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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第6章【全大神大会】
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~表彰and戦争勃発~

俺はさっきの恥ずかしい技を出したときにアイテムボックスに入れておいたグリモカリバーとエクスカリバーを取り出し、人化してもらった。


「疲れたのですー」

「やっぱりアレを完成させる必要があるわね···」


先程からエクスがつぶやいているアレ、がなんなのかは分からないがぶっちゃけこれ以上強くなられると少々困るんだけどなぁ。


「めー いー じー さーーーーん!」


聞きなれたアメリアの声が聞こえる、アメリアとは毎日会っているから当然だろう。


「メイジさん!」


アメリアが抱き着いてくる、何時ものように女の子の甘い匂いと柔らかい感触がメイジを包む。


「ぷえ゛え゛え゛ん゛!がっでぐれであ゛り゛がどうございばすー!」


アメリアは俺の胸に顔をうずめ泣いているようだ。これは相当あのヤンキーに参っていたようだな。ふっふっふ、あのヤンキーどうしてくれようか···。


「「「「「メイジ(様)!」」」」」


俺の彼女五人も集まってきた。


「マスター!」


そしてソウちゃんも、うへぇ女性率半端ない···。周りに美女ばかりでくらくらしてくる···。ふとフィールドを見ているとサタンさんの指示で表彰台のようなものが物凄いスピードで建設させられているのを見ることができた。俺はこのハーレム状態のまま建設されるのを待つことにした。···男性の神達からは殺気のこもった視線を貰いながらだが。



·········

······

···


サタンさんによって豪華な表彰台が作られた。ソウちゃんが話し始める。


「こほんっ!では表彰を始めます。まずは改めて結果を発表します。第一戦『バトルロワイヤル』は亜神、半神共に生存数が同数なため引き分け。 第二戦『1on1』は善神側が全勝の為、善神の勝利です。 第三戦『3on2』はマ···コホン、メイジがヴァイスを撃破した後、悪神側が降伏しましたので、善神側の勝利です。 よって、今回の全大神大会、勝利は善神となります!」


────ワァァァァァ!!


善神の勝利、悪神達は悔しさに闘志を燃やし、善神達は勝利に打ち震えているようだ。


「それでは優勝賞品の進呈となります。優勝賞品はメイジの一日フリー券です!むぅ、私も欲しいのですが···。善神の代表者は壇上に」


戦争が始まった、女性の殆どの善神が立候補したのだ。そこからは試合外乱闘、流石にその女性の争いは止められず、どうしようか迷っていたとき俺は当たり前のことに気が付いた。


「それって俺が受け「「「「「「「「「「「「「「「駄目です!!!!」」」」」」」」」」」」」」···はい」


どうしたものか、とため息をついていると唯一戦争に参加していない女性神を見つけることが出来た。


「天照大神!」

「あんた、このうるっさいの止められないの?耳障りなんだけど」

「それについて頼みがあるんだ!頼む!」

「なによ」

「天照大神が受け取ってくれないか?天照大神なら信用できるし」

「あなた本気で言ってるの?わ、私がこのフリー券であなたにどんなことをするか分からないわよ?」

「天照大神ってなんだろ···ヘタレっていうか口だけって言うか、本気で相手を傷つける事はしなさそうなんだよな。アフラクだって助けてくれたし、ありがとうな?」

「···ヘタレですって~!許さないわ!いいでしょう!私が受け取って貴方を一日好きなようにしてやるわ!」

「ありがとう、ありがとう天照大神、恩に着るよ!」

「ふっふっふ!待ってなさいよ!今にほえ面かかせてあげるから!」


天照大神は壇上に転移し、一日フリー券を受け取った。


「「「「「「「「「「「「「「「あっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」」」」」」」」」」」」」」」


こうして騒がしかった全大神大会は終了を迎えた。


いそいそと旅館に帰った俺だったが、そこに待っていたのは生まれた姿のままの恋人たちだった。


「ま、マジカー」






今夜は凄かった、特にアメリアが。

久し振りの砂糖成分、甘い。

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