぞ、マークしておいて」



84層は通路が直線しかなく、進むのに時間を費やしていた

ギルドチャット

「これも、むりくりやな、設定、どうやっても1パーティーしかすすめん、スタックする」

「けっこう時間かかりそうだぞ」


ワールドチャット

「レベル300に到達 加護のもとへ  」


ギルドチャット

「お、LV300到達、なんとか20位には間に合った。」

「グループGのリーダー、このスキルもまた、偉いチートだ」

「ギルドメンバー、あるいはRAIDメンバーをいっきに、自分の元に集められる。」

「大陸間、地下、塔関係なく、発動者のもとに、これ、ずるくないかい?」

「移動の手間、ゼロになる、あ、俺は移動せんとだめなのか」


ギルドチャット

「笑」



84層のボス部屋までつくのは長かった


なんとかボス部屋までたどり着いた

ボスは、白いドラゴン


ギルドチャット

「これ、70層のドラゴンと同じに見えますね。」

「70層のボスは、ブレスがきついやつ、だよね」

「その上位版なのかな、氷系、水系は一切無効だったのが70層」



ギルドマスター

「確かに、あれは手こずった。気が付くのに二日かかったからな」

「カウント後、低位魔法のアイスボールをぶつけて、無効と出たら」

「即時、炎、雷、風系!魔法でなぎ倒す」

「そうだな、嫁さんにアイスボール打たせるから、その結果を即時ギルチャにながす。もちろん、氷系が効けばそれにこしたことはないが、上位Verの意味がないから、無効を確認する、ではカウント」

「10,9,3,2,1、氷を!」



香織は低魔法のアイスボールを放つと

「画面に無効と出て、かつ、かおりのキャラクターのHPは残り1まで減っていた」


ギルドチャット

「氷、水系、禁止、魔力光、風、炎、呪を一斉に、物理は様子をみながら、適宜で、氷、水系はうつな、HP1まで減る」

「魔法開始!!」



香織は自分で、ヒールをし、HPを最大にした


84層も一斉な火力で倒した。


香織は少し、疑問であった、


ギルドチャット

「楽勝!楽勝!このまま85層もいっちゃいましょう?」

「マーク終わりました、ドロップはユニーク、弓。」


ギルドマスター

「それは、アーチャーのリーダーに」

「そのまま、85層いくぞ、今日でクリアーだ!!!!!」



楓は画面から、手を放し、香織に視線を向け

香織も、視線を感じて手を離した


「かお、どうおもう?」


香織

「うん、おかしいい、変。というのが感想。81層は絶対的に女神スキルで答えがわからないとクリアーできないけど」

「82-84は弱点をしらなくても、力でおしきれば運が良ければ勝てる。」

「この設定で、85層が最上階層のままとは、考えられないな」


楓、そうとうーーーう、やりこんでいるな、かお ゲーム にやにや しながら


「かお、わたしもそうおもうのよ。」

「85層は、何かあるね」


佐伯から、SNSが

「時間みている?もう、3時よ、3時」

楓は、やばい・・・寝ないと、でも、85層のボスまでは・・・

返信で

「85層何かあると思うから、とりあえず、練習として、それで寝よう、ごめん」


ギルドマスター

「もう、時間も遅い、明日にしたいが、今まだ70名ログインしたまま、まだいける人?」



ギルドチャット

「うちのグループは大丈夫みたいよ」

「こっちも大丈夫」

「かー、これ寝られねー、まーラストだからいってみるわ」

「明日、有給にする、熱55度でたとかで」

「・・・いや42度超えたら、人は生きられんから」

「え、そうなの?」

「40℃くらいにしとけ、嘘がバレる」

「しらんかったわ、OK!」


ギルドマスター

「85層をクリアーして、終わろう」

「いくぞ!」



85層は、あがると、目の前がボスであった

ギルドチャット

「なんだ、これ、いままでにない、設定だな、BOSS人系のキャラだし」

「やばいやつってことだよな」

「時間も時間だし、クリアーして、寝るか」

「そうだな、流石にうちも嫁さん、怖いし」

「一発でおわらせようぜ」



ギルドマスター

「わかった、総力戦で一気に叩こう!カウント3で、いくぞ」

「3,2,1,突撃」


一斉に、攻撃開始


ギルドチャット

「いける、いける!どんどん削れる」

「あ、これ設定のミスだな、倒しちゃおうぜ」

「これ、弱くないか、デバックしていないな」



どんどんボスのHPが減っていき、20分間、ダメージを与え続けて

ボスのHPが赤に差し掛かった。10%を切ったことを示す


ギルドチャット

「こりゃ、楽勝!」



その時である、

人であるボスが巨大化し





RAIDメンバーのHPはZERO 


つまり0  



一瞬で、全滅した








やばい、誰も蘇生できない、24時間立つと、キャラクター自体ロストするのがこのゲームだから


ギルドマスター


「全滅、いきなり、約20分間は79層的な雑魚だったのに、なんでだ」

「死体を回収しなければ、蘇生が出来ない」

「しまった、完全なミスだ、ここで俺のクエストは終わるのか」

「みんなごめん、安易な判断だった。もう、どうすることもできない」

「みんなが4年、育てたキャラクターを、安易な判断で、失うことになってしまった。」

「ギルドメンバーであれば、マークしてあるから、85層にこられるが」


「サブキャラを含めて、70名。ギルドの半数。蘇生するには、自らがログインして、許可をしないと蘇生ができない」





「正直、に言う、詰んだ」






ギルドチャット

「他のギルドに援助要請をだせば、どうだろう?」



ギルドマスター


「それは無理だ、他のギルドは81層がクリアーできていない、いやできない、女神のスキル所持者がいなければ」

「つまり、他のギルドの援助は頼めても、ここまでは到達することが出来ない」



「みんな、すまん」

「軽率だった」

「こんな遅い時間まで、誰かほかのメンバーに連絡つかないか?」




ギルドチャット


「連絡しているけど、仕事中だから無理だと」

「運転中で、無理らしい自動応答が」

「夜勤だから、入れない、早くてあと6時間後なら、入れると」

「6時間、9時か10時か・・・仕事だよ」



楓は、頭を抱え込んだ、佐伯がもう3時と言ったその時に、今日はここまでとすればよかったのに

わたしが勝手に、連と金曜日から。・・・・その一心で、あまりにも、身勝手すぎた


香織も、眠いが、この気持ちはわかる気がしていた。





「最後の、最後に、軽率なことを」

「このゲーム月額課金だから、過度な金銭負担はないのですが、」

「その分、育成とテクニックを自ら時間をかけて、皆そうとうな時間をつぎ込んだ」

「自分の分身なのに、あ、、、やってしまった、誤りようがないです」



香織

「うーーん、RESはアクセプトが必要なのですよね、GM CALLしてみるとかは?」


「かお、ありがとう、でもこの時間帯はGMも居ないと思うし、おそらく、佐伯か桜井がしている」


「ごめん、本当に、調子に乗りすぎた」







楓は少し、間をおいてから





「もう、これは無理だ」










その時である、

ギルドチャットに、ログインメッセージが流れた


ギルドチャット

「おおおおおおおおおーーーーーきた!!!!!!!!」






ログインしたメンバーは何事?的に



「え?・・・おは、」

「え?何かあったの?」



ギルドチャット


「85層で、全滅、蘇生スキル、ポーション、魔法、アイテム保持者含め、全滅。放心状態で壊滅!!!!」



ログインしたメンバー


「マークしてある?でも、ひとりずつ、呼び戻すには」



楓!!!!!!


一夜だ!一夜が来てくれた!!!!!!


香織、一夜ってあのメイドさんの一夜さん!



ギルドマスター


「ログイン早々、申し訳ないが、ゲートで85層に来てくれ」

「そして、ギルドのBANKにある、全員蘇生の巻物を持ってきてくれいないか?」

「そして、潜みながら、グループGのリーダーの死体をBOSS部屋の外に運んでほしい」

「そして、蘇生魔法単体で、グループGリーダーを蘇生

「そのあとは、初スキルで、全メンバーを集められる」

「その後、ギルドバンクの希少アイテム、全員蘇生の巻物を使ってほしい」

「頼まれて、くれないか、いや、お願いしたい。それでなければ、我々は全員キャラクターロストになる」

「頼む!」



ログインした一夜

「了解、マスター、すぐ行きます、ギルドバンクを開ける権限を譲渡してください」


ギルドマスター

「もちろん」




一夜は、即座にギルドバンクからアイテムを取り出し、GATE向かい

未知の85層にたどり着いた


MAPに表示され、


ギルドチャット

「きたあーーー、まず俺の死体をボス部屋の外へ、引っ張っていってほしい、攻撃しなければBOSSは反応しないはず」

「念のため、インビシブルは唱えてからで」



ログインした一夜

「了解」





ボスにばれずに、死体をボス部屋の外に、ボス部屋の扉は締まった。


魔法で、蘇生を唱え、LV300のグループリーダーはHP1で復活。

ログインした一夜はHP回復魔法を唱えた。


そして初のユニークスキル 不可思議を発動


ギルドチャット

「加護のもとへ・・・を発動する、キャスト3分」



3分経過すると、BOSS部屋の外に、沢山の英雄の遺体が。

ギルドバンクから取り出した、希少なアイテム、全蘇生を使い


RAIDメンバーは、よみがえった



ギルドチャット


「たすかったーーー、全ロス覚悟していたよ」


「まじ、神!あざーーす」



ギルドマスター


「みんな、遅くまで申し訳ない、軽率であった。」

「明日もう1度出来るのであれば、挑戦したいが、どうだろうか?」


ギルドチャット


「引退RAIDだろ、ギルドメンバー140名くらい、全員に声かけておくよ」

「みなくるぜ、3英雄最後のRAID」

「勝って!おわろうぜ!!」

「おう!!!!!!」

「でも、いまは、もう寝る・・・。」

「だよな、4時過ぎているし・・・」

「俺は無理だ、寝たらおきれねーーー、エナジードリンク飲んでそのまま会社だ!」

「笑!」


ギルドマスター

「本当にありがとう、明日は無理せず、奥さん、子供に迷惑かけないようにな」

「仕事も」

「俺も少し寝て、仕事いくから、落ちるな」

「どのギルドも到達できていない、84層もクリアーした、あとは最後85層!」



「おやすみ!」






楓、ふぅーーーー、眠い、もう4時30だ・・・・1時間だけ寝るか


「かお、ごめん、でも、もう無理、このまま寝よう」


香織


「わたしも、もう、無理、寝ましょう」





翌朝・・・

目をつぶったまま、香織は部屋に入り、着替えをし

皆で、登校


八重・・・・

「どうした?みんな?」



無反応であった。






<  つづく  >


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ