~ヒロインと膝枕無双~
今回膝枕をしまくります。
朝、宿で目を覚ました俺は宿で朝食を取り、早速森の調査に出ようと思う。
俺は北門から出た。門が見えなくなってから無属性魔法【ワープ】を使用し薬草を取った森に転移した。
森に入り【サーチ】を使い魔物とエルダー・スパイダー、薬草を検索した。
魔物は効果範囲内に約150体ぐらいおり、エルダー・スパイダーはその中の3体ほどだった。
薬草は昨日根こそぎ取ったはずだが、反応が多数あった。
少し奥に進むと、オークが出てきた。
オークに【ファイアーアロー】を放ち、オークは絶命する。
やはりここに出現するはずの無いオークがいるということはやはり『スタンピード』という事なのだろうか。
『これは『スタンピード』でしょうね』
アメリアさんが言うなら間違いはないだろう。
俺はオークを『アイテムボックス』に格納しアステラの北門が見えない位の場所に転移した。
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side のじゃロリババァ(シューン・ローズ 水王)
やはりワシの見込んだ通りじゃったな。奴はワシより相当強い。
まず魔力が、ワシの10倍以上はある。更にあの高い防御力。
ワシがこの前叩き潰した『迷い人』より格が違いすぎると思って良いの。そしてあの時受けた【ハイヒール】の残存魔力。奴の魔力はとても暖かい、そして無駄がなく洗練されておる。
その時見た奴の姿···ちょっとはかっこよかったの···少なくともこれまでは言い寄ってきた貴族よりも100倍はいいのじゃ。まぁその豚貴族には『ワシに実力で勝てる奴でないと婚約する資格はない!』と言ってやったがな。
···となると奴には資格があるという事か?っつ!?これではワシが奴に惚れているみたいではないか!いかん。そんなはずはないのじゃ!
···············例えば、例えばの話じゃぞ!?
もしワシとあやつが、つ、付き合ったとして。
あやつとデート、手を繋ぐ、『あーん』をする、き、キス、そのまま宿へ···、うむ、悪い気はしないな···。
ってちがーーーーーう!!そんな事はない!ありえん!ワシがあの若造に!
···まぁ···悪いやつでは無いことは認めておこう。
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sideメイジ
昼下がり、俺は宿に帰った。このまま冒険者ギルドに入り、口頭で話すのも面倒なので、『報告書』でも書こうと思う。
────ギルマス様へ────
先ほど森へ調査に出向きましたが、様子がおかしいです。昨日あれだけ取った薬草がまた大量に群生しており、更に森にいるはずの無い、『オーク』も確認し討伐しました。更にエルダー・スパイダーもまだ何匹かいるようです。これは『スタンピード』の兆候に酷似しています。私の信頼出来る者に話をした所『スタンピード』だろうとの事です。早急に対応が必要ですね。
by.メイジ
うん、こんなもんだろう。報告書なんて書くのは初めてだが、内容が分かれば何とかなるだろう。
俺は宿を出て冒険者ギルドに向かった。
冒険者ギルドに着いた俺はハスタさんのいる受付に向かった。
「こんにちは、メイジさん」
「こんにちは、ハスタさん、これをギルマスに渡して貰えますか?」
「はい···これは報告書ですね···承りました。それとメイジさんには昨日お支払いしなかったエルダー・スパイダー58000アル、オーク2000アル、薬草253本12650アル、の代金で合わせて72650アルになりますお確かめ下さい。」
ジャラっとお金の入った袋を手渡された俺は中身を確認する。
金貨が7枚、大銀貨2枚、銀貨6枚、大銅貨5枚が入っていた。
「はい、大丈夫です。ありがとうございます!」
「ふふっ、メイジさんもこれで贅沢出来そうですね」
「いえ···これは貯めるつもりです。」
「へぇ貯金ですか。いい事ですね頑張って下さい。」
「はい!ではこれで失礼します。」
「はい、頑張って下さい。」
俺は夢の中にいた。
今回は他の女神様もいるようだ。一体何をするつもりだろう。ちょっと嫌な予感がする。
「···アメリア、私も膝枕してみたい」
マナさんにさんがそう言った。
···へ?何故?
「···いつもアメリアがしてて幸せそうだったから私もしてみたい」
「あら~私も膝枕してみたいわ~私も異性にしたことが無いものね~」
「······zZZポンポン」
アフラクさんは横に寝ながら自分の膝をポンポン叩いている。
「···あんた達なんでそんなに膝枕したいのよ···」
「マアトちゃんもやってみますか??膝枕をするのは至福の時ですよぉ」
アメリアさんが少し頬を赤らめながらマアトさんに言う。
「······なんで私がこんな奴に!」
「マアトちゃんもやって見れば分かりますよ!」
「······でも···私は···」
「やりませんか?」
「マアトちゃんも頑固よねぇ~」
「···素直になる」
「······zZZ(哀)」
「·········うがーーー!分かったわよ!やるわよ!仕方ないわね!私に膝枕をしてもらうなんて特別だからね!アメリアに感謝するのよ!」
···何か女神様達が俺を膝枕するのは決定事項みたいだ···
いや、確かに女神様達に膝枕をしてもらうなんて普通の人間からしたら凄いことなのかもしれないけど。俺からしたら、欲望との耐久のようなものだ。アメリアさんの膝枕だっていつも理性を必死に保っているし。しかもそれが女神様達のような美女達の膝枕にたらい回しされるとなると···。···頑張るしかない。
「···じゃあまず私から」
マナさんが正座をし自分の膝をポンポンとする。
「さあ、メイジさんマナさんに膝枕をされて下さい!」
はぁ···、俺に拒否権は無いみたいだな。
男、有村名人『死地』へ向かいます。
覚悟を決めてマナさんに膝枕をしてもらう。
「···これは······んくぅ···イイッ···」
やわらかいやわらかいちかいちかい。
「気持ちいいですよね!メイジさんに膝枕するのってアフラクさんに膝枕するのと違って、膝枕している側も凄く気持ちいいです!」
「···アメリアがいう事分かる···これなら何時までも膝枕してても良いかも···」
俺の理性が飛ぶので無理です。
「そんなに気持ちいいのぉ~私もしてみたいわぁ」
1人の女神様の持ち時間は10分、夢の中なので寝落ちなんて事も出来るはず無く···。
「···10分···もっとしたかった」
マナさんがトロンとした目でそう言う。俺を膝枕する事にはどんな効果があるんだ···。
「次は私よぉ~」
抵抗出来るはずが無く俺はウラヌスさんに膝枕される。
でかいでかいでかいやわらかいやわらかいやわらかい。
「···くぅ···これはっ···いいわねぇ」
色っぽい声を出しながらウラヌスさんは顔を赤らめ震える。
目の前でフルフルと動く二つの巨大な果実、俺は目を閉じた。理性が吹っ飛んでしまいそうだ。
「···これはぁ···またしたいわねぇ···」
地獄?天国?の10分は終わりを迎えた。
「···zZZ(挙手)」
···これがあと2回もあるのか、俺の理性···持ってくれよ···。
やはり抵抗は出来ず。珍しく起きたアフラクさんに膝枕をされる。
「これはっ······んっ···寝ることよりっ···気持ちいいかも···」
やわらかいやわらかいやわらかい いい匂い いい匂い いい匂い。
やはりアフラクさんの顔もトロンとしており、息遣いも心なしか荒い気がする。
「···あなたを膝枕する時、私起きることにする」
「そうねぇこの膝枕にはそれだけの価値があるわねぇ」
「膝枕する時になったら起こして······zZZ」
次は最後に残ったマアトさんだが···。
「···そんなに良いのか?こいつに膝枕するのは···」
以外にも興味深々である。
「···凄くいい···こんなの初めて···」
「···仕方が無いから、膝枕してあげる···感謝しなさい」
マアトさんはモジモジしながら膝枕してくれる。
「···んっ·········くぅ·····ふぅ····」
やわらかいやわらかいやわらかいしふくしふくしふく(至福)
(狂乱)。
マアトさんの顔もトロンとしているが声は我慢しているようで必死である。
「·········これは凄いわね······」
俺の理性はボロボロだ。だが耐えた、耐えきった。
しかし俺の膝枕にはどんな効果があるんだ···怖くなってきたな。
「さぁ、私の番ですよー」
前言撤回···我が恋人がラスボスが控えていた。
俺は成すがままに膝枕をされた。
「···あれっ···いつもよりっ···気持ちいい···かもっ···声···でちゃう···んっ···」
···············あぅあぅあぅあぅあぅあぅやわらかい気持ちいい いい匂い でかいいいいいい
今回も天国のような地獄を10分鋼の理性で耐えきることに成功した。
「私···メイジさんを膝枕するのをもう止められなくなってしまいそうです···恐ろしいですね」
「···メイジを膝枕するのは依存効果もある···」
「覚醒剤みたいなものねぇ」
「······zZZ(///)」
冷静に判断しないで欲しい。
【称号 『膝枕マイスター』を獲得しました】
【称号 『女神を屈伏させた者』を獲得しました】
何か色々と酷い称号が付いた。これは酷い。
「メイジの膝枕タイムは毎日女神に平等に分け与えるものにするわぁ。意義あるものはいる~?」
ノ(挙手)
俺の挙手も虚しく、俺は毎日夢で女神様達に膝枕をしてもらうことになった。
······これなんて拷問?
こうして俺を膝枕する事には特別な力があることがわかった。
注意
あくまでしているのは膝枕です。決してノクターン行きな事はしていません。決して。
あとのじゃロリ落とすのハヤスギィ
メイジ
隠しユニークスキル
【膝枕(受け) (限界突破)】
このスキルを持つ者を膝枕する時、した者に
疲労回復・快感・精神的疲労回復など他多数の効果がある。依存効果あり。このスキルを使えるのはメイジ1人だけである。




