第一四五話 一同集合
嘉位は・・・、僕と由良、もろに映ってしまっている、しまったー、連はサングラスしいるからわからないから・・・。
香織は、どうしてでしょう、確かに嘉位、由良君映ってしまって、和井田の文字もですが、嘉位はどこに居ても、かっこいいですし、問題ないのですよ
香織は思い出して、泣いた涙が止まり、嘉位の方に視線を向けた。
「嘉位も、ゆら君も、連君もカッコよかったですよ!私たちは震えていましたが」
「嘉位が、そのような顔をするのは、珍しいです」
楓も、そう思って
「確かにそうですわ、凄いスター軍団みたいな、映画のアクションシーンのように、なのにお兄様、どうしましたか?」
嘉位は、3人を見渡して
「明日、入学説明会、野球部入部説明、入寮説明だよね!連!」
連
「はい!明日が楽しみです」
嘉位
「そうだよね、楽しみだよね、楽しみなのさ、それは皆さん同じで」
「入寮説明や、野球部の説明もとなると、ご家族の方々も、いらしゃる・・・訳ですね」
香織!あ!そういうことですか
「嘉位、ゆら君!説明を担当するのですが、今日のニュース、ご家族の方々みていらっしゃるでしょう」
「え、でもカッコ良かったから、大丈夫!」
嘉位
「うん、その点がどうこう問われる事は無いと考えている、逆にあれこれと・・・」
楓、あーそういうことですね
「話題が、今日の出来事のヒーローの話になってしまい、野球部の説明が!つまり」
嘉位
「かえで、まさに、それ・・・軽率だったな、サングラスかけなかったのは」
連は、わらいながら
「普通、サングラスは高校生かけないと思いますが、僕や楓みたいに元モデルでければ」
香織も、楓も、大笑いしていた
「大丈夫です、お兄様、そこは問題ないでしょう」
嘉位は、それだと良いのだけど、和井田を知っている都内の方々なら、
和井田だからね。和井田は、そういうものだと、理解するかもしれないが、
遠方からくる方々だと、どのように思うのか、2時間程度しか無い中で、野球部の説明
大丈夫、流れだな。これは試合の流れ。そう波に乗って盛り上がった時と考えれば、良いわけだ
嘉位
「よし、問題ない!」
連、香織、楓は三人見渡して
「一人考えて、一人で答えだしてーーーるうーーー(笑)」
嘉位
「連、今日は僕と露天風呂に入ろう!それから、ごはんで、どうかな?」
連!やったーー!!
「はい、喜んで!」
香織!えーーー、わたしはーーー、さみしいな、さみしいなー、でも嘉位が連君を呼ぶということは、何か意味があるのだろう。
香織
「はーい、では私は楓ちゃんと、お風呂にいってきますね、それから夕飯にしましょう」
千佳、普通は、テレビに顔が出てしまい、別の所で悩むのですが、野球部の説明保護者様のことで、副社長様はやはり、格が違いますとどこか納得する形であった。
千佳
「かしこまりました。」
嘉位と連は、露天風呂に入った
嘉位
「今日の連のタイミング、最高によかったよ。すぐにワインドアップしていたのは、良い判断」
「球も直縦にものすごい、回転していたよ」
連!やったー!褒めて貰えた
「ありがとうございます」
嘉位、それで、連は知っているのかな?
「連、福井 悟君を知っているよね?」
連
「もちろんです、同じボーイズのチームですから」
「ただ、僕は夏終わったらすぐに、ロケでしたので、その後はボーイズに顔を出したのは監督報告の1回だけです」
「嘉位さん、悟をご存じなのですか?」
「悟は、韋駄天です!とにかく、早い、僕ではついていけません、そして守備範囲も広すぎます。外野一人で守れるのではと、思わせるくらい」
「打球、方向、角度、速度を瞬時によみとって、駆け抜けますね。鉄壁です」
「悟のところにフライがあがれば、僕はそのまま、マウンドをおりてベンチに戻る、なんてこともオープン戦でやりました」
「もろ、監督にお説教されましたが(笑)。」
「でも、本当にすごい選手です。あの走力、判断、守備力は叶わないです」
嘉位!なるほど、鉄壁、韋駄天、連が言うのだから間違いないのだな、楽しみだ
嘉位
「その悟君だがね、かれも明日、和井田に来る、新一年生だよ」
連!!!!は立ち上がって
「ええええええ!!本当ですか!知らなかった。てっきり、大阪の名門に行くって言っていましたので」
「まさか、一緒にプレーがまた、出来るなんて!それも、韋駄天 悟と!、うわ、これは大ニュースだ!」
「明日が楽しみです」
「明日は、7時に出ます。8時に正門で母と待ち合わせます。」
「8時40分から体育館で入学説明会がはじまるとのことです。」
嘉位
「確かに早めに出た方が良いから、野球部の説明、寮、あと時間があれば、あれも!だな、13時から恐らく、校庭だと思う」
「よし、お風呂出て、食事にしよう」
一方
香織、楓はお風呂に浸かって
香織
「今日、嘉位も、由良君もだけど、連君、かっこよかったねー、本当にヒーローだったよね、あれも、ストレッチの効果なのかな、かっこよかった。
「私は怖くて、怖くて、足の震えが止まらなかったのですけどね」
楓、わかる!わかる、あの時も連
「わたくしも、震えて、泣いてしまいました」
二人は、安堵した表情で
香織が、あれ?と思い出し
「そういえば、連君とは、名古屋で初めてというわけでは、ないですよね?」
「今のCMは、お茶が流れていますが」
「あ、聞きたいなー、連君との出会いというか、なれそめというのか、どうして好きになったのか」
楓は、恥ずかしそうに、でも、あれがきっかけで、私はこの人ならと思えた事を、
「今のお茶のCMは京都の撮影で、その前のあのお茶のCMは、海、沖縄だったのです」
「わたしは嫌でした。」
香織?!
「え?どこが嫌だったのですか?」
楓
「お父様の勧めで、水着撮影をしろ!それも仕事のうちだと」
「わたしは人前で肌の露出が嫌で、それも中学3年生。沢山の大人の方々の前で、水着、それもビキニですよ」
「何度も、嫌ですと言ったのですが、お父様は絶対にダメだと、いやいや、沖縄に行きました」
「撮影前に、車の中で水着に着替えて、え、こんなに小さい水着を着るの、もう、泣きたくなりました」
「マネージャーに説得されて、大きいタオルをかけてもらい、台本を何度も車で読みながら、」
「気が付くと、涙がこぼれていました」
「マネージャーに連絡が入り、撮影するとの事で、車から出て、撮影場所に向かいました」
「海岸沿いの浜辺で、すこし海に入っていたような、体を海水で濡れた状態で、かけより、お茶を受けとり、飲む」
「周りには、数十名のスタッフさん、が居て、脇に監督たちが、椅子に腰かけていました」
「丁度、浜辺に立って居たのが、連です。大きいなこの人、がっちりしているし、大人の方なのだろうと思いました」
「撮影が始まろうとしていた、時です」
「酔っぱらっているような、外国人の体の大きいかたが5名くらい、近寄ってきて」
「そのうちの二人が、いきなりスタッフさんに殴りかかって、わたしからは距離は15メーター位離れていたのですが」
「あきらかに、次々に殴り倒されていくのが、わかりました」
「台本にはそのような事は書かれていません」
「徐々にその二人は近づいてきて、カメラマンさん、音声さんも、殴り飛ばされ、監督までもが、殴られ」
「私の方に、向かってきたのです」
「わたくしは、怖くて、怖くて、泣いてしまい、そこにしゃがみ、正直少し、漏れていたと思います」
「大きな一人が、近寄ってきて、わたしの腕を掴もうとしました、その時です」
「連が、私の腕が掴まれる前に、その大きな外国人さんの脇を下から掴んで、」
「そのまま、片手で持ち上げ、監督が座っていた椅子に、投げ飛ばし、大男は動かなくなり、」
「さらに、もう一人のおおきな外人さんが、連になぐりかかり、私は震えがとまらず、両手で目を覆いながらも、その光景を見ていました」
「あ、殴られる!もう、ダメだ、誰か助けて!!警察はまだなの、いやーーーーー!!!!! と 叫んだのを覚えています」
「ところが、大男が殴り掛かったのを、かわしつつ、連の右手がおもいっきり、御男の顎をつきぬけ」
「大男の外人さんは、宙にまって、後方へふっとばされました。大男の外人さんは!ぴくりとも動きません。」
「わたしは、何が起こったのか、理解がおいつかずに、・・・」
「その時、連が、もう、大丈夫だよ」
「と、私をお姫様、だっこし、車ままで、運んでくれました」
「私は、怖くて、泣いていたのも、ありましたが、助けてくれた、助かった、という涙もあり、」
「この人、この人、だと。」
「それから、毎日、連の事を考えて・・・あ、わたくし連の事が好きなのだと、気が付きました」
香織は、話を聞いて、泣いていた。嘉位と同じですね、とも感じ。
「今日の連君と同じなのですね、ごく自然に助けてくれて、そのような事があれば、好きになってしまいますものね」
楓
「はい、あの時からわたしは、連の事が好きになっていたのです」
二人は、落ち着いて、
楓
「連もそうです、お兄様も、由良君も、みんなヒーローですわね」
香織
「うん、最高にかっこいいよね、わたしも嘉位が大好き!」
二人は、お風呂を後にした。
4人で食事を・・・・まだ、ニュースがやっていました、スローモーション等も再生され。
4人は笑いながら、
楓は、少し、あきれ顔で、連を見て
「このヒーローさん達は、次は何をするのでしょうかーーーねーーーぇ?」
連は立ち上がり!
「甲子園!」
食事は盛り上がり、明日は朝7時に連が出て、楓もついていくと
嘉位、香織は12時に出て、13時前には部室いりと
予定を確認し、
その夜は、ひっそりと過ぎていった。
姫君たちは、とても、安心してしまい、ぐっすりと・・・・深い眠りについたのであった。
翌朝、連と楓を見送り、
改めて、部屋にもどり、和井田の野球部ジャージに着替え、嘉位は1時間だけ、軽く
流したいといい、香織も一緒に、練習場でジョギングをした。
もどってから、食事をすませ、再度準備をして、屋敷をあとにした
一方、連と楓は、正門で豊田のお母さんと合流し、
楓が体育館へ案内してくれた。
楓
「わたしは、部室に居ますので、入学説明会が終わりましたら、連絡をください」
「昼食、寮に入られる方々とご家族が、食堂で頂けますので、わたしも一緒に食べます」
「では!和井田、説明・・・眠くなるかもしれませんが、がんばって!」
豊田のお母さんは、少しわらいながら、連と体育館に入っていった。
13時前に、野球部の部室に、集まって。
せん が
「少し時間割が変わっています。吹奏楽部から連絡あって、手渡しで頂き、時間を調整してくれました」
「野球部から寮説明、男女、その後、吹奏楽部、女バスというながれに変わりました。」
「そのため、わたしと、かずきで、まず男性寮を、女性寮は、吹奏楽部で、枠は1時間です。」
「その後、部員とご家族を連れて、校庭に集まります。14時目安になります」
「そこからは、監督、キャプテンにお任せします」
嘉位
「せんさん、ありがとう、監督、コーチ陣の方もいらっしゃります」
「おそらくマイクロ2,3台出す事になりますが、大丈夫でしょうか」
墨田
「大丈夫、いや、嘉位、由良、すごいな、あれ、見て来たよ、高校生のグラウンドじゃないぞ、あれは」
監督
「山本財閥まかせですから、全てキャプテンの指示通りで」
由良
「それでは、13時からはせんさん、かずきに任せて、14時に校庭で」
「それまでは自由ということで、部室に居てもよいし、女性陣は一緒に女子寮見に行ってみては?」
八重
「あ!良いね、いこうよ!みんなで」
由良
「よし、それでは14時に校庭で」
由良
「嘉位、ボールの印字だけど、漢字で和井田学園 ゴシックがしっくり来ると思う、嘉位と連が良ければ」
嘉位
「そうだね。漢字で、連の意見も聞いて、確定しよう」
「監督、ここにある、過去の試合資料を見ていてよいですか?」
監督
「もちろん、俺らはいったん、事務室にもどるから、14時に外でな」
14時が近くなり、校庭に向かった
寮の案内は、無事に済んだようで、ご家族をはじめ、新入生の笑顔を見れば、
それは、満足したというのは、誰の目にも明らかであった
せんと、女性は手を繋いで、新入生、保護者の方々を、校庭につれてきてくれた、
せんは、手を振りながら、吹奏楽部の子はこの場を去っていった。
せん
「では、監督、お願い致します」
新入生、保護者はあたりをみわたし、状況が一変し、先ほどの笑顔が消えていた。
監督
「入学おめでとう、寮については寮長からありました通りです。こちら3名がコーチ、そして1名医療トレーナー」
保護者の方が、あれ、あの人どこかでみたことがあるような
もう一人の保護者の方が、挙手し
「突然ですが、質問してよろしいでしょうか?どこを、どうみても野球が出来るような、場所では、無いと思います」
保護者の方も、新入生もざわざわしていて、そうだよね、ここで野球は出来ないのでは、うちの子は他からも多数推薦が
等、ざわついていた。
嘉位と由良が一歩前に出て
由良
「ここが校庭です。和井田に校庭と呼べるものは、この場所のみです」
嘉位
「皆さんの疑問を解決するべく、これから、皆さん、バスに乗って、移動して頂きます」
「バスに乗るといっても、徒歩で着きますが、せっかくですので、それぞれ乗車してください」
「新入部員、新マネージャーは、僕達と徒歩で行きます」
「バスの方のご案内を、墨田さんお願い致します」
「新入生は、僕らと一緒に行きましょう」
保護者の方々は、話が、違うのではないか・・・と、不満そうであった。
なにか、いろいろ、話ながらそれぞれのマイクロに乗車し、マイクロが出ていった。
由良
「では、行きましょう。車は来ないですが、公道ですので、2列で」
新入生も、どこか、不満そうであったが、言われるがまま、2列で、
先頭に由良、八重
新入生が続き
最後に、嘉位、香織
歩いて、向かった。
少しあるくと、そこに、大きな!!
新入生
「えええ!!!!!!」
連
「うわ、すげーーー」
楓
「わたしも、知らなかった」
佐伯
「あれ、楓知らなかったの?」
楓
「うん、何か策はあると、お兄様言っていたのは、覚えていますが、まさか!!!」
既に保護者達は、着いており、これは、凄い!一気に態度が変わっていた。
新入生も到着し、にぎやかに!おい、これ、まじかよーー
すごい、ここ、新マネージャーたちも大はしゃぎしていた。
監督が前に出て
「ここからは、キャプテン、副キャプテンに任せます」
嘉位、由良が一歩前に出て
「僕がキャプテンの山本です、そして」
「副キャプテンの御手洗です、これから中をご案内致します。」
保護者の方が、なにやら、そうよね、あ・・・たしかに
保護者の方
「あの、失礼ですが、昨夜ニュースになっていた、お二人では?」
嘉位・・・やはり、そうなるのか
「はい、その通りです」
保護者の方、さらに・・・
「キャプテン、副キャプテンは、昨夜のニュースも驚きましたが、もしかして、日本が初めてU-15代表で世界を制した、ノーノーの黄金バッテリーの方では」
保護者の方々、ええ、たしかに、どこかで、みたことが、ええええ!!
由良
「はい、世界を制覇してきました。次は、日本を制します。宜しくお願い致します」
連は、笑いながら
「順番が逆だよね、日本から世界なのに、世界から、日本・・・・!」
一同大笑い
由良
「では中へ」
女子トイレ、ロッカー、ブルペン、審判室、アナウンス室、ベンチと
もう、それは、それは、皆の目を奪うものばかり
事細かに説明をし、
保護者の方々は
これは、練習場ではなく、
スタジアムだ!
そして、グラウンドへと
嘉位
「ここは和井田専用の野球練習場です。こちらで皆さんは3年間、野球を共にやりましょう!」
新入生も人工芝におどろき、そして、何より電光掲示板に驚いていた。
けい
「かい、了解!いくぞ、甲子園」
連
「あ、けい 君!!」
けい
「あ、連 君!決勝以来ですね、和井田!おおお、凄い、これからは僕が受けるからね、豪速球を!」
八重
「新マネージャーの方は、配布した資料を入寮するまで読んでおいてね」
「ほとんど、やることないけど、水筒を洗って、スポーツドリンクいれるくらい?」
新マネージャーたちも、大笑い
嘉位
「もう説明は要らないと思います、23日に入寮、24日入寮式、25日にここで、練習を開始します」
「新1年生にお願いしたい事は2つあります」
「1つは、今日からで良いです。1日最低2時間、ストレッチをしてください。毎日必ず続けてください」
「25日練習が始まるまで、毎日です」
けい
「かい、俺やっているよ!」
嘉位
「けい、連は、そうだろうな、皆さんもお願いします」
こうせい
「必須だからね、なんせ、夏が終わってから、試合とかしていない、皆体、固まっているから、ストレッチは欠かさずやろう!」
由良
「こうせい、良くわかって居る!」
嘉位
「2つ目に入る前に、御父兄の方へ」
「応援グッズ等はご自宅に3月末に届きます」
「皆さま、御遠方ですから、お子さんの試合を観るのは難しいと思います」
「ただ、来て頂けるのであれば、歓迎致します。応援グッズを持参願います」
「基本的な応援のルールは、資料にある通りです」
「他校と異なる点は、係りという、役割が保護者の方々にはありません」
「グッズ販売や、連絡を含め、スタッフ、マネージャーが行います」
「但し、お兄様、お姉さまが、経験のある方は御存じと思います」
「公式戦になり、甲子園、父母会の応援団長、副団長はどなたかに担って頂きます」
「甲子園の中継や、スポーツ新聞等でご覧になられた方も、いらっしゃると思います」
「インタビュー等があります。そちらについても、マネージャーから連絡致します。」
「方法は自己推薦、推薦、等、こちらはGW目安になります」
「それでは、改めて、2つ目です。これは新入生全員です、男女問わず、今配られている紙を宿題とします」
「その宿題を3月25日に提出してください」
「宿題の内容」
「尊敬している人は誰ですか?」
「その理由を教えてください」
「尊敬している人にたどり着くために、何をしなくてはならないのか」
「何をしては、いけないのか」
「それだけです。」
「以上、この2つを徹底してください。3月25日、ここで会いましょう」
新入生!
「はい!」
由良
「それでは解散となります、保護者の方はバスに乗り、」
「新入生は、歩いて学校までついたら、それぞれ解散と致します」
八重
「それでは、本日遠路、ありがとうございました。解散と致します」
連と、豊田のお母さんが、
来て、
山本の屋敷に向かった。
一方で、八重が・・・
「ね、由良、由良、さっき、せんさん、さっき、手つないでいたよね?」
由良
「?!あ、寮説明から、戻ってくるとき!」
< つづく >