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起き上がり拳  作者: はりまる
3/30

3話

初葉「って話になったけど…」


花「あと一人なんているの?」


初葉「わからなーい」


花「しょうがないなぁ」


初葉「ワクワク!」


花「明日広告張って部員を集めよ」


初葉「さっすが花だー!」


花「はいはい、それじゃ今日は帰ろ。誰もいないだろうし」


初葉「早い人はもう部活入っちゃってるのかなぁ」


花「そうなんじゃない?何枚か伊草先生が持っていってたし」


初葉「今週一週間のうちに決まる前に集めないとね…」


花「集まらなかったら必然的に他の部活だしね…」


初葉「花の手にかかっている!」


花「宣伝するのは葉っぱの仕事だよ」


初葉「が、頑張ります…」



―南久留家―



初葉「ただいま~」


母「あ、おかえり〜」


父「それじゃ初葉も帰って来たから走りに行こうか?」


母「ご飯の準備はできてるからいけるよ〜」


初葉「それじゃ着替えてくるからちょっとだけ待っててね〜」


―ランニング中―

父「そういえば部活強制参加らしいけど、初葉はどうするんだ?」


初葉「花と一緒にボクシング部を創部しようかなって話をしてて」

父「ほお、母さんと一緒か」


初葉「痛いの嫌だし、責任感持つのも嫌だし、文化部は難しそうだし」


父「ボクシングもだいぶ痛いと思うけどな」

初葉「でも多少は慣れてるから?他のスポーツも一からやるよりはいいかなって」


母「いいんじゃない?好きなことをやれば」


初葉「てっきり遊び半分でやるなって怒られるかと思った」


母「え?だって私だって遊び半分で始めたし、怒る理由がないわ」


父「母さんには才能があっただけだ」


母「才能だなんて嫌だわ、全くぅ」


初葉「あはは…」


父「まぁ、やってみることはいいことだ。自分のやりたいことをやり通せ。社会人になったらやりたいことをやり続けるなん

てなかなか難しいんだからな。高校くらいはっちゃけろ」


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