転生して未来視に目覚めた俺。追放や破滅の未来を変えようとしていたら、俺のことが好きすぎる幼馴染女王様に拉致された挙げ句、旅のお供にされてしまったんだが？ 　～転生竜騎士と愛の重い逃亡剣姫

五公爵家筆頭の名門貴族、ラーデンハイド公爵家の次男坊に転生することになった元日本人のフレデリック。

彼は五歳の頃、幼馴染の王女様に初めてのアレを奪われたショックで前世の記憶を取り戻し、更には未来視の力にまで目覚めてしまった。
しかし、この力は長く続かず、１週間ほどで消えてしまったものの、それでも未来の自分に降りかかる不幸を知るには十分すぎるほどの時間だった。

――残念な女神スキル習得に端を発した家名除籍、追放＆死亡。更には世界滅亡。

当然、そんな未来は受け入れられないので、全力でこれを阻止しようとしていたのだが――

「は？」

手に入れた女神スキルや、現在、女王の座についている幼馴染が起こした謎行動によっておかしな形に変わってしまった未来に、彼はただ呆然とするだけだった。


――かくして、幼馴染女王様によって拉致されてしまったフレデリックは、その果てに何を掴むのか。

この物語は、そんな彼らが世界の平和、ひいては自分たちの明るい未来を掴み取るために獅子奮迅の活躍をしていく冒険ファンタジーである。


※レーティングは保険です。

※タイトルを変更しました。
※本作の短名タイトルは『白焔の竜騎士と愛の重い逃亡剣姫の二人がたどった聖戦の軌跡』（仮）です。
※適宜、タイトルを微調整することがありますが、ご了承ください。
※本作は、カクヨムでも公開してます。