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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第6章【全大神大会】
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~決着~

刃が···元に戻った!?

思考加速中に見た光景、それは刃が折れた場所から生えた、という事だ。


俺は状況を整理するため、距離を取る。分かったのは再生中には一瞬の隙が出来ること、更に虎徹の耐久力自体はそこまで高く無いという事だ。後は奴自身のステータスだが···先程からステータスが読めない、やはり神格という物があるのだろう。


『敵からの神眼は一応防いでいますが···マスターのスキル『全能』と『膝枕(受け)』しか無いですからね~』


神眼を防ぐことによって生じる弊害はあるか?


『使用する神力を10%抑えることが出来ます』


それはデカイ、見られていいからその神力を準備してたアレ(・・)の準備に充ててくれ。


『了解しましたマスター』


ヤンキー、これは剣の勝負じゃあ無いぜ?



·········

······

···



────バキィン!


虎徹が再生すると知ってから十分ほど経った。ヤンキーは打ち合わせる時に鈍い音が響くようになると、すぐさま距離を取り、虎徹をフィールドに叩きつけ自分で破壊している。


『虎徹が可哀想なのです···』

『使用者として可笑しいと思うわ···』


このヤンキーは虎徹にも無理矢理改造を施したらしいし。邪神だから仕方ないのか···?それよりも『ナビ』、進捗は?


『99···100%です!何時でも行けます!』


よし、後は実践するだけだな。覚悟しろヤンキー、アメリアを奪おうとした俺はお前を絶対許さない。


俺は()()()()()()の魔力と神力ペースを変え、決めるためのハイペースに変えた。


俺は飛び出す、【全能】のスキルにある全てのスキルをフル行使してヤンキーへと迫る。ここが地上ならメイジの1歩で辺り周辺は粉微塵になっているだろう。


俺はヤンキーが構えている虎徹に向かって、グリモカリバー エクスカリバーを最大出力で同時に虎徹に振るう。


────バッキィン!!


砕けた、一撃で。

虎徹が修復を始める。

ここだ!スキルセット8!


準備していたアレを放つ!!


六神の怒り(ゴッツオブメギド)!!」


コロシアム全体を光が包み込んだ。

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