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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第7章【メイジ、教師になる(期間限定)】
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~目茶苦茶めんどくさそうな依頼~

神界から帰ってきましたメイジです。色々と疲れたけど神界はいいところでした。神界に行ってから下での生活で変わった所がある。


「め~いじ!さぁ今日もするわよ!」

「ほんっとキャラ変わったよな···」


夢に出てくる神が一人増えたことだ。と言っても、その夢は淫らな六神の夢とは別物で淫らな夢の後に始まる。夢の中はアマテラスと二人きり、アマテラスは検証と理由を付けて恋人っぽい事をしている。まだ女神ーズのような淫らな行為はしていない。


「そろそろ時間ね···明日は膝枕をするわよ!じゃあね!」


あっ···明日アマテラスやばいんじゃないか?何とか断らないとアマテラスが悲惨なことになりそうだ。



·········

······

···



「おはようございますご主人様」

「···おはよう」

「お疲れ様です、ホットミルクです」


夢に精神的に披露した俺はロゼにホットミルクを貰う。···おいしい。


「朝食の準備をグリモとエクスが行っております」

「え゛、グリモとエクスがか?」


その日の朝食は幾らか不格好なものになったが初々しく料理をしていたグリモとエクスは可愛かった。今日は冒険者ギルドに行く日だ、ぶっちゃけ最近は戦闘を楽しんでいる。最低限のスキルだけ使用して戦ってみたりする。たまにキョウを連れて行って依頼に行ってたりしている。最近は新人冒険者育成の為!と言って何人かと一緒に依頼に行ったこともある。その新人冒険者たちは下心が見え見えで俺一人の時は女性が、ロゼやキョウ達がいると男性達が集まる、この世界の人は欲望に忠実だよなぁ···。


俺はギルドまでの道を歩く、俺はSランク冒険者という事もあって度々声を掛けられる。軽くあしらいながらギルドへと着いた。因みに今は一人だ。


ギルドの中に入る、そして何時ものようにハスタさんの所へ。


「あ、メイジさん!」

「こんにちはハスタさん、久し振りに来てみました」

「お待ちしてました!シューンギルドマスターがお呼びです」

「シューンからか、これは厄介そうな依頼だろうなぁ。ハスタさんがやってくれてもいいんですよ?」


邪神のハスタさんなら大抵の依頼は出来るだろう。


「めんどくさいからパスです♪」

「でーすーよーね~行ってきまーす」


もう行き慣れたギルドの中を進みシューンのいる部屋にノックをする。


「シューン入っていいか?」

「メイジか!いいぞ!」


その声を聴いてから部屋に入るとシューンが抱き着いてくる、これは何時もの事だ。部屋の中のソファに二人でくっついてもたれかかる。これもいつもの事だ。


「それで?今日の依頼は?俺に回されるって事は毎度変わらずめんどくさい依頼なんだろ?まぁ魔物系なら一瞬だけど」

「残念じゃが討伐ではないの、それも今までで一番めんどくさい依頼かもしれんの」


うっげぇまじか。そうなると簡単に終わる採集でもないのか。時間がかかるならロゼたちにも相談しなきゃいけないなぁ。


「お主、教師になるつもりはあるかの?」

「教師?なんだそれ」

「ほら、これじゃ」


シューンから依頼用紙を受け取った。



《非常勤講師の依頼》



私、四選学園、学園長を務めております。『シュリンプ・サンダース』と申します。この度我が学園の講師が病で倒れてしまいました。そこで近頃生徒の間でも話題になっておりますSランク冒険者のメイジ様に魔法学を生徒たちにお教え頂きたいのです。期間は講師が復帰するまでの一か月ほどになります。



「俺に魔法を教えてくれって事か?」

「そうなのじゃ、もし受けるならワシもついていくからまぁ何とかなるじゃろ」


それなら何とかなりそうだな。


「その学園はどこにあるんだ?」

「王都にあるのじゃ、四選学園は生徒数も多くて大変じゃぞ~」

「うへぇ、フォロー頼むぞ?」

「分かってるのじゃ」


王都に学園があったとはな。期間は一か月と長いけれど転移で屋敷には帰れるので問題ないだろう。まぁ何とかやってみるか···。

あ、そういえば山の翁出ました。無課金でうれしいです。財布アズライールはコワスギィ!

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